かくれペンギンを探せ!
- 2011.11.30
- 海獣担当
いよいよ始めりました!
海遊館の新企画展示 「ふしぎ?いっぱい!ペンギン展」
ペンギンが主役の企画展です。
ペンギンはそのかわいらしい姿から、海遊館でも人気の高い動物です!
ペンギンを見たことがない...、ペンギンは嫌い...なんて人はあまりいないですよね。
ではみなさん、ここで問題!
①世界にペンギンは何種類いるでしょう?
②ペンギンはなんでペンギンっていう名前がついているのでしょう?
③イルカは「海豚」、アシカは「海驢」、ではペンギンを漢字で書くとどんな字でしょう?
④ペンギンのさわり心地はどんな感じでしょう?
⑤ペンギンのにおいってどんなにおいでしょう?
意外と知らないでしょ?ペンギンのこと。
この問題は、ペンギン展に来ればすべて解決します!
それではペンギン展の内容をちょっとだけ紹介します♪
入り口を入っていくと...
ペンギン達がたくさん見えます!
11月11日から、サンタダイバーが始まりました。
ミューがお食事をもらっていると...
アクアが横から様子を見てます。
秋です!
そろそろ衣替えの季節ですね。
海遊館のペンギン達も衣替え(換羽:羽根の生え換わり)シーズン真っ最中。
今回は、そんなペンギン達の衣替えシーズンをコレクションにしてお届けします★
まずはジェンツーペンギン。
オスメスペアで換羽中。
なんとポーズまでお揃いです。
このジェンツーペンギンはあと背中にちょっとだけ古い羽根が残っています。
なんだかおしゃれ★
そしてアデリー。
ん?????
よくよく見ると...
顔の一部だけ、羽根が生え換わっています。
とてもおもしろい顔になっちゃってますね...。
最後はイワトビペンギン(バックヤードで暮らしています)
こちらもペアで換羽中。
奥のペンギンをアップにしてみると...
わおーっ!
なんだかガンダムみたい(笑)
後ろから見ると...
首元がふわふわでセレブみたい!!
ペンギン換羽コレクション2011でした★
今、モンタレー湾水槽で一番やんちゃなカリフォルニアアシカといえば・・・
そう。みなさんご存知(?) 6月に生まれたコア君です。
かわいい写真が撮れたのでブログアップします。。
ジャーン。
生まれた時は7.6㎏程だった体重も、今では25㎏になりました!
最近では掃除時間にホースを引っ張ったりとイタズラも覚え始めたようです・・。
8月に生まれたリップのあかちゃんと一緒に水面で遊んだりすることもあり、なかなかいいお兄ちゃんです。
とはいえ、まだまだお母さんのミルクが大好きなコア君なのでした。
アシカニュースではついつい赤ちゃんやお母さんアシカのことを
話題にしてしまうことが多いので、今日はお父さんアシカを紹介します。
「ルーク」です。
現在体重は200㎏を超えており海遊館のボスであります。
え?大きくて怖そうって?
そういえば、コア君がまだ生まれてすぐの頃、
島で寝ているルークをお母さんと間違えたのか、おっぱいを探すようにすり寄って来て、自分の息子にビビってたっけ・・・。
そんなちょっと臆病なところもある優しいお父さんなのです。
朝夕の風も涼しくなりすっかり秋めいてきた今日この頃。
海遊館のアシカたちがどう過ごしているのか、ご報告したいと思います。
さてさて前々回のアシカニュースでリップとスミレの子育て場所のお話をしましたが覚えてますか?
(詳しくはアシカニュースvol.14をご覧ください)
先輩リップに『島』を譲っていたスミレでしたが、最近はこんな様子が見られることがあります・・・
そう。仲良く2組の親子が『島』でお昼寝をしています。
ちょっと近づいてみましょう。。
まずはリップ親子。
気持ち良さそうに寝ていますね~。
ちなみに赤ちゃんの体重は生まれた時6.8㎏だったんですが、
現在は11㎏を超えました!
次はスミレ親子に近づいてみましょう・・・
ドーン。
コア君のお尻・・で、でかすぎる(汗)
とゆうわけで2頭ともすくすく成長しています。
運が良ければ2組の親子が同時に授乳している様子が見られるかもしれませんよ。
こんにちは。
ベビーラッシュでにぎやかな「モンタレー湾」水槽から、今日もアシカのお話をお届けします。
では、6月生まれの「コア」くんの近況について。
まずは写真をどうぞ。
最近の「コア」くんはこんな感じ・・・
みなさん、またまた嬉しいニュースです。
6月の「スミレ」に続き、今度は「リップ」が元気な赤ちゃんを産みました!
「アクア」は元気ハツラツ!
先月末、初めての健康診断をしました。
体重・体長・採血を行いました。
なんと、私の身長・体重(166㎝・?㎏)を超えられてしまったのです・・・
アクアは177㎝・67㎏もあったのです。
すくすく成長しすぎ?
「おっきくなるんだもん!文句ある?」
睨まれてしまいました。
以前、ラッコのパタの得意技(口開け、握手)を紹介しましたが、
パタにはまだまだ得意技がありますのでご紹介します♪
まずは...
はい、「タスマン海」水槽にイルカたち用のおもちゃを入れました!
まずは「ミュー」が、胸びれにひっかけてすい~っと泳いでいます。
楽しげ~♪
すると、他のおもちゃで遊んでいた「ルーシー」が、大好きなおもちゃを見て、この形相。
「はっっっっ!!! あのおもちゃは!!!!! 」
ルーシー:「ちょっと、ミュー、それあたしの!」
ミュー:「え、あたし遊んでんねんけど!! 」
ルーシー:「あたしのって言ったら、あたしのなの!!! 」
「アクア」の1歳のお誕生日からもう1ヵ月がすぎました。
今日も元気です。
おすまし顔な「アクア」。
流し眼でちょっと色っぽく見えます(気のせいかも...)。
しばらく、追っかけっこや、あっちむいてホイして、アクリルガラス前で遊んでいたら、
「ぎゃはははははは」
と聞こえてきそうな、こんなお顔を披露してくれました。。。
どこでそんな顔覚えてきたの!! 目が点になってしまいました。
なんか、おみやげ屋さんで売ってる、ノック式のボールペンで、イルカとか、おじさんとかが上の方に付いているボールペン知りません?
ノックして芯を出すときに
「ケラケラケラケラ」
と笑うボールペンです。それを思い出しちゃいました。
イルカも意外と面白い顔が出来るみたいです。
前回のアシカニュースで「コア」くんが先輩の「マリン」ちゃんを慕っているお話をしました。
では、その様子を3コマ漫画風にご紹介しましょう。
~お昼寝修行の巻~
もちろん寝相は先輩「マリン」の真似をして(?)同じポーズ。
あしの位置や顔の向きまでそっくりです!
マリン:「これが昼寝のポーズやで。」
コア:「はい、先輩!後ろあしは丸めてこうですね。」
ひさしぶりで突然ですが、クイズです!
これは何でしょうか?
わかりましたか?
そう、このチョコがけ柿の種みたいなピョコっと出てるやつです。
正解は・・・
「コア」くんの耳でした!アシカには耳たぶがあるんです。
ちなみに「モンタレー湾」水槽で一緒に暮らしているアザラシには耳たぶはありません。
6月3日生まれの「コア」くん、ただ今、元気もりもりに成長中です。
暑い日が続きますが...皆さん夏バテなどしていませんか?
海遊館には、暑さとは無縁な水槽がいくつかあります。
今回はそのうちの1つ、ラッコたちの暮らす「アリューシャン列島」水槽から、涼しげな1コマをお送りします。
現在、期間限定で、海遊館にお越しいただいたお客さまに涼しさを感じてもらおうと、ラッコたちに星型の氷をプレゼントしています。(~8月3日まで)
この星型の氷は、ラッコたちに気に入ってもらえるように、真ん中に大好物のサケをサンドした特製氷です。
氷を見るなり、待ちきれず口を開けてしまっている"パタ"↓
氷を渡すとおいしそうに食べてくれました。
どうでしょう?涼しさを感じていただけましたか?
自然の海でラッコたちは、カニやウニなどの固いものを食べているので、氷をかじることは、ラッコたちにとっても楽しいことのようです~。
期間限定の星型氷は終了となりますが、引き続き、「ラッコのおやつ」として、氷を与えています。
●場所:「アリューシャン列島」水槽
●時間:毎日14:00~(約5分間) ※8/12~8/16は行いません。
前回のアシカニュースでは赤ちゃんアシカ「コア」くんの
アクロバティックな寝姿をご紹介しました。
今日はお母さんの「スミレ」と仲良く寝ているところをご覧ください。。
最近、「アクア」と海遊館日記の登場率を競っている「コア」くん。
泳いだ後に、一人で寝ることも多くなってきました。
寝場所はいつもの、通称「島」です。
ぐっすり眠るのはいいんですけど、その体勢がすごいんです。
じゃじゃ~ん!!体が半分近く崖っぷちに・・・。ありえな~い!!
