海遊館日記

アイドルの寝顔

  • 2012.03.27
  • 海獣担当
  • 飼育担当
みなさん!
海遊館のアイドルといえば!?????

そう!海遊館のCMでおなじみの...
 
 ラッコのエレンちゃーん♥

今日は特別に、アイドル★エレンちゃんの寝顔をお届けします。

eren1.JPG

前あしでお祈りポーズ★
かわいいでしょ!?


でも、海遊館にはもう1頭、ラッコのアイドルがいます!

そう!
 
 パタです♥

パタの寝顔もついでに?お届け。 

patanegao.JPG


かわいい...!!!!!
ラッコは寝てる姿がピカ一かわいいんですっ!!!!!

夜の海遊館にお越しの際は、ラッコの寝顔に注目です☆
 
ちなみにテレビCMはコチラ!

かわいいゴマフアザラシになりました。

  • 2012.03.26
  • 海獣担当
  • 飼育担当
3月1日にまれた、ゴマフアザラシの赤ちゃん。
毎日いっぱいミルクを飲んで、すくすく成長しています。

約10㎏で生まれた体重も約15㎏になりました。

生後約3週間でクリーム色の毛が抜け始めて、
すっかりゴマフ模様になりました!
_DSC2656_s.jpg
アザラシは成長が早いんですよね。
本音を言うと、もう少しの間クリーム色の毛で覆われていて欲しいんですが(笑)

それでも、まだまだ可愛いさ120%です!
僕にとってはアイドルです(笑)
_DSC2688_s.jpg
いっぱい飲んで、もっと大きくなれよ!!

「ゴマフアザラシの赤ちゃん成長Diary」略して「ゴマフDiary」はじめました

  • 2012.03.23
  • 海獣担当
  • 飼育担当
2012年3月1日に生まれた「ゴマフアザラシ」の赤ちゃん。

今回は、私たち飼育係員が親代わりになって育てています。
お母さんの「ダイヤ」は、初めての出産だったためか上手くお乳を飲ませる事が出来なかったのです。

赤ちゃんアザラシは、生まれて数時間後には、おっぱいを探して必死で吸おうと頑張っていました。
その姿を見て、「この命は守らなければいけない!」とい強く思い、人工保育に踏み切りました。
私にとってアザラシの人工保育は初めての経験だったため、正直不安いっぱいでのスタートでした。

写真は、生まれてすぐの「ダイヤ」と赤ちゃん。
「モンタレー湾」水槽の奥のほう、観覧通路からは陰になって見えない場所で出産しました。
_MG_0372.JPG

「ちゃんと立派に育てるからね。」とダイヤに誓いました。

daiko2.JPG
さあ、まずはミルクを飲ませないといけません。

人間の赤ちゃんのように、すぐ哺乳瓶で飲んでくれればよいのですが、そう簡単にはいきませんでした。
ある時、赤ちゃんがおっぱいを探して、カッパをチュッチュと吸ったのです。
※カッパ・・・写真青緑色の作業時に着用しているもの

そこへすかさずミルクを垂らしたところ、なんと赤ちゃんがミルクを少し飲みました!
daiko4.JPG

そこからは試行錯誤を繰り返し、今では哺乳瓶からちゃんとミルクを飲めるようになりました!

この様子は、次回の「ゴマフDairy」で紹介します。

ほっこりショット

  • 2012.03.22
  • 海獣担当
  • 飼育担当
私たち飼育係員の部屋には、常に生き物たちが観察できるように、3台のテレビモニターが設置されています。
先日ブログでお知らせした、ゴマフアザラシの赤ちゃんも、モニターで観察しています。

20120322ishikawa1.JPG
お昼ごはんをすませ、早めに係員室にあがって赤ちゃんを見ていました。
頭ぼりぼりしてます。

20120322ishikawa2.JPG
えびぞり!!(ちょっと映像が悪いです...)

最後はほっこりショット。
最近、アシカ・アザラシの担当になった男性社員。それまでは、魚類の担当でした。

アシカ・アザラシの担当になって、間もなく赤ちゃんが生まれました。
赤ちゃんのことがかわいすぎて、毎日、親バカぶりを発揮してます。

20120322ishikawa3.JPG
隠し撮りしちゃいました(^^)!

新しい命が誕生しました!

  • 2012.03.19
  • 海獣担当
  • 飼育担当
先日、海遊館に新しい仲間が加わりました。
daiyako0.JPG
ゴマフアザラシの赤ちゃんです(^◎^)

以前から「モンタレー湾」水槽で妊娠していたゴマフアザラシの「ダイヤ」が、3月1日の午後1時35分頃に無事に出産しました。

産まれた時の体重は約10kg、性別は女の子でとても元気な赤ちゃんです。

しかし、今回がダイヤにとって初めての出産・子育てだったためか、上手くおっぱいを飲ませることが出来ず、飼育係が親代わりとなって育てることになりました。

現在はバックヤードでミルクをお腹いっぱい飲んで、スクスクと成長しています。daiyako1.JPG
早く大きくなって、元気な姿を見てもらえる日が待ち遠しいです!
 
明日(3/20)から、「モンタレー湾」水槽7階部分の観覧通路で、事前に撮影した赤ちゃんの人工保育の様子をモニターでご覧いただけます。

ごはんの時間

  • 2012.03.18
  • 魚類担当
  • 飼育担当
1月2日にうまれたコツメカワウソの赤ちゃんたち。
3月16日まで時間を限定して、お客様にも見ていただくことができました。
寝ている時も、動いている時も、食べている時も、どんな時でもキュートな赤ちゃんたちに目を奪われた方も多いのでは?
うまれた時には体重が約70g程度しかなかったのに、現在では約500gにまで成長しました。

こちらは1日2回行う離乳食の風景。気合十分、戦闘態勢です(笑)
「さ~、今日もいっぱい食べるぞー」
P1020595.JPGのサムネイル画像「お姉さん、写真ばっかり撮ってないで、早くご飯ちょうだいよー」
P1020600.JPG失礼しました。
かわいいもんで、ついつい写真に夢中になってました。

赤ちゃんたち、今日は約20gずつくらい離乳食を食べてくれました。
明日はもっと食べてくれるかな??

本日の授業?!

  • 2012.03.17
  • 魚類担当
  • 飼育担当

ぱしゃぱしゃ ぴゃ-ぴゃ-

何事かと思いコツメカワウソのお部屋を覗くと。。

なんとツバキお母さんの水泳訓練が始まっておりました!!!
と言ってもまだまだ水遊びのレベルですけどね。

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水のはられたプールにこどもたちが入れられます。
2頭、そしてまさに3頭目投入(写真右上)!!笑

でもねやっぱり授業におさぼりはつきもの。

『え~い、さぼっちゃえ~』
(ツバキお母さんの目の前で脱走中。笑)

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このあとすぐに連れ戻されたのは、言うまでもありませんね(´▽`)

まって~。

  • 2012.03.16
  • 魚類担当
  • 飼育担当

3月16日までの期間限定でご覧いただいておりました、コツメカワウソのこどもたち。
日に日に成長しております。先日はおトイレの様子をお届けしましたが、
今日は行進です。

「まってまって~」ゾロゾロ。。。
DSC_0177.JPG

でもツバキお母さんが止まると。
ワラワラ。。列は乱れます(・・;)
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そしてまたまたいっちょまえに?!
かきかき

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この仔たちの成長が毎日楽しみな担当でした。

春の足音です。

  • 2012.03.13
  • 魚類担当
  • 飼育担当

暖かいかい日が多くなってきましたね~(´▽`)

落葉で少し寂しかった「日本の森」が、春に向かって賑やかになってきましたよ♪

とっても鮮やかな緑色の『アジサイ』の葉☆
DSC_0155.JPG

去年の夏は残念ながら花を咲かすことが出来なかったけど、今年は大きな花を咲かせてくれますように!!!

そしてこちらは『ハコネウツギ』。新芽がぷっくり膨らんできました♪

DSC_0161.JPG

ハコネウツギは、1月に植樹しました。どんな花を咲かせてくれるのか、とても楽しみです。


みなさんも、お出かけのさいには、春の足音を感じてみてください(#^.^#)

アシカニュースvol.31

  • 2012.03.09
  • 海獣担当
  • 飼育担当
約1か月ぶりの更新となってしまいました。すいません。
さて再デビューしたカリフォルニアアシカのコア君の近況をご報告します。
少し前の写真ですがこんな風にちゃんと係員の手から魚を食べています。
P1050150.JPG
ごはんの時間になると毎回誰よりも真っ先に扉の前でスタンバイしていて、やる気満々です。
最近はトレーニングもしていて握手やその場でぐるりと回転することができるようになりました!
今は伏せやバイバイなどを練習しているところです。
まだまだ大人のアシカたちのように上手くは出来ませんが、コア君(担当係員も・・)一生懸命がんばっているので、
見かけた際は応援よろしくお願いします。

P1050198.JPG

親子三頭なかよく寝ています。
(左から父:ルーク、息子:コア、母:スミレ)


いっちょまえ~

  • 2012.03.08
  • 魚類担当
  • 飼育担当
3月1日~16日まで、海遊館3Fの特設会場にて、コツメカワウソの赤ちゃんの時間限定展示を行なっています。
今回の赤ちゃんは1月2日に生まれたオス2、メス2頭、お母さんはツバキです。
ツバキは昨年のゴボウに続き、3度目の出産となります。

赤ちゃんは生まれた時の体重が約60gでしたが、生後2か月が過ぎ、500gまで成長しました。
現在は離乳食の練習中です。
離乳食はおとなと同じニジマスやワカサギなどをミンチにして、子猫用キャットフードよ粉ミルクを混ぜたもの。
まだお母さんのおっぱいも飲んでいるので、「固形物はいやー」となってましたが、少しずつ食べられるようになりました。

さて、食べたらでるもの。それはうんち。
お母さんのおっぱいだけを飲んでいる時は白いミルク状のうんちで、排泄する時は親がなめとってくれます。
でも、魚を食べ始めるとうんちは親と同じ形になるので、さすがにこれは自力でしなければなりません。
以前にカワウソのうんちポーズをブログでご紹介したのですが、しっぽをピンと上げ、むりむりと排泄します。

unchi.JPGほら、この通り、赤ちゃんもがんばってうんちしてます。
(お母さんは知らん顔でカメラにおさまってますけど。)
いっちょまえにしっぽをあげてふんばってます。
たまにうんちをぷらぷらさせたまま、お母さんのところに「ママ、でたよー」というコがいることはひみつにしとくね。



チュウゴクオオサンショウウオの大移動

  • 2012.03.06
  • 魚類担当
  • 飼育担当
2月の休館日、「日本の森」のサンショウウオ水槽の補修工事を行いました。

補修中はサンショウウオを予備水槽に収容し、工事が完了してから「日本の森」に移動しました。今回は、その移動のようすを紹介します。

まずは予備水槽にいるチュウゴクオオサンショウウオ(チュウちゃん)をよいしょとすくい上げ、ビニール製の容器にいれます。

そして、海遊館では「大五郎」と呼んでいる、車輪のついた移動容器に移します。

オオサンショウウオは、小さな容器で移動できますが、大きなチュウちゃんは女性ひとりでは持ち上がらないので2人がかり・・・。
idou1.JPG
idou2.JPG
 idou3.JPG
そして、体重を計ります。

測定はビニール製の容器に入れたままで行い、後で容器の重さを引きます。今回は約19kgでした。「日本の森」に展示して1か月、少し痩せた?運動量が増えたかな?
idou5.JPGそれから「大五郎」に載せてごろごろ通路を移動し、展示に到着~。
また、2人係でよいしょと水槽にいれます。
idou6.JPGぶくぶく...

idou7.JPG無事、再展示ができました。

チュウちゃん、補修後の居心地はどうですか?

イルカ通信~お口のチェックー!!編~

  • 2012.03.05
  • 海獣担当
  • 飼育担当

はい、ミューさん、お口あけて~!!


「あーーーーーん!」

120229ishikawa5.JPG

カマイルカの口の中って何本の歯があるかご存知ですか?

この鋭いとがった歯が120~140本生えているんです。

私たちの歯は乳歯から永久歯に生え換わりますが、イルカたちの歯は生まれて3ヵ月ごろに生え出したあとは、一生その歯で暮らします。

なので、ぶつかったりケンカしたりして歯が抜けちゃうと、生えてくることはないんです。


お口の様子をみてお気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、全ての歯がとがっています。

これは、餌となる海の中で泳いでいるお魚たちを捕まえて逃がさないようにする為です。

そして、餌は丸飲みするので、餌をすりつぶすための臼歯は存在しないんです。


実際に咬まれると、すぐに切れてしまいます。

イルカが若ければ若いほど、歯がとがっているので、咬まれると痛いことになります。

口を開けてくれている、ミューは推定5歳のまだまだ若手のイルカなので、咬まれて痛い思いを何度か経験しました...

手の甲にはいまだにミューの歯型が残っています。

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もう口閉じていいよ~


イルカ通信~水中撮影してみました編~

  • 2012.03.04
  • 海獣担当
  • 飼育担当
さぁ、これはなぁんだ?
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わかるかなぁ?
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これはわかるよね?
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正解は、カマイルカたちでした!
120229ishikawa4.JPG
水中撮影をするとイルカたちが寄って来すぎて、写真がぶれます・・・

そして、水槽の内側の、普段は見えない部分もたくさん見えてしまいますね(汗・・・)

どアップ!!

  • 2012.03.03
  • 海獣担当
  • 飼育担当
今回はラッコ達の「どアップ」写真をお届けします。

まずは パタ!

pata.JPG

どう?かわいいでしょ!
パタはやんちゃでおてんばな性格ですが、とっても美人なラッコなんです!


お次は...  エレン!

eren1.JPG

近っ!!!!!!
アップ過ぎてピントが合いません!

もうちょっと引いて撮ると...

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決めポーズのエレンがかわいく撮れました★



今年もこの季節がやってきました★

  • 2012.03.02
  • 海獣担当
  • 飼育担当
ペンギン好きの方は、この題名を見て気がついているかも知れません。

そうです!
海遊館のバックヤードで暮らす「イワトビペンギン」の繁殖準備が始まる季節到来なんです!

イワトビペンギンは気性が荒く、すぐケンカをするため仕切りを設置しています。
ぺンギンたちの行動に合して準備を行うため、毎年ちょっとづつ形が違うんですが・・・。

今年はこんな感じに仕上げてみました!
PC300068.JPG
この写真を見て・・・
あっ!去年と違う!!と思ったあなた!!!
超マニアの称号をプレゼントしちゃいます(笑)

今年のテーマは・・・
個室感の向上&巣材置き場の設置です。

PC300069.JPG
使い古したホースをリサイクルして、こんなサークルも作ってみました。

気に入ってくれたのか・・・
仕方なく使っているのか・・・
う~ん。どっちなんやろ~。

状況は後日ブログで報告しま~す!!
またチェックして下さいね。

立派に成長しました!

  • 2012.02.15
  • 魚類担当
  • 飼育担当

「日本の森」で、オオサンショウウオに加え、チュウゴクオオサンショウウオの展示を始めました。

チュウゴクオオサンショウウオは、名前のとおり、中国にだけ生息するオオサンショウウオの仲間です。


このチュウゴクオオサンショウウオは、海遊館のオープン当初から飼育しており、私たちは「チュウちゃん」と呼んでいます。

およそ22年前にやってきた時は、全長が65cm。その1年半後には75cmとなり、体重は2.8kgでした。

それから5年後には全長100cm、体重11kg。10年後には全長107cm、14.6kg! どんどん大きくなりました。


そして20年以上が過ぎた現在は、全長120cm、体重20kgにまでなりました。すごく立派です!

現在展示中のオオサンショウウオも当館にやってきて15年くらい経ちます。来館時は全長65cm、体重1.5kgと、来館時の大きさは「チュウちゃん」と同じくらいでしたが、現在の全長は83cm、体重3.8kgです。

となり同士に展示しているので、比べていただくと、大きさの違いに驚かれるのではないでしょうか?

チュウゴクオオサンショウウオは、オオサンショウウオに比べると成長がとても早いと聞いたことがありますが、まあよくぞここまで育ちました。


記録によるとチュウゴクオオサンショウウオの大きいものは全長180cm、体重65kgぐらいあったとか!

それっていったい何歳だったのだろう?と、想いをはせます。

そして、「チュウちゃん」はいったい今何歳なのでしょう??


次の休館日(2月15日・16日)には、展示開始後1か月の体重測定を行う予定です。

その様子は、またの機会にお知らせしますね。

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                                    「チュウちゃん」


完成!ジェンツーペンギンの丘!!

  • 2012.02.14
  • 海獣担当
  • 飼育担当
「南極大陸」水槽にジェンツーペンギンの丘が誕生しました。

先月、1月の休館日を利用して、水槽内の改修工事を行ったのです。

ジェツーペンギンは繁殖期になると、巣作りを開始します。昨年は、巣作りに必要な『玉砂利』を置く場所が少なかったため、ジャンツーペンギン同士でケンカが絶えませんでした・・・。

そこで・・・ジャジャーン!!
2.JPG
観覧通路から水槽に向かって左側部分です。最初に床面を剥がします。

次に・・・針金で岩の形、大きさをなどの骨組みをつくって。1.JPG
この中に、モルタルを注入し、表面を岩っぽく形成していきます。

さすがプロの職人さんです。みるみる岩になりました。
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こんな感じで、無事に基礎工事が終了し・・・このあとは乾燥させてから、塗装など仕上げとなります。

とりあえず違和感なく仕上がったと思います!
「南極大陸」水槽の左側は、ジェンツーペンギンたちが集まる丘になりました。

今年は、ケンカもなく(笑)、ジェンツーペンギンたちが気に入ってくれて、たくさん繁殖してくれるとうれしいのですが・・・

愛情いっぱいのレシピです☆

  • 2012.02.13
  • 魚類担当
  • 飼育担当

明日、2月14日は(*´v`)σ*バレンタインデー♥(´v`*)


海遊館でも、「バレンタインイベント」として、ハート型の氷や野菜、果物などをプレゼントしています。

そこで今日は、わんぱくカワウソBOYsにプレゼントしている『♥型のおやつ』のシピを紹介しちゃいます☆

まずは。。。普段「おやつ」にあげているキャットフードを計ります。

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次にミキサーで粉状に。

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そして、適量のお水を加えます。ココ重要!!
カワウソたちが手で持ってもこわれず、そして美味しく食べられる適当なかたさに調整します。

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そしてハートの型に入れギュッギュッと、愛をい~~っぱい込めちゃいます。

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最後はそ~っと型を外せば。。。
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完成でーす

どうですか??愛情いっぱいの手作りおやつです。
みなさんも今年はぜひぜひ手作りに挑戦してみてください。
きっとたくさんの想いが伝わりますよ。

ね!イガ君♪

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恵方巻きにがぶりっ!

  • 2012.02.12
  • 海獣担当
  • 飼育担当
2月3日は節分の日。
皆様は恵方巻きを食べましたでしょうか?

海遊館のラッコたちも、大好きな魚やイカ、氷を使って作った特製恵方巻きをがぶり!


ehoumaki 2.JPG
はじめは、恵方巻きにびっくりしてなかなか受け取ってくれませんでしたが...


受け取ってからは美味しそうにかぶりついてくれました。
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ラッコたちは何を祈って恵方巻きを食べていたのでしょうか?

アシカニュースvol.30

  • 2012.02.07
  • 海獣担当
  • 飼育担当
え~、今回のアシカニュースは・・・、「ゴマフアザラシ」について紹介します。

特に、アザラシのお食事について、先日「モンタレー湾」水槽に再デビューしましたアシカのコアくんに紹介してもらおうと思います。ではよろしく~。



コア:「はい。こちら現場です。なにやら文字を書いたバケツがたくさんあります。ちょっと近づいてみましょう。」
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コア:「パール、ショウ・・・と書いてあります。どうやらアザラシさんの名前のようです!」

私:「中には何が入ってますか?」
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コア:「え~っと、本日のメニューはアジ・シシャモ・サバ・ホッケのようです。ぼくが食べているやつより大きいです!」
注)コアくんは現在アジ、シシャモを半分に切ったものをたべています。

私:「そうですか。コアくんも早く色々な種類の魚が食べられるように頑張ってくださいね。」
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コア:「は、はい・・。まだ、サバがちょっと苦手なんですが、がんばってみます。」

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コア:「アザラシさん。たくさん食べてくださいね。(ちょっとぼくにも一口わけてほしいなぁ・・・)」

☆本日のアシカニュースは4コマ漫画風にお届けしました。

イルカ通信~にっこり編~

  • 2012.02.07
  • 海獣担当
  • 飼育担当
ちょいっと素敵な写真が撮れたので、お披露目。

1歳6カ月を過ぎたアクアです。
だいぶ大人の顔立ちになってきましたよ。
120301ishikawa1.JPG

最近のアクアの流行は、お食事タイムに私たちが腰に付けている餌のカゴのひもの端っこを咬むこと。
私たちは、腰のカゴが水槽の底に落ちやしないかとヒヤヒヤです。

潜水している私の頭を下顎で突くことも大好きです。
ツボをついてくるので、頭の中までキンキンします。



こんなアクア。おこってしまうこともありますが、やっぱりかわいいんですよね~





アシカニュースvol.29

  • 2012.02.06
  • 海獣担当
  • 飼育担当
みなさんお待たせしました。
離乳のためバックヤードで暮らしていたコアくんが、ちょっと大人(?)になって、「モンタレー湾」水槽に帰ってきました!
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どう?ちょっと凛々しくなった?(笑)

ではバックヤードでの苦労話を少し。。

コアくんの離乳は思っていた以上に順調で、すぐにカタクチイワシやキビナゴを食べられるようになりました。お、これは余裕で他の魚も食べてくれるでしょ。」思っていたのが甘かった・・・。

なぜか他のアシカたちが普段食べているシシャモやアジ、サバといった魚は嫌がって食べず、キビナゴばっかり食べるのです(汗)

「これはどうしたものか・・」と考えて、キビナゴと同じサイズにシシャモを切ってみたり、ヒレやアジのぜいごを取ってみたり、色々試行錯誤した結果、どちらも飼育係員の手から食べるようになりました。

よかった。うんうん。

今では餌の時間になると誰よりも早く扉の前に来て、はやく、ごはんちょうだいっ!」と待っています。

1月30日に「モンタレー湾」水槽に帰ってきてからは、同い年のナミちゃんや他のアシカたちと元気に遊んでいます。
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おもちゃ用の貝がらでナミちゃんと一緒に遊んでいます。

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コアくんが帰ってきてナミちゃんも嬉しそうです(左がコア、右がナミ)

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これからは他のアシカたち同様、色々なトレーニングをしながら、コアくんの健康管理をしていきます。

コアくんをぜひ探してみてください~。


イルカ通信2月号~何持ってんの~編

  • 2012.02.05
  • 海獣担当
  • 飼育担当
イルカたちの顔、じっくり見たことありますか?
つるっとなめらかで賢そうに見えたりしますよね?
人が持っているものに興味を示したとき、その顔がちょっと変わるんです。


私がアクリルガラス前に座り込んでカメラを向けると・・・
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「今日も重たそうなもん持ってんなぁ?それより遊んで~」とアクア。

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「ねぇねぇ、それなんなん、私にも遊ばせて~!」とミュー。
正面から見ると、イルカってわからないですね・・・



それから・・・


「近くで見たい~!!」


・・・どーん!とアクリルガラスにぶつかりました。
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ミューにはアクリルガラスという概念が薄いようです。

あぁ、めでたや。

  • 2012.02.05
  • 魚類担当
  • 飼育担当

「日本の森」に『福寿草』を展示しました☆
福寿草は『元日草』とも呼ばれ、新春を祝うとってもめでたいお花なんです。

皆様に幸福と長寿をお届けします♪

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そして、「日本の森」にいらっしゃったら、
ぜひ上の方を見渡してみてください。

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ただいま、梅の花が満開です。
いろんな花を見つけてみてくださいね。

岩の間からのぞく姿は・・・

  • 2012.02.04
  • 海獣担当
  • 飼育担当
朝の生き物の様子を観察してまわっていたら、あんなとこで、誰か寝てる!!

