海水運搬船の珍客
- 2019.11.24
- 設備チームの日記
海水運搬船には海水に混ざって、さまざまな小さな生き物が入ってきます。
彼らは貯水槽の中で大きくなり、数年越しに掃除をしたときにカニやナマコ、ヒトデがわんさか出てくるという状況も良くある話です。
この日もいつものように海水運搬船に行き、採水用のマンホールをあけると・・・。
ん・・・?なんかおるぞ・・・?
すくってビーカーに入れてみると
ウミウシの仲間、ウミフクロウがいました。
実はこのウミウシ、サンゴ水槽などに爆発的に生えきて飼育者を困らせる「セイタカイソギンチャク(通称:カーリー)」を食べてくれるといわれている、知る人ぞ知る「水槽の掃除屋さん」です(諸説あります)
ちなみにこの後6匹も見つかったので、マーケットプレイスの「ウミウシminimini水族館」の担当と海遊館のサンゴ担当者に差し上げることに。
マーケットプレイス3階の「ウミウシminimini水族館」にて海水運搬船からやってきた珍客「ウミフクロウ」が見られるかも知れませんね。
たくさんのウミウシが観覧無料で見られますので、ぜひお立ち寄りください!
(ちなみに筆者は仕事帰りにふらっと見に行くことがたまにあるので、夕方あたりに一人で水槽に張り付くあやしい人物を見かけても通報しないでください。)
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