エイの毒針
- 2019.10.15
- 魚類チームの日記
海遊館では多くのエイを飼育していますが、エイの尾の先にトゲ=尾棘(びきょく)があるのはご存じですか?
この尾棘が毒針と呼ばれています。
こちらは「太平洋」水槽のホシエイです。
尾の部分を拡大してよーく見てみると...
少し見にくいですが、赤丸のところに尾棘があります。
尾棘が刺さると毒が注入され、強く痛みます。
ちなみに尾棘はこのような形をしています。
尾棘の先は尖っており、両端はノコギリ状になっています。
しかも、ノコギリ状の部分は「返し」のようになっており、一度刺さると抜けにくい構造になっています。
そんなホシエイですが、「ふれあい水槽」でも飼育しています。
「ふれあい水槽」のホシエイは、お客さまの安全のために尾棘を定期的にチェックし、取り除いています。
※取り除いても何度も生えてきますので、「ふれあい」水槽は定期的なチェックが欠かせません。
とは言え・・・エイの尾は尾棘がなくても、非常に固く危険な場所ですので、ふれあいの際は、エイの背中の辺りを触ってくださいね!
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