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はい、ゴマフアザラシのショウちゃんです。
岩をうまく利用して寝ていらっしゃる。

岩と岩の間からこぼれ落ちそうなお腹をみてくださいよ。

それにしてもそんな場所でぐっすり寝てるなんて、無防備にも程がある!!
いや、でも、この寝顔みてたら、そのまま寝せてあげないとな。

気持ちよさそ~

何に使う?

  • 2012.01.30
  • 海獣担当
  • 飼育担当
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いきなり写真で始まりました!今回の「海遊館日記」ですが、
指先につけているオレンジ色の物。
そう、「指サック」です!
紙をめくる時などに使うものですが、海遊館では違った使い方をしています。

では、みなさんに問題です、この「指サック」どのような時に使うのでしょうか?
ヒントは手の後に写っているものです!














正解は・・・esratori.JPG
「餌のサバの、エラを取り除くときに使用する。」でした!

サバは、カマイルカやカリフォルニアアシカ、ゴマフアザラシなどに与えていますが、エラや内蔵は、動物たちの食べ物として適していないため、必ず取り除きます

海遊館では、一日におよそ120kg(600匹くらい)のサバを餌として準備するので、この「指サック」が活躍しているのです。

一度ご家庭でも試しててみてくださいね(笑)


アクアゲート水槽の先輩

  • 2012.01.27
  • 魚類担当
  • 飼育担当
「アクアゲート」水槽には、私にとっての先輩が暮らしています。
その魚がこちらです。 
hoshigonbe1.JPG
中央に写っている魚で「ホシゴンベ」という名前です。

このホシゴンベは、私が飼育係員になった10年前には、すでにこの水槽で暮らしており、
私にとって先輩です。

体の大きさは10cmくらいと小さいのですが、堂々とサンゴの上でポーズを決める姿は、まさに先輩の風格を感じます。

先輩!これからもずっと元気によろしくお願いします!

パタの得意技(ただ今、特訓中!)

  • 2012.01.14
  • 海獣担当
  • 飼育担当
ラッコの「パタ」の得意技をいろいろと紹介してきましたが、今回はとっておきの得意技を紹介します。

といっても、まだまだ練習中の新技です!

パタのあっかんべー☆
pata be.jpg

どうですか!?
かわいいでしょっ!!!

みなさんにもご覧いただけるように、ただ今特訓中です☆

ペンパレやってます!

  • 2012.01.11
  • 海獣担当
  • 飼育担当
今年もやっております!
ペンギンパレード!!!

残すところあと6日間、1月14日(土)、15日(日)、21日(土)、22日(日)、28日(土)、29日(日)となりました。

今年はパレードコースも延び、ペンギンたち頑張って歩いております!
ぜひ応援に来てくださいね!

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↑出番を待つ、ペンギン達。

penpare2.JPG
さぁ、パレードへ出発!

アシカニュースvol.28

  • 2012.01.09
  • 海獣担当
  • 飼育担当

アシカニュースvol.27は、カリフォルニアアシカ「ナミ」ちゃんの『気になるぅ~人間編』(勝手にそんな題をつけてみました)でした。
今回は・・・『気になるぅ~アザラシ編』をお届けします。

とにかく好奇心旺盛で、色々なことが気になる「ナミちゃん」。同居しているゴマフアザラシにも興味津々です。

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「誰だろう?近づいても怒らないかな・・・?」

ちなみに見つめられているのは「ジャブ」。海遊館のアザラシの中で最高齢のおじいちゃんです。

まだ気になるナミちゃんは・・・

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「こっちにもいるよー。」

水面で浮かんでいるのは「サクラ」。ゴマフアザラシなのにゴマ模様がとっても薄い色白さんです。

まだまだ気になるようで・・・

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「勇気を出して近づいてみるぞ~。」

ちなみに狙われているのは「チチ」。

このあとナミちゃんは口を開けて「ウォーッ」といっちょ前に威嚇していました。「チチ」はただ水面に浮いていただけなのに・・。

「ぼく何も悪いことしてないよ~」と、ちょっと迷惑そうですね(笑)

でっかくなっちゃった!

  • 2012.01.09
  • ペンギン成長記録
  • 飼育担当
去年、3羽のオウサマペンギンが生まれました!
全羽、順調に成長し、今では親鳥よりも大きくなりました。

オウサマペンギンは約8ヶ月、ふわふわとした茶色い羽に覆われています。

しかし・・・
去年6月に生まれ、我々飼育係が親代わりをしたヒナに異変が・・・
なんと!!ビックリ!!!
約6ヶ月で大人の羽に生え換わりました。

羽が生え換わる時期は、エネルギーを沢山消費するため、大幅に体重が減少します。

しかし・・・
20kgまで増加した体重は、約3kgしか減少せず、再び増加傾向に・・・
ウソや〜ん(悲)

生まれた時から食欲旺盛やったけど・・・
ちょっと甘やかし過ぎました。反省。

早く水泳訓練を開始して、ダイエットさせねば・・・
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イルカ通信1月号~2012年も!編~

  • 2012.01.06
  • 海獣担当
  • 飼育担当

2012年がやってきました!

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イルカたちも大喜び!!!





と言いたいところですが、これは、ジャンプの訓練中です。

3頭でまとめてジャンプすると見ごたえありますね~

残念ながらお食事タイムにはこの種目の訓練はやっていないので、みなさまにはご覧いただけませんが、もしかしたら、通りがかったときにたまたまご覧いただけるかもしれません。

いつしかご披露することができたらなぁって思っています。

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「ジャンプしたやん。えさ~。」

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はいはい、よくできました。



今年はどんな動きをトレーニングしていくかなぁ~
ダイナミックなことやってみたいなぁ。

なんて、元旦から思いを巡らす始末でありました。

アシカニュースvol.27

  • 2012.01.05
  • 海獣担当
  • 飼育担当

カリフォルニアアシカ「ナミ」ちゃんの近況報告です。

アシカニュースvol.23で少しずつ人間にも興味を持ち始めたことをお話しました。

それが、現在はと言いますと・・・

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カメラを向けただけでグイグイ寄ってきます。フレンドリー!
「何それ?なにー?」
何でも気になってしょうがないお年頃のようです。
先月では考えられない進歩。

そしてボディータッチもできるようになりました!
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大人のアシカと比べるとナミちゃんの毛はとてもやわらかいんですよ。

口の中には・・・
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歯もちゃんと生えてます!

以上ナミちゃんの成長記録でした。

アシカニュースvol.26☆新年のご挨拶

  • 2012.01.04
  • 海獣担当
  • 飼育担当

明けましておめでとうございます。
皆さまどのようなお正月を過ごされたのでしょうか?

「モンタレー湾」水槽を代表して「コア」くんから
新年のご挨拶です。

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早いもので「コア」が生まれてから半年以上が経ちました。
今はお母さんのスミレにお乳をもらって元気に育っていますが、
そろそろお魚を食べる練習(離乳)をする時期を迎えます。
その時が来たらまたブログで報告しますね。

オオヨコクビガメのつぶやき

  • 2012.01.03
  • 魚類担当
  • 飼育担当

「エクアドル熱帯雨林」水槽のカピバラコーナーには、オオヨコクビガメが2匹います。

ある日、ウエットスーツの飼育係員がやって来て。

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「よいしょ!」と、つかまってしまいました。

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そして、陸上で待っていたもう一人の飼育係員に手渡され・・・。「はい!持ちました!」

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体重計の上に。「動かないでね」

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体重は・・・

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16.35kg。前日に測定したもう1匹は、12.5kgでした。「大きい!」

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そして、バックヤードに運んで。

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一日かけて、甲羅干しです。飼育係員の頭に隠れて見えませんが、爬虫類専用のライトを浴びて、ぽっかぽか。

月に一回、健康管理の目的で、体重測定と甲羅干しを行なっています。

「今日はつかまったし、体重も計ったけど、甲羅干しは気持ちいいわー」と、つぶやいてくれてたら、うれしいのですが・・・.


緑のじゅうたん

  • 2012.01.02
  • 魚類担当
  • 飼育担当
「日本の森」には、いくつか滝あります。

一番大きな滝は、「コツメカワウソ」水槽の左です。
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今の時期はちょっと寒いのですが、朝一番に「日本の森」に入ると、とても爽快な気分になります。マイナスイオンの効用でしょうか?

さて、この滝の周りの岩には、緑色コケが生えています。

まるで絨毯みたいできれいでしょ?

ここだけでなく、「日本の森」をよく観察すると、いろんなところでコケの絨毯がありますよ。

「オオサンショウウオ」水槽の上では流木に!
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その横の水槽でもほら!

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アクリルガラスや壁などに付く、水中のコケ(藻類)は、ゴシゴシとこすって取ってしまうのですが、「日本の森」のコケ(蘚苔類)は20数年の歳月を経て、まさに自然の森と同じようになりました。

さて、これから春にかけて、新芽がふくらみ、新しい緑が増えてきます。

あたたかくなるにつれて、「日本の森」がどんどん変化していきます。

毎年のことですが、今年も楽しみです。
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「え、なに?知らないよーだ」

新しいおもちゃだよ(コツメカワウソ)

  • 2012.01.01
  • 魚類担当
  • 飼育担当

新しい一年がはじまりました。

今年も、生き物たちにとって、よい一年になりますように。

そして、「海遊館日記」をどうぞよろしくお願いします。


さて、「日本の森」のコツメカワウソ水槽です。

やんちゃ坊主が5頭、暮らしています。

ちょっぴり遊んでもらおうと思い、カワウソたちが寝ている間に、こんなモノを入れてみました。

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中が空洞になった、造り物の岩(擬岩)のおもちゃです。中をくぐってくれるかな~と期待して☆

さあカワウソたちの反応は???

「なんだ?なんかあるぞ。」「うひょ~怖い怖い」
「お前見てこいよ~。」「じゃぁ...木の影からなら...んぎゃっ」

な~んて声が聞こえてきそうです。
予想以上の反応に、ビデオを撮りながら笑ってしまいました。

「お食事タイム」に餌を投げ与えても、餌がおもちゃ付近にあると、遠巻きに周りをグルグルまわって近づけないくらいでしたが、しばらくすると慣れてれてきた様子です。

カワウソたちは中をくぐってくれるのか、先に飽きてしまうのか??!!

どちらにしても、楽しんでらえるとよいのですが・・・。


今年も、いろいろ新しいことに取り組んで、生き物たちがいきいきと健康に暮らせるようにがんばります!



日本の森にパンダ?!かも??

  • 2011.12.31
  • 魚類担当
  • 飼育担当

以前お伝えしたオシドリに続き、

「日本の森」の水鳥コーナーで暮らしている、ミコアイサが冬支度を終えました~(´▽`)

ミコアイサのオスは冬に繁殖期を迎えるため、全身がきれいな白と黒の模様に変わります。
その模様がパンダ模様に似ていることから「パンダガモ」とも呼ばれております。

去年は換羽(かんう:羽が生え換わる)途中で何度も止まってしまい、2月頃までかかってしまいましたが、
天井の工事(11月17日のオシドリのブログにて紹介)のおかげで、新年を迎えるまでに冬支度が整いました。

とっても男前でしょ(^_-)-☆

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ミコアイサに会える動物園、水族館はとても少ないです。
ぜひぜひ、海遊館の男前ミコアイサに会いに来て下さいね(´▽`)

夜の「グレートバリアリーフ」水槽

  • 2011.12.31
  • 魚類担当
  • 飼育担当
海遊館では、午後5時から、水槽の照明が暗くなり、「夜の海遊館」になります。

昼間は活発に動き回っていた生き物たちが寝静まり、夜行性の生き物たちが活発に活動を始めます。

今回は、そんな「夜の海遊館」で見ることが出来る生き物を紹介します。

その生き物はこちらです。
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「グレートバリアリーフ」水槽で飼育しているニシキエビです。

ニシキエビはイセエビの仲間で、触角を入れると優に1m以上の大きさになる、大型の種類です。
夜行性で、昼間はサンゴや岩の隙間に隠れていて、なかなか姿を見ることが出来ませんが、
「夜の海遊館」になると隠れ家から出てきて水槽の中を散歩しています。

昼間の海遊館とは雰囲気も観察できる生き物も違う「夜の海遊館」。
昼間と夜の様子を比べて観察してみると、色々な発見がありますよ!

目と目が合ったら、遊んでね

  • 2011.12.29
  • 魚類担当
  • 飼育担当

「モンタレー湾」水槽のカリフォルニアアシカや「タスマン海」水槽のカマイルカたち。

観覧通路で、お客様がハンカチなどを振ると「何それー?」と近づいてきたり、通路を走ると追いかけてきて、アクリルパネル越しに追いかけっこをすることがあります。

生き物たちも、お客様と遊ぶことを楽しんでいるようです。

最近は、「パナマ湾」水槽のアカハナグマ(愛称アズキ)も、遊ぶようになりました。

アズキが、アクリルパネルの手前にいる時や目と目があった時がチャンスです。

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例えば、名札をぷらぷらさせてみると・・・。

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「ちょっと、それ何よー?」と、名札に向かって立ちあがって、大きな口を開けて見ていました。

でも、どれだけこちらがアピールしても、アズキの気がのらない時もありますので、そんな時は早めにあきらめた方がよさそうですね・・・。

ひだまりでのんびりと

  • 2011.12.28
  • 魚類担当
  • 飼育担当

おひさまサンサン♪

日当たりのよいバックヤードでは。。。

なにやら茶色いかたまりが?!kae.JPG

コツメカワウソのニッキ(おじいちゃん)とカエデ(おばぁちゃん)。

仲良く並んで、お昼寝中でした。
なんだか縁側での~んびりしているように見えますね~(´▽`)

ニッキは17歳、カエデは18歳。 

2頭とも、コツメカワウソのなかでは、かなりの高齢になるのですが、食欲旺盛!元気いっぱいです♪

温かいバックヤードで、のんびり過ごしてね。

カピバラのスポットガイドで気を付けること

  • 2011.12.27
  • 魚類担当
  • 飼育担当

「エクアドル熱帯雨林」槽のカピバラたち。

土日祝日を除く、13301545にスポットガイドを行なっています。

使用するマイクは、他の生物担当者と同じものですが、カピバラ専用マイクには、ある工夫をしてます。

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コードにプラスティックを巻きつけています。拡大します!

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通常、解説者は黒い部分をズボンのポケットに入れて、マイクを頭につけます。

しかし、カピバラは、コードをがじがじして、断線させてしまったことがあるのです。

そのため、コードをかじられないよう工夫して、さらに解説者の制服で隠すようにしています。

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カピバラの歯は、固いものでもかじることができるので、コードなんて簡単にかじってしまいます。

幸い、カピバラには影響がなくてよかったのですが、備品管理の担当者からは、しかられてしまいました。

アカハナグマやコツメカアウソも、コードが目に付くとかじってしまうので、スポットガイド中も油断をしてはいけません。

アクア通信12月号~もう1年!?編~

  • 2011.12.26
  • 海獣担当
  • 飼育担当
みなさんは、素敵なクリスマスを過ごされたでしょうか?
私は・・・

でも、私にとってクリスマスは、とっても素晴らしい記念日なのです♪
カマイルカのアクアが、お母さんのおっぱいから魚を食べるようになった(離乳)記念日です。


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いまでは、いろんな動きをトレーニングで習得しています。


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横からミューが餌を奪いにやってきても、強気です。

来年も、イルカたちをはじめ、生き物たちが元気に過ごせますように。

そして最後に、来年からは「アクア通信」を改め、「イルカ通信」として、カマイルカたちのいろんなお話をお届けいたします!

アシカニュースvol.25

  • 2011.12.17
  • 海獣担当
  • 飼育担当
今日のアシカニュースは、ニュース・・と言うほどのことではないのですが...。

生き物たちの写真を撮っていると、たまに面白い瞬間が撮れることがあります。
先日撮った「ナミ」ちゃんの可愛い一枚がこちら。
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とっても眠たそうです(笑)
またいい写真が撮れたらアップしますー。

アシカニュースvol.24

  • 2011.12.16
  • 海獣担当
  • 飼育担当
カリフォルニアアシカの赤ちゃん、「コア」くんと「ナミ」ちゃん。

生まれた頃はいつもお母さんと一緒にいましたが、最近では子ども同士で仲良く遊ぶことが多くなってきました。

お母さんアシカたちも、赤ちゃんが自分から離れると心配そうに鳴いて連れ戻していましたが、今では「はいはい、あんまり遠くに行っちゃだめよ。」ぐらいの余裕があり、じゃれ合う二頭を温かく見守っています。

そして、遊び疲れた後は仲良く二頭でお昼寝です。
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左が「コア」くん、右が「ナミ」ちゃんです。
近寄っても全然起きないので、もっとアップで撮ってみました・・・

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かわいい寝顔に癒されます~。

サンタさんからのあたたかいお言葉

  • 2011.12.15
  • 海獣担当
  • 飼育担当

先日、海遊館にフィンランドからサンタさんがやってきました。

海遊館日記「サンタさんがやってきた」

私たち水中サンタは、このクリスマスシーズンを楽しく、素敵な時間を過ごしていただきたい、素敵な思い出ができるように、と願って、毎日ダイブしています。
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そんな私たちのことを知ったフィンランドのサンタさんから、あったかくなる一言をいただきました。

「毎日、大変だろうけど、風邪をひかないで。いつも私は見ていますよ。」

と...。

私はとてもうれしくて、たくさんの素敵なものをみなさんにお届けせねば!!!!という気持ちになりました。111212ishikawa2.JPG

クリスマスまであと10日。

水中サンタに会いに来て下さいね!


サンタさんがやって来た

  • 2011.12.14
  • 海獣担当
  • 飼育担当
海遊館にサンタさんがやって来ました。
正真正銘、本場?フィンランドからやって来た、サンタクロースさんです!

なんと、「アーサークリスマスの大冒険」という映画のイベントで
ペンギン達と一緒にイルミネーションの点灯式に参加してくれました。
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サンタさんに会えて、ペンギンも私も緊張しています...。
いつも通り、じょうずに点灯式ができるかな?

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サンタさんもペンギン達を応援してくれています!
頑張れ!ペンギンたち!

点灯式も無事に終わり、最後にみんなで記念撮影☆
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サンタさんはいませんが、12月25日までの土日祝日(17時~)にはイワトビペンギンたちによる点灯式を行なっています!
ペンギンたちの応援にぜひ来てくださいね♪

ペンギンパレード、代表が決定しました!

  • 2011.12.12
  • 海獣担当
  • 飼育担当
今年も海遊館の人気イベント!
オウサマペンギンによる「ペンギンパレード」を12/16(金)から開催します。

現在、海遊館では26羽のオウサマペンギンを飼育しており、その中から8羽のペンギンが選出されます。

ペンギンの担当飼育係は非常に悩みます。
実は・・・
大人しいペンギンは係員にピッタリくっついて歩かへんし・・
良く歩くペンギンは臆病だったり、クセが強かったり・・・
ペンギン同士、仲が悪かったり・・・
見た目が似ているペンギンたちですが、意外と個性が強いんですよね。

そして悩みに悩んだ結果、ついに代表が決定しました。

今回選出されたペンギンたちの平均年齢はなんと約3歳!
若手中心となっており、さらに8羽中、3羽が初選出となっております!

ベテランのペンギンはもう高齢ですし、そろそろ世代交代なんですよね。
まぁ~、やって見ないと分からない!という事もありますので!
ポジティブに考えてみました。
内心・・・超ドキドキですが・・・(笑)

是非、応援しに来て下さいね♫

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現在、バックヤードにて、コンディションを整えている代表のペンギンたちです。

「代表のみなさん、よろしくお願いします~」

タチウオの収集と展示

  • 2011.12.11
  • 魚類担当
  • 飼育担当
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寒い日が続く今日このごろ、みなさんいかがお過ごしでしょうか?

「日本海溝」水槽にて12月9日から1月下旬まで、タチウオを展示しています。
タチウオが立って泳ぐ姿をぜひご覧ください。

それでは、タチウオの収集から展示までの裏側を詳しく紹介します!


【タチウオを集める】
10月と11月、大阪の一番南に位置する岬町と和歌山県由良町の定置網漁に同行させてもらいました。
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↑漁師さんの船で、網にかかったタチウオを選別し捕獲します。

タチウオはウロコがなく、他の魚に比べ傷つきやすいため、特別な網で優しくとりあげます(とても難しい!)。
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↑漁場から港までは、専用の水槽で運びます。

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↑港から海遊館までは、水槽を積んだトラックで運びます。

水槽にはCCDカメラがついていて、タチウオの泳ぎをチェックしながら、慎重に海遊館に帰ります。



【予備の水槽での体力づくり】
食材としてはおなじみのタチウオですが、実はとても飼育が難しい魚です。

採集したタチウオは、直接「日本海溝」水槽に入れるのではなく、予備水槽でおよそ1ヶ月間、体力づくり(餌づけ・水温調整)をしてから、展示水槽にデビューです。

エサを与えるのも難しく、はじめは生きたイワシなどのエサを与えます。そのうち、冷凍保存しているアジやキビナゴを食べるようになります。



【いざ展示へ】
しっかり体力をつけて準備ができたら、予備水槽から「日本海溝」水槽へ移動します。

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↑ダイバー2名が予備水槽の中に入り、網を使って、タチウオを水槽のはしっこに追い込みます。

追い込んだタチウオを専用の網で丁寧にすくって移動します(これがまた難しい!)。

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↑タチウオを運んでいる様子です。急いでいるのでブレてます。

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↑採集のときと同じように専用の水槽で、「日本海溝」水槽まで運びます。

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↑移動終了~!キラキラと輝くタチウオ。本当に立って泳ぎます。

採集から展示まで、毎日とても心配でしたが、元気に泳いでくれて、うれしいです!
(計画どおり、展示を行うことができて、ホッとしました)

これからも、不思議な海の生き物たちを紹介できるよう、がんばります!




