老木が残していったもの
- 2018.01.31
- 魚類チームの日記
先日お知らせしたとおり、休館日に「日本の森」のモモを伐採してもらいました。
過去ブログ⇒「11,000万両」
植木職人さんから「切りましたよ」と、木の一部を見せてもらったところ...。
ん?
なんか白いものが木にくっついていました。
私、接木とか、木に治療的なことしたっけ???と思いつつ、職人さんに「これなんですか?」と聞くと、「サルノコシカケです」と教えてくださいました。
へぇ~。
触ってみると固い!
横から見てみました。
層状になってます。
裏側は?
こんな感じ。
大きさは私のこぶしぐらい(8cm×7cmくらい)で、厚みは8cmくらいでしょうか。
「日本の森」にはこのようなサルノコシカケの仲間が以前より生えていますが、これとは違う種類のようです。
サルノコシカケの仲間は木材を腐朽(ふきゅう)させる菌を持っています。
モモが弱ってきたからサルノコシカケが生えたのか、サルノコシカケが生えたからモモが弱ったのかはわかりませんが、こんなのがくっついているとは全く気づいておりませんでした。
サルノコシカケを残して、あなたは去っていったのね。
ただ、これを展示する予定はありませんので、職人さんに持ち帰っていただきました。
「日本の森」には不思議がいっぱいです。
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