この姿は観覧通路からも見える場所なので、寝返りをして水中へ落ちないかな...と、ハラハラ・ドキドキしながらご覧ください(笑)
カリフォルニアアシカの赤ちゃん 「コア」くん。
生まれたばかりの頃は、一日を陸の上で過ごしていたのですが、
だんだん歩き回るようになり、少しずつ水にも興味を持つようになりました。
最初はお母さんの「スミレ」が心配して、「コア」が水に入ってもすぐに陸へ引き上げていましたが、
日に日に「コア」一人で水に入る時間が長くなってきました。
お気に入りの場所は、アクリルガラス前。
最初は水面をバシャバシャとお世辞にも上手とは言えない泳ぎでしたが、6月3日に「モンタレー湾」水槽で生まれた、カリフォルニアアシカの赤ちゃん。
誕生から無事に1か月が過ぎ、体重も15㎏近くまで成長しました。スミレ母さん頑張っています。
日に日に動きも活発になり、将来やんちゃになりそうな気配がプンプンです(笑)
そうそう、皆さんにご報告があります。赤ちゃんの愛称が決まりました。
『コア』くんです。
実物はもっと可愛いので、ぜひ会いに来て下さいね!
7月9日、カマイルカの「アクア」が1歳になりました。
生まれた日のことは、昨日のように鮮明に覚えています。元気に1歳を迎えてくれて、ほんとうにうれしいです。そして、このうれしさをみんなで祝おうと、お誕生日会を「タスマン海」水槽前で行うことにしました。
お誕生日の前日、近くにある稚園のお友達から、素敵なプレゼントが届きました!
「イルカのおもちゃ」です。たくさんのかわいいメッセージが書いてあります。
誕生日会の当日は、幼稚園のお友達に「ハッピーバースデー」のお歌をいただいて、「アクア」も私たちもとってもうれしかったです。
プレゼントをもらった「アクア」は、さっそくおもちゃに近づいて、遊び始めました。
そのあともしばらく、もらったおもちゃを背ビレにひっかけて遊んでいました。
そして、お客さまからも、こんなプレゼントを送っていただきました。
「アクア」に見せる時がたのしみです。
カマイルカのアクアがうまれて1年が経ちます。
この1年を振り返ってみましょう。
うまれたばかりのアクア。体長はおよそ90cm、体重は10㎏(推定)でした。ちっさぃ!!
この時は、背びれも尾びれもとても柔らかく、パタパタしていました。
お母さんからほとんど離れず一緒に並んで泳いでいました。
1ヶ月もすると、しわしわだった体はふっくらしてきました。
お母さんからはなれて、ほかのイルカたちと遊ぶこともありました。
しばらくして、お母さんのおっぱいを卒業するための練習を開始しました。
はじめのうちは、魚の切り身や、小さな魚をなんども噛み直して遊んでいましたが、生後5カ月で、1本まるまるのお魚を飲み込めるようになりました。
いまでも、ときどきおっぱいを飲んでいる姿を見かけることが出来ます。
1歳になっても、まだまだ、お母さんに甘えているアクア。
これからも、アクアが健康に育つよう、がんばっていかなければなりません。
会いに来てね★
みなさんこんにちは。2010年4月7日に「まずはダミーから」というタイトルで、飼育係員の陰の努力をブログでご紹介しました。今回はその続き?です。
今年から超音波画像診断装置が新しくなり、以前の物より大きくなって新登場しました。
さっそくカリフォルニアアシカで試してみました。私としては「前の装置よりちょっと大きくなったくらいの違いを見破られるわけない(笑)」と余裕で挑んだわけですが、さすがの一言!!違いを察し水中へ逃げていきました。
「ん~やっぱりなめたらあかんな」と思い知らされたのでした。
わたくしごとですが、写真を撮る時のお気に入りの角度があります。
この正面の角度がたまりません!!
イルカ担当なので、イルカばかりですが・・・
1枚目はアクア。
こちらはアーチ。そりこみがたまりません!!
そして、ルーシー。なめらかな形がステキ!!
ミュー。下向きで撮ると、にょーんと顔が長く撮れます。
コチョボ。ほほ笑んでます。
最後は、
アザラシのショウちゃん。
振り返り美人★
この角度、たまりません!
みなさんは、どんな角度がお好みでしょうか♪
カリフォルニアアシカの赤ちゃん。日に日に、すくすくと成長しております。
生まれた翌日の体重は7.6㎏ほどでしたが、現在10㎏を超えました。
アシカニュースvol.2で紹介した体重測定に使う水色のケースでは、赤ちゃんが飛び出してしまうので、もっと大きなケースに変えました。
このケースに入れる時に赤ちゃんを持ち上げるのですが、結構ずっしりと重いので、思わず「よいしょ。」と言ってしまいます(笑)
ミルクをおなかいっぱい飲んで満足げに眠っているところをパチリ。
アシカの親子は、いつも水槽中央にある「島」と呼ばれている部分で寝ています。
しかし、この島はもともと、他のアシカ達の寝場所でもあるんです。
その島を、いちばん大きな「ルーク」が占領してしまいました!!
6月3日(金)から海遊館の海水を運搬している「かいゆう2」に乗船し、大阪湾に生息するスナメリの調査に行ってきました。
今回の調査は、「第4回大阪湾生き物一斉調査」の一環として、大阪コミュニケーションアート専門学校と海遊館の合同調査として行いました。
「大阪湾生き物一斉調査」についてはコチラ↓
http://kouwan.pa.kkr.mlit.go.jp/kankyo-db/life/
「かいゆう2」を含めて合計3隻の船を使い、大阪湾のスナメリを一斉に調査するのは初めてのこと!
さて、どの海域にどれくらいのスナメリを確認できるでしょうか?ドキドキしながら、12時ごろに海遊館前の岸壁を出港し、目視(もくし)によるスナメリを探しが始まりました。
この日の天気は曇りで少し風があったものの、コンディションは良好でした。
係員は右舷、左舷に分かれ、呼吸の際に浮上するスナメリを探しました。
しかし、残念ながらスナメリは姿を見せてくれませんでした。
翌日6月4日(土)、調査2日目です。この日も天気も良く、視界良好です。
今日こそは!と気合十分で観察開始です。
しかし、刻々と時間は過ぎ・・・
「やっぱり簡単に発見できるものじゃないな~」と諦めかけたその時!!
貝塚沖を航行中、2頭のスナメリを発見!
疲れも吹っ飛び、思わず「おぉ-!!すげぇ―!!!!!!」と叫んじゃいました(笑)
残念ながらすぐ見えなくなってしまいましたが、次は写真撮りたいですね。
6月3日に海遊館で生まれたカリフォルニアアシカの赤ちゃんですが、
毎日お母さんのミルクをいっぱい飲んで元気に成長中です。
最近ではあしの力も強くなってきて、ウロウロ動きまわったり
坂道もグイグイ登れるようになりました。
赤ちゃんはお母さんのスミレのことが大好きで、背中に上って遊ぶ姿がよく見られます。
今回は、「タスマン海」水槽に潜っていた時に撮った写真をご紹介します。
ミューが近づいて来た時に撮った写真なのですが‥‥
近すぎる!!カマイルカなのかどうかもわからないですねっ‥‥。
これではミューがかわいそうなのでもう1枚。
これはまだ大丈夫ですっ!
こんなやんちゃなミューに逢いに来てくださいね♪
みなさん。うれしいニュースです。
「モンタレー湾」水槽でカリフォルニアアシカの赤ちゃんが生まれました!
6月のアクア通信は、アクアの朝の楽しみをご紹介します。
それは朝の掃除に来た係員。
一番奥がアクア。
まだ、水槽に入って来たばかりなのに、激しくまとわりついています。
「ねぇねぇねぇぇぇ~!待って~!!」
必死に係員が足につけているフィン(足ヒレ)を追いかけています。
係員がちょっと立ち止まったかと思うと・・・
じぃ~っとフィンを見つめます。
お姉さんイルカのミューも参加して、フィンを見つめています。
私たちにはわからないフィンの魅力があるのでしょうね。
「モンタレー湾」水槽の前を通りかかった時・・・
ゴマフアザラシのショウちゃんが、じーっと岩の隙間をのぞいていました。
2010年8月8日の「海遊館日記」で、カリフォルニアアシカの「リップ」の倒立訓練についてご紹介しました。みなさん覚えていらっしゃいますか?