アシカニュースvol.23

  • 2011.12.08
  • 海獣担当
  • 飼育担当
早いものでもう12月。
「モンタレー湾」水槽は、屋外の空気が入り込んでくるので、担当係員は毎日肌で冬を感じ取っています。
そんな寒い中でも、カリフォルニアアシカたちは元気いっぱいです。

アシカのあかちゃん「ナミ」が生まれて100日が経ちました。
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ばっちりカメラ目線の「ナミ」ちゃん。
実はつい先月までは、このような写真はなかなか撮れませんでした。
こんな風に近づいてカメラを向けようものなら、驚いて「ウォ~」っと鳴いて逃げていました(汗)

生後100日を過ぎて、だんだん人や周りのものに興味を持ち始めたようです。

ボディータッチなんてまだまだ遠いなぁ・・・と思っていたのですが、
なんと、この撮影の後「ナミ」ちゃんが体を触らせてくれたのです!
しかも私のひざに、頭をすりよせてくるではありませんか!!
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『な、なみちゃんがひざまくら状態になってるー。』
係員室に戻った私が、他のスタッフに興奮状態でこの出来事を報告したのは言うまでもありません。
「ナミ」ちゃんの日々の成長が目に見えて感じ取れるので、本当に毎日が楽しみです。

コツメカワウソのひげのひみつ

  • 2011.12.07
  • 魚類担当
  • 飼育担当
コツメカワウソのゴボウ。
夏休みの頃、お母さんのツバキと一緒に、「日本の森」水槽で暮らしていました。

いまは、バックヤードで元気です。

夏休みのある日、お客様から「お母さんのツバキのひげが短くないですか?」と聞かれたことがありました。

その時は、「岩などでこすっているから?と思います。」と、お答えしたのを覚えているのですが...。

その後、ゴボウはバックヤードに移動し、お父さんのソラをはじめ、3頭と同居をはじめたことは、以前の「海遊館日記」でお知らせしました。


そして、ゴボウとの同居がはじまり、しばらくしてから気づきました。

「あ、ソラたちのひげが短くなってる!」

お父さんのソラ ↓
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2010年うまれのコハク ↓
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コハクの父、オリーブ ↓
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なんだか、ひげが短くないですか(笑)?
オリーブの以前の写真はこんなふう。
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つまり、コボウが他のカワウソのひげをかじっていたのです。
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自分には、ちゃんと長いひげがあります。
いたずらゴボウめ~!

ツバキのひげは、のびてきて、元どおりになってきました。
ツバキのようすは、また後日、報告しますね。

アカハナグマのトマトは、スタイリスト?

  • 2011.12.06
  • 魚類担当
  • 飼育担当

「パナマ湾」水槽のアカハナグマたちは、いつも好奇心旺盛です。

なかでもトマト(アカハナグマの愛称です)は、どういうわけか私の頭が気になります。

私がじーっとしているとやってきて、調査開始!

P2260429.JPGくんくんとにおいをかいで確かめます

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そして、おもむろに頭を前あしでがりがり。
P2260422.JPGこれ、喜んでいるわけではありません、爪があたって痛いです。
どうやら私の髪型が気に入らないらしく、スタイリングしてくれている??ようです。
"スタイリスト"トマトさんは、前あしで髪をなでつける?だけでなく、鼻でくんくんしながら、髪型を整えてくださいます...。

ちなみに横から見ると、このような形。
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トマトさんがそっと頭の上に乗ってくれれば、帽子みたいになるのになと思ったりもします。

かげで私の寝癖もばっちりよ。ありがとう、トマト。
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いえいえ(なんか得意げなトマト)。

海遊館うまれの"しましま"が、デビュー!

  • 2011.12.01
  • 魚類担当
  • 飼育担当
今年の8月3日に、「エクアドル熱帯雨林」水槽でうまれた「セベラム」という名前の淡水魚。
この「海遊館日記」でも、成長の様子をお伝えしてきました。
http://www.kaiyukan.com/blog/archives/2011/08/28/

予備水槽で元気に成長していますが、まだ小さくてかわいいので、特別企画展「かわいい!コレクション」にデビューすることになりました!

「しましまコーナー」にいます。
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この写真では、水槽しかないように見えますね・・・

デビューしてすぐ撮影したので、みんなまだ緊張気味。後ろのほうで身を潜めています。
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今では、すっかり新しい水槽にも慣れました。

また、「エクアドル熱帯雨林」水槽では、成魚(お父さん・お母さん)も元気です!

しましまの小さくてかわいい「セベラム」の幼魚たち、ぐんぐん元気に育ってね。

かくれペンギンを探せ!

  • 2011.11.30
  • 海獣担当
  • 飼育担当
期間限定の「ふしぎ?いっぱい!ペンギン展」

今日はペンギン展の新しい楽しみ方をこっそりお教えします!

このペンギン展には、実は「かくれペンギン」がいるんです。
ペンギン展をご覧になった方で、かくれペンギンに気づかれた方は、すごい観察力の持ち主ですね!

かくれペンギンは、企画展示室の奥の黄色い壁面にいるんです。
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黄色の壁に白色でたくさんペンギンの顔が描かれているのですが、この中に違う顔のペンギンが5羽かくれています!


今回は特別に1羽だけ紹介します!

じゃじゃーんっ!!!
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目のまわりが白い、ジェンツーペンギンです。

ペンギン展にご来場の際は、5羽のかくれペンギンを探してみて下さい!!

見かけによらず・・・

  • 2011.11.29
  • 魚類担当
  • 飼育担当
さて、今回のブログの主役は、この魚です!
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黄色くて四角い体に、黒色の水玉模様がとても可愛らしい 「ミナミハコフグ」です!

「ミナミハコフグ」は、可愛い見た目とは裏腹に、なかなか恐ろしい必殺技を持っています。

危険が迫ると「パフトキシン」という毒を体から出し、外敵から身を守ります。「パフトキシン」の毒性は強く、小さな水槽に「ミナミハコフグ」と別の種類の魚を一緒に入れると、ハコフグ以外の魚が死んでしまうこともあるぐらいです。

「綺麗なバラには棘がある」ならぬ、「可愛い魚には毒がある」といったところでしょうか?

「ミナミハコフグ」は、特別企画展「かわいい!コレクション」でご覧いただけます。

夜の海遊館の主役?

  • 2011.11.24
  • 魚類担当
  • 飼育担当

「日本の森」水槽の水鳥コーナーには、現在、サギの仲間、カモの仲間とカイツブリがいます。
土日祝日を除く、16:15から水鳥の解説を行なっており、それぞれの特徴を紹介しているのですが、唯一、紹介できない種類がいます。

サギの仲間のゴイサギです。

ゴイサギは夜行性で、別名「夜ガラス」と呼ばれるとおり夜行性です。また、とても臆病なので、清掃や解説で係員が入室すると、展示室の上のほうなど、お客様から見えにくい場所に移動して身を潜めています。

夜行性なので、毎日、夕方になると水際に降りてきて、水の中にいる魚を見つめたり、餌を食べています。

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この写真のゴイサギは、とても福々しい顔に見えますね(笑)。

実は、海遊館のオープン当初から、この水鳥コーナーで暮らしていますので、21歳以上のおじいさん(たぶん..オス.)です。

「夜の海遊館」では、生き物たちが寝てる姿も興味深くてよいのですが、「水鳥コーナー」のゴイサギもぜひ探してみてください。


アクア通信11月号 ~アクアはどっちだ!?編~ 

  • 2011.11.21
  • 海獣担当
  • 飼育担当
急に寒くなってきましたが、みなさん元気に過ごされていますか?
ウェットスーツを着て「タスマン海」水槽に入ると、陸上にいる時よりも水槽の水のほうが快適に感じるようになりました。

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アクアも元気に過ごしています!
元気すぎて、あごの先に怪我をしてしまいました(汗)



さてさて。質問でーす!!
2枚の写真をお見せします。
アクアはどっちでしょう???

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正解は②でした~
みなさん、わかりました^^?
①はアクアのおかぁちゃんのアーチでした。


ふしぎ?いっぱい!ペンギン展

  • 2011.11.20
  • 海獣担当
  • 飼育担当

いよいよ始めりました!

海遊館の新企画展示 「ふしぎ?いっぱい!ペンギン展」

ペンギンが主役の企画展です。


ペンギンはそのかわいらしい姿から、海遊館でも人気の高い動物です!

ペンギンを見たことがない...、ペンギンは嫌い...なんて人はあまりいないですよね。

ではみなさん、ここで問題!


①世界にペンギンは何種類いるでしょう?

②ペンギンはなんでペンギンっていう名前がついているのでしょう?

③イルカは「海豚」、アシカは「海驢」、ではペンギンを漢字で書くとどんな字でしょう?

④ペンギンのさわり心地はどんな感じでしょう?

⑤ペンギンのにおいってどんなにおいでしょう?


意外と知らないでしょ?ペンギンのこと。

この問題は、ペンギン展に来ればすべて解決します!


それではペンギン展の内容をちょっとだけ紹介します♪

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入り口を入っていくと...

ペンギン達がたくさん見えます!


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まずは海遊館にいるペンギン達がお出迎え!
(本物そっくりですが模型です...)

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ヒナになった気分で記念写真が撮れるスポットがあったり...

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重さ・大きさ・見た目・さわり心地、すべて本物そっくりに作った卵をさわれるコーナーがあったり。

とにかくとにかく盛りだくさんの内容です!

期間限定の「ふしぎ?いっぱい!ペンギン展」
ぜひ見に来て下さいね!


アクア通信11月号 ~ちょっと成長しました編~

  • 2011.11.19
  • 海獣担当
  • 飼育担当
餌もしっかり食べられるようになり
少し大人の仲間入りをしたアクアですが、最近新しい技を覚えました!

それがこちら↓
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少し見にくいですが、飼育係員との「握手」です!

左右両方できるようになったんですよっ。
覚えが早い早い!! アッと言う間にできるようになりました。

これからもどんどん練習して、皆さんに見せれるように頑張ります!
アクアより係員の方が頑張らないといけませんね‥‥


アシカニュースvol.22

  • 2011.11.18
  • 海獣担当
  • 飼育担当

早いものでカリフォルニアアシカの赤ちゃん「コア」くんが誕生し、5ヶ月が経ちました。
最近では人間に対してとても興味を示すようになり、掃除の時間には係員の後を
「何してるの?ぼくにもそのおもちゃかしてよ!」と言わんばかりについてくる毎日です。
(実際はおもちゃではなくホースで水を流して掃除してるんですけどね・・)

この間はおもちゃのホースで「綱引き」ゲームが始まりました。
こんな感じで。
DSC04475.JPG
「うーん、引っぱらないでボクにかしてよ~」

とにかく何でも気になります。
DSC04480.JPG
「これなに~?ガブッ」
ちなみにこのオレンジ色の物体はトレーニングに使うターゲットと呼ばれる道具です。
アシカにジャンプなどを教えるときにココだよ~と目標物として使ったりします。
いずれコアくんもそのようなトレーニングをする日が訪れますが、
今は色々なことに興味をもって慣れる練習中です。
というのも、大人のアシカの場合は、こういった道具を初めて見たときは
警戒して怖がることが多いのです。
今からいろんなことを経験して、立派なアシカになろうね。

オシドリの"いちょう羽"!!

  • 2011.11.17
  • 魚類担当
  • 飼育担当

「日本の森」水槽のオシドリがついにやりました!!!

あ...失礼いたしました。あまりにも嬉しくて(#^.^#) 説明致します☆彡

カモの仲間は、「1日のうち、暗い時間がどれくらいあるか」を感じ取り、季節を判断していると言われています。そして、季節の移り変わりに合わせて、冬羽⇔夏羽と衣替えをします。(羽の生え代わりを"換羽"といいます)

「日本の森」水槽では、換羽があまり上手く行われていませんでした。

そこで昨年、日没後は水槽の天井部分を暗幕で覆うように改良工事を行ったのです。

そしたら!!そしたら!!!

水鳥たちの換羽が、とても上手く行われたんです(´▽`)。
そして、先日、1番乗りで冬支度(換羽)を終えたオシドリ。
いちょうの形をした「いちょう羽」(尾羽近くにある茶色の羽)が復活したんです☆彡

oshidori20111113.JPG

ちなみにこちらが去年の冬の姿ですY(>_<、)Y

oshidori2010.jpg

ね??立派になったと思いませんか??

アクア通信11月号 ~サンタさんとあそぶー!!編

  • 2011.11.16
  • 海獣担当
  • 飼育担当

11月11日から、サンタダイバーが始まりました。1111ishikawa21.JPG

ミューがお食事をもらっていると...

アクアが横から様子を見てます。

1111ishikawa22.JPG

アクアはまだ赤ちゃんだったので、サンタさんとは初対面。
もう、気になって気になって。
そのあともしつこくサンタさんにまとわりつくのでした。。。


「タスマン海」水槽にサンタさんきたよ!

  • 2011.11.15
  • 海獣担当
  • 飼育担当
111111ishikawa1.JPG
2年ぶりに「タスマン海」水槽にサンタさんがやってきました。

111111ishikawa2.JPG

ミューとサンタさん。
通路のライトがミューに重なってきらり☆

「タスマン海」水槽では、水中でイルカのお食事タイムを見る事ができますよ!
ちなみに11:30と14:00です。


111111ishikawa3.JPG
みなさん、遊びにきてね!!

カメラのテストです

  • 2011.11.10
  • 魚類担当
  • 飼育担当
「太平洋」水槽内の設備の点検のために、めずらしくカメラを持って水槽に潜りました。(普段は掃除のブラシか魚の餌を持って潜ります...)
点検箇所の撮影前に、カメラのテストをかねて魚たちを撮影してみました。
(カメラのテストも立派な仕事のひとつです!遊んでいるわけではありません(汗))

どの種類を撮ろうかなぁ~と周りを見渡すと...、いました!

napo.JPG
「ナポレオンフィッシュ」こと、メガネモチノウオです。

カメラが気になるようで、かなり近くまで様子を見に来ていました。

遠くからではよく見えませんが、近くで見ると顔にはまるで迷路の様な複雑な模様があるのがわかります。
(繰り返しますが、カメラのテストも立派な仕事のひとつです!遊んでいるわけではありません(汗))

さて、次にやってきたのはこのお方です!
madaratobi.JPG
どアップ過ぎてわかりにくいのですが、マダラトビエイの顔です。

マダラトビエイたちは、毎日ダイバーから餌をもらっているので、どうやら餌をもらえると勘違いしているようです。
(しつこいですが、カメラのテストも立派な仕事のひとつです!遊んでいるわけではありません(汗))

このあと、何枚もテストで魚を撮影して、肝心な設備点検の写真を撮ろうとしたら、カメラのバッテリーがなくなっていたとか、いないとか...。

はやいもので1歳です

  • 2011.11.09
  • 魚類担当
  • 飼育担当
「パナマ湾」水槽のアカハナグマたちですが、今はメス3頭で仲良く(たまにじゃれ合いからケンカに発展することもアリですが・・・)暮らしています。
「トマト」と「アズキ」は1歳半に、海遊館にやってきたときはまだ生後4ヶ月だった「イチゴ」は、先月1歳になりました。
P2170121.JPG

今ではこの通り。
DSC_8105.JPG
いたずらもしっかりお姉さまがたに伝授してもらってます!
DSC_8224.JPG



光り輝く...

  • 2011.11.06
  • 海獣担当
  • 飼育担当
イルミネーションの季節がやってきました!!!

今年もやります!ぺンギン達による点灯式☆


去年は、1羽のイワトビペンギンが階段を上ってイルミネーションを点灯させていましたが、今年は2羽のイワトビペンギンが、よーいドンで競争しながら階段を上ります!

irumi1.JPG


この日のために、ペンギン達は階段を上る練習を積んできました!
みなさん、ぜひ応援に来て下さいね♪


イルミネーションの全貌は、海遊館に来てのお楽しみ☆

irumi2.JPG

マミズクラゲ登場

  • 2011.11.01
  • 魚類担当
  • 飼育担当

mamizu.jpg

「ふあふあクラゲ館」でマミズクラゲを展示しました。その名のとおり、淡水にすむクラゲです。毎年どこかの池などで突然現れてよく話題になりますね。毎年同じところで出現するとは限らず、神出鬼没の謎の多いクラゲです。今回はやや季節はずれ(普通は夏に多いのです)の秋になってようやくゲット。寿命の短いクラゲですので、お早めにご覧ください。

ラッコのおやつタイム

  • 2011.10.17
  • 海獣担当
  • 飼育担当
ラッコたちには、餌以外に毎日おやつをあげています。

おやつと言っても、お菓子やケーキではないですよ!
ラッコのおやつは、カニや氷です。

ふだんの餌はイカや魚の切り身といった比較的やわらかいものが多いので、
おやつには固くて歯ごたえのあるものを選びます。

ラッコたち、特に氷が大好きです!大きな氷の塊を手渡すと...

koorikaisetu1.JPG

おなかの上で上手にたたき割って食べます。

koorikaisetu2.JPG

ラッコのおやつタイムは毎日14時から。水槽の中から、いろんなお話をしていますよ。
さて、明日のおやつは、何にしようかなぁ。きっと楽しみにしているだろうなぁ。

※ラッコたちの様子をみて、中止することもあります~

アシカニュースvol.21

  • 2011.10.15
  • 海獣担当
  • 飼育担当
先月の話になるのですが、ソラが9月6日で4歳のお誕生日を迎えました。
そして、お客様からこんな素敵なバースデーカードをいただきました。DSC04196.JPG
手作りの愛情たっぷりなカード。
さっそくソラに見せに行きました。

すると・・・
妹のマリンがやってきました。
「お、これは何だ?」
marincard.JPG

すると、チカちゃんもやってきて、
「なにか書いてあるよ。」
ticacard.JPG

そして、本人ソラが登場。
真剣に読んでいます。。。
soracard.JPG
(私)『これ、ソラちゃんへのお誕生日プレゼントだよ。よかったね!』
よっぽど嬉しかったのかその後もソラはじっとカードを見つめていました。

カードと一緒にお手紙も添えられていて、私たちスタッフもとても嬉しかったです。
ありがとうございました!
これからもソラをはじめ、アシカたちの魅力を伝えていけるようがんばります!

アシカニュースvol.20

  • 2011.10.14
  • 海獣担当
  • 飼育担当
記念すべきアシカニュース第20号です。
先日撮影したベストショットをご紹介します。

題:『親子の愛』
namiruku.JPG
お父さんのルークと娘のナミです。
顔を近づけ合った様子がとてもほほえましいです。

最近のナミちゃんは泳ぎがとても上達し、お姉ちゃんやコアくんと水中でじゃれ合うことも多くなってきました。
潜水清掃している係員の顔をのぞきこんだり、色々なことに興味津々です。

アシカニュースvol.19

  • 2011.10.13
  • 海獣担当
  • 飼育担当
今年の8月24日に「モンタレー湾」水槽で生まれた、カリフォルニアアシカの赤ちゃん。
お母さんの「リップ」の愛情たっぷり、元気に育っています。
愛称が決まりました。
「ナミ」ちゃんです。nami0.JPG
お姉ちゃんの「ソラ(空)」、「マリン(海)」に続いて「ナミ(波)」です。
『みなさん、どうぞよろしく。』

アクア通信10月号 特別編

  • 2011.10.12
  • 海獣担当
  • 飼育担当
どやぁ~!

あたし、サバ食べれんねんでぇ~
口先タッチもできるようになったんやでぇ~
ボールでも遊べるようになってんやでぇ~
みてみてぇ~
111009ishikawa1.JPG



111009ishikawa2.JPG

111009ishikawa3.JPG

アクアの、どや顔大集合!!でした。

アマモ水槽に新しく仲間入り!

  • 2011.10.11
  • 魚類担当
  • 飼育担当
特別企画展示「かわいい!コレクション」のアマモ水槽に、新しい仲間が加わりました。
amamo1.JPG
どんな仲間かと言いますと・・・

amamo2.JPG
元気いっぱい!ゴンズイたちです!!
まだアマモ水槽に慣れていないので、すみっこに隠れていることが多いです。慣れてくるとゴンズイらしい、群れの行動を見ることが出来るでしょう~。楽しみです!

アクア通信10月号

  • 2011.10.10
  • 海獣担当
  • 飼育担当
おなじみ、カマイルカのアクア。毎日、おてんば発揮してますよ!
111008ishikawa3.JPG

最近になって、おとなのイルカたちと同じ食事メニューがとれるようになりました。

●これまでのメニュー → シシャモ(オス)のみ
111008ishikawa.JPG

●現在のメニュー → シシャモ(オス)に加えて、バ(半分に切る)も
111008ishikawa2.JPG

長かったここまでの道のり・・・。
たくさんの苦労がありました。

でも、食べられるようになって、とてもうれしいです。よかった~!
成長したね~、アクア!


ごぼち、元気です。

  • 2011.10.08
  • 魚類担当
  • 飼育担当

「ごぼち」は、コツメカワウソのゴボウの飼育担当者での呼び名です。「日本の森」でお母さんのツバキと一緒に暮らし、成長していく様子をご覧いただいたあと、バックヤードでもかわらず元気です!

ひとりっこのためか甘えたなので、今後のことを考えて、「男組」に入ってもらうことにしました。

「男組」は二つあり、ひとつは「日本の森」で暮らしている「わんぱくファイブ」。組名のとおり、わんぱくすぎるのでやめておき、もうひとつの「ゆるゆるスリー」に入ってもうらうことになりました。

「ゆるゆるスリー」のメンバーは、オリーブ(13歳)とコハク(1歳)の親子と、ソラ(ごぼちの父)の3頭で、ゆる~い、いえいえ、落ち着いた雰囲気が特徴なので、新入りのごぼちも なじみやすいと思ったからです。

9月の末、ごぼちをツバキから離して、「ゆるゆるスリー」に入ってもらいました。はじめは落ち着かなかったのですが、父性愛のかたまり・オリーブのおかげで、今はすっかりなじんでいます。ごぼちは一番左です。

PC250377.JPGあらためて「ゆるゆるスリー」メンバー紹介です。まずは、ごぼちの大恩人・オリーブ。さすが子育て名人。小さい子がいるとほっておけないみたいです。

PC250381.JPG次にソラ。ごぼちをいじめたりはしません。大きな心で迎えてくれました。
PC250383.JPG問題はコハクです。自分より年下がってきたものだから、大ハッスル。ごぼちにちょっかいをだして、ぶーぶーと言われていました。これまでワガママし放題でしたからね、コハク。オリーブやソラに怒られ、ちょっとしょんぼり。
PC250385.JPGごぼちが加わり、「ゆるゆるフォー」が結成されました。それでは、「ゆるゆるフォー」が「日本の森」に登場する日を楽しみにしていてください。
PC250374.JPGごぼちはホースの水が大好き~。
ちなみにお母さんのツバキは、ごぼちがいなくなった時、とても怒っていましたが、今はおじいちゃんのニッキと一緒にまったりと過ごしています。

美形のビゼンクラゲ展示中です

  • 2011.10.01
  • 魚類担当
  • 飼育担当

bizen_DSC9098.jpg

毎年恒例の有明海産大型ビゼンクラゲの展示。

今年も8月9日から展示していますが、先日再び有明海へ出かけて、とびきりキレイなビゼンクラゲを採集してきました。

少しの刺激ですぐにとれてしまう口腕付属器(傘の下についているソーセージみたいな赤いのです)がいっぱい残っているのです! 

