イカ・イカ・イカ
- 2013.06.17
- 魚類チームの日記
海遊館6階の特設展示水槽には、上層にアオリイカ、底の方に最近搬入したカミナリイカがいます。
こちらがアオリイカ。
そしてカミナリイカです。
この水槽をご覧になるお客様からは「綺麗~」という声よりも「美味しそう~」という声のほうがよく聞こえてきます。
イカは「見る」よりも「食べるもの」のイメージが強い生き物です。
食卓や加工食品などで身近な食材ですが、泳いでいる姿をなかなか見ることはできません。
水族館で飼育できるイカの種類は少なく、世界中で知られている約450種のイカのうち、ごくわずかです。
イカは水族館では展示するだけでなく、飼育生物の餌にも使われています。
餌に使っている冷凍のスルメイカは、そのままラッコやシュモクザメの餌に、小さな魚たちには小さく切って与えます。
海遊館では生き物の餌にイカだけで一日に30kgくらい使っています。
餌用のスルメイカがこちら。
そしてイカの切り身。
今の季節はイカ達の産卵時期。カミナリイカの産卵に続いて、アオリイカも産卵しています。
カミナリイカの卵です。
アオリイカの卵。
イカ達も次の世代へ命をつないでいます。
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