実は、いつの間にか倒立ができるようになっているのですが、きれいな倒立を目指して、こだわったのは後ろ足です。
倒立中に足を広げると少々ブサイクにみえるため、両足を揃えてまっすぐピ~ンと伸ばすように訓練しました。
どうですか?きれいでしょ?
その他にも、いろいろなことができるようになったのですが、その中から一つ紹介します。
じゃじゃ~ん。「ルーク」と一緒の舌出しです。
これのバージョンアップ版で"笑いながらの舌出し"も訓練中です。
いや~「リップ」も最近表情豊かになってきてますねぇ(笑)その他おもろい顔ないかな~?
昨年の10月に生まれたオウサマペンギン。
すっかり雛(ひな)の綿羽(めんう)が抜け、大人と同じ「水をはじく羽根」に生え換わりました。
ということで、泳ぐ練習を始めました。
さあ、怖がっていないで泳ぐ練習を始めましょう!
「水は怖いから嫌だよぉ...」 完全に腰が引けています...。
「大丈夫!ゆっくり入れば怖くないよ。」飼育係員はこどもペンギンを支えながら、水の中に誘導します。
(背中に少しだけ雛のふわふわの綿羽が残っているのがわかりますか?)
いざ水へ!ダーイブ!!!
飼育係員も心配そうに見守ります。
水の中に入ると...大パニック!
こどもペンギンの水しぶきで飼育係員はびしょぬれです...
「落ち着いて落ち着いて!」水中で体を支えると...
おなじみ、海遊館生まれのカマイルカ「アクア」の近況です。
アクアの魅力をより伝えられるように、これからは、タイトルを
「アクア通信」
としてお伝えさせていただきます。
アクア、あと2ヶ月で1歳になるのです!!誕生日は7月9日ですよ!
いろいろ大変なことあったけど(アクアではなく、個人的に...)、1歳なんです!!
今でもゆっくりしたいときは、お母さんにべったり。
右眼半開き・・・眠たそう。お母さんの母乳を飲みつつも、シシャモを約3㎏、毎日食べてます。お腹プクプクです♪
これは泡プクプクです。泡プクプクをしているときは、たいてい鳴いています。
「あそぼーよー」って言ってるように見えますが、本当のところは分かりません。
次号をお楽しみに☆
毎日動物たちを観察していると、時々おもしろい光景に出くわすことがあります。
朝の誰もいない展示通路を歩いていた時のこと。
「モンタレー湾」水槽の隅っこで、遠くを見つめているゴマフアザラシを発見。
アシカの給餌が終わり、ふと横を見ると、「ソラ」が何やらこちらを向いて、変な格好をしていました。
それがこの写真です。
よく見ると何やら悩ましげな格好をしています。
この場所は岩陰になっていて、観覧通路からは見えないので、このポーズがいつでもできるようとトレーニングをはじめました(笑)。
完成したらお披露目します?ので、お楽しみに~!
「南極大陸」水槽で暮らすジェンツーペンギンたちにとっては、繁殖シーズンの到来です。
しかし、この時期は要注意なんです。オス同士は巣を奪いあうため、激しい闘争が発生し、時には出血することもあります。
昨年は闘争が激しく、やむを得ず2羽を予備水槽へ移動させました。今年は何とか仲良くしてほしいんですが、どうなることやら・・・
現在、4ペアが形成されています。ちゃんと卵を産んでくれるかなぁ~。
みんな頑張ってや!期待してるでぇ~!!
カリフォルニアアシカの「ソラ」には最近お気に入りの遊びがあります。
それは飼育係員お手製のホースとロープで作ったおもちゃで遊ぶこと。
水中では器用にあしに引っかけて泳いだり、陸上では口にくわえてブンブン振り回したり。
あまりに激しく遊ぶので、大人のアシカたちはちょっと迷惑そうにしていることもあります(苦笑)
でも「ソラ」が水中で引っぱるおもちゃを、ゴマフアザラシが追いかけて遊ぶこともあるんですよ。
とにかく「ソラ」は、おもちゃがあれば常に持ち歩いているといった状態です。
普段はおもちゃに飽きてしまわないように、夕方に回収するのですが、たまたま「ソラ」に渡したままになっていたある日の夜。
見に行ってみると・・・
他のアシカに取られまいと、しっかり肌身離さず押さえて寝ていました(笑)
今月でうまれて9カ月になりました、カマイルカのアクアです。
最近は私たち飼育係にも興味津津!
先日ご報告したように、水面でアクアの体に触れることができるようになりました。
水中では・・・潜っている私のそばに来ては
「ミャーーーー」
とか
「プププププ」
とか
何か話しかけてきます。
でも、なんて言っているかはわかりません♪
知らない方がいいかもですね♪
話変わって、
カメラ初心者ながら、いい写真が撮れました!!(自己満足?)
頭の形や、剃り込みの様な模様がそっくり。
どっちがアクアで、どっちがお母さんでしょう?
正解は
左がアクア、右がお母さんです。
なでるとアクアはつやっつやです。
若いっていいなぁ~
カマイルカが生活している「タスマン海水槽」の上部にボールがあるのですが、皆さんご存知ですか?
このボール、下からジャンプして上手にタッチできると‥‥
上から水がっ!
水を飲んでるように見えるのですが、
飲んでいるのではなく、口の中に水があたる感触を楽しんでるみたいなんです。
水槽にボールがぶらさがっていたら、イルカたちのようすを見てください。水で遊びたくなるとジャンプしますので、決定的瞬間をカメラに収めてくださいね。
でも、難易度は高めです‥・
予備水槽で飼育しているイワトビペンギンたちに巣材を投入しました。
今年は昨年に比べ、より個室感がでています。
ペンギン達は巣材を必死に集め、巣作り中です。
しかし、中には上手に巣が作れず、散らかすだけのペンギンもいます(笑)
現在は2組みのペアが出来ています。
このまま順調に産卵し、雛が誕生することを祈っています。
すっかり暖かく、春らしくなりました。
こちらは近くの公園に咲いていたサクラ。満開です!動物たちもこの暖かさに酔いしれています。
2010年7月に海遊館で生まれた、カマイルカ「アクア」の近況報告です。
前回紹介したとき同様、水面に浮かぶ私たち係員の足にはとても興味を示します。
こんな感じで・・・
ラッコのごはんと言えば...
「貝っ!!」
そうですよね。
ラッコと言えば皆さん、貝をお腹の上で割って食べる姿を想像されると思います。
海遊館のラッコ達、ラッコのくせに貝があまり好きではありません...。
でも、やっぱりラッコ本来の姿?、お腹の上で貝を割る様子を見て頂きたい!
そしてラッコにも道具を使うという本来の行動を忘れてほしくない!
ということで、貝の代わりに大好きな氷をあげています。
大きなかたまりの氷を2つ用意すると、
さてさて、ここはどこでしょう?
最近、秘密にしていたある場所から、中をのぞき見できるようになりました!
ほら、丸い窓の奥にいるのは?わかるかなぁ?
スナメリの"コチョボ"は、好奇心旺盛。
のぞき見されているのは、私たちの方かもしれませんね~。
昨年9月と10月に誕生したオウサマペンギンのヒナは順調に成長しています。
最近では、親から離れていることも多く、好奇心も旺盛です。
ペンギンは見た目でオス・メスが見分けられないため、採血を行いDNAで調べます。
まだ、綿羽(茶色い羽)で覆われている為、個体識別用のIDバンドは装着できませんが、結果は・・・9月生まれのK-230はメス、10月生まれのK-231はオスでした。
羽が抜け換わった後、装着します。
ここで早くもIDバンドの色をご紹介!!
K-230→右の翼に背中側から紫・茶・赤・白、K-231→左の翼に背中側から紫・茶・赤・黒となります。
完全に羽が抜け換わるのは、だいだい6月頃と思われます。
その時期に海遊館に遊びに来られた際は、南極大陸水槽で暮らすペンギン達のIDバンドに注目してもらえると嬉しいですね。もしかすると遊泳訓練の様子が見れるかもしれませんよ☆
また、今は係員の手から餌が食べられるように訓練を実施中です。
その方法は・・ヒナが暴れないよう足で挟み、口から無理やり餌を挿し込みます。
ちょっとかわいそうなんですが、こればっかりは仕方ないんです。
係員も心を鬼にして取り組んでいます。1日でも早く訓練が終われるよう、頑張って食べて欲しいですね。
もし、そんな光景を見られて、いじめているわけではありませんので、ご安心ください。むしろ、ヒナ!頑張れ!!と応援してあげてください。
特別企画展示「かわいい!コレクション」(通称=かわコレ)を海遊館ギャラリーで開催しています。
先日の海遊館日記で紹介した「テングカワハギ」以外にも、思わず、「かわいい!」と言いたくなる生き物たちがたくさん集合しています。
魚だけじゃなくてこんなかわいい仲間も・・・
アカウミガメの赤ちゃんです。
この子ガメたちが、広大な太平洋を旅するなんて...、「かわいいだけじゃないよね!」
飼育係員がミーティングする部屋には、たくさんの生き物の観察記録があります。
カマイルカのアクアがうまれ、バタバタしていた日々も落ち着き、アクアの成長の記録を見直すことにしました。
(アーチ仔=アクア の事で、 ワッチ=観察 です。)
記録用紙をまとめたファイルを棚から出してみると、
こんなにありました。ファイル6冊分!!