普通はビゼンクラゲは海の底の方を泳いでいるため、採集には専用の刺し網を使うのですが、網にかかるとどうしても付属器がとれてしまいます。

ところが、先日は水面近くをビゼンクラゲが泳いでいたのです。

おかげで、慎重にクラゲをすくいとることができ、美形のビゼンちゃんゲットとあいなりました。

ジンベエザメのエサやり

  • 2011.09.16
  • 魚類担当
  • 飼育担当
皆様は海遊館ではジンベエザメにどのようにエサを与えているかご存知でしょうか?
今回はジンベエザメにエサを与える2種類の方法をご紹介したいと思います。
まず一つ目がこちらです。
jinbee2.JPG
水上の足場から長い柄杓を使ってジンベエザメにエサを与える、
通称「柄杓給餌(ひしゃくきゅうじ)」です。
ジンベエザメにエサを与える所を見たことがある方なら、この「柄杓給餌」を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか?
そして二つ目の方法がこちらです。
jinbee.JPG
飼育係員が水槽に入って、直接ジンベエザメの口の中にエサを入れる、
通称「水面給餌(すいめんきゅうじ)」です。
この水面給餌はジンベエザメ健康診断を行うためにジンベエザメを担架に誘導する時や、
こうしてジンベエザメに餌を与えている間に検査のため、水中で獣医さんが採血を行なったりする時に行います。
ですが、この水面給餌はエサを与えていると言わなければ、大きなサメに人が襲われていると誤解されてしまいそうですね・・・。

「エビ・カニ展ニュース」 今日も掃除をしています~見逃さないで!

  • 2011.09.15
  • 魚類担当
  • 飼育担当

IMG_3747.JPG

「ゆかい!ふしぎ?エビ・カニ展」。ご覧いただけたでしょうか?
開催期間も残りわずかとなりました。

エビの仲間には、大きな魚(例えばハタやウツボの仲間)にのったり、口に入ったりして、魚の寄生虫を食べる種類がいます。彼らはクリーナーシュリンプ(魚のそうじ屋)と呼ばれます。

普段はエビをエサとしている魚も、寄生虫を食べてくれる大事なクリーナーシュリンプは食べません。

「エビ・カニ展」では、クリーナーシュリンプの代表的な種であるアカシマシラヒゲエビ(写真)を展示しています。大きな魚は一緒にいませんが、水槽の底や岩の上で、エサのカスなどを食べて掃除をしてくれています。

朝、水槽の中を掃除していると手の上にのることもあって、とてもかわいいです。

アシカニュースvol.15

  • 2011.09.13
  • 海獣担当
  • 飼育担当

こんにちは。
ベビーラッシュでにぎやかな「モンタレー湾」水槽から、今日もアシカのお話をお届けします。

では、6月生まれの「コア」くんの近況について。
まずは写真をどうぞ。
最近の「コア」くんはこんな感じ・・・

koahirune1.JPG

ジャーン。どアップすぎて犬みたいですね(笑)
「コア」くんは泳ぎも達者になり、最近では水中で「マリン」や「チカ」と遊べるようになりました。
そしていっぱい遊んだあとはお昼寝タイムです。
こんな感じで・・・
 
koahirune2.JPG

なんとも無防備な・・(汗)
ミルクをたくさん飲んでおなかはポンポコリンです。
 
koahirune3.JPG
「もう、気持ちよくねてたのに。。じゃましないでよ。」

『寝る子は育つ』
「コア」にぴったりな言葉やね。

アシカニュースvol.14

  • 2011.09.12
  • 海獣担当
  • 飼育担当
さてさて、8月24日に生まれた、カリフォルニアアシカ「リップ」の赤ちゃん。
生後4日目にはヨチヨチとお母さんの後について坂道を歩き、通称『島』と呼んでいる岩場に自力で上れるようになりました。
この『島』は、お母さんアシカに人気の子育てスポットなのです。
lipfamily.JPG
左奥が赤ちゃんに授乳中の「リップ」、右手前はお父さんの「ルーク」

そう、お気づきの方もいるかもしれませんが、この『島』ではつい先日まで「スミレ」が子育てをしていました。
じゃあ「スミレ」はどこで子育てしているの?と思いますよね。
実は・・・
lipsumi2.JPG左奥にある浮き桟橋にご注目!
「コア」君に授乳しているのが「スミレ」母さんです。「リップ」が『島』で子育てするようになってから、自主的に移動して、浮き桟橋で子育てするようになりました。
これまで「スミレ」がこの浮き桟橋に乗ることはなかったので、私たち担当者もびっくり!です。
「リップ」先輩に遠慮してるのかどうかはわかりませんが、お客様に間近で子育ての様子をご覧いただけるので結果オーライです(笑)
最近は夜もここで親子仲良く寝ていることが多いんですよ。

どちらのお母さんも子育てがんばって!

アシカニュースvol.13

  • 2011.09.11
  • 海獣担当
  • 飼育担当

みなさん、またまた嬉しいニュースです。
6月の「スミレ」に続き、今度は「リップ」が元気な赤ちゃんを産みました!

lipko1.JPG8月24日17時20分に誕生☆
「スミレ」は夜中の出産でしたが、今回の「リップ」の場合は夕方で、
お客様に見守られながらの出産となりました。
「リップ」はこれまで3頭の子どもを育て上げたベテラン母さんです。
産んだ直後から赤ちゃんに顔を寄せて
「早くお乳を飲みなさい!」
と自分のお腹に赤ちゃんの顔を誘導していました。
lipoyako.JPG
出産1時間後には初めての授乳を確認。
さすが「リップ」母さん、余裕です。
モニターで観察していた私たち係員も
『なんか見ていて安心感があるなぁ~』と感心しきり。
これからの成長が楽しみです。
6月生まれの「コア」くんと仲良く遊ぶ日が来るかと思うとワクワクします。
「モンタレー湾」水槽がますます賑やかになりそうです。

lipko2.JPG「どうぞよろしく。。」

アクア通信 9月号

  • 2011.09.09
  • 海獣担当
  • 飼育担当

「アクア」は元気ハツラツ!
110905ishikawa1.JPG

先月末、初めての健康診断をしました。
体重・体長・採血を行いました。
なんと、私の身長・体重(166㎝・?㎏)を超えられてしまったのです・・・

アクアは177㎝・67㎏もあったのです。
すくすく成長しすぎ?
110905ishikawa2.JPG
「おっきくなるんだもん!文句ある?」
睨まれてしまいました。

羽根がボロボロ。

  • 2011.09.08
  • 海獣担当
  • 飼育担当
現在、「南極大陸」水槽で暮らす、アデリーペンギンは換羽の真っ最中です。
P7060006.JPG
P7060002.JPG
1年に1度この換羽を行い、全身の羽根が抜け換わります。
アデリーペンギン達は、換羽に必要なエネルギーを蓄えるため1日に1羽あたり約50本以上のシシャモを食べます。最近はホッケも丸飲みにして食べちゃいます。
この量は普段の2~3倍ぐらいなので、みんな超おデブちゃんです。
現在、1番体重が重いアデリーペンギンは約7㎏、通常の倍ぐらいですかね。

しかし本格的に換羽が始まると餌はほとんど食べません。
そして、20~30日後に換羽が終了し体重が元に戻っているんです!
やっぱりペンギンはすごい。
早く奇麗な羽根になってやぁ~!

スナメリ、ただいま練習中です!

  • 2011.09.05
  • 海獣担当
  • 飼育担当
皆さん、海遊館のスナメリは1日何回お食事をしていると思いますか?
実は1日に4回お食事タイムがあるんです。
でも、すべて水面で餌を与えているので、お客様からはあまり見ることができません。
そこで、もっとお客様にスナメリが餌を食べているところを見ていただこうと
最近、潜水給餌をはじめました。
前までは、かなり警戒して手からは食べてくれなかったんですが、やっと手から餌を
食べるようになってきました。
P1020518.JPG
もっと上手にできるようにただいま練習中です。
ちなみに潜水給餌の練習は、ランダムに実施してますので、見かけられたら応援してくださいね。



おもしろい形、みつけました。

  • 2011.09.04
  • 魚類担当
  • 飼育担当

先日、潜水していると岩の上に白いものが落ちていました
P9013557.JPG
これは何でしょうか???
P9013556.JPG
図鑑を見ていると・・・こんな図が
facs017.jpg
そう、エビスザメの歯だったんです
P5183459.JPG
その後、「チリの岩礁地帯」水槽に入るダイバーの皆さんにも協力してもらって・・・
P9013553.JPG
これだけ集めることができました。
サメの歯は種類によって形が違うため、種の同定に用いることがあります。
エビスザメの歯は、形に特徴があり、生えている場所によっても形がずいぶん異なります。とてもおもしろいです。
全部集めたいですね。

それぞれの好み?

  • 2011.09.03
  • 魚類担当
  • 飼育担当

「瀬戸内海」水槽で、マダコを展示しています。

一般にタコの天敵と言われるウツボをはじめ、たくさんの魚が一緒にいるため、"タコつぼ"やブロックを水槽内に入れて隠れる場所をたくさんつくっています。

今日、"タコつぼ"をのぞいてみると... PB240352.JPG
ウツボさんが使っていました!
では、マダコは?
PB240356.JPG
ブロックを使用中。
 
いつもは石をつかって丁寧にぴっちりふたをしていますが、手ごろな石がなかったのか、巻貝の殻がカッコイイと思ったのか...、とちらにしても、うまく隠れている?つもりのようです。

うーん。みんなそれぞれの好みがあっていいのですが、なんか変な感じ...。

実はいたずら防止の丸太です

  • 2011.09.02
  • 魚類担当
  • 飼育担当

「パナマ湾」水槽のアカハナグマたち。
かわいいけど、いろいろやらかしてくれます。
その源は、この鼻と爪。 hana.JPG

「この鼻で穴を掘って、土の中の虫を探したり、この爪で上手に木を登るんですよ!」と解説してますけど...。

いたずらをする時は、この爪で擬岩や水槽の角にあるシリコンなどをひっかく→そのまま掘り掘り→少し隙間があいたら鼻をつっこむ、という使い方をするのです。
それはみごとなコンビネーション。

先日は壁にはってある鏡をはずそうとしていました。

その中に餌はないよ!

夜の間に鏡を補修しましたが、次の日、またはずそうとするので、このように木で押さえています。

PB240346.JPG

でも、木を置いただけでは、すぐに外してしまうので、今回はどけにくいように丸太を投入。
丸太は木を支えると共に、ハナグマの気をそらす効果を期待しています。

これでどうだ? PB240344.JPGしめしめ、丸太で遊んでるよ~♪
しばらくはなんとかなりそうです。

わんぱくファイブ! 再登場!

  • 2011.09.01
  • 魚類担当
  • 飼育担当

夏休みが終わって今日から9月。「日本の森」のカワウソたちも、引越しを行いました。

ツバキとゴボウの親子展示では、日々たくましく成長するゴボウに、ご声援をありがとうございました。親子に代わって登場するのは「わんぱくファイブ」たちです。

ダイエットも終了し、すっきりしたボディーになって帰ってきましたよ。
久々の「日本の森」では、たくさんのアユに「きゃーっ」となっていますが、その分、運動量も増えるだろうと期待しています。

私:みんな、久々の「日本の森」はどうよ?
ファイブ:「広くて楽しい―!」  PB240334.JPG

ゴボウ メモリアルⅤ (コツメカワウソ成長記)

  • 2011.08.29
  • 魚類担当
  • 飼育担当

すっかり間があいてしまいましたが、ゴボウメモリアル「最終章」をおとどけしま~す☆

さてさて、7月13日からツバキと展示水槽でのびのび暮らしておりますゴボウは。。。。

DSC_8030.JPG

んぎゃっ!!!死んでる????
いやいや、爆睡中です。
何枚か写真を撮っていると。
DSC_8031.JPG
起きました。
完全に寝ぼけております。笑

しばらくすると、我に返ったように木の穴をのぞき~
DSC.JPG

落ち葉の茎で天に祈り~
DSC_8083.JPGと遊ぶのにお忙しいようです。

そうそう、水槽にはアユも一緒に暮らしており、最近はゴボウもアユを上手に獲れるようになったんです。おかげで、お腹がぽんぽこりん。

ゴボウのお腹が、これ以上ぷくぷくになりませんように、9月になったら、お兄ちゃんたちとバトンタッチする予定です。元気に大きくなってくれたゴボウ!次はバックヤードで、ダイエットよろしく!

~ゴボウメモリアル (完)~ 

読んでいただいて、ありがとうございましした。

これなーんだ?

  • 2011.08.28
  • 魚類担当
  • 飼育担当
突然ですが問題です。
こちらの水槽にはある生き物がいます。ヒントは魚です。
どこにかくれているか、わかりますか?
P8250128.JPG
ごま塩みたいなものは見えるけど・・・よくわからない!!

そう、そのごま塩みないなのが魚です。
P8250119.JPG
アップにするとこんな感じ。
これはセベラムという淡水魚の稚魚(赤ちゃん)です。
8月3日に「エクアドル熱帯雨林」水槽でふ化しました。
展示内では天敵も多いため、取り上げて今はバックヤードで飼育しています。
アルテミアという小さな小さなプランクトンをよく食べ、毎日ちょっとずつ成長しています。
P8250154.JPG
成長すると全長は15cm程度に達し、こんな模様が出てきます。
全員、元気に育ちますように~!

 

コツメカワウソのお作法

  • 2011.08.22
  • 魚類担当
  • 飼育担当

先日のカピバラさんたちに引き続き、おトイレのお話です。
現在、カワウソの便を採取しているのですが、カワウソたちには、カワウソ流のおトイレの作法があり、ねらいどおりの便を採るためには、そのお作法を見極めねばなりません。

①まず、くるくる回り (これは犬とかもそうですね)、位置を定めます。

P1010081.JPG

②そして、しっぽを高くかかげます。

P1010082.JPG

③で、まずはおしっこ、そして、排便、終わったら、におってみたり、手で触るコも...。

コツメカワウソは1頭が排便すると、次々とやってきてその上に排便します。最後のカワウソが群れのお父さんだったりすると、しっぽでぐちゃぐちゃっとかき回します。

そんなことされた日には、目標の個体の便が採れません。

目標のコの便がでたところで、次のコを制止し、ささっとスコップで採取しなくてはならないのです。
通常、この採便タイムは夕方の餌を食べた後、タイミングが合わなければ、誰のだかわからない便がぐちゃぐちゃにされているーーーということになります。

したがって、私は物陰に隠れながら、トイレのお作法がないかと伺い、毎日、ストーカー化しているのでありまsu.

今回の写真のモデルはイガくん。
「もう、見ないでよ。はずかしいなあー。」

あ~ごめん、ごめん。

P1010083.JPG









「日本の森」のカマちゃんをよろしく!

  • 2011.08.21
  • 魚類担当
  • 飼育担当

カマちゃんというと、海遊館では"カマイルカ"を思い浮かべる方も多いと思いますが、実は「日本の森」にもカマちゃんがいます。 PB280183.JPGこれは、カマツカという名前の魚で、口がびょーんとのびます。
いつも底にいて、砂を掘り掘り、もぐもぐして、砂の中の有機物などを食べています。
地方によっては、「スナフキ」「スナモグリ」とか、海にいるキスに似ていることから、「カワギス」などと呼ばれているようです。
P2010218.JPG
立派なひげもあるよ。

現在、「日本の森」のオオサンショウウオ水槽の横で暮らしています。
はじめて紹介する「日本の森」のカマちゃんをよろしく~。


トイレでくねくね

  • 2011.08.20
  • 魚類担当
  • 飼育担当

ごはん中の方は失礼します!読まない方がよいかもしれませんー!

「エクアドル熱帯雨林」水槽、カピバラコーナーの左側、擬木の下の盛り上がり。
ここは実は、カピバラたちのトイレです。
P6020756.JPGこの水槽を上から見ると、カピバラ1頭分よりひとまわり大きめの水たまりがあるのです。
これがカピバラのトイレ!うん〇がいっぱい。

PB120351.JPG
カピバラには、水の中で排便をする習性があります。カピたちのいる大きな水槽では、たくさんの魚を飼育しているため、そこで排便されると、水が汚れるので、わざわざ陸上に専用トイレをつくってあるのです。

とはいうものの、カピたち、時々は泳ぎながら、プリッと排便をしていることもあります。
まあたまには広いところでもしたいでしょうから、それは許しましょう。

しかし、最近は、このトイレで排便して、うん〇がたくさんあるにも関わらず、さらに中に入ってくねくね水あびするところを目撃しました。
体が濡れているからといって、水槽で泳いだわけじゃなく、トイレでくねくねしてたのね...。
トイレでくねくねをした後は、うん〇が床に落ちているので、すぐにわかります。

広い水槽で泳ごうよ、カピたち~。



「わんぱくファイブ!」は出番待ち~

  • 2011.08.19
  • 魚類担当
  • 飼育担当
「日本の森」のカワウソコーナーでは、ツバキとゴボウ親子が暮らしているのですが、「予備室、せまい~」「はやく広い所で遊びたい~」とうらめしがっているコたちがいます。

それは... P1010076.JPG

2009年生まれのゴボウの兄ちゃんズ(勝手に命名)4頭に2008年生まれのハチ(ゴボウの叔父)を加えた、「わんぱくファイブ!」です。(ハチは写真の一番下です)

この「ファイブたち」も、最近お年頃になってきて、ちょっとしたことでモメています。
いつも、あちらこちらで、誰かと誰かがとっくみあい。
そして、時々はゴボウの兄ちゃんズ VS ハチ = 4対1になってしまうので、"ハチ"は、もうすぐわんぱくファイブ卒業かなあ~と思ったりします。

しかし、夕方になって、寝袋であるドンゴロスを部屋に入れると、
P1010084.JPG
ハチはちゃんと輪の中に入っています。
この写真では右から2番目ですが、いつもはど真ん中にいます。
ちゃっかりしてるよね、ハチ。
これなら、まだ「わんぱくファイブ」は継続できるかな?
メンバーのダイエットも順調で、もうすぐ展示に戻る予定です。
皆さん待っててね。

パタの得意技 Part2

  • 2011.08.15
  • 海獣担当
  • 飼育担当

以前、ラッコのパタの得意技(口開け、握手)を紹介しましたが、
パタにはまだまだ得意技がありますのでご紹介します♪
まずは... touch1.JPG




「足タッチ!!」
touch2.JPG
右足で係員の足をタッチしているのがわかりますか???

よくよくみると、足の先には小さな爪が!
ひっかかれたら痛そうですね!

そしてもう一つ...
standing1.JPG
「スタンデング!!!」 =「立っち」
ラッコって意外と胴が長いんですね。

パタには、まだまだ得意技がありますよ~。
残りはまた後日☆

こんなに大きくなりました!

  • 2011.08.14
  • ペンギン成長記録
  • 飼育担当

2011年6月30日に、体重約240gで誕生したオウサマペンギンのヒナ(K-232)は順調に成長しています。
K-232は非常に成長が早く、すでに3㎏を超えました!
早くも餌のシシャモを一匹丸ごと食べるようになり、その量は一日に約1㎏です。

なので、ちょっと太り気味です・・・ 2011.8.11.JPG

※ぬいぐるみのようですが、ぬいぐるみではありません。

とても残念なお知らせですが、特別企画展示「かわいい!コレクション」で、K-232をご覧いただけるのも、8月16日(火)までとなりました。体が大きくなって、よく動くようになり、広いお部屋が必要になったからです。

このままどんどん大きくなれば、「南極大陸」水槽へデビューする日も近いかも!? しれません。その時まで、どうぞお楽しみに~。

 

 

 

うれしい!楽しい!争奪戦!

  • 2011.08.13
  • 海獣担当
  • 飼育担当
110810ishikawa3.JPG

はい、「タスマン海」水槽にイルカたち用のおもちゃを入れました!

まずは「ミュー」が、胸びれにひっかけてすい~っと泳いでいます。

楽しげ~♪

 

すると、他のおもちゃで遊んでいた「ルーシー」が、大好きなおもちゃを見て、この形相。

110810ishikawa4.JPG

「はっっっっ!!! あのおもちゃは!!!!! 」



110810ishikawa5.JPG

ルーシー:「ちょっと、ミュー、それあたしの!」

ミュー:「え、あたし遊んでんねんけど!! 」

ルーシー:「あたしのって言ったら、あたしのなの!!! 」

おもちゃの奪い合いは、このあともしばらく続きました。

アクア通信8月号

  • 2011.08.12
  • 海獣担当
  • 飼育担当

「アクア」の1歳のお誕生日からもう1ヵ月がすぎました。
今日も元気です。

110810ishikawa1.JPG

おすまし顔な「アクア」。
流し眼でちょっと色っぽく見えます(気のせいかも...)。


しばらく、追っかけっこや、あっちむいてホイして、アクリルガラス前で遊んでいたら、

「ぎゃはははははは」
110810ishikawa2.JPG
と聞こえてきそうな、こんなお顔を披露してくれました。。。

どこでそんな顔覚えてきたの!! 目が点になってしまいました。

なんか、おみやげ屋さんで売ってる、ノック式のボールペンで、イルカとか、おじさんとかが上の方に付いているボールペン知りません?
ノックして芯を出すときに
「ケラケラケラケラ」
と笑うボールペンです。それを思い出しちゃいました。

イルカも意外と面白い顔が出来るみたいです。

アシカニュースvol.12

  • 2011.08.11
  • 海獣担当
  • 飼育担当

前回のアシカニュースで「コア」くんが先輩の「マリン」ちゃんを慕っているお話をしました。

では、その様子を3コマ漫画風にご紹介しましょう。


~お昼寝修行の巻~


もちろん寝相は先輩「マリン」の真似をして(?)同じポーズ。

あしの位置や顔の向きまでそっくりです!


