ちっこいシリーズ第3弾
- 2018.06.21
- 魚類チームの日記
「ぎゅぎゅっとキュート」の赤ちゃん水槽、5月末より第3弾です。
1弾目はオオウミウマで、2弾目はサザナミフグでした。
サザナミフグブログはこちら
今回はじゃーん!
プテラポゴン・カウデルニィです。
この魚はモルディブ諸島のサンゴの水槽にいますが、「ぎゅぎゅっとキュート」のカクレクマノミの水槽にもいますよ。
(以前のブログは「ど忘れ」)わたくし的にはにゃんこ顔の魚です。
実はこの仔たちの親はカクレクマノミ水槽にいる魚のこども。
プテラポゴン・カウデルニィなどテンジクダイの仲間は、親魚が口の中で受精卵を保ち、ふ化するまで育てる習性があるのです。
4月初旬、親魚が口の中に卵を入れて、もごもごしているのを担当者が見ていて、いつふ化するのだろうと楽しみにしていました。
ところが、ある日、親魚の口がすっきりしていたそうで。
ふ化したものの、誰かに食べられてしまったのか、ふ化できず、卵を放棄してしまったのか...。
「ショックです」としょんぼりの担当者。
しかし、数日後、担当者が水槽の仕切りの裏を見ると、なんか小さいものがいました。よくよく見ると、プテラポゴン・カウデルニィの赤ちゃんだったのです。
そんなところにいたのねー。
担当者が本当にうれしそうに「見て見て~」と言っていたのが印象的です。
生まれてすぐに成魚と同じ姿、形なので、ミニプテラポゴンです。
ぜひご覧ください。
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