うまれて240日、たくさんの係員が交代で付けた記録です。
毎日24時間で観察する日が続いた時は、寝不足と疲れでぐったりしてたな・・・
アクアが私たちの心配をよそに、成長していることがとても幸せです。
アクアの観察は今も続いています。この成長記録が、どんどん増えますように。
ゴマフアザラシのお食事風景。
よく見るとエサをあげている係員以外に、何やら怪しき二人の姿が・・・。
スナメリの奇跡の写真を紹介します!
なんと黒眼が大きくぱっちりお目めになっちゃいました。
皆さま、ついにこの季節がやってきました!
熱狂的な海遊館ファンの方やペンギン好きの方ならピンと来たかも知れませんが・・・
そうです!
予備水槽で飼育中のイワトビペンギンの繁殖準備を開始しました。
準備?なんか必要なん?という意見もあるかと思います。
オウサマペンギンと違い、イワトビペンギンは巣を作ります。そのための巣材や彼らは気性が荒いため、喧嘩防止に必要な仕切り板を製作しています。
これが仕切り板です。
今年は好きな場所を選んでもらえるよう、多めに6区画用意しました。
巣材は「よしず」です。
ホームセンターなどで販売されている日避け用のもので、特別なものではありません。
ジャジャ~ン!完成で~す。
これを3月中旬に予備水槽へ設置します。
う~ん♪楽しみです♪
また設置した際のペンギンたちの様子はご報告します!
今年の「ペンギンパレード」は、オウサマペンギンたちへの鳥インフルエンザの感染予防のため、1月23日をもって繰り上げ終了となりました。
楽しみにしておられたみなさまには、申し訳ありませんでした。なによりも、ペンギンたちが病気にならないことが大切と考えました。
また、開催期間中は、ほんとうに沢山のお客様にご来館頂き、スタッフ一同心より感謝しております。来年も開催できるよう頑張ります。ありがとうございました~☆
まだ展示水槽には戻せないんです(悲)
実は一度、屋外に出たペンギンたちは病気にかかっていないか検査する必要があるんです。
専門的に言うと・・・「検疫検査」と言います!
今から約1ヶ月後の3月上旬に、血液と便を採取して検査をします。
その後、獣医さんから「異常なし!」の太鼓判を頂いた後、全羽一斉に展示水槽へ大移動します。
3月中旬以降の南極大陸水槽は、とても賑やかになりますね♪♪♪
下の写真は、今ペンギンたちが生活している部屋です。
この扉を開くと奥には・・・
ペンギンがドーン!!
ちなみに、点灯式に参加していた「イワトビペンギン3兄弟」も検査するため、共同生活中なんです。
ペンギンさん、もうちょっと待って下さいね。
病気にかかっていませんように(祈)
ぐっと冷え込んだ2月のある日
大阪にも雪が降りました。
屋根が白くなるほど積ったのは久しぶりです。
海遊館は室内だから関係ないのでは?と思われるかもしれませんが、
実はアシカたちの暮らす「モンタレー湾」水槽は外気が入ってくる造りになっています。
実際の様子がこちら。
雪が白く点々と写っているのが見えますか?
「プハッ」と水面から顔を出したルークの息も白いです。
2月3日の節分の日に、ラッコ達に氷と餌のお魚で作った恵方巻をプレゼントしました。
実は、サンシャイン国際水族館さんから預かっているラッコのミールとルーチにもこの恵方巻をプレゼントしたんです。
(ミールとルーチはバックヤード水槽で暮らしているため、お客様にご覧いただくことはできません)
今回はその様子を紹介します♪
「今日は節分!ほら、特製・氷とサケの恵方巻だよ!」
メスのミールは少し興味を示していますが、ルーチは初めて見る恵方巻に驚いて水中に隠れてしまっています...。
ミールは前あしでじょうずにつかんで、おいしそうに丸かじりして食べてくれました。
その後ろで、まだ恵方巻にびびっているルーチ...。
ルーチ:「ミール何それ?おいしいの?」
ミール:「びびってないで自分の分は自分でもらってらっしゃい!」
恐るおそる受け取るルーチ。
ルーチ:「なんだこれは?恐いよぉ」
ルーチ:「やっぱり恐い...、ミールこれあげる!」
ミール:「情けないわねぇ...仕方ないわ、もらってあげる♪」
恵方巻を2本ももらえて大満足のミール。
1本は後ろあしで上手につかんでいます。
さすがラッコ。この技はラッコにしかできません!
結局ルーチは、巻いてあるサケは食べずに氷の部分だけをおいしそうに丸かじりしていました!
「モンタレー湾」水槽で暮らすゴマフアザラシ達。
普段は水中をスイスイと気持ち良さそうに泳いでいることが多いのですが、
ここ最近、陸でお昼寝をしている姿をよく見かけます。
こんな感じで。
昨年7月にうまれたカマイルカのアクア、生後200日がたち、どんどん成長中です♪
「またかよ!」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、カマイルカの出産・成長にはまだまだ分からないことがたくさんあるので・・・。
12月末頃から魚を食べるようになって、今は、1㎏以上も食べるようになっています。
何度もかみ直しながら食べていたのが、すこしずつスムーズに飲み込めるようになってきました。
(オトナのイルカたちは、餌は丸飲みします。)
お母さんのおっぱいと餌を食べているおかげで、ぷくぷくしています。
私たち飼育係が水面で他のイルカたちと遊んでいると、私たちが水面でバランスを取ろうと漕いでいる足を見つめて、頭を足の動きに合わせて上下させます。
また、かなり近くに寄ってきて、タッチできるかできないかくらいのところに近づき、急にターンして逃げて行きます。
まだ、人間がこわいようです。
でも、興味は持っています。
アクアが体に触らせてくれるようになる日も近いかもしれません。
アクアと遊べる日が早く来たらいいのになぁ~
節分の日にちなんで、太巻きを作ってみました。
それでは材料から。
① シシャモ適量
② イカのゲソ数本
③ サケ適量
④ 氷と水
⑤添加物一切なし
ゴマフアザラシの後ろ足を広げてみました。係員の手と比べるとその大きさが分かります。
足の先端には爪があります。そう、指が五本あるんです。
ちなみに写真の下から親指、人差し指、中指・・・と続きます。しかも指と指の間には水かきまでも!
人間は中指が一番長いですがゴマフアザラシは一番短いですね。なんか魚の尾ビレににてる気がします。やはり推進力を得るには好都合なんでしょうね。
人と同じ哺乳類なのにまったく違う・・・。見てるとなんか不思議な気持ちになるのは私だけ?
私たち飼育係は、普段緑色のカッパを履いて作業をします。
カッパを使わない時は、カッパ掛けにきれいにかけています。
2010年が明け、カマイルカたちも元気です!
朝、タスマン海水槽を観察していたところ、変わったスタイルのイルカたちが・・・
アーチ・アクアのおやこなんですが、底のほうでそろって逆立ちしていました。
はじめはお母さんのアーチが逆立ちをしていたのですが、その横で見ていたこどものアクアは
お母さんのまねをして逆立ちを始めました。
お母さん、アーチの体長は約2m。
ということは並んでいるアクアの体長は約1.5m?
産まれた時は約1mだから、0.5mもおっきくなったんだな~
日々、成長中のアクアです。
今後はどんな事を見せてくれるのか、とっても楽しみです。
哺乳類はある程度の時期が来ると、お母さんのお乳から、固形の餌を食べなくてはなりません。
私たち、人間もそうですよね?
7月に生まれたカマイルカの「アクア」もそろそろ固形の餌を食べるようにしていかなければならず、少し前からアクアが興味を持ちそうな、魚やイカなどを水槽内に投げ込んで、餌に興味を持たせようと日々チャレンジしていました。
12月の半ばごろから、頻繁に
「餌を口に入れて、口から出てこない。もしかしたら、固形物を食べているかもしれない!」
という状況が起こり始め、25日には、シシャモをまるごと1尾飲み込むことが1日に4回も観察されました。
そんなこんなで、担当で、そろそろ食べたって事にしても良さげだけど、いつから食べたことしようかと話し合ったところ、25日を確実に食べた日、「食べた記念日」と定めることになりました。
飼育されているカマイルカが出産し、そのこどもが、自然に餌を食べ始めた例はこれまでにないそうで、とても貴重な出来事がタスマン海水槽で起こりました。
その日、一人、クリスマスケーキを囲んだ(?)私にとって、人生で最高のプレゼントをサンタさんからもらいました。
2011年もアクアはじめ、海遊館の生き物たちが健康でいられるように、精進してまいります。
明けましておめでとうございます。
みなさまどのようなお正月をお迎えでしょうか。
新年早々かわいいラッコの写真が撮れたのでご紹介したいと思います!