マリン:「これが昼寝のポーズやで。」

コア:「はい、先輩!後ろあしは丸めてこうですね。」

soine1.JPG


マリン:「こら!あしが伸びてるやないの。バシッ(つっこみ)」
コア:「す、すいません。ちょっと気を抜いてしまいました。」
soine2.JPG

マリン:「ごめん。子ども相手にちょっとむきになってしもたわ。ゆるして。チュッ♪」
コア:「気にしないでください!これからも仲良くしてくださいね。」
soine3.JPG

と、厳しくも優しい「マリン」先輩なのでした(笑)

アシカニュースvol.11

  • 2011.08.10
  • 海獣担当
  • 飼育担当
「みなさんお久しぶりです。ソラとマリンです。」
「最近は弟分のコアにすっかりアイドルの座を奪われてしまいました・・・。」
soramarin.JPG
・・・と、本人たちは言っているかどうかはわかりませんが、最近「コア」の話題ばかりだったので
お姉さんアシカの「ソラ」と「マリン」を紹介してみました。

赤ちゃんアシカ「コア」くんはお姉さんのアシカたちを慕っていて、後を追ってよくじゃれあっています。
そうそう、最近この浮き桟橋に自力で上がれるようになったんですよ!
こんな感じで、、、
koafurot.JPG
「マリン姉ちゃん待って!よいしょ。う~んもう少しっ。」

noboreta.JPG
「やったー!上がれたー!!」
あまりの嬉しさにテンションあがって前あしがブレブレです(笑)
そしてなぜか冷静にカメラ目線のマリンちゃん。

と、こんな感じで、できることが増えてきた、赤ちゃんアシカの「コア」くん。
毎日の成長が楽しみです~
 
 

ゴボウ メモリアルⅣ (コツメカワウソ成長記)

  • 2011.08.09
  • 魚類担当
  • 飼育担当

☆コツメカワウソの「ゴボウ」が産まれて2カ月程たったある日☆

お部屋をのぞくと、ゴボウがおもちゃで遊んでました。

DSC_4028.JPG

『コレ僕の!!』

ゴボウはひとりっこなので、遊び相手はおもちゃ、、、だけではありませんよ。 DSC_4031.JPG

『ていっ!!』 ふみっっ。(ツバキのシッポを踏んでます)

なかなかのやんちゃっぷりですね~。
ツバキや係員もゴボウにとってはおもちゃのようです。笑
でもやっぱり?!

ツバキはお母さんでした。
DSC_4017.JPG

『いやぁぁぁぁぁぁぁぁ』(引きずられるゴボウ)

連れて行かれた先には水が入ったプールが。
おぉ?!どうやら泳ぐ練習がはじまったようです。
ゴボウの必死な表情にご注目~☆笑

DSC_4020.JPG

端までたどり着いたら、ツバキがお尻をグイッと押し上げて手助け。

DSC_4022.JPG『うんしょっ!』 DSC_4023.JPG

『ほらほら頑張ってあがるのよ』

DSC_4024.JPG

あ゛。。。

DSC_4025.JPG

『あら?ちょっと強かったかしら??』

ツバキの表情に写真を撮りながら思わず笑ってしまいました。
カワウソも最初は泳げないんですよ。何事も練習あるのみです!

にしてもツバキはしっかりお母さんです。ちょっぴり感動しました。

~つづく~

アシカニュースvol.10

  • 2011.08.08
  • 海獣担当
  • 飼育担当

ひさしぶりで突然ですが、クイズです!
これは何でしょうか?

koa1.JPG

わかりましたか?
そう、このチョコがけ柿の種みたいなピョコっと出てるやつです。
正解は・・・

koa2.JPG

「コア」くんの耳でした!アシカには耳たぶがあるんです。
ちなみに「モンタレー湾」水槽で一緒に暮らしているアザラシには耳たぶはありません。

6月3日生まれの「コア」くん、ただ今、元気もりもりに成長中です。

みんなでHAPPY BIRTHDAY

  • 2011.08.07
  • 魚類担当
  • 飼育担当

8月7日は海遊館コツメカワウソ♂の最年長「ニッキ」じいちゃんの
お誕生日で~す。17歳になりました!!!

ん??そういえば先日ツバキ・イブキのバースデイを祝ったばかり。
と、カレンダーを見てみると。。。8月生まれのコがいっぱい。

てことで、今日は8月生まれのコをご紹介♪

ニッキじいちゃん☆
DSC_8336.JPG

『17歳。まだまだ現役じゃよ』

カエデばあちゃん☆
DSC_8409.JPG

『18歳よ。レディーに歳を聞くなんて失礼ね。』

オリーブ☆
DSC_8401.JPG

『8歳なった。パイプいる??』

残るは、4兄弟。2歳になりました。

イガ☆
DSC_8384.JPG

『ん~おいしい。』

ニラ☆
DSC_8371.JPG

『え??そんな急によばれても!?』

ザクロ☆
DSC_8381.JPG

『・・・・』

シュロ☆
DSC_8396.JPG

『なに?』


みんなお誕生日おめでと~。いつも元気でいてくれてありがと♪

ゴボウ メモリアルⅢ(コツメカワウソ成長記)

  • 2011.08.05
  • 魚類担当
  • 飼育担当

はいは~い☆
コツメカワウソ「ゴボウ」のメモリアル第3弾をお届けしますよ~♪

産まれてから1ヵ月ほどたったゴボウは。。。。?????

おめめが開きました~☆
コツメカワウソの目は、1日で開くのではなく数日かけてまん丸になります。

DSC_3677.JPG

この頃になると、体毛の色も灰色からだんだんと濃くなり、
おとなカワウソの色に近くなってきました。

そして、さらに10日ほど経つと歯も伸びてきます。この頃から、お乳を卒業してもらおうと、離乳訓練をはじめました。歯が伸びるとお母さんも痛いですからね(^^;)

DSC_3762.JPG

カワウソの離乳食は魚をミンチにしたものです。
赤ちゃんはお乳しか飲んだことがないので、初めは上手く飲み込めません。
口を開けてミンチを入れるのですが、口を開けるのは、慣れないとなかなか難しいです。

『ハムハム』と口を動かし、『ごっくん』と飲み込んでもらえたら第一ステージクリアです!!!
だいたい3~5日で離乳食がうまく飲み込めるようになり、次に魚の切り身を、そして小魚をまるまる1匹食べるようになります。。

でもね、、、ゴボウは。。。。
離乳食なかなか食べてくれなかったんです。
そしてこのふてくされ具合(そう見えるだけかもしれませんが)。(;一一)

DSC_3768.JPG


ところが、何故か、かたいペレット(キャットフードの様な人工飼料)は食べました。
ん~やっぱりこのコはひと癖ありそうな。。。。どうするか??
と、悩んだ末に、しばらくはペレットで育てることにしました。

この頃のゴボウは、体もしっかりしてきて、ツバキの後をポテポテと追いかけるように歩いていました。ただ、写真をみると、まだ後ろ脚は踏ん張りが弱く、開き気味になっています(*^_^*)

DSC_3790.JPG

歩き始めると逃げるようになるので、毎朝の体重測定と離乳食が大変になります。

ゴボウはぽてぽてと動き、ツバキはゴボウを守って放さない!!!

あげくのはて、ツバキは、片手でゴボウを守りながら、自分は餌を食べるという、今まで見たことのない荒業を行うようになりました。

ツバキの深い愛情に関心しながら、私たち担当はどうやって離乳食を与えようかと、毎朝、挌闘しておりました~(T_T)

~つづく~

北極の海からこんにちは!

  • 2011.08.04
  • 魚類担当
  • 飼育担当

暑い日が続き、外に出るのが嫌になってしまいますが、海遊館日記で北極の海の気分を味わいましょう!?

特別企画展示「かわいい!コレクション」にて、冷たい海にすむ生き物がデビューしました。

DSC_8287_s.jpgこわっ!と思うかもしれませんが、よく見ると愛嬌のある顔をしている「ウルフイール」という魚です。

DSC_8239_s.jpg

こちらは「ゲンゲ」という魚の仲間です。冷たい北極の海にすんでいます。カナダのバンクーバー水族館で生まれ、海遊館にやってきました。

北極の海から、ようこそ。「かわいい!コレクション」へ。

暑い日が続きますが...ラッコに氷のおやつです。

  • 2011.08.03
  • 海獣担当
  • 飼育担当

暑い日が続きますが...皆さん夏バテなどしていませんか?

海遊館には、暑さとは無縁な水槽がいくつかあります。
今回はそのうちの1つ、ラッコたちの暮らす「アリューシャン列島」水槽から、涼しげな1コマをお送りします。

現在、期間限定で、海遊館にお越しいただいたお客さまに涼しさを感じてもらおうと、ラッコたちに星型の氷をプレゼントしています。(~8月3日まで)
この星型の氷は、ラッコたちに気に入ってもらえるように、真ん中に大好物のサケをサンドした特製氷です。

氷を見るなり、待ちきれず口を開けてしまっている"パタ"↓ hosiokoori2.JPG

氷を渡すとおいしそうに食べてくれました。

hosikoori3.JPG

どうでしょう?涼しさを感じていただけましたか?

自然の海でラッコたちは、カニやウニなどの固いものを食べているので、氷をかじることは、ラッコたちにとっても楽しいことのようです~。

期間限定の星型氷は終了となりますが、引き続き、「ラッコのおやつ」として、氷を与えています。

 ●場所:「アリューシャン列島」水槽

 ●時間:毎日14:00~(約5分間) ※8/12~8/16は行いません。

夏本番!!カピバラたちにスイカをプレゼント!

  • 2011.08.02
  • 魚類担当
  • 飼育担当
暑い日が続きますね。気付けばもう8月。みなさんは、思いっきり夏を楽しんでいますか??
私はと言いますと(南米系の暑いとこ担当)、この暑さに若干参ってます。
でもでも、生き物たちと元気に毎日頑張ってますよ~。
とは言っても、この暑さでは生き物たちも若干バテ気味?!

そこで、夏休み企画として【カピバラにスイカをプレゼント】を実施中。
大好きな甘~いスイカを食べて、この暑さも吹き飛ばしてもらいましょう♪
DSC_00411.JPG
「おいしいかいっ?」
と聞く間もなく一瞬でなくなりますので、写真をお撮りになる方、シャッターチャンスをお見逃しなく!

詳細はこちら↓
「カピバラにスイカをプレゼント」
実施日 平成23年7月25日(月)~8月31日(水)までの月、水、金曜日
      (8月12日(金)、15日(月)は実施しません) 計15日間
時 間 15:45~ (約5分間)
場 所 海遊館7階「エクアドル熱帯雨林」水槽
内 容 カピバラ(2頭)に夏の果物「スイカ」を与えます。



コツメカワウソのツバキ、お誕生日おめでとう!

  • 2011.08.01
  • 魚類担当
  • 飼育担当

「日本の森」のコツメカワウソのツバキ。現在行っている親子展示のお母さんです。

本日、8月1日にお誕生日を迎え、めでたく6才になりました。

写真の左がツバキ、右が息子のゴボウ(今年3月7日生まれ)です。

DSC_8005.JPG

これは生後2か月ごろのツバキです。(左がツバキ、右が兄のイブキ)
お兄ちゃんに比べて、おとなしいけど食い意地のはった(笑)こどもでした。 tubaki.JPG

今では立派な?母親として子育てをがんばっておりますが、ツバキにもこんな時期がありました~(涙)。本当に懐かしいです...。
ツバキ、お誕生日おめでとう。これからも元気でいてね。


ゴボウ メモリアルⅡ(コツメカワウソ成長記)

  • 2011.07.29
  • 魚類担当
  • 飼育担当

みなさ~ん。お待たせしました!!!
ゴボウ メモリアルⅡで~す♪

ツバキからお乳をもらい順調に大きくなっていたゴボウは、
生後25日ほどで体重も324gまで増えました。
DSC_3491.JPG

体重ってあまりピンと来ないと思うので、手の上に乗せてみました。

DSC_3495.JPG

もう片手には乗りきらなくなってますね~。
ん~それにしても顔が大きい(;一_一)
さすがツバキの仔です☆笑

そうそうこの頃、ちょっと困ったことがありました。
それは。。。ツバキのゴボウへのLOVE!!
そう、愛しすぎていつも一緒に居たくてゴボウを咥えてあっちへこっちへ。
おかげでゴボウの首の周りの毛がちょっとハゲちゃってました(^^;)

でも元気いっぱい。目はまだ開いてませんが、お口をのぞくと。。。
ちっちゃな歯が生えてきてますね。

DSC_3504.JPG

「ああ~噛まれても痛くない時期は、あっと言う間に終わっちゃうんだろな~。」
と担当内での寂しい会話もあったとかなかったとか。。。。笑

~つづく~

「エビ・カニ展ニュース」 あのキャラクターにそっくり?

  • 2011.07.28
  • 魚類担当
  • 飼育担当
「ゆかい!ふしぎ?エビカニ展」の開催から2カ月が過ぎた今日この頃...、あることに気付きました!
展示中の「マルソデカラッパ」が、あるキャラクターにそっくりなのです。
marusode1.JPG
体の色は白っぽいのですが、もしも真っ黒だったら・・・
宇宙をテーマにしたあの有名な映画に登場する「ダー〇・ベ〇ダー」のヘルメットに似てると思いませんか?
marusode2.JPG
横から見た感じもあのヘルメットにそっくり?
このことから最近、一部の飼育担当者たちから「ベ〇ダー卿」と呼ばれております。

ゴボウ メモリアルⅠ

  • 2011.07.24
  • 魚類担当
  • 飼育担当

さてさて4カ月ほどさかのぼりますか~。
ゴボウ。。。ゴボちが産まれる5日ほど前のお部屋にお邪魔虫~!?

4day.JPG

リラックスしておりますツバキお母さん。
お腹がぽっこり。ちょっぴり重そうです。

そして~3月7日朝赤ちゃんの鳴き声が!!!!
産まれたようです♫そろ~とお布団代わりの麻袋をめくると。。。。

おお!!!ツバキがしっかり抱っこしてました。
ただコツメカワウソは2~6頭の赤ちゃんを産むことが多いのに
1頭しか見当たらず。。。。

陣痛の間隔をみるともう産まれててもいいのに~とちょっと不安に。
でも私の心配をよそにツバキはすでに落ち着いていてその1頭を
大事そうに抱えてるし。

しばらく様子を見ていましたが産む気配は無い。
悩んだ結果、赤ちゃんをソラお父さんに預けて検査することに。
というのも、もし赤ちゃんが産まれてこないままお腹の中に残ってしまうと
ツバキお母さんの命も危ないからです。
赤ちゃんを預けられたソラ、子育ては2回目だけどどことなくぎこちない(笑)
でもちゃんと赤ちゃんを隠して見張ってましたよ。

検査の結果は、1頭のみだろうということでちょっと驚いたけど一安心♪

umareta.JPG

赤ちゃんは体重74gの男の子でした。
ツバキのお乳をごくごく飲んでとっても元気。
ochichi.JPG

今思うとこの頃からすでに、
ツバキのベッタリぶりをみると甘えん坊になりそうな気がしていた私だったのでした。笑

~つづく~


アシカニュースvol.9

  • 2011.07.23
  • 海獣担当
  • 飼育担当

前回のアシカニュースでは赤ちゃんアシカ「コア」くんの
アクロバティックな寝姿をご紹介しました。

今日はお母さんの「スミレ」と仲良く寝ているところをご覧ください。。

hug.JPG
しっかり抱き合っています。
時々「スミレ」がまるでヨシヨシとあやすように前あしを動かすこともあるんですよ。
親子の愛ですね。

話は変わりますが、アシカの体表は水中ではつるっとしているように見えますよね?
でもちゃんと毛がはえています。
濡れているときはこげ茶色に見えますが、乾いている時は白っぽく見えるんです。
色白な「スミレ」と濃い色の「コア」くん。
親子なのに対照的ですよね(笑)

コチョボの技!

  • 2011.07.22
  • 海獣担当
  • 飼育担当
日頃、動物たちに餌をあげる時はトレーニングをしています。

スナメリもこれにもれず、トレーニングを行っています。

まだまだできる技は少ないですが、ちょっと紹介しますね。

まずは、「吻タッチ(ふんたっち)」
IMG_3395.JPG
掌に吻先をタッチさせます。

次は、「ターゲットタッチ」
IMG_3443.JPG
おもちゃの浮きめざして吻先をタッチ。少し口が開いていますがご愛嬌ということで。

次に「口開け」
IMG_3404.JPG
口の中に異常が無いかを確認するのに有効です。

最後に「アゴのせ」 IMG_3445.JPG
微妙ですが、下アゴを手の上にのせています。

他には左右の回転もできるんですよ。

でも先程ご覧頂いた「アゴのせ」をしつこくやっていると・・・
IMG_3451.JPG
こんな風に「パク!!」ってことになってしまいました?!


台風大接近!(以布利センター)

  • 2011.07.21
  • 以布利センター
  • 飼育担当
7月19日、高知県土佐清水市にある「大阪海遊館 海洋生物研究所以布利センター」の近くを、台風6号が通過しました。
こちらは、台風が最も接近していた時の様子です。
P1030632.JPG
P1030633.JPG
こんなすごい波は、これまでTVでしか見たことがありませんでした。

いつもは美しい海ですが、自然の力強さを再認識しました。


アシカニュースvol.8

  • 2011.07.20
  • 海獣担当
  • 飼育担当

最近、「アクア」と海遊館日記の登場率を競っている「コア」くん。

泳いだ後に、一人で寝ることも多くなってきました。

寝場所はいつもの、通称「島」です。

20110717niiya1.JPG

ぐっすり眠るのはいいんですけど、その体勢がすごいんです。

じゃじゃ~ん!!体が半分近く崖っぷちに・・・。ありえな~い!!

20110717niiya2.JPG

この姿は観覧通路からも見える場所なので、寝返りをして水中へ落ちないかな...と、ハラハラ・ドキドキしながらご覧ください(笑)


アシカニュースvol.7

  • 2011.07.18
  • 海獣担当
  • 飼育担当

カリフォルニアアシカの赤ちゃん 「コア」くん。

生まれたばかりの頃は、一日を陸の上で過ごしていたのですが、

だんだん歩き回るようになり、少しずつ水にも興味を持つようになりました。

最初はお母さんの「スミレ」が心配して、「コア」が水に入ってもすぐに陸へ引き上げていましたが、

日に日に「コア」一人で水に入る時間が長くなってきました。

お気に入りの場所は、アクリルガラス前。

swim2.JPG

最初は水面をバシャバシャとお世辞にも上手とは言えない泳ぎでしたが、
数日後には・・・
moguru2.JPG

こんなに潜れるようになりました。
さすがアシカですね!

泳いだあとは・・・ DSC03904.JPG
大好きなお母さんといっしょ。




アクア通信 特別号「アクアの誕生日、その2」

  • 2011.07.17
  • 飼育担当

先日のお誕生日会の特別号に紹介させていただいた、お客様に戴いたプレゼントを「アクア」に見せてみました。

「アクア、お誕生日おめでとぉ!」

110715ishikawa2.JPG

頭にかぶせてみました。


110715ishikawa3.JPG
ちょっと得意げ・・・?


最後に、アクアとイルカ担当の私たちで記念写真★
110715ishikawa1.JPG
「アクア」、ぐんぐんおっきくなってね!

ステキな1歳のお誕生日でした♪

アシカニュースvol.6

  • 2011.07.15
  • 海獣担当
  • 飼育担当

6月3日に「モンタレー湾」水槽で生まれた、カリフォルニアアシカの赤ちゃん。

誕生から無事に1か月が過ぎ、体重も15㎏近くまで成長しました。スミレ母さん頑張っています。

日に日に動きも活発になり、将来やんちゃになりそうな気配がプンプンです(笑)

そうそう、皆さんにご報告があります。赤ちゃんの愛称が決まりました。

『コア』くんです。

実物はもっと可愛いので、ぜひ会いに来て下さいね!

coa.JPG「よろしくね♪」

アクア通信 特別号「アクアのお誕生日会!」 

  • 2011.07.14
  • 海獣担当
  • 飼育担当

7月9日、カマイルカの「アクア」が1歳になりました。

生まれた日のことは、昨日のように鮮明に覚えています。元気に1歳を迎えてくれて、ほんとうにうれしいです。そして、このうれしさをみんなで祝おうと、お誕生日会を「タスマン海」水槽前で行うことにしました。 

お誕生日の前日、近くにある稚園のお友達から、素敵なプレゼントが届きました!

「イルカのおもちゃ」です。たくさんのかわいいメッセージが書いてあります。
110709ishikawa3.JPG


誕生日会の当日は、幼稚園のお友達に「ハッピーバースデー」のお歌をいただいて、「アクア」も私たちもとってもうれしかったです。

110709ishikawa2.JPG


プレゼントをもらった「アクア」は、さっそくおもちゃに近づいて、遊び始めました。

110709ishikawa4.JPG


110709ishikawa5.JPG

そのあともしばらく、もらったおもちゃを背ビレにひっかけて遊んでいました。

そして、お客さまからも、こんなプレゼントを送っていただきました。

「アクア」に見せる時がたのしみです。

110709ishikawa1.JPG

「アクア」の誕生日を祝っていただいたみなさま、ありがとうございました。
 
これからも「アクア」がずっと元気でいられるように、しっかりと飼育・観察を続けます。
 
これからも、こんなうれしい出来事がたくさんありますように、そしてみなさんと分かち合えますように...。 
 

アカハナグマのかわぶさ

  • 2011.07.13
  • 魚類担当
  • 飼育担当

「パナマ湾」水槽のアカハナグマ。

カメラを向けると興味津々で寄って来てくれます。

ただ・・・ひたすら動くのでなかなかピントが合いません><

最近、巷では「ぶさかわ」という言葉が流行っていますが、今日は「かわぶさ」ショットをお届けします。勝手に言葉をつくりました・・・。

まずは「かわぶさ」の「かわ」(=カワイイ)
P7070009.JPG



続いて「かわぶさ」の「ぶさ」(=ぶさいく)

P7070022.JPG

ん~同じ生き物には見えませんね(笑)。

でもこんなぶさいくなショットでも、担当の私にとっては、かわいくってたまりません!!

親バカならぬ、飼育員バカでごめんなさい。



海遊館のマニアックな魚?クイズ~

  • 2011.07.10
  • 魚類担当
  • 飼育担当

 海遊館の展示水槽から、お客様に見つけてもらうのが苦手な?マニアックな?魚たちをクイズ形式で紹介していきたいと思います。

まずは第一問!さて、私は誰でしょう?

semihoubou.JPG

答えは「セミホウボウ」です。「アクアゲート」水槽で見ることができます。

続いて第二問!!私は誰でしょう?
kurohoshifuedai.JPG答えは「クロホシフエダイ」です。「太平洋」水槽で見ることができます。

それでは第三問!!私は誰でしょう?
yumekasago.JPG
答えは「ユメカサゴ」です。「日本海溝」水槽で見ることができます。

キリがなさそうなので、今回はこれくらいで失礼いたします。。。


海遊館には、まだまだ知られていない、マニアックな魚たちがたくさん暮らしています。

ご来館の際には、マニアックな魚探しに挑戦してみてください!






