以布利通信27「ジンベエザメの落とし物?」

こんにちは!以布利センターです。
突然ですが皆さん!!ジンベエザメの歯を見たことがありますか??
魚好きの方ならご存じの方も多いかも知れませんが、サメの仲間の歯は、次から次へと新しい歯に生え変わっていきます。餌を捕まえたり、食べたりする中で古くなった歯は自然と抜け落ち、顎の内側にある歯がベルトコンベア式に上がっていくという構造です。

ハナザメの顎をご覧ください。

▼正面からみたところ
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▼正面、口の中側からみたところ
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ではジンベエザメはどうでしょう?普段オキアミなど、小さな餌を食べる彼らは食事の際に歯を用いることはありません。しかしながら口の中にはちゃんと歯があり、他のサメ同様に生え変わっているのです。

こちらがジンベエザメの歯です!!

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米粒と比較してみるとその小ささがよくわかります。

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こちらは水槽の底でジンベエザメの歯を見つけた時の写真です。とても小さいため目を凝らさないとなかなか見つけられません...

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魚の中で最も大きなジンベエザメの口内には、上下合わせて約8000本もの極小の歯が並んでいるのです。
次に同水槽内で飼育しているアカシュモクザメの歯と比較してみましょう。これも水槽の中で見つけました。

▼(右がアカシュモクザメ)
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サメの歯は種類によって様々な形状があることがわかります。
ジンベエザメの歯は餌を食べる際に使われないため、退化してどんどん小さくなっていったと考えられています。
歯の形状から餌の食べ方や種類を想像するのも楽しいですね!

今回見つけたジンベエザメの歯は以布利センターで展示しているので、興味のある方はぜひ足を運んでみてください!

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