今年もペンギンパレードを開催中です。
海遊館では、現在23羽のオウサマペンギンを飼育しています。
その中で7羽のペンギンが選抜されました。
パレード初参加の個体もいますが、何とか順調に開催できております。
2011年1月10日(月)までは1日3回(11:30、13:30、15:30)で、毎日開催中です。
もちろん、1月1日も開催を予定しています!
初詣の後は、是非海遊館に遊びに来て下さいね。
今年誕生した2羽のオウサマペンギンは、元気に成長しています。
このヒナは産まれて90日が経ち、体重は約8㎏になりました。でも、まだまだ甘えん坊です。
この写真は、お父さんペンギンに甘え、足元に入ろうとしている瞬間です。
あなた、自分の大きさが分かってますか?全然入ってませんよ(笑)
お父さんペンギンの表情が、少し迷惑そうに見えるのは私だけでしょうか(笑)
こちらのヒナは、産まれて60日が経ち、体重は6㎏になりました。お父さん、お母さんに守られうれしそうですね。
毎日体重測定をしていますが、係員に対して威嚇するようになりました。
生意気やな!と思う半面、ちゃんと成長しているなぁ~とホッする瞬間でもあります。
また成長記録は報告したいと思います☆
2頭は簡単にみつけられますが、もう1頭はどこでしょう!?
ステラーカイギュウの頭骨のレプリカの後ろにある穴をのぞくと...↓
先日、「モンタレー湾」水槽に新しく仲間入りしたカリフォルニアアシカのチカちゃん。
展示水槽での暮らしにも慣れてきたようで、最近ではアクリルガラス越しにお客様を
じーっと観察していることなんかもあります。
一緒にやってきたマリンちゃんは大きな水槽が楽しいようで、初日からびゅんびゅん元気に泳いでいます。
さて、夜の二人はどうしているかといいますと・・・
「モンタレー湾」水槽に新たな仲間がやってきました。メスのカリフォルニアアシカ「チカ」ちゃん、1才です。
今回、バックヤードで逆立ち訓練等を行っていた「マリン」ちゃんと同時に展示水槽へやってきました。
チカちゃんとマリンちゃんを並べて撮影してみました。左がマリンちゃん,右がチカちゃんです。
次の写真は左がチカちゃんで、右がマリンちゃんです。さぁ皆さん、違いがわかりますか?
残念ながら私もわかりません(苦)、どうしよう‥‥。
あっ!違い発見!!マリンはヒゲが長くて、チカは体(体毛)の色が薄い!!!あとは担当に聞いてみよっと。
私 「すんません、違いを教えてください。」
担当 「チカの方が若干目が出てるよ。」
私 「そんなんわかるか~っ!」
みなさん、その他の違いがわかれば教えてください!
カマイルカの赤ちゃんが生まれて、4か月が過ぎました。
元気にすくすくと成長しています。
写真は、お乳をもらっている様子です。
赤ちゃんが、母乳から固形の物を食べるようになるって、大変なことなんだろうなぁ~って最近考えています。
人間は、母乳から、とっても柔らかい離乳食、そして、大人が食べている物とだんだんと変わっていきますよね。
カマイルカのコドモも、オトナになるためには母乳から魚へと食べ物を変えないといけません。
ごくごく「飲む」から、ごっくんと「飲み込む」。
私たちオトナには、今となっては普通のことですが、それができるって、すごいことなんですね!
また、成長にともなって、おもしろい行動がみられるようになってきました。
最近は、展示通路の様子が気になるようで、じっとみていることがあるのです。どんなのが好きなのでしょうね。
これからも、いろいろと新しい発見がありそうです。また海遊館日誌で紹介しますね。
ゴマフアザラシの「ナナ」ちゃんです。かわいいでしょう~。
夕方うとうとしているところをパチリ。美味しいごはんを食べる夢でもみていたのでしょうか?
よだれが・・・。
ちなみに海遊館のアザラシたちのエサはサバ、アジ、シシャモ、ホッケです。
夜の海遊館で、かわいい動物たちの寝顔を探してみてくださいね。
海遊館の営業時間は、夜20時までです~。(最終入館は夜19時です)
今年も点灯式が始まりました!
去年までは、カリフォルニアアシカが参加していましたが、今年はイワトビペンギンが参加です!
階段をのぼって、最上段の床に取り付けられたスイッチを踏むと、イルミネーションが点灯します。
このイベントは、12月26日までの毎週土・日(祝)と12月24日に実施します。
海遊館に遊びに来られた際は、ぜひ点灯式をご覧ください。
写真は、先日の点灯式の様子です。
イワトビペンギンは、その名の通りジャンプがとても得意です。
ピョンピョン!とジャンプしながら階段を上って行きます。
先日、大きな一歩(?)を踏み出したカマイルカがいます。
その名はミュー。推定2歳の、まだまだこどものイルカです。
4月に「タスマン海」水槽にデビューしたのですが、どうしても水槽の奥にあるプールへの入り口を越えられませんでした。
アーチやルーシーは奥にびゅんびゅん入っていきます。
そのまま月日は過ぎ、7月にはアーチの赤ちゃんが生まれ、プールの入り口は、赤ちゃんに危険が及ばないようにと入り口をふさがれてしまいました。
そして先日、入り口をふさいでいた柵を取り除きました。取り除いてすぐは、入り口でじーっとして中をのぞいていました。
ミューの横をアーチ・ルーシーはびゅんびゅん通り過ぎます。赤ちゃんもお母さんと一緒に入っていきます。
しばらく見ていると、ルーシーがミューを誘っているような様子がみられました。
ミューはルーシーと一緒に奥に入ってみると、やはり怖かったらしく、
「ひゃーーーーーーー!!!!」
と素早く外に出てきました。
次の日・・・
様子を見に行ったら、奥のプールに入って、得意げにスイスイ。
カマイルカの赤ちゃんは、ただ今アワで遊んでいる最中です。
頭の上にある噴気孔からぶくぶくアワを出し、それを口の先端でつついたり、追いかけたりするのがマイブーム。
アワに向かって口をパクパクすることもあります。アワを食べようとしているみたいに見えます。
アワではなにか物足りないのか、ちょっと年上のイルカ「ミュー」の尾びれが気になり始めました。
ミューの尾びれの動きに合わせて頭を動かし、口をパクパク。ミューの尾びれを咬もうとしているのかな・・・?
ミューは咬まれまいと、赤ちゃんを避けます。
人間も、幼いときはおねえちゃんや、おにいちゃんにかまってほしくていたずらすることありますよね?それと同じなのかな。
これは7月27日に生まれた「アデリーペンギン」の幼鳥です。
7月9日に誕生したカマイルカ、アーチの赤ちゃん。
10月17日で、生後100日目となりました!!!
手前が赤ちゃん、奥はお母さんイルカのアーチ。
プクプクだった体型も、幾分かスラッとして、大人のカマイルカの体型に近くなってきました。
観察をしていると、アクリル越しにこちらを見つめてくることもあるんですよ!
なんで赤ちゃんってこんなにかわいいんだろう~♪
う~ん、この顔はかわいい・・?
イルカらしくなったと思いませんか?