アクア通信 7月号

  • 2011.07.09
  • 海獣担当
  • 飼育担当

カマイルカのアクアがうまれて1年が経ちます。

この1年を振り返ってみましょう。

うまれたばかりのアクア。体長はおよそ90cm、体重は10㎏(推定)でした。ちっさぃ!!
この時は、背びれも尾びれもとても柔らかく、パタパタしていました。
お母さんからほとんど離れず一緒に並んで泳いでいました。

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1ヶ月もすると、しわしわだった体はふっくらしてきました。
お母さんからはなれて、ほかのイルカたちと遊ぶこともありました。
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しばらくして、お母さんのおっぱいを卒業するための練習を開始しました。
はじめのうちは、魚の切り身や、小さな魚をなんども噛み直して遊んでいましたが、生後5カ月で、1本まるまるのお魚を飲み込めるようになりました。
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いまでも、ときどきおっぱいを飲んでいる姿を見かけることが出来ます。
1歳になっても、まだまだ、お母さんに甘えているアクア。
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これからも、アクアが健康に育つよう、がんばっていかなければなりません。


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会いに来てね★

天保山岸壁でエイの群れ!

  • 2011.07.08
  • 設備担当
  • 飼育担当

海遊館では、ジンベエザメをはじめ、海の生き物たちを健康に飼育するため、はるばる和歌山県の日御碕沖(ひのみさきの沖合)まで、専用の船で海水を汲みに行きます。

その海水輸運搬船の船員さんから連絡がありました。

「エイが群れよる!」と...。

場所は、すぐ近くの天保山岸壁です(歩いて1分)。さっそく見に行きました。映像をご覧ください!



海遊館のすぐとなりの海は、「大阪湾」です。みなさんのイメージでは、「あまりきれいじゃない海」かもしれませんが、実際には、以前と比べて水質はずいぶん良くなっています!

このエイは、おそらく「ナルトビエイ」という名前で、とても珍らしい種類ではありませんが、私たちが天保山岸壁で観察したのはこれが初めてです。

水の濁りで見づらいのですが、水深0.5m付近を泳ぐ、5尾の「ナルトビエイ」を撮影し、実際に目の前を泳ぐ、体盤幅60~80cmのエイの群れ(11尾は数えました)には、とても感動しました。



このエイたちは、毎日のように見えるわけではありませんが、羽ばたいて泳ぐ姿から、大阪湾の生命力というか、力強さというか...、天保山岸壁で生命を営みを感じました。。 

そっくり親子

  • 2011.07.07
  • 魚類担当
  • 飼育担当

「日本の森」のコツメカワウソ、通称"おでぶファイブ"(以前は「わんぱくファイブ」でしたが、変更)は、もうすぐ年1回の健康診断です。

健康診断にて獣医から「太りすぎ(怒)!」と言われてしまわないよう、バックヤードでダイエットをすることにしました。

代わりに「日本の森」に登場しているのは、「オリーブ」、「コハク」、「ソラ」の3頭です。

「オリーブ」と「コハク」は親子です! しばらくは彼らが「日本の森」の主役です。

さて、「オリーブ」、「コハク」親子ですが...

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これはバックヤードでの写真です。左が父「オリーブ」(12歳)、右が息子「コハク」(1歳)です。
顔がそっくりなので、並ぶと笑っちゃいます。
おまけに臆病な性格もそっくりで、親子っておもしろいなあと思います。

「オリーブ」、「コハク」、「ソラ」の3頭をよろしくお願いします!


 

元気でね♪

  • 2011.07.06
  • 海獣担当
  • 飼育担当
サンシャイン国際水族館さんから預かっているラッコの「ミール」と「ルーチ」。
6月30日、いよいよ東京へ帰る日がやってきました。

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移動用のトラックとサンシャイン国際水族館のスタッフさんも到着です。

前回号で紹介した「練習」の成果もあり、とってもスムーズに移動ケージに入ることができました。
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氷を食べて落ち着いている様子のルーチ。
9か月という短い期間でしたが、ミールとルーチの思い出はいっぱいです。

海遊館のおばあちゃんラッコ達とは違い、まだまだ若くて好奇心旺盛な2頭。
わがままで暴れん坊でいたずら好き、これぞラッコ!
まだまだ経験の浅いラッコ担当の私に「ラッコとは何か」をミールとルーチが教えてくれました。
掃除道具やエサのバケツを取られたり、水槽を破壊したり、咬まれたり(咬まれた私が悪いのですが...)、思うようにエサを食べてくれなかったり...。

とても手のかかる2頭でしたが、いなくなってしまうとさびしいです。


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東京に向けていざ出発!無事に水族館まで着きますように★

サンシャイン水族館に帰っても元気に過ごしてね!

皆さん!わがまま・いたずラッコのミールとルーチに会いに、サンシャイン国際水族館に行ってみてくださいね♪

「ミール」と「ルーチ」の帰京準備

  • 2011.07.05
  • 海獣担当
  • 飼育担当
バックヤードの水槽で暮らしているラッコの「ル-チ」と「ミール」。
東京にあるサンシャイン国際水族館さんが、水槽のリニューアル工事をするため、昨年の9月から海遊館で預かっていました。

↓手前がル-チ、奥がミール
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水槽のリニューアル工事も終わり、6月30日に、いよいよサンシャイン国際水族館に帰ることになりました。

ということで、帰京(移動)のための準備を始めました。
準備というのは...
      「移動ケージの中に入る練習!」

ケージに入る練習!?
そんなの必要???????

と、思われるかもしれませんが、ラッコにとってはめちゃめちゃ大事な練習なんです!

ラッコはとっても神経質でストレスに弱い動物。
捕まえられたり、閉じ込められたり、環境が変わったり、そのショックで死んでしまうこともあるほど。

ケージに馴らせておくこと、ストレスを与えずスムーズにケージに入れることが、移動を成功させる重要ポイントなんですね!!

前置きが長くなりましたが、今回はその練習の様子を紹介します。


まず、ケージの近くでル-チとミールが大好きな氷を与えてケージに馴らせます(写真はル-チ)。
「大丈夫、ケージは怖くないよ!」
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馴れてきたらケージの中に誘導し、中に入ることが出来たらごほうびの氷を与えます。
おそるおそる中へ入るル-チ。
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手にタッチさせることでケージの奥へ誘導します↓
まだケージの中が怖いのか、ル-チの顔がなんだかこわばって見えますね(笑)。
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おっと!
うしろからミールが後押し!
「早く入ってよー!私も氷欲しいんだからー」
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次はミール!
これはかなりいい感じ★
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かと思いきや...。
うしろ足はちゃっかりケージの外に出しています。
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ん~、あとちょっと!帰京まで1ヶ月間、みっちり練習しました。
 
当日の様子は次回にて!

ダミー その2

  • 2011.07.03
  • 海獣担当
  • 飼育担当

みなさんこんにちは。2010年4月7日に「まずはダミーから」というタイトルで、飼育係員の陰の努力をブログでご紹介しました。今回はその続き?です。
今年から超音波画像診断装置が新しくなり、以前の物より大きくなって新登場しました。
さっそくカリフォルニアアシカで試してみました。私としては「前の装置よりちょっと大きくなったくらいの違いを見破られるわけない(笑)」と余裕で挑んだわけですが、さすがの一言!!違いを察し水中へ逃げていきました。
「ん~やっぱりなめたらあかんな」と思い知らされたのでした。

20110627niiya1.JPG



そこで、獣医に依頼しまして再びダミーを作ってもらいました。
見て下さいこのシルエットを!!またもやなんとも素晴らしい出来栄え!!!
私も工作得意なんですがこんなに見た目が素晴らしいダミーは作れません(笑×2)
彼女(獣医)は現在の仕事がなくなってもきっとダミーの道で食っていけると思います!!!
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ということで、これからはこちらを使用して訓練していきます。
海遊館に来館され、これを見かけても決して遊んでいるわけではありませんので・・・。

「エビ・カニ展ニュース!」 マルソデカラッパがデビュー!!

  • 2011.07.02
  • 魚類担当
  • 飼育担当

「ゆかい!ふしぎ?エビ・カニ展ニュース!」です。

エビ・カニ展のポスターに登場している「トラフカラッパ」の仲間、「マルソデカラッパ」がデビューしました!(文章が長いです...)

「マルソデカラッパ」は、「マルソデ」 「カラッパ」 です。

水槽には、現在3種類のカラッパがいます。トラフカラッパ、ヤマトカラッパ、マルソデカラッパです。

なかでも、マルソデカラッパが一番小さく、よく砂に潜っているため姿が見えないことが多いのですが、砂から眼だけがちょこっと出ていますので、よく見るとわかります。


カラッパ同士でケンカをすることもあるので、その際はバックヤードの水槽へ移動すると思います。ぞうぞ了承ください。

それでは、「マルソデカラッパ」をご紹介します。

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↑こちらがカラッパのいる②水槽です。
 左からヤマトカラッパ、マルソデカラッパ、トラフカラッパです。
 ん?マルソデはどこにおるんや?よし!近づいてみよう!

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↑いたいた!後ろにそびえるトラフカラッパの前にマルソデカラッパがいます。
こんな感じで砂に潜ってるので、体全体を見るのは難しいです。
そんなときは水槽の周りの魚名板やモニターの映像をご覧ください。

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↑しばらくしてからマルソデカラッパの様子を見ると・・・さらに深く潜っていました。
カラッパの中でも特に恥ずかしがり屋さんなのかもしれないですね。

小さくてかわいらしい、マルソデカラッパ。どうぞケンカしないでね。

では、次号の「エビ・カニ展」ニュースをお楽しみに~。

好きな角度♪

  • 2011.06.30
  • 海獣担当
  • 飼育担当

わたくしごとですが、写真を撮る時のお気に入りの角度があります。
この正面の角度がたまりません!!
イルカ担当なので、イルカばかりですが・・・


1枚目はアクア。
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こちらはアーチ。そりこみがたまりません!!
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そして、ルーシー。なめらかな形がステキ!!
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ミュー。下向きで撮ると、にょーんと顔が長く撮れます。
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コチョボ。ほほ笑んでます。
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最後は、
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アザラシのショウちゃん。
振り返り美人★
この角度、たまりません!

みなさんは、どんな角度がお好みでしょうか♪

「エビ・カニ展ニュース!」さぁ水槽を観察しよう、彼らを見つけよう!

  • 2011.06.29
  • 魚類担当
  • 飼育担当

「ゆかい!ふしぎ?エビ・カニ展ニュース!」です

エビ・カニ展では、さまざまなエビやカニを展示していますが、普段、じっとしていたり、隠れるのが大好きな連中ばかりです。
なので、今回は忍者のようなエビ・カニたちを、うまく見つけられるようポイントをご紹介します。
担当の私も、見つけられない時があります。見つけることができれば、すごい!!です。

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↑こちらはゴシキエビ。中央の水槽の岩の隙間や岩と底砂との間をのぞいてみてください。他にも、たくさんの種類のエビ・カニがかくれています。

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↑こちらはショウグンエビです。中央の水槽で、ひそかに天下統一を狙っています(私個人の見解です...)

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↑こちらは砂に潜って、カモフラージュしています。これはとても難易度が高いです!
 しかも、いつもじっとしています!これはカニ?エビ?

次回「エビ・カニ展」ニュースで明らかになります。お楽しみに。

最後に、こちらは早朝や夜間の様子です。飼育係しか見れないのムーディーなエビ・カニ展を紹介します。
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↑エビ・カニ展示室の電気を消して、水槽の照明だけにするとこんな感じです。

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↑水槽照明と展示室の壁紙や床、水槽のアクリル、生き物などがあいまって、とても美しいムーディーな空間となっております。

朝、出勤した時や夜帰る時、この風景に癒されている私たち飼育係でした。

「エビ・カニ展ニュース」 タカアシガニが脱皮!ニシキエビも脱皮!

  • 2011.06.28
  • 魚類担当
  • 飼育担当

「ゆかい!ふしぎ?エビ・カニ展ニュース!」です

エビ・カニ展の⑧水槽(深海の冷たい水槽)にいるタカアシガニが、6月17日に脱皮をしました!

まだまだ小さな個体ですが、脱皮をして成長している様子がわかりとてもうれしいです。
脱皮殻をニシキエビの脱皮殻と一緒に展示しました。うまく脱ぐなぁと、いつも関心してしまいます。

なお、大きなタカアシガニは、「日本海溝」水槽に展示していますよ。
こちらは体が大きいからなのか脱皮に苦戦していますが、現在脱皮がはやっております。

また、6月26日には④水槽(ニシキエビ、ゴシキエビ水槽)のニシキエビが脱皮をしました。こちらの脱皮殻は、写真でご覧ください。

ではでは写真をご紹介します。

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↑こちらが⑧水槽

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↑脱皮殻は、・・・次の写真へ!

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↑こちらが脱皮殻を展示している場所です。

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↑ニシキエビの脱皮殻、ヤマトカラッパの脱皮殻とともに!

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↑タカアシガニの脱皮殻には、苔が生えています。これは、照明がよくあたる場所で飼育しているからです・・・。

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↑こちらがニシキエビの脱皮殻、まだまだ小さいですが、順調に成長していることがよくわかります。
この小さなニシキエビの脱皮殻は展示していませんので、ご了承ください。

アシカニュースvol.5

  • 2011.06.26
  • 海獣担当
  • 飼育担当

カリフォルニアアシカの赤ちゃん。日に日に、すくすくと成長しております。
生まれた翌日の体重は7.6㎏ほどでしたが、現在10㎏を超えました。

アシカニュースvol.2で紹介した体重測定に使う水色のケースでは、赤ちゃんが飛び出してしまうので、もっと大きなケースに変えました。

このケースに入れる時に赤ちゃんを持ち上げるのですが、結構ずっしりと重いので、思わず「よいしょ。」と言ってしまいます(笑)

ミルクをおなかいっぱい飲んで満足げに眠っているところをパチリ。

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アシカニュースvol.4

  • 2011.06.25
  • 海獣担当
  • 飼育担当

アシカの親子は、いつも水槽中央にある「島」と呼ばれている部分で寝ています。

しかし、この島はもともと、他のアシカ達の寝場所でもあるんです。

その島を、いちばん大きな「ルーク」が占領してしまいました!!

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スミレは島に上がれず、水面から心配そうにのぞいています。

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このあと、ルークが島から降りたので、ひと安心。
よっぽど心配だったのか、スミレはすかさず島に上がり仔と一緒に寝ていました。

ルーク、子育ての邪魔をしないように!

「エビ・カニ展」ニュース! ヤマト、脱皮!!

  • 2011.06.24
  • 魚類担当
  • 飼育担当
「ゆかい!ふしぎ?エビ・カニ展」 ニュース!です。

6月4日にヤマトカラッパというカニが脱皮をしました。エビ・カニの仲間は、脱皮を繰り返して、体が大きくなります。

脱皮の殻を展示していますので、大きさの違い変化を見てください。
※もし、"ヤマトカラッパ"をバックヤードに移動していたら、すみません。

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↑企画展示室に入って左手に、ヤマトカラッパの脱皮の殻とヤマトカラッパを展示しました。


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↑脱皮殻(脱皮前の大きさ)


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↑ヤマトカラッパ(脱皮後の大きさ)・・・あまり動かずライトにあたっているため、甲羅に苔が生えています・・・


ツブリーズが仲間入り☆

  • 2011.06.24
  • 魚類担当
  • 飼育担当

6月24日より日本の森「水鳥コーナー」に新しい仲間が増えました♫

こちら『ツブリーズ』(カイツブリが2羽なので。。。)で~す。

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カイツブリはアフリカからヨーロッパ、東アジアまで広く分布しています。
国内では、留鳥(季節で大陸などに移動せず日本にとどまります)で、1年中見られます。

水鳥コーナーのなかでは一番のちびっこ。体重200gほどの手のひらサイズです。
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ツブリーズは潜水がと~っても得意なんです!!!

日本の森「水鳥水槽」でも、魚を追いかけスイスイ泳いでます。
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ぜひぜひ可愛い姿を見に来てください☆

「かわコレ」で生き物のひみつ、教えます

  • 2011.06.24
  • 魚類担当
  • 飼育担当

現在開催中の特別企画展示「かわいい!コレクション」では、
そのタイトル通りかわいい生き物をたくさん見ることができます。
でも見るだけじゃなく、もっと生き物のことを知りたい!というみなさまに...

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DSC_5789.JPG水槽のうしろに、生態を解説する映像が流れます!

kaeruanko.JPG例えば、愛嬌たっぷりの顔をしたカエルアンコウ。頭から伸びるアンテナのようなものはなんのため?  tatekin.jpgなんだこりゃ!?奇抜な見た目のタテジマキンチャクダイ。でも、なんで渦巻き模様なのに「タテジマ」キンチャクダイ?

「かわコレ」では、かわいいだけじゃない!生き物たちの不思議なひみつをたくさん紹介しています!

大収穫!!

  • 2011.06.21
  • 魚類担当
  • 飼育担当

「日本の森」を、ふと上を見上げると・・・

おお!!!

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ビワの実がたくさん♪♪
今年は良い出来ですな~。
さっそく第1回目の収穫。
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熟れてそうなものだけ採ってみました~。
あと3回ぐらい採れるかな。

では、『いっただっきま~す!!!!』
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STOP!!!!

『私たちのビワ食べちゃダメ~!!!』

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そうビワはリスザルたちのおやつになるのです。
係員は、がまん。がまん。

「ショウちゃん」をさがそう!

  • 2011.06.20
  • 海獣担当
  • 飼育担当
まずはこちらをご覧ください。
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朝の「モンタレー湾」水槽です。
プールの奥にステージ状の陸地があり、ここでゴマフアザラシの給餌(餌やり)をしたり、
アザラシたちが寝床(ふとんはありません)としているので「アザラシステージ(通称:アザステ)」と呼んでいます。
ちなみにその一段上はアシカの給餌をするので「アシカ・ステージ」です。

さて、ここで問題です。
ゴマフアザラシの「ショウちゃん」が寝ています。どこにいるでしょう?
ヒント:アザステではありません。



難しいですか?
では少し近づいてみましょう。
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おや?
岩にそっくりですがよ~く見ると顔らしきものが・・・

DSC03830.JPG
じゃーん!かわいいー!!
正解はアシカ・ステージの上でした。すっかり岩と同化しています(汗)

普段ゴマフアザラシたちは、このアシカステージに上がらないのですが、
なぜか「ショウちゃん」だけは、時々夜になるとこっそり上がって寝ているんです。
みんなを見降ろしてお山の大将気取りでしょうか?(女の子ですけど...)
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「どこで寝ようとわたしの勝手でしょ!」

スナメリ調査に行ってきました!

  • 2011.06.19
  • 海獣担当
  • 飼育担当

6月3日(金)から海遊館の海水を運搬している「かいゆう2」に乗船し、大阪湾に生息するスナメリの調査に行ってきました。

今回の調査は、「第4回大阪湾生き物一斉調査」の一環として、大阪コミュニケーションアート専門学校と海遊館の合同調査として行いました。

「大阪湾生き物一斉調査」についてはコチラ↓

http://kouwan.pa.kkr.mlit.go.jp/kankyo-db/life/

「かいゆう2」を含めて合計3隻の船を使い、大阪湾のスナメリを一斉に調査するのは初めてのこと!

さて、どの海域にどれくらいのスナメリを確認できるでしょうか?ドキドキしながら、12時ごろに海遊館前の岸壁を出港し、目視(もくし)によるスナメリを探しが始まりました。

この日の天気は曇りで少し風があったものの、コンディションは良好でした。
係員は右舷、左舷に分かれ、呼吸の際に浮上するスナメリを探しました。
しかし、残念ながらスナメリは姿を見せてくれませんでした。

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翌日6月4日(土)、調査2日目です。この日も天気も良く、視界良好です。
今日こそは!と気合十分で観察開始です。

しかし、刻々と時間は過ぎ・・・
「やっぱり簡単に発見できるものじゃないな~」と諦めかけたその時!!

貝塚沖を航行中、2頭のスナメリを発見!
疲れも吹っ飛び、思わず「おぉ-!!すげぇ―!!!!!!」と叫んじゃいました(笑)

残念ながらすぐ見えなくなってしまいましたが、次は写真撮りたいですね。

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「エビカニ展」ニュース! あのカニを探してみよう!

  • 2011.06.18
  • 魚類担当
  • 飼育担当
「ゆかい!ふしぎ?エビ・カニ展」ニュース!
ある水槽より、みなさんに問題です!
「さて、私は一体誰でしょう?」
海遊館ファン、エビカニ・ファンの方は、覚えているでしょうか?

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この小さなカニは「キンチャクガニ」という名前です。なんとハサミに小さなイソギンチャクを付けています。

先月(5月)に終了した「クマノミ展」でも活躍し、カニつなガニ(がり...)ということで、今回もひきつづき登場してもらっています。

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「キンチャクガニ」は「エビカニ展」の中央にある水槽で、現在2匹を展示中です。
とても小さなカニで、担当の私も見つけるのにちょっと時間がかかるくらい、サンゴや岩の隙間に器用に隠れています。
「エビカニ展」の楽しみのひとつ、「キンチャクガニ探し」にトライしてみてください。

アシカニュースvol.3

  • 2011.06.17
  • 海獣担当
  • 飼育担当

6月3日に海遊館で生まれたカリフォルニアアシカの赤ちゃんですが、
毎日お母さんのミルクをいっぱい飲んで元気に成長中です。
最近ではあしの力も強くなってきて、ウロウロ動きまわったり
坂道もグイグイ登れるようになりました。

赤ちゃんはお母さんのスミレのことが大好きで、背中に上って遊ぶ姿がよく見られます。

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「おかあさん。おんぶして~」

でもあまりしつこくやりすぎると・・・ DSC03860.JPG
「こら!ウロウロしたら危ないでしょ。じっとしてなさい!」
と、スミレ母さんに止められる赤ちゃんなのでした。

海遊館の裏側

  • 2011.06.16
  • 魚類担当
  • 飼育担当
飼育係員の仕事って、イルカに餌をあげたり、水槽を掃除したり・・・。
でもそれだけではありません。

何かが壊れた時には、できるだけ自分たちで修理をしたり、
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何か新しいものをつくったりもしているんです。
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いわば、毎日が日曜大工。
ですが、このような作業が苦手な私(↑)はひと苦労...(汗)。

ところで、ここはどこかと言いますと。
海遊館の裏側にある「工作コーナー」というスペースです。
何やら楽しそうな響き♪
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ですが、ココすごいんです!!!
工具がこんなにいっぱい!!!
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他にもいろんな部品や備品があるんですよ。
「ん~、今日はどれを使おうかな?」

近すぎるよ~

  • 2011.06.15
  • 海獣担当
  • 飼育担当

今回は、「タスマン海」水槽に潜っていた時に撮った写真をご紹介します。

ミューが近づいて来た時に撮った写真なのですが‥‥

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近すぎる!!

