ルーク通信~ご報告~
- 2017.07.08
- 海獣チームの日記
今回はご報告があります。
先日、カリフォルニアアシカのルークが永眠しました。(27歳)
ルークは海遊館の開館当初から飼育しており、これまでにルークの子孫がたくさん生まれ、日本各地の水族館、動物園に30頭ほど暮らしています。
2016年8月から、高齢に伴いバックヤードに移動し、元気に暮らしていたのですが、2017年5月上旬頃から徐々に食欲が減り、1日の大半を陸上で寝て過ごすようになりました。5月28日に水中を泳ぐなど、好転の兆しが見えたものの、翌日29日、天寿を全うし27年の生涯に幕を閉じました。
ルークはアシカのことがよくわからなかった私に、いつも優しく接してくれて、アシカとの向き合い方を教えてくれるなど、まさに先生のような存在でした。
これまで大きな体とダイナミックな動きで沢山のお客様を楽しませ、「モンタレー湾」水槽を支えてくれました。また、私達飼育員にとってもたくさんの経験をさせてくれて、海遊館のアシカの飼育技術向上に大きく貢献してくれました。別れは本当に悲しくて寂しいものですが、ルークとの思い出は私にとって一生の宝物です。
これまで本当にありがとうルーク先生!
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