しわくちゃだったカマイルカの赤ちゃんも、1頭でいるとおとなのカマイルカと見間違えそうなほどになりましたよ。
周りの事に興味津々で、水中に漂う大きなゴミを見つめてみたり、他のイルカが出した泡をつんつんつついてみたり、自力で泡を出そうと踏ん張ってみたり。
ん~...こどもの興味はどんどん広がっていくのね~
なぁんてみつめているとこれからの成長が嬉しかったりさびしかったりです。
敬礼や握手、倒立やバイバイなどかなりの芸達者です。
その中でも、個人的にお気に入りなのが、ルークのする技の一つです。
それはどんなものかと言いますと・・・
舌出し(ベー)なんです。
地味ですが、わりと可愛いので是非ご覧になってくださいね。
少し前の話になりますが・・
9月20日は「敬老の日」。
7月9日に誕生したアデリーペンギンの赤ちゃん。
月日が経つのははやいもので、ここまで成長しました。
カマイルカの赤ちゃんが生まれてから70日が過ぎました。
相変わらずお母さんの横で泳いでいることが多いです。
手前がお母さんイルカの「アーチ」、奥が赤ちゃんイルカです。
ビックリするニュースがありました。
生まれてから60日を過ぎた頃から、赤ちゃんがジャンプをするようになりました。
給餌前には全てのイルカがジャンプしたのを確認してから給餌を開始するのですが、他のイルカにまじって、赤ちゃんもジャンプしました。
1m以上は飛んでいたのではないでしょうか。。。
飛んだのはよかったのですが、
「ばっちゃーーーん」
と水面におなかから落ちました。
ん~おなか痛そう・・・
と心配しましたが、本人は至って平気そう。
やんちゃな赤ちゃん、見てると楽しいですよ。
先日、カマイルカの赤ちゃんがお母さんから離れて泳ぐ事があることを紹介しましたが、その様子を詳しくご紹介します。
お母さんと一緒に泳いでいると思ったら、ぷいッと違う方向に向かって泳ぎだしました。
そうすると、心配で他のイルカたちがよって来ました。
左から、「ミュー」、赤ちゃん、「ルーシー」、「アーチ(お母さん)」。
心配そうに赤ちゃんの周りをぐるぐる泳いでいます。
「わたし、もう、ひとりでなんでもできるもん!」(真ん中が赤ちゃん)
と、他のイルカが一緒に泳ごうと寄っていっても違う方向に向きなおって、くるくるまわっていました。
ん~、なんて強気な赤ちゃんだろう。。。
(もしかしたら、50日を過ぎたカマイルカの赤ちゃんはこんなものなのかも知れませんが...)
そのあとしばらく見ていたら、スイッとお母さんに寄っていって、並んで泳いでいきました。
産まれて50日が経ったカマイルカの赤ちゃんです。
お母さんと並んで泳いでいます。
ん~親子ってステキやなぁ~
なぁんてほのぼのとした気持ちにさせられます。
しかし・・・赤ちゃんのスイッチは突然入ります。
お母さん、1頭で泳いでる・・・?
と思ったら、赤ちゃん、水槽中を縦横無尽に泳ぎ回ります。
ちょっと前までは、誰かと一緒じゃないと泳げなかったし、1頭になってもすぐ誰かの所にくっついて行っていたのに、いまは1頭ではしゃぎまわってます。
↓1頭で泳いでいる赤ちゃん
お母さんや同居しているイルカたちは心配そうに赤ちゃんの周りをぐるぐる泳いでいますが、赤ちゃんは知らん顔。
こうやって成長していくものなんですね。
海遊館の建物の中には、2つのエレベーターが有ります。
1つは、通称「赤エレ」。
主に、お客様やスタッフが乗るものです。
7月9日に産まれたカマイルカの赤ちゃんはすくすく成長しています!
≪生まれた日の赤ちゃん≫↓
お母さんイルカの「アーチ」は、「目ぇ離されへんわ~!!」って様子で常に一緒に泳いでいました。
≪8月9日、生まれて1ヶ月を迎えた赤ちゃん≫↓
この写真に一緒に写っているのは年上のカマイルカ、「ミュー」です。
赤ちゃんは「アーチ」から離れて、同居しているイルカの「ミュー」や「ルーシー」に、ときどきついていきます。
「ミュー」は、赤ちゃんがついてきてびっくりして、赤ちゃんから逃げようと泳ぎまわり、逃げているにもかかわらず、「アーチ」から「わたしの子を何連れていってんねん」と言われんばかりに、追いかけられています。とんだとばっちり。
ん~、赤ちゃんって自由奔放・・・
毎日ハラハラドキドキの動きがあり、イルカたちの様子を観察していると楽しいんです。
自由奔放な赤ちゃんが見られるのも今のうち!
赤ちゃんカマイルカに会いに来て下さいね!
このクーラーボックスを利用して・・・
アシカの倒立訓練を行っています。訓練を初めてまだ5日くらいですが、だいぶできるようになりました。
はやくお客様の前でお見せできるようがんばります!
ちなみにこのアシカは「リップ」です。
「80kgのアシカが乗っても壊れないしっかりした台を作ろかなぁ」と考えながら、裏方を歩いていると、このクーラーボックスが目に入り、「水を入れれば安定するし高さもばっちり!」ということで採用しました。
中にはジュースやビールがた~くさん!!!入ってたらうれしいのにな・・・
海遊館は今まさにベビーラッシュ。
カマイルカ、リスザルと可愛い赤ちゃんがつぎつぎに誕生しています。
そんな中「南極大陸」水槽でもうれしいニュースが。
海遊館初となるアデリーペンギンの赤ちゃんがうまれました!
写真はこちら↓
7月9日に産まれたカマイルカの赤ちゃん、こんなに大きくなりました。
産まれた時は、シワくちゃのふにゃふにゃの頼りない感じでしたが、3週間で体はプクプクのまるまるになりました。
そんなに大きくなれたのも、お母さんのがんばりがあってこそ。
しっかり母乳を出せるように、毎日15㎏をこえる量の食事をしています。
その食事のようすがこちら。
眼をかっと開いて、餌はまだかと見ています。
餌は飼育係が陸上からお母さんイルカの口元に投げて与えています。
餌の開始が遅いときや、投げるタイミングが悪かったりすると、この顔で餌を投げる人を睨みつけてきます。
「なにもたもたしてんねん!はよぅ餌投げや!腹減ってんねん!」
と言わんばかり。
ん~、おかあさんって大変・・・
「イルカってほにゅう類ですか?」
って質問されることが多いのですが、イルカは私たちと同じ哺乳類なんですよ!
タイミングが良かったら、お乳を飲んでいるシーンを見ることが出来るかもしれません。
7月9日朝7時53分、タスマン海水槽でカマイルカの赤ちゃんが誕生しました。
生まれたばかりの赤ちゃんは、まだ泳ぎもぎこちないのですが、お母さんの「アーチ」がやさしく寄り添って泳ぎを助けています。
カマイルカです。生き物の観察をしていて気付いたことがあります。
「うんうん,イルカたちは今日はご機嫌だなぁ」とか「今日はいらいらしてるなぁ」というのを見ているのですが、
ん~?
お客様に猛アピールをしているイルカが...
しかも、全てのお客様ではなく、彼女をひきつける何かを持っているお客様に。
このイルカは"ミュー"というのですが、ある時はお子様に。またある時は笑顔の素敵なお客様に。
私が観察をしている時は、背の高いすらっとした方が通るたびにアピールをしていました。
ミューの興味は日によって変わるみたいです。
もしかしたら、あなたにもアピールする事があるかもしれません。その時はお相手お願いします。
ここはどこでしょう?
朝の時間、この光景をみて思わずシャッター切りました。
まっすぐに光のラインが入ってきらきら輝いています.
これは自然の光なんです。
朝日(とはいっても9時頃ですが・・・)がモンタレー湾水槽の雰囲気を変えています。
アシカやアザラシが広い海の中を泳いでいるみたい。
ん~、自然の力ってすごい!
こんな光、人工で作りだせないかなぁ~
今週末は「父の日」ということで、今日は新米のお父さんをご紹介したいと思います。
ふ化したばかりのイワトビペンギンのヒナに初めて餌を与えている様子です。懸命に餌を与えている係員がお父さんペンギンのようだったので、みんなで「お父さん!」と呼んでいましたっ。
写真には肝心のヒナが写っていないのですが、現在期間限定で見ることができますのでぜひ可愛い姿を見に来て下さい!
新米お父さん、これからもがんばってヒナを育てて下さいね!
海遊館の中でも1、2位を争う、ほほ笑みを振りまいている生き物、それはスナメリではないでしょうか?(最近はエビスザメもほほ笑んでいますが、いい勝負だと・・・)
皆さまがご覧いただくときはずーっと泳いでいて,顔があまり見えないかもしれません。
でも、ときどき,立ち止まることもあるんですよ。
「おはよう!今日はいい天気かな?おなか減った。」
これは、朝のスナメリ。
「ん~、そろそろ眠たくなってきた。」
これは夜のスナメリ。
つまり、お伝えしたいことは、いつでも彼らはほほ笑んでるんです。
皆さまもほほ笑みたくなったら、朝でも夜でも会いにいらしてくださいね!
皆さん、スナメリって可愛い顔をしてますよね!
私達飼育係にとって朝の観察は欠かせません。
モンタレー湾水槽でアシカやアザラシの様子を観察していたら・・・?
水槽から何かがはえています。
一体なんだろうと思って、モンタレー湾水槽の上層に行ってみると・・・
カリフォルニアアシカ、達が水槽のヘリにバランスよく乗って二度寝の真っ最中。
気持ちよい日差しのポカポカ陽気で幸せそう。
ん~!私も二度寝仲間に入れて~。
でもそんな訳にもいかないので、朝の観察終了。
ちなみに右からお母さんのリップ、リップの子供でソラ、ソラの妹のマリンです。
ん~、眺め抜群!