カマイルカなのかどうかもわからないですねっ‥‥。

これではミューがかわいそうなのでもう1枚。

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これはまだ大丈夫ですっ!

こんなやんちゃなミューに逢いに来てくださいね♪

アシカニュースvol.2

  • 2011.06.14
  • 海獣担当
  • 飼育担当
みなさん、こんにちは。
ぼく6月3日にかいゆうかんで生まれたアシカの赤ちゃんです。
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ぼくはお母さんが大好きでいつもいっしょなんだけど、
毎朝すこしの時間だけお母さんとはなれて水色のおふねにのることがあるんだ。
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「おっ、増えてる!」
「動かないでじっとしてて!」
「元気やなぁ!」

なんか、まわりの人たちが色々話してるのが聞こえるよ。
たいじゅうそくてい(体重測定)ってゆうのをしてるんだって。
みんなぼくのことが気になるみたい。

heso.JPG
あはっ。おなかさわられた!くすぐったいよ。
「おへその消毒しますよー。」
ふぅん。なんかだいじなことみたいだからちょっとガマンしよう。
「はいオッケー。」

さ、お母さんのところにいって早くおっぱい飲もうっと!

アシカニュースvol.1

  • 2011.06.13
  • 海獣担当
  • 飼育担当

みなさん。うれしいニュースです。
「モンタレー湾」水槽でカリフォルニアアシカの赤ちゃんが生まれました!

DSC_5657.JPGお母さんは「スミレ」です。
以前ブログで超音波画像診断(エコー)検査のお話を少ししたかと思いますが、
私たち係員はその検査結果や体温測定、そして日々大きくなっていくスミレのおなかを見て
この日を今か今かと待っていました。
6月3日の23時26分に無事出産。
スミレは初めてのお産だったので、「元気に生まれてくれるかな?ちゃんと子育てできるのかな?」
と不安があったのですが、当のスミレはしっかり「母親」をやっています。
授乳のときには手のような前肢を使って赤ちゃんんを優しくなでるような仕草を見せることもあります。
また、赤ちゃんがプールに落ちそうになると前肢で
「あぶないから行っちゃダメ!」
DSC_5636.JPG
と、しっかり守っています。

これからもアシカの赤ちゃんの情報をアップしていきますので、
みなさんスミレ親子の応援よろしくお願いします。




どど~ん

  • 2011.06.12
  • 魚類担当
  • 飼育担当
最後の給餌が終わった「日本の森」。
カワウソたちも満ち足り、係員も「やれやれ今日も無事終わった」とほっとしているわけですが。

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ふとカワウソを見ると、「どどーん!」と大きなお尻が目に入ってきます。

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ちょっとー何それ?
でかすぎるんじゃない??

すこしダイエットしようかね...。





ゆかい!ふしぎ?エビ・カニ展 オープン!パート②

  • 2011.06.10
  • 魚類担当
  • 飼育担当

「ゆかい!ふしぎ?エビ・カニ展」ができるまでパート② 今回は展示の楽しみ方です。


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↑エビ・カニ展完成です!
さまざまなエビやカニが皆さまをお待ちしています。
モニターには生き物の解説や4コマ漫画もありますのでお楽しみに!


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↑入り口はこんな感じです。
カタクチイワシの群れがいる「チリの岩礁地帯」水槽を過ぎたらエビ・カニ展!


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↑明るく楽しいイラストが皆さんをお出迎え


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↑鏡越しに写真を撮るのもいいでしょう!カニといっしょにピース!


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↑はて?これはなんでしょうか?答えはエビ・カニ展へ!
ヒントはエビやカニが成長するときに・・・です!ちっちゃな殻が水槽に落ちていることも
あります。

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↑中央の水槽のレイアウトはとりあえずこんな感じで落ち着きました。
水槽越しに写真を撮るのもいいでしょう。


エビやカニたちは隠れるのが好きなので、岩の下などのぞいて隠れているエビやカニを
探してみましょう!

例えば・・・


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↑こんな水槽があるとします・・・



IMG_2464.JPG


↑よく見てみると・・・


straw.JPG

↑いました!カニさんです!

こんな感じで探してみてください!オープン後のレイアウトはもっと複雑なので
うまく見つけてみてください!



最後に現在展示中のカニさんが展示に出る前の写真をお送りします。
なお、エビやカニは時に展示変更することもありますのでよろしくお願いします。


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↑気持ちよさそうに砂に潜っています。

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↑兄妹?おやこ?でっかくなっちゃった!?


エビ・カニは食材のイメージが強いですが、実にいろんな種がいて、おもしろいです。
マニアの人もそうでない人もエビ・カニ展を通して好きになっちゃってください!


ゆかい!ふしぎ?エビ・カニ展 オープン!パート①

  • 2011.06.07
  • 魚類担当
  • 飼育担当

特別企画展「ゆかい!ふしぎ?エビ・カニ展」が、5月27日より海遊館5階企画展示室にて無事スタートしました!

今回は、企画展ができあがるまでの様子をご紹介します。

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↑まずは何もない入口です。前回の企画展が撤収された後、中では・・・


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↑カーペットを変えたりしていますが、まだまだ前回のままです。
手前にある水槽は新しくエビ・カニ展で使用する水槽です。


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↑中央の水槽にはもうすでにエビ・カニ展の出演者たちが入っております。
移動できる生き物は早めに移動して、水槽に馴らすことが大切です。


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↑壁のイラストも変わっていますね。手前の水槽は奥に移動しました。
モニターが増えています。飼育係と展示をつくりあげる施工業者さんが一緒に
働くため荷物でいっぱいです。


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↑カニと大きさ比べ!


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↑水槽のレイアウトも考えなくてはなりません。
いろいろ試行錯誤しながら展示の準備を進めていきます。


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↑皆さんにオープンをお知らせするために写真も撮らねばなりません。


ついに展示が完成!

つづきは、パート②を見てください!

Coming soon!!

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アクア通信 6月号

  • 2011.06.04
  • 海獣担当
  • 飼育担当

6月のアクア通信は、アクアの朝の楽しみをご紹介します。


それは朝の掃除に来た係員。
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一番奥がアクア。

まだ、水槽に入って来たばかりなのに、激しくまとわりついています。

「ねぇねぇねぇぇぇ~!待って~!!」
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必死に係員が足につけているフィン(足ヒレ)を追いかけています。


係員がちょっと立ち止まったかと思うと・・・
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じぃ~っとフィンを見つめます。
お姉さんイルカのミューも参加して、フィンを見つめています。


私たちにはわからないフィンの魅力があるのでしょうね。

楽しい~

  • 2011.06.03
  • 海獣担当
  • 飼育担当
カリフォルニアアシカたちが遊ぶためのおもちゃとして、ホースに浮きがついたものを使っていましたが、今回、はじめて貝殻を投入してみました。
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これがまたアシカ達にはヒットしたようで、とても楽しく遊んでくれています。
口でくわえ水面まで持っていき、離しては追いかける。
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底に落ちるまでに先回りして口でキャッチ!ガブッ
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時にはアシカ同士で奪いあうことも(汗)
まぁまぁケンカせずに楽しく遊んでや・・・




すきまがすき

  • 2011.06.02
  • 海獣担当
  • 飼育担当

「モンタレー湾」水槽の前を通りかかった時・・・

ゴマフアザラシのショウちゃんが、じーっと岩の隙間をのぞいていました。

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あまりにも真剣に見入っているので、カメラを向け続けていると・・・
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「何?せっかく一人で遊んでたのに。ほっといて。」といった様子で泳いでいってしまいました。
 
※ショウちゃんは岩の隙間などが好きなようで、時々ひっくり返って寝ていることがあります。
 
もし見かけても寝ているだけなのでご安心を。


そういえば・・・

  • 2011.06.01
  • 海獣担当
  • 飼育担当

2010年8月8日の「海遊館日記」で、カリフォルニアアシカの「リップ」の倒立訓練についてご紹介しました。みなさん覚えていらっしゃいますか?

実は、いつの間にか倒立ができるようになっているのですが、きれいな倒立を目指して、こだわったのは後ろ足です。

倒立中に足を広げると少々ブサイクにみえるため、両足を揃えてまっすぐピ~ンと伸ばすように訓練しました。

どうですか?きれいでしょ?
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その他にも、いろいろなことができるようになったのですが、その中から一つ紹介します。

じゃじゃ~ん。「ルーク」と一緒の舌出しです。

これのバージョンアップ版で"笑いながらの舌出し"も訓練中です。

いや~「リップ」も最近表情豊かになってきてますねぇ(笑)その他おもろい顔ないかな~?

思いついたらバリエーションどんどん増やしていきます!
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オウサマペンギンの水泳訓練

  • 2011.05.31
  • ペンギン成長記録 , 海獣担当
  • 飼育担当

昨年の10月に生まれたオウサマペンギン。

すっかり雛(ひな)の綿羽(めんう)が抜け、大人と同じ「水をはじく羽根」に生え換わりました。

ということで、泳ぐ練習を始めました。

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さあ、怖がっていないで泳ぐ練習を始めましょう!

「水は怖いから嫌だよぉ...」 完全に腰が引けています...。

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「大丈夫!ゆっくり入れば怖くないよ。」飼育係員はこどもペンギンを支えながら、水の中に誘導します。
(背中に少しだけ雛のふわふわの綿羽が残っているのがわかりますか?)

いざ水へ!ダーイブ!!!
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飼育係員も心配そうに見守ります。

水の中に入ると...大パニック!
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こどもペンギンの水しぶきで飼育係員はびしょぬれです...


「落ち着いて落ち着いて!」水中で体を支えると...
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こどもペンギン、ようやく落ち着いたようです。
さすが、ペンギン担当のお兄さん!
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水中を上手にはばたいて泳ぐ日は、まだまだ遠そうですね...。

パタの得意技

  • 2011.05.28
  • 海獣担当
  • 飼育担当
ラッコのパタの得意技を紹介します。

まずは、お手(握手)。
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あれれ?
手がぶれてしまってよく分かりません...。

ではもう一度!
得意のお手(握手)!!!

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2回もお手をさせられて、なんだか不機嫌そうなパタ...。


では次の得意技!
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口開け!

んん~お見事っ★
いつもよりかなり大きく開けてます!そして自慢のおひげもピーンと上がってますよ!

このパタの得意技の口開けは健康管理にとっても役立ちます。
口の中にケガはないか、歯が汚れていないか、歯肉はきれいか、貧血はないかどうか、脱水はないかどうか...などなどなど。

それにしてもこの歯で噛まれたら痛そうですよね!
というか、めっちゃ痛いんです...経験談...(泣)

ラッコ達は、カニやウニなど硬いものもバリバリと殻ごと食べます。
だからこんな丈夫な歯を持っているんですね。


海遊館のアイドルラッコ、パタでした~★
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イルカにおやすみ、ジンベエザメにおはよう!

  • 2011.05.25
  • 魚類担当
  • 飼育担当

イルカにおやすみ、ジンベエザメにおはよう!

こんな生活に憧れたことはありませんか?海遊館ではそんな夢のような体験をしていただくことができるのです!

そのイベントは「お泊まりスクール」と言います。今回はその様子を少しだけご紹介します。

お泊まりスクールでは、閉館後の海遊館を巡るツアーがあります。

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飼育係員が夜の生き物たちの様子や飼育の裏話をしながらご案内ます。

夜になると昼間とは違った行動を沢山見ることができます。
た・と・え・ば・・・

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リラックスして爆睡しているアザラシや・・・

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擬ツルにアゴをのせて休むピラルクに・・・

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水槽の上の方をかたまって泳ぐイワシとエビスザメ(左下)などなど・・・


他にも魅力がいっぱいです!!ツアーの後は水槽を見ながらお休みいただきます。

翌朝はホテル シーガルでの朝食や、太平洋水槽を上から見学など特別なイベントが満載です!

残念ながら今シーズンの募集は終了してしまいましたが、なんと!!

「こどもとおとまり」の参加者を募集中です!!

応募締め切りは平成23年5月31日(当日消印有効)です。

海遊館に泊ってみたい!!と思った方はお急ぎくださいね。

詳しくはこちらをご覧ください。

スタッフ一同、皆さんにお会いできるのをとても楽しみにしています♪


くるくる2連発

  • 2011.05.20
  • 魚類担当
  • 飼育担当

先日、「パナマ湾」水槽のアカハナグマについて、「ツタ渡り」の術をご紹介しました。

今回は新しく、「くるくるの術」をご紹介します。

まずはこちら。"イチゴ"の個人技「くるくる」。

写真なので伝わりにくいですが、実物はすごくかわいいです。
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お次は、"イチゴ"と"アズキ"の団体技「くるくる」。
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土を掘りながら器用にくるくる。ちょっとせまそうですね・・・(笑)。

はらはらドキドキ。

  • 2011.05.16
  • 魚類担当
  • 飼育担当

「パナマ湾」水槽のアカハナグマですが、最近また一つ技(?!)を身につけました。

それが、こちら。DSC_3872_t.jpg
ツタ渡りの術!!!

ちょっとわかりにくい写真ですが、この1本のツタは水槽の真上(下には魚たちが泳いでます)に吊るしてあるので、落ちるんではないかと見ているこっちはハラハラドキドキ。

当の本人は「へへん、どんなもんだい!」といった余裕の顔つき。

しかし、これができるのは一番お姉さんハナグマのトマトだけ。

これからどんどん他の3頭も真似をし出すのでは・・・。

なかなかのバランス感覚なので、皆さんもぜひ見に来てください。

「クマノミ」から「エビ・カニ」へ バトンタッチ!

  • 2011.05.15
  • 魚類担当
  • 飼育担当

今月、5月8日。私が担当させていただいた、海遊館5階の企画展示「クマノミと海の仲間たち」が終了しました。
クマノミたちは、本当に人気者で終了するのはとても残念でした。たくさんの皆さまにご来場いただき、本当にありがとうございました。 IMG_4002.JPG写真のカクレクマノミは、海遊館ギャラリーで開催中の「かわいい!コレクション」に引越ししました。カクレクマノミたちは、引き続き「かわコレ」でご覧いただけます。

そして、クマノミ展の次は・・・エビ・カニ展!

エビ・カニ展は何が展示されるか謎のものも多いです。どんなエビカニたちに会えるのでしょうか、ぜひお楽しみに!

現在の企画展示室はというと... IMG_4012.JPG

閉ざされた扉の向こうには・・・

IMG_4013.JPG実は、まだクマノミ展のままですが、生き物たちの移動を終えて、そうじをしているところです。

エビ・カニ展の準備がんばりまーす!ファイト!




















エイの毒針

  • 2011.05.13
  • 魚類担当
  • 飼育担当

現在、海遊館ギャラリーで開催中の「かわいい!コレクション」には、サメやエイの体に触っていただくことのできる「ふれあいコーナー」があります。

ここでお客様の対応をしていますと、「エイの尻尾には毒針があるのに、触っても大丈夫なんですか?」という質問をよくいただきます。確かにエイの尻尾の部分には、猛毒のある毒針がはえています。

ですが、「ふれあいコーナー」で飼育しているエイは、すべて毒針を切り取ってあるので、安心して触っていただけます。

ところで、エイの尻尾に毒針があることをご存じの方は多いと思うのですが、ではどんな毒針がはえているのか見たことがある方は、意外と少ないのではないでしょうか?

ですので、ご期待?に答えてご紹介いたします。
einotoge.JPG

こちらがエイの毒針です。大きさが1m前後のエイのもので、長さは10cm以上あります。

先端は大変鋭く、布はもちろん、ビーチサンダルなどのぶ厚いものでも簡単に突き破ります。

しかも一度刺さると簡単には抜けないように、左右がノコギリのようにギザギザになっています。

しかも毒針の名の通り、猛毒があります。自然界のエイの多くはこのような毒針を持っています。

海水浴などでエイを見かけても、絶対に野生のエイには触らないようにしてください。

アクア通信 5月号

  • 2011.05.11
  • 海獣担当
  • 飼育担当

おなじみ、海遊館生まれのカマイルカ「アクア」の近況です。
アクアの魅力をより伝えられるように、これからは、タイトルを
「アクア通信」
としてお伝えさせていただきます。

110509ishikawa2.JPG

アクア、あと2ヶ月で1歳になるのです!!誕生日は7月9日ですよ!

いろいろ大変なことあったけど(アクアではなく、個人的に...)、1歳なんです!!

今でもゆっくりしたいときは、お母さんにべったり。
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右眼半開き・・・眠たそう。お母さんの母乳を飲みつつも、シシャモを約3㎏、毎日食べてます。お腹プクプクです♪

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これは泡プクプクです。泡プクプクをしているときは、たいてい鳴いています。

「あそぼーよー」って言ってるように見えますが、本当のところは分かりません。

次号をお楽しみに☆

遠くを見つめて・・・

  • 2011.05.10
  • 海獣担当
  • 飼育担当

毎日動物たちを観察していると、時々おもしろい光景に出くわすことがあります。

朝の誰もいない展示通路を歩いていた時のこと。

「モンタレー湾」水槽の隅っこで、遠くを見つめているゴマフアザラシを発見。

daiya.JPG
よく見ると、左の前あしを縁にちょこんと乗せています。
ちょっと人っぽく見えませんか?(笑)

セクシーポーズ?!

  • 2011.05.09
  • 海獣担当
  • 飼育担当

アシカの給餌が終わり、ふと横を見ると、「ソラ」が何やらこちらを向いて、変な格好をしていました。

それがこの写真です。

P1010053.JPG


よく見ると何やら悩ましげな格好をしています。

この場所は岩陰になっていて、観覧通路からは見えないので、このポーズがいつでもできるようとトレーニングをはじめました(笑)。

完成したらお披露目します?ので、お楽しみに~!

それぞれ

  • 2011.05.08
  • 海獣担当
  • 飼育担当
朝、まだ開館前のカマイルカたちの様子をご紹介します。

まずは「ルーシー」。
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とても眠たそうです。眼が半分も開いてません‥‥。

もう一方では、こんな方たちも
DSC_0041.JPG
 
「アクア」と「ミュー」です。ばっちりカメラ目線!で朝からやる気満々です!ちょっと「ミュー」の写りが悪いような気もしますが‥‥

それぞれの朝の過ごし方があるみたいですね。その調子で、今日も1日がんばろうね!

お水の飲み方

  • 2011.05.06
  • 海獣担当
  • 飼育担当
今日はラッコのお水の飲み方を紹介します!

えっ!?ラッコってお水飲むの?

はい!飲むんです。飲むのは海水ではないですよ、余計のどが乾いてしまいますから!

海遊館で飼育中のラッコたちは、水道水を飲むんです。自然界のラッコも氷などを食べて水分補給をしています。

では、お水の飲み方を紹介します。

まずは、サンシャイン国際水族館からバックヤードでお預かりしている「ルーチ」。
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床にたまった水をぺろぺろとなめて飲んでいます。

同じく「ミール」。
miru.JPG床に落ちて跳ね返ってきた水を、前足でさえぎりながら飲んでいます。
床にたまった水を飲んだ方が早いのでは?と思うのですが、この跳ね返った水を飲むのが「ミール」のこだわりのようです。


最後に「アリューシャン列島」で展示中のパタ。
pata mizu.JPG
ホースから直接お水を飲んでます。豪快ですが、これが1番効率的にお水が飲めそうですね♪

緑の日

  • 2011.05.05
  • 魚類担当
  • 飼育担当

GWを迎えとてもにぎやかな海遊館。

5月4日は緑の日です。

この日を待ってました!!と言わんばかりに屋上の

『シラン』がいっせいに咲き始めました~☆☆

係員、せっかくなので一人でも多くのお客様に見ていただきたくて、
夜間に作業して展示しちゃいました。(^^ゞ


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たくさんの『シラン』が日本の森をよりにぎやかにしてくれましたよ~。
皆さま、ぜひ見に来てくださいね♪

なにごと?

  • 2011.05.04
  • 魚類担当
  • 飼育担当

「パナマ湾」水槽への入口には、アカハナグマたちが逃げ出さないよう、ダブルキャッチという前室(ぜんしつ)があり、そこを通ってから展示室に入ります。

ダブルキャッチには、展示室を掃除するための水道ホースや水道栓、海水部分の清掃に使うポンプ用のホースがあったり、清掃道具などを置いています。

展示室内にこれらのものを置くと、アカハナグマがガシガシと咬んでしまうためです。

清掃する時は、前室側から扉の下にあるホースを通す穴を開きます。このようにくるくる回してあけるのです。↓

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すると...
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アズキさん登場!顔、ぴったりですねー。

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「まあね」

前室には楽しそうなものがあるので、興味津々なのです。顔が抜けなくなっても知らないよ!


シーズン到来!

  • 2011.05.03
  • 海獣担当
  • 飼育担当

「南極大陸」水槽で暮らすジェンツーペンギンたちにとっては、繁殖シーズンの到来です。

しかし、この時期は要注意なんです。オス同士は巣を奪いあうため、激しい闘争が発生し、時には出血することもあります。

昨年は闘争が激しく、やむを得ず2羽を予備水槽へ移動させました。今年は何とか仲良くしてほしいんですが、どうなることやら・・・

現在、4ペアが形成されています。ちゃんと卵を産んでくれるかなぁ~。

みんな頑張ってや!期待してるでぇ~!!

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たまには息抜きも必要ね

  • 2011.04.30
  • 魚類担当
  • 飼育担当

くんくん、くんくん。

今日も、あっちを調査!

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こっちを調査!

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あー疲れた・・・

ひと休み・・・と。

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「ちょっと!どこ見てんのよーーー!!」
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あっ、ばれた><
「トマト」のセクシーショットをバッチリとらえることが出来ました☆


相変わらず、毎日はしゃいで大忙しのアカハナグマ達ですが、4月27日から新しい仲間が2頭増えました。
名前は「リンゴくん」と「イチゴちゃん」

「トマト」と「アズキ」に加えて、さらににぎやかになりそうです♪

みなさん、ぜひ4頭のパワフルな姿を見に来てくださーい。

セミホウボウを紹介します。

  • 2011.04.28
  • 魚類担当
  • 飼育担当


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海遊館に入館して一番最初の水槽「アクアゲート」です。頭上には渦を巻くようなカタクチイワシの群れ。

今回は「アクアゲート」で展示中のセミホウボウをご紹介します。
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「瀬戸内海」水槽で展示中のホウボウに似た魚です。

ではセミホウボウとホウボウの違いを探してみましょう。
まずはセミホウボウ↓

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そしてコチラがホウボウ↓

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まず、セミホウボウの頭の上に2本の"羽"の様なものがありますが、これは「遊離刺(ゆうりきょく)」と呼ばれる背鰭の一部が離れたもので、ホウボウにはありません。 semihoo.JPG

 

胸鰭の形、色もホウボウとかなり違いますね。
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そしてホウボウには、胸鰭の一部が変化した「遊離軟条(ゆうりなんじょう)」(写真赤マル)があり、これを足のように使って底を這って移動しますが、セミホウボウにはありません。代わりに腹鰭を使っています。  

「アクアゲート」のセミホウボウ、「瀬戸内海」水槽のホウボウ、見た目の違いだけでなく、鰭の動かし方なども良く観察してみてください。

おもしろいですよ!


