アカハナグマNEWS
- 2018.06.07
- 魚類チームの日記
今日は「パナマ湾」水槽の新しい仲間を紹介します。アカハナグマの「ソラ」です。
「ソラ」はメスで今年3歳になります。
アカハナグマと聞いて「赤鼻?」と思われた方もいらっしゃるかも知れませんが、そうではありません。ハナグマの仲間で体毛が赤茶色をしていることが名前の由来になっています。特に「ソラ」は先輩の「イチゴ」と比べても毛色が赤茶色なのですぐに見分けることが出来ると思います。
フサフサの尾がチャームポイントです。
アカハナグマはメスと子どもたちのグループで生活をするので、海遊館でもメスの「イチゴ」と同居をしています。
「イチゴ」はチリチリとしたくせ毛がチャームポイントです。「ソラ」と比べると毛色も白っぽいのが分かりますか?
「ソラ」はとても警戒心が強く、私が初めて出会った1年前はバックヤードの同じ部屋に入っただけで驚いて走り回るような状態でした。
そこで毎日少しずつ仲良くなれるようトレーニングを開始。担当者に慣れてくると体重測定や体温測定もできるようになりました。色々な音にも慣れるようにラジオを聞かせたりもしました。ちなみに初めて「ソラ」が聞いたラジオ番組は落語の寄席で、周りに誰もいないのに笑い声がするので首をかしげていたのが印象的でした。
「パナマ湾」水槽にデビューした当日も初めての場所にかなり緊張していましたが、今ではかなり慣れてきて木の上で「イチゴ」と一緒にお昼寝することもあります。
お食事タイムではとても食いしん坊なアカハナグマの様子がご覧いただけますので、ぜひ会いに来てくださいね。
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