ん~、座り心地サイコー!
イスに座ってるおいらはりりしいやろ?
カピバラが座っているのは干し草の入物なのですが、何かの拍子にひっくり返っちゃったみたいです。
いつもののほほんとした表情とは違って、少しばかし勇ましく見えてしまいました♪
先日、カマイルカのミューが紹介されていましたが、ここでコアな特徴を紹介します。
このミューですが、歯茎が黒くなっています。
歯が生えているところが黒くなっているのが分かるでしょうか?
ちなみに他のカマイルカの口の中はというと、
これは、アーチの口の中です。全体がきれいなピンク色になっています。
どうですか?違いが分かりましたか?
これは、イルカ用の担架なのですが、よく見て頂くと・・・長靴がっ!!
実は人が乗っているんですっ!
遊んでいる訳ではなく、担架の安全性を確かめていたんですね。
乗ったまま揺らしたり、高く吊り上げたりしてみました。
乗った係員曰く、「酔いました」とのことです。
写真を撮っていた私はちょっと笑ってしましました。
展示水槽から、検査を行う予備水槽へ移動している様子。担架に乗せて、ホイストクレーンで吊り上げます。
ちょっとタイトルにびっくりしませんでしたか?
実は、動物たちに色々なオモチャを与えています。
以前、アシカのオモチャの記事があったと思いますが、今回はイルカのオモチャを紹介します。
イルカやアシカが妊娠した場合、人間と同じようにエコー検査(超音波画像診断)を行います。
写真のものは、実際に海遊館で使用している超音波画像診断装置です。車が買えるくらい高価で、取り扱いにはかなり気を使います。
人間は簡単にエコー検査ができますが、生物達はそうはいきません。なぜなら、見知らぬ装置が目の前にきたら驚くからです。わっ!!と驚くだけならまだしも近寄らなくなることもあります。
では、どうするかというと、時間をかけて馴らしていくんです。
いきなり本物の装置ではなく、ダミーを使用して馴らしていきます。
見てください!まるで本物のようなこのシルエットを!!
これなら気を使わず毎日餌やりの時に訓練ができるってわけです。
おかげさまで今ではたくさんの生物のメスたちを検査できるようになりました。
これなんだかわかりますか??
配管?土管??
実はこれ、係員お手製のカリフォルニアアシカやゴマフアザラシのおもちゃなんですっ。
まだ実際に水槽に入れたことはないのですが、遊んでくれることを願っています!!
次回は遊んでいるところを皆様にご紹介できるようにがんばります!
バックヤードで人工育雛(親ペンギンに代わって人がヒナを育てること)をしていた
オウサマペンギンのヒナが,南極大陸水槽にデビューしました。
自分と同じオウサマペンギンの仲間との初対面です。
ちゃんとペンギン達の輪の中に入れるか、プールに落ちたりしないか心配しましたが、
私たちの心配をよそに元気に暮らしています。
バックヤードにいる時もブロックの上にちょこんと乗っていることが多かったのですが、
展示水槽でも、一番見晴らしの良い丘の上に上って過ごしていることが多いんです。
これは約10㎏の冷凍アジです。
現在海遊館では、毎日このような冷凍アジだけでも25㎏以上使用しています。
私たちは毎日大量のアジの中から、脂が乗っていると思われる大きいアジを厳選し、スナメリたちに与えます。
モンタレー湾水槽に朝掃除に行った時です。
ゴマフアザラシのネロが寝ていました。
しばらく見てると...
寝ぼけてます。
またまた見ていると...
起きちゃいました。
ネロさん、起こしてごめんなさいっ。
以前、このブログで生き物クイズがあったのを覚えていますか?
眼のアップの写真で、1問目の答えは「カマイルカ」でした。
それではここで2問目の答えを発表します!みなさん、答えが分かりましたか?
答えは・・・
そうです!「スナメリ」でした!
本日3月12日(金)にデビューしました。よろしくお願いしまーす!!
「モンタレー湾」水槽の水面に浮かぶフロート。木で作られているように見えますが、四隅以外はすべて強化プラスチックです。本物と思われた方もいらっしゃるのでは?
さてさて、そのフロート上に乗っているのは、まさかアシカのう〇こ?アザラシのう〇こ!?
いやいや、もしそう見えても違いますから(汗)。ていうか、そう見えたのは私だけ!?
突然ですが、ここで生き物クイズです。
下の写真の生き物は誰かな?海遊館で暮らしているよ!
日本の森では、以前から「イワナ」を展示していました。
イワナは肉食性が強く、成長すると30㎝以上になる淡水魚です。1日でも早く大きく育ててあげたいと思う反面、展示水槽が狭い為、大きくなり過ぎると他の魚を食べてしまいます。
以前に飼育していたイワナ達は、毎日沢山餌を食べ、みるみる大きくなりました。そして、他の小さい魚達までも食べまくりました。担当として悩みに悩んだ結果、イワナを全て取り上げる決意をし、その日以来、水槽から姿を消しました。あれから数年・・・
久々に彼らが帰って来ました!今は、一緒に暮らすアマゴ達と同じぐらいのサイズなので大丈夫ですが、今回は成長にムラがでないよう、餌の量を調整しながら飼育しています。
この日のルーク(奥の大きい方)はご機嫌ななめでした。
お腹いっぱいで、ゆっくりしているところに邪魔ものがきたんです。
マリンです。何にでも興味津々のマリンはルークがいる場所まで登っていきました。
ルークの怪訝そうな顔・・・。
どうやって降りるのだろうと思っていると、この直後にジャンプして飛び降りっ!!
お姉ちゃんのソラでもやったことがないのに・・・。小さい体でなんとも勇敢なマリンでした。
飼育係員の仕事に「遅番」という作業があります。閉館後の海遊館を見回る仕事です。
昼間は水中を悠々と泳いでいるアシカやアザラシたちも夜には陸に上がって眠ります。
こんな風に・・・
カリフォルニアアシカの「ルーク」
そして、
ゴマフアザラシの「ゴン」
とっても気持ちよさそうに寝ています。アザラシは水中で見るとつるっとしているようですが、毛が乾くとふわふわしていて可愛いんですよ。
夜の海遊館で彼らに会いに来てくださいね。
アシカの餌やりで使用している餌カゴを撮ってみました。
さすがにペットショップへ行ってもアシカ専用のカゴは売っていません。
そのため飼育係がホームセンター等を物色し、「おぉ!!これは使える!!!」というものを合体させて現在の形になりました。
ちなみにこれは皆さんの家庭にも必ずあるゴミ箱を使用しています。
実際に装着するとなかなか安定しておりいい感じです。
ただ、ひとつ気になることが・・・。「ママ、マネージャー~餌の量が増えてきたら業務用のゴミ箱にしないといけないのでしょうか?(汗)」
2月4日と5日はめったにない休館日。日頃できない点検作業や補修工事がたくさんありました。
なかでも電気設備の点検は、事故を防止するためのとても大事な作業。海遊館全体を停電にして、たくさんの方が点検や確認の作業にあたりました。これで今年も安心、健康診断を終えた気分です♪
また、展示水槽のリニューアル工事も行いました。「エクアドル熱帯雨林」水槽には、2月6日(土)から、あのかわいいカピバラの「かーたん」と「ぴーたん」が登場します。カピバラたちの姿に癒されつつ、見事な潜水を見せてくれる(はず・・・?)。乞うご期待!!私たちも、とても楽しみです♪
そして!「ケルプの森」水槽は、特別展示「スナメリの海」への改装のため、リニューアル工事がはじまりました。
マンボウたちは、広い「太平洋」水槽に引っ越しをして、水槽の中にスナメリたちを健康に飼育するためのカバーを取り付けたり、餌を与えるためのステージを設置するのです。
3月12日(金)には、かわいらしすぎて飼育担当もメロメロのスナメリが海遊館に初登場!どうぞ、お楽しみに!
1月12~14日の休館日を利用して、「エクアドル熱帯雨林」水槽の改修工事を行いました。
まず、全生物を予備水槽に移動させ、水槽の水をすべて抜きました。
中でも、キュビエムカシカイマンの移動作業はとても大変でした。
小さいとは言え、ワニはワニです!とんでもないパワーがあり、捕獲で使用する網に絡まって怪我をさせてしまう可能性もあります。
男性スタッフ数名が汗をダラダラ流しながら、慎重に作業を進めました。正直、ヒヤっとする場面もありましたが・・・。
その後、オオヨコクビガメと魚を取り上げ・・・結局、移動作業が終了した時は夜中になっていました。
そんな苦労もあり、改修工事は無事成功!とても自然に違和感なく仕上がっています。
改修した水槽内の様子は写真ではなく、実際に見に来て頂きたいと思います!
