以布利通信23「目撃!日本三大怪魚」
- 2019.08.23
- 以布利センター
こんにちは、こちらは以布利センターです。
今年も暑い夏がやってきました。
この時期は様々な生き物が以布利センターにやってくるので、現在、大忙しです。
そんな中でも、夏の海の調査は欠かせません。
今回は夏の海をご紹介します。
海に飛び込むと、始めに現れたのはメジナやオヤビッチャなどの小魚達
群れになり、餌となるプランクトンなどを食べています。
そんな餌に夢中の小魚達の近くには、別の生き物の群れが忍び寄っていました。
皆さん、この影の正体わかりますか?
正解は「アオリイカ」
正確にはアオリイカのこどもの群れです。
今年の春に親が産卵にやってきて、すくすくと成長しています。
小魚の群れの近くには天敵が沢山います。
そのまま、周辺を観察していると近くから
「ボンッ!!」
と、爆発音のようなものが聞こえました。
すると、大きな魚影が姿を現しました。
どうやら、先ほどの爆発音のような音はこの魚が餌となる魚を捕食した時に生じた音でした。
さらに近づくとはっきりと姿が見えてきました。
こちらは、日本三大怪魚とも呼ばれている「アカメ」です。
今回見た個体は体長80㎝ほどですが、大きくなると体長1.2mほどにまで成長します。
ここ、高知県の四万十川では「アカメ」が有名であり、幼魚なども確認されています。
まさか野生の個体を見るだけでなく、写真に収めることができて、とても貴重な調査になりました。
では、また次の通信をお楽しみに
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