【アメリカロブスター】とれちゃった...
- 2017.05.27
- 魚類チームの日記
こちらは「ぎゅぎゅっとキュート」から現在、バックで養生中のアメリカロブスター「青ちゃん」。
「元気だぜぃ~」
実はアメリカロブスターはもう1尾「赤ちゃん」というのがおりまして。
その愛称の通り赤いのです。
こちらはなかなか出番がなく、先日、6F特設水槽(マンボウのいる水槽)にお目見えしました。
しかし、この水槽はかなり広いので見えにくいですね。
こちらはコブセミエビ。▼
写真の下のほうに見える赤い筋が「赤ちゃん」のひげです。
そして、数日前の朝、担当が「赤ちゃん」が脱皮していることに気づきました。
同じ日の午後、マンボウ給餌で潜水した際に近寄ってみると、頭胸部と腹部+尾部は脱皮していたのですが、なぜか右のはさみ足に古い殻がひっかかりもがいていたそうです。
担当が助けようとひっかかっている部分を引っ張ってみましたが、脱皮したてのエビはたいへん柔らかく、足がもげそうになったため、変な親切心は出さぬことに決めたんだとか。
という話を夕方に聞き、閉館前にどうなったか見に行ってみると...
遠くて見難いのですけど、なんかバラバラ事件??
おそらく左にあるのが頭胸部、中央が腹部で一番右の赤っぽいのが、脱皮した「赤ちゃん」。
一緒に見に行った後輩に「なんか倒れてるよね。まさか死ん...」と言いかけたら、
「いやいや、足動いてますよ!でも、なんか引っかかってません?」「引っかかってるみたいねえ...」
「赤ちゃん」じたばたもがいておりますが、どうしても取れないみたいです。
左の足でもとろうとしているけど、だめ。
通路から見ている私たちは「頑張れ!」と念を送るしかありません。
次の日の朝、担当が見に行くと、脱皮殻は抜けていましたが、右のはさみ足の部分もとれてしまったようです。
自分で切ったのか、もげてしまったのか?
でも、はさみ足は再生するようなので、また生えてくるよう、これまた祈るしかありません。
「赤ちゃん」は昨年、当館にやってきて、もう1年以上になりますが、今回が初めての脱皮でした。
いろんなことがあります。
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