変わったところがわかるでしょうか??
皆さんはペンギンの耳って見たことがありますか?
実はペンギン、耳がとってもいいんです。
ペンギンの大部分は、大集団を作って繁殖をするのですが、その時に、赤ちゃんペンギンは
自分のお父さん・お母さんを鳴き声で識別していると言われています。
たくさんいるペンギンの中から、自分のお父さん・お母さんを探すのってすごく大変そうですね。
では、ペンギンの耳がどこにあるのかというと...
海遊館では多くの生きものを飼育しています。
そこで我々飼育係員は新鮮なえさを準備しなくてはなりません。
ジンベエザメが食べるオキアミから、イルカやアシカが食べるお魚さんまで。
そこで特に気を付けているのが、
下の写真に写ったあやしい機械。
ヒナの健康管理のために重要な機械なんですが、何かわかりますか?
実はこれ、ヒナを飼育している保育器内の温度を下げるためのクーラーです。
生まれたばかりのヒナは、まだ防寒用の羽根がしっかりと生えていないため、
寒さに弱く、親ペンギンのあったかいお腹の下で1日の大半を過ごしますが、
ヒナが成長するにつれ、ふわふわの綿羽(めんう)とよばれる防寒用の羽根が
生えてくるため逆に暑さに弱くなってしまうのです。
親ペンギンが育てている場合は、お腹の下からヒナが顔や体を出したりして
調整できるのですが、人工育雛の場合は保育器の温度をどんどん下げて
あげないといけないのです。
そんな時に登場するのが上のごっついクーラー。
このクーラーのほかに、保冷剤、扇風機なども使います。
ちなみに暑いときはこんな感じで腹ばいになって寝ています。
こちら海遊館ギャラリーのカワウソ親子水槽。
これはそこで1日に4回見られる光景です。
カワウソが6頭、家族そろって、扉に鼻をぴったりとくっつけて何をしているんでしょう。
生まれて4カ月になる子どもたちも、いっちょ前にお父さんお母さんの真似をしています。
実は、これエサやり前の風景。扉の向こうには飼育係員がスタンバイしています。
「ご飯早くちょーだいっ」と言わんばかりに息ぴったり。
このカワウソたちのいる特別企画展「発見!体験!ふれあいライブ館」は、2010年1月11日で終了します。
エサやりの時間にしか見ることのできない、カワウソたちの可愛らしい行動をぜひ見に来てください。
オウサマペンギンの赤ちゃんが12月14日に孵化しました。
この赤ちゃんは、親ペンギンが上手く卵を温めることができず、ふ卵器に収容していた卵から生まれたので、飼育係が親代わりになり育てることにしました。
現在、展示通路から間近にご覧いただける場所で餌やりなどを行っていますので、
是非見に来てくださいね。
海遊館ギャラリーで公開中の「コツメカワウソ」の4兄弟、すくすくと成長中です。
体も大きくなり、毎日元気いっぱい遊んだりしています。
兄弟はたいがい一緒に動きますが、そのなかで、一匹だけ、テンポの違うコが・・・
それは"シュロ"くん。他の兄弟が遊びを始めても、なかなか気付きません。
それはお昼寝のときも・・・
兄弟は上でかたまって寝ていますが、シュロは一匹で下で熟睡。
とくにいじめられているわけではないようなので、一人でいるのが好きなのかな?
海遊館のラッコ達は、毎朝「誘導訓練」というトレーニングをしています。
具合が悪くなったり妊娠した場合、ラッコ達を予備水槽に移動する必要があるので、展示水槽の外にスムーズ出てこられるようにトレーニングしている訳です。
ちなみに、ラッコ達の口から"エクトプラズム"のようにビロローンと出ているのは、餌のイカです。
ゴマフアザラシは普段、水中で気持ちよさそうに泳いでいることが多いですが、エサの時間になると陸にあがってきます。エサの入ったバケツを持った係員の前にやってきて、つるりと飲み込むようにサバやアジなどの魚を食べていきます。
12月に入り、朝晩は冷え込んできましたね。
朝は寒くて布団から出られず、「あと5分・・・あと5分・・・」という状態です。
海遊館のカピバラさんですが、もともと南米の生物なのでちょっぴり寒そう。
と、思いきや、まったりぬくぬくとくつろいでますね。
しかもトイレとプールのそんな細い所に、なんで?!
これには理由がありまして。
実は、カピバラさんたちの斜め上にはヒーターが取り付けられているんです。
これでこの冬は乗り切れそう♪
海遊館でイルカに餌をあげる時、必ず着ていくものがあります。
それはドライスーツというものです。
海遊館では、水に入ってイルカの餌をあげるため、このドライスーツが必要になるわけです。
さらにこのドライスーツは、服を着たまま着れる完全防水の便利なスーツというわけなのです。
なので、このドライスーツを着て水に潜ることも可能なんですよ。
でも、たま~に水が入ってずぶ濡れになることもあるんですが・・・。
8月29日に生まれたコツメカワウソの赤ちゃん4頭を「海遊館ギャラリー」にて、13:45~14:15の時間限定で一般公開しています。数日前に目が開いたところで、まだ色も少し白っぽいので、ぜひこの機会にご覧ください。赤ちゃんの展示は11月3日(火・祝)までです。
赤ちゃんの両親は母が「ツバキ」、父は昨年高知県の桂浜水族館からやってきた「ソラ」です。「ソラ」は桂浜でとてもかわいがられていたためか、とてもおっとりしています。そんな彼が、このたび父親になりました。
赤ちゃんが生まれた直後、「ソラ」は初めて赤ちゃんを目にしたためか「何、この物体?」の状態。「ツバキ」は弟たちの世話をした経験もあるので、赤ちゃんを上手に運ぶことができ、当然母親なので授乳もし、大好きなお尻をなめる排便の処理もします。でも、「ソラ」は赤ちゃんをくんくんとにおうものの、触ろうとはしません。抱くこともくわえることもせず、「ツバキ」の後ろで恐る恐る赤ちゃんをのぞくだけ。「ソラ」に子育てができるんだろうか?と不安になりました。
しかし「ソラ」も、「ツバキ」の行動を見ることで、赤ちゃんにどう接すればいいのかが徐々にわかってきたようで、1週間ほどすると赤ちゃんを運ぶことができるようになりました(少しひきずり気味ではありましたけど)。そして、一生懸命家族を守ろうとしています。「ソラ」を見ていると、親も育っていくんだなーとしみじみ思います。
これから赤ちゃんたちの動きが活発になると、更に大変でしょうが、がんばってね、お父さん。
7月19日に生まれたジェンツーペンギンの赤ちゃんは、体重が4.5kgにまで増え、今では親ペンギンよりも大きく見えるほどに成長しました。ジェンツーペンギンの特徴である頭の白い模様もはっきりと現れ、赤ちゃん特有のフワフワの羽も抜けはじめ、だんだんとペンギンらしくなってきました。
ジェンツーペンギンの赤ちゃんは、自然界では生まれて約100日で親離れをします。親ペンギンにエサをもらうのではなく、海に潜って自分でエサを捕るようになるのです。海遊館で生まれたジェンツーペンギンの赤ちゃんも、そろそろ親離れの準備をしなくてはいけません。ただ自然界と違うところは、親離れ=「自分でエサを捕る」ではなく「飼育係員からエサをもらう」ということです。
赤ちゃんペンギンは、生まれて約1ヵ月間はずっと親ペンギンのおなかの下に隠れていましたが、最近では親ペンギンと少し離れた場所に1羽でいることが多くなってきました。しかし、エサの時間になって親ペンギンの姿が見えなくなると、大きな声で鳴いて親ペンギンを追いかけ、大急ぎで飼育係員の側まで寄ってきます。その様子が愛らしくてとてもかわいいんです。ただ、飼育係員はまだ怖い存在のようで、こちらから近寄ると「フガーッ」と低い声で鳴いて威嚇してきます。
ここで、親離れの話に戻ります。「飼育係員からエサをもらう」練習は、まずエサの時間に親ペンギンを追いかけて飼育係員の近くに寄って来た赤ちゃんペンギンをつかまえます。そして赤ちゃんペンギンを脇の下に挟み、口を開け、エサの魚を口の中に入れます。そしてごっくん。少し無理矢理のようにも見えますが、最近では口の横に魚を持っていくだけで自分から口を開くようになりました。親ペンギンも「飼育係員さんよろしく~」といった感じで見守っています。現在は、親ペンギンからもエサをもらっていますが、いつか飼育係員=エサをくれる人と認識してくれたらなぁと思います。