さかな博士?(飼育係のお兄さんお姉さん)がやってくる!

  • 2011.04.27
  • 魚類担当
  • 飼育担当

私は魚類の飼育を担当していいます。普段は魚たちのお世話をしているのすが、先週の土曜日は、いつもと違った仕事を担当しました。

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大阪港区の海遊館から飛び出して、吹田市立千里山にある「佐井寺図書館」に行きました。
「さかな博士がやってくる!」というテーマで、吹田市の地元の方々に、ジンベエザメなど海遊館の
生き物について映像や標本を使ってお話をさせていただいたのです~。

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大きさ5mの「じんべえのぼり」をみんなで持っている様子です。
私たちが着ているのは「じんべえ羽織」という昔の着物です。
じんべえ羽織の模様とジンベエザメの背中の模様が似ていることから、「じんべえザメ→ジンベエザメ」という名前がつけられたと言われています。

大雨の中、たくさんの子供たちが来てくれました。そして1時間半という長い時間にもかかわらず、最後まで真剣に、そして楽しくお話を聞いてくれました。みなさん、ありがとうございました~!
実は、少し緊張していたのですが、みなさんの、すばらしいリアクション!と笑顔!に支えられて、無事終えることができました。

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魚たちのお世話も大切ですが、子供たちにいろいろとお話することも、楽しくて大切な水族館の活動ですね。次の機会もがんばりまっす!!

「海の王者」と遭遇!

  • 2011.04.26
  • 以布利センター
  • 飼育担当

昨年の10月から今年の3月まで、高知県土佐清水市にある、「大阪・海遊館海洋生物研究所以布利センター」(長い...)に赴任していました。

これはその時の出来事です。

昨年11月のある日、漁師さんの定置網漁に同行していました。

いつものように網を引き揚げているとき、漁師さんの一人が大きな声で「サメがいるぞ!」と言いました。その漁師さんの指差す先を見ると、大きな影が網の中を泳ぎまわっています。その大きな影がすごいスピードで近づいて来た次の瞬間、網の中で大きな水しぶきが上がりました。

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「何だろうと?」思って作業を続けていると、ついに正体が明らかになりました。

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何と、正体は「海の王者」ホホジロザメでした!大きさも4メートル以上ありそうです。 

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大柄な漁師さんが小さく見えます。

サメの仲間は、あまりいい値段で売れないので、結局逃がすことになりました。
 
以布利の定置網で、過去13年間の間にホホジロザメが採れたのは、これが3回目です。とても貴重な体験をすることができました。
 
この「海の王者」をいつか海遊館で展示できたらいいですね。

ドフラインクラゲ

  • 2011.04.24
  • 魚類担当
  • 飼育担当

ドフラインクラゲの展示を始めました。春になると各地で見られるクラゲですが、なぜか最近は縁がなく、採集できないことが多かったので、久々の展示です。
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さっそく撮影。だいたいこんな、リラックスして触手が伸びたのを撮りたくなっちゃうもんですが、
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私の好みは泳いでるところ。触手の乱れに動きを感じられるでしょうか。

かわコレ♪【パート4】

  • 2011.04.23
  • 魚類担当
  • 飼育担当

「かわコレ」の会場へ上がる階段には、こんなしかけが!!

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かわいいお魚たちが、会場へ案内します。ちょっと会話を聞いてみましょう。

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(タッチしてみたい!) 

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(行こ!行こ!) 

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(どんな魚たちがいるんやろ!?) 
この続きは、「かわコレ」で・・・

寝姿

  • 2011.04.22
  • 海獣担当
  • 飼育担当
「モンタレー湾」水槽を上部から撮影しました。中央に何か見えます。
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拡大します。ゴマフアザラシアザラシでした・・・。無防備です、無防備すぎです。手をあげています。降参しているのでしょうか?何に降参しているのでしょうか?僕には分かりません。
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観覧通路から見るとこんな様子です。いくら住み慣れた水槽とはいえ、お客様に見られていることを意識して頂きたいものです。

ゴマフアザラシの「ショウちゃん」でした~。
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肌身はなさず。

  • 2011.04.21
  • 海獣担当
  • 飼育担当

カリフォルニアアシカの「ソラ」には最近お気に入りの遊びがあります。
それは飼育係員お手製のホースとロープで作ったおもちゃで遊ぶこと。


水中では器用にあしに引っかけて泳いだり、陸上では口にくわえてブンブン振り回したり。

あまりに激しく遊ぶので、大人のアシカたちはちょっと迷惑そうにしていることもあります(苦笑)

でも「ソラ」が水中で引っぱるおもちゃを、ゴマフアザラシが追いかけて遊ぶこともあるんですよ。


とにかく「ソラ」は、おもちゃがあれば常に持ち歩いているといった状態です。

普段はおもちゃに飽きてしまわないように、夕方に回収するのですが、たまたま「ソラ」に渡したままになっていたある日の夜。

見に行ってみると・・・

他のアシカに取られまいと、しっかり肌身離さず押さえて寝ていました(笑)


sora1.JPG

カメラを向けていると・・・
sora2.JPG
「何?私のおもちゃなんだから。あげないわよ!」
そんな感じで見られたのでした。
本当に好きなんだね~。

おやこって似るもんだ。

  • 2011.04.20
  • 海獣担当
  • 飼育担当

今月でうまれて9カ月になりました、カマイルカのアクアです。
最近は私たち飼育係にも興味津津!
先日ご報告したように、水面でアクアの体に触れることができるようになりました。

水中では・・・潜っている私のそばに来ては

「ミャーーーー」
とか
「プププププ」
とか
何か話しかけてきます。

でも、なんて言っているかはわかりません♪
知らない方がいいかもですね♪

話変わって、
カメラ初心者ながら、いい写真が撮れました!!(自己満足?)
110412ishikawa3.jpg
頭の形や、剃り込みの様な模様がそっくり。

どっちがアクアで、どっちがお母さんでしょう?

正解は
左がアクア、右がお母さんです。

なでるとアクアはつやっつやです。
若いっていいなぁ~

ここが好き♪

  • 2011.04.19
  • 魚類担当
  • 飼育担当

海遊館では夕方の5時をまわると館内の照明が夜仕様にかわり、昼間とは違った生き物たちの様子をご覧いただくことができます。

例えば、寝ているところや、夜行性の生き物たちが活発に動くところなど、それぞれに特徴があります。

なかでも寝る場所には個性あり♪

torahu.JPGトラフザメ♀【愛称:おかん】は太平洋水槽の中でもここが好き♪

ここって?

ちょっとわかりにくいですが、グレートバリアリーフ水槽の最下層の反対側です。
(本当に分かりにくいな...汗)

運が良ければメガネモチノウオ♂【愛称:ナポちゃん】と寄り添っているのがみられるかも!!


そして、その左隣では... P4020004.JPG

エアレーションの上を陣取ってるタマカイ【愛称:大きい方】にも会えます。
今日はその下でアカエイも休んでいました。

種類は違えど、好きな場所は同じだったりするんですね★

飲んでる!?

  • 2011.04.18
  • 海獣担当
  • 飼育担当

カマイルカが生活している「タスマン海水槽」の上部にボールがあるのですが、皆さんご存知ですか?

このボール、下からジャンプして上手にタッチできると‥‥

DSC_0068.JPG

上から水がっ!
水を飲んでるように見えるのですが、
飲んでいるのではなく、口の中に水があたる感触を楽しんでるみたいなんです。

水槽にボールがぶらさがっていたら、イルカたちのようすを見てください。水で遊びたくなるとジャンプしますので、決定的瞬間をカメラに収めてくださいね。
でも、難易度は高めです‥・





今年は隠れ家的に仕上げました。

  • 2011.04.16
  • 海獣担当
  • 飼育担当

予備水槽で飼育しているイワトビペンギンたちに巣材を投入しました。

今年は昨年に比べ、より個室感がでています。

ペンギン達は巣材を必死に集め、巣作り中です。
しかし、中には上手に巣が作れず、散らかすだけのペンギンもいます(笑)

現在は2組みのペアが出来ています。
このまま順調に産卵し、雛が誕生することを祈っています。


この奥は・・・・
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ジャジャーン!
毎日、巣作り頑張ってます!

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森のおしゃれさん☆

  • 2011.04.15
  • 魚類担当
  • 飼育担当

ぽかぽか あったかい 春は、おしゃれをしてお出かけしたくなりますね。

今日は、「日本の森」のおしゃれさんをご紹介~。

トップバッターは!!!

赤いお洋服に素敵な帽子をかぶった

『ヤマツツジ赤』さんで~す。

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帽子を脱ぐと。。。

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お次は~??

『ヤマツツジ赤』のお友達、『ヤマツツジ白』さんで~す。

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帽子を脱ぐと。。。

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おぉ~どちらもお美しい~(*^_^*)

おっと、こちらにも!!!
『コバノミツバツツジ』さんですね~。

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帽子を脱ぐと。。。

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なんと!花びら一枚だけに違う模様があるとは。
このおしゃれに昆虫たちも誘われてしまうわけですね。

以上、「日本の森」のおしゃれなツツジのご紹介でした~☆笑

ぅ~ん、しあわせ~

  • 2011.04.14
  • 海獣担当
  • 飼育担当

すっかり暖かく、春らしくなりました。

110412ishikawa2.JPGこちらは近くの公園に咲いていたサクラ。満開です!

動物たちもこの暖かさに酔いしれています。

110412ishikawa.JPG
ゴマフアザラシのチチ(左)・ネロ(右)です。
暖かさと、この顔、見ているだけで幸せですね。

業界用語?

  • 2011.04.13
  • 魚類担当
  • 飼育担当

写真の飼育係は、何をしているところでしょう?


watch.JPG


これはジンベエザメの観察をしているところです。毎日行います。

生き物の観察のことを、わたしたちの業界用語で【ワッチ】と言います。由来は英語のWatch(見る)です。


この機会に、業界用語(海遊館だけかも?)を、こっそりお知らせしましょう。

 

○○給(○○きゅう)

 ○○給餌の略。

 例)イル給(イルカ給餌)、アシ給(アシカ給餌)、潜給(潜水給餌)

保定(ほてい)

 生き物を押さえて動かないようにすること。主に検査するとき。

 例)おい!そのサメ、しっかり保定せんかい!咬まれるど!(魚類担当K氏、和歌山弁バージョン)

Wキャッチ(だぶるきゃっち)

 通路と水槽の間にあるスペース。生き物が水槽から出てしまわないよう二つの扉があり、その間のスペース。 

 例)Wキャッチの扉、閉めたかな?忘れたんちゃう?もっかい見に行くわ~、やば~(汗)

誘導(ゆうどう)

 生き物を、ある場所から違う場所まで連れてくること(無理やりではなく)。トレーニング時に使う。

 例)Wキャッチに誘導しまーす。(あんたが誘導されてるやん~)

シャワリング(しゃわりんぐ)

 凍結保存していた餌を水のシャワーで融かすこと。

 例)サバとシシャモ、シャワリングしといてな。(時々、シャワーが自分に向いてずぶ濡れになる...)

淡注(たんちゅう)

 海水魚の飼育水槽では、蒸発により塩分濃度が濃くなることがある。その分の真水を追加すること。淡水注入の略。

 例)比重が上がったので淡注します。(淡注中(たんちゅうちゅう)は、現場を離れてはいけません)

ベネる(べねる)

 魚類の寄生虫の一種、ベネデニアが寄生すること。

 例)ミーティングにて、後輩「先輩、ベネってきました。」 先輩「どこで?誰が?どれくらい?ちゃんとわかるように言いや~」

○○ペレ(○○ぺれ)

 金魚の餌のようなつぶつぶのペレット(人工餌料)のこと。コイペレ(コイ用ペレット)、アユペレ(アユ用ペレット)。

(例)「アユペレないやんか~、最後つこたんだれ~、も~、入れといてや~」(実在のF氏)

薬浴(やくよく)

 薬を溶かした水に魚を浸けて治療すること。

 例)ベネってるから薬浴せなあかんで。(ミックスバージョンです)

T0~T14(てぃぜろ~てぃじゅうよん)

 海遊館の展示水槽につけられた番号で、飼育係は水槽を番号で呼ぶ。観覧順路に沿って順番に番号がついている(T0はアクアゲート、T14は日本海溝水槽)。TはTank(水槽)の略。

 例)T9(太平洋水槽)で、A氏「マダラトビエイの潜給してくるわ~。」 B氏「Oh!センキュー」

 

観覧通路で飼育係同士が話をしているのをよーく聞いてみると、他にもいろんな業界用語がでてきます。

展示水槽を番号で呼べるようになったら、かなりの海遊館フリークかもしれません~

「あっ、潜給の時間だ~!」




近況報告。

  • 2011.04.12
  • 海獣担当
  • 飼育担当

2010年7月に海遊館で生まれた、カマイルカ「アクア」の近況報告です。

前回紹介したとき同様、水面に浮かぶ私たち係員の足にはとても興味を示します。

こんな感じで・・・

AQUA1.JPG


そしてやっとこの日がやってきました。
そう、「アクア」が自分から係員に近づいてきて体を触らせてくれたのです。
AQUA2.JPG
係員の正面にいるのが「アクア」です。
周りのイルカたちが係員と遊んでいるのを見て、
『私もちょっと怖いけど気になる~』といった感じで近づいてきました。
これからが楽しみです。

と、こんな風に「アクア」を撮っていたら私の目の前に・・・
MYU.JPG『私も撮ってー!』
人と遊ぶのが大好きな「ミュー」が現れたのでおまけでパチリ。

ペアになれたクマノミたちとその仲間たち 開催期間延長!!

  • 2011.04.11
  • 魚類担当
  • 飼育担当
かわいいクマノミたちですが、なかなかペアになれない種類のクマノミがいます。

スパインチークアネモネフィッシュという名前なのですが、
なかなかの暴れん坊で、同じ種がいるとすぐケンカします。
そうじのため手を入れると指に噛みつきます。けっこう痛いです。
そのためずっと1尾で飼育していましたが、予備水槽で偶然ペアになり
閉館後に展示してみました。環境が変わってもいまのところは喧嘩せず。
IMG_3673.JPG

こちらはクマノミ。そのまんまクマノミ。
クマノミはペアで飼育していましたが、ケンカしたので別居していました。
またペアを見つけて展示に出してみました。このペアはまだまだ不安です。
ちょっと離れることが多いです。両ペアとも残りの期間仲良くしてほしいものです。
IMG_3681.JPG


つづいてクマノミ展示室の中央にある水槽をのぞいてみると・・・

あらあら頭の先が赤いトウアカクマノミさんではありませんか。
そのイソギンチャク、あなたには小さすぎませんか?
IMG_3698.JPG


カクレクマノミは日中イソギンチャクの外で泳いでいることが多いですが、
夜間はこんな風に隠れてます。カクレクマノミだけにカ・ク・レてます。
カクレクマノミは他の種に比べると群れで飼いやすいですが、実はケンカが絶えません。
今は落ち着いていますが、一時期は展示と予備水槽で入れ替わり立ち替わりで大変でした。
それぞれの体の大きさなのか、飼育する数のせいなのか、レイアウトのせいなのか、
イソギンチャクのせいなのか、水温のせいなのか、わかりません。落ち着くまで苦労しました。
IMG_3684.JPG

IMG_3695.JPG

ん?カクレクマノミの中にエビがいる!

その名もシロボシアカモエビ。白い靴下はいてるように見えますよね?
・・・英語ではホワイトソックスと呼ばれることもあるんですね。
主役のカクレクマノミよりも目立つこと多々あり。
彼らはたぶんこう思っていることでしょう。
「今に見てろカクレクマノミ、次の主役の座は我々のもんや」
IMG_3697.JPG

またまたトウアカクマノミですが、左後方になにかが見えますね
IMG_3700.JPG

隠れキャラのユビワサンゴヤドカリ、
「今に見てろ、そうじ役で雇われたが、いつかきっとありのままの自分の姿を間近で見せてやる」
何が言いたいかよくわかりませんが、このような隠れたキャラクターもいるので
見つけてみてください。
IMG_3699.JPG

以上、クマノミ展のご紹介でした。
5月8日まで約1ヵ月間の開催期間延長になりました。
14:40には簡単な解説もやっています。ぜひぜひお越しください。
IMG_3707.JPG

kumanomi8.JPG






貝の代わりに

  • 2011.04.10
  • 海獣担当
  • 飼育担当

ラッコのごはんと言えば...

「貝っ!!」

そうですよね
ラッコと言えば皆さん、貝をお腹の上で割って食べる姿を想像されると思います。

海遊館のラッコ達、ラッコのくせに貝があまり好きではありません...。

でも、
やっぱりラッコ本来の姿?、お腹の上で貝を割る様子を見て頂きたい!
そしてラッコにも道具を使うという本来の行動を忘れてほしくない!
ということで、貝の代わりに大好きな氷をあげています。


大きなかたまりの氷を2つ用意すると、

koori.JPG


一つはお腹の上にのせて、もう一つは前足を上手に使って持ち...
pika1.JPG

お腹の上で貝を割るように、氷どうしをたたきつけます。
pika2.JPG
 
この氷を割る様子は、お客様にも大人気です。

ピカというラッコだけはしばらく水面で氷を食べた後、陸に上がって水槽の岩で氷を叩き割ったりするんですよ。
pika3.JPG
 
冷たい海で暮らしているのに、冷たい氷を食べて寒くならないのかな~と思いますが、氷を割ったり、がりがりとがじったりするのは、とても楽しいようです♪

これ何の花??

  • 2011.04.09
  • 魚類担当
  • 飼育担当

「日本の森」でこんな花を見つけました。

hauchiwakaede.JPG

何の花かわかりますか???
ヒントは。。。

①花の上に付いている屏風のように折りたたまれた葉。
②秋になると大きな葉が綺麗な赤色になります。

答えは~。

『ハウチワカエデ』

カエデの葉はよく知られていますが、花はあまり知られてないようですね。

『ハウチワカエデ』は葉の形が天狗の羽団扇に似ていことから名前がつけられたそうです。
花は写真のように数個がひとかたまりになっていて、雄花と雌花が混在します。

ちなみに、おしべが花びらから飛び出ているのが雄花です。

秋に有名な植物でも、季節ごとにいろいろな姿をみせてくれておもしろいですね。
みなさまも野山に出かけて、たくさんの姿を発見してみてくださ~い。

かわコレ♪【パート3】

  • 2011.04.08
  • 魚類担当
  • 飼育担当
特別企画展示「かわいい!コレクション」(通称=かわコレ)では小さくてかわいらしい生き物だけでなく、ちょっと変わった姿の生き物も紹介しています。
P6230607.JPG
それが、こちら。
カエルアンコウの仲間です。
よく見ると何やら頭の上でフリフリ♪
これは「エスカ」と呼ばれる疑似餌です。
餌となる小魚をおびき寄せて一瞬でパクリ。
捕食シーンはなかなか見応えがあります。
皆さんも、そんなシーンに遭遇できるかも!!
その時は目をよーく凝らして見てくださいね。なんてったって一瞬ですから。

祭りだ祭りだ~♪

  • 2011.04.07
  • 魚類担当
  • 飼育担当

「日本の森」カワウソ水槽にアユをお迎えして、はや半月が経とうとしております。

群れになり泳ぐアユはと~ても綺麗です。

ただ。。。感動しているのは係員だけではないようですよ。

そう、ここは。。。。

「か・わ・う・そ」水槽


じ~~っと見つめてみたり

su.JPG

そして本能と言いましょうか、アクリル前ではこんな華麗な技も飛び出します。

「まずは左前足!」
1.JPG

「次に右前足!!」

migi.JPG

ぐいっと踏ん張って~
「とりゃ~!!」

3.JPG

みごとなターンが決まりました。

毎日がお祭り騒ぎです。

そして~たまに~

「ぱくっ!!」

4.JPG

あ゛っ。。。。

そうだよね。カワウソだもんね。
たまにはね。
でもちゃんとお食事タイムも起きてきてね。
餌もってるのに来てくれないと寂しいんだから~~(T_T)

こうやってデビュー

  • 2011.04.06
  • 魚類担当
  • 飼育担当
【パナマ湾】水槽のアカハナグマ。

2月19日に引越ししたときの様子をご紹介します。
移動用の特別な容器に入れてバックヤードからパナマ湾水槽へ移動します。
もともと好奇心旺盛なトマトとアズキですが、さすがに新しいところに連れてこられて
「さぁ、どうぞ、出ていらっしゃい」
と言われても
「怖いよー」「出たくないよー」
といった様子。
P2190153.JPG
そこでハナグマたちの大好きなペレットという人工の餌で呼んでみると
「お腹ぺこぺこ、食べたいなぁ」
「もう我慢できないよー」
完全にチラ見してますね!!
この後、無事容器から展示へ出てくれました。

今では展示ではしゃぎまくっています。
みなさん、ぜひかわいいハナグマたちに会いにきて下さいね。

のぞいてみよう!

  • 2011.04.05
  • 海獣担当
  • 飼育担当

さてさて、ここはどこでしょう?

201103ishikawa1.JPG最近、秘密にしていたある場所から、中をのぞき見できるようになりました!

201103ishikawa2.JPGほら、丸い窓の奥にいるのは?わかるかなぁ?

201103ishikawa3.JPG

スナメリの"コチョボ"は、好奇心旺盛。

のぞき見されているのは、私たちの方かもしれませんね~。

これは何だ?

  • 2011.04.04
  • 海獣担当
  • 飼育担当
赤いカラーコーン。
これは何に使うのでしょうか? karakon1.JPG


並べてみました。
karakon2.JPG


近づいてみました。
karakon3.JPG


のぞいてみました。
IMG_4160.JPG


かじってみました。
karakon5.JPG


ラッコのおもちゃなのでした。

オウサマペンギンのヒナは今・・・

  • 2011.04.03
  • 海獣担当
  • 飼育担当

昨年9月と10月に誕生したオウサマペンギンのヒナは順調に成長しています。

最近では、親から離れていることも多く、好奇心も旺盛です。

ペンギンは見た目でオス・メスが見分けられないため、採血を行いDNAで調べます。
まだ、綿羽(茶色い羽)で覆われている為、個体識別用のIDバンドは装着できませんが、結果は・・・9月生まれのK-230はメス、10月生まれのK-231はオスでした。
羽が抜け換わった後、装着します。

ここで早くもIDバンドの色をご紹介!!
K-230→右の翼に背中側から紫・茶・赤・白、K-231→左の翼に背中側から紫・茶・赤・黒となります。
完全に羽が抜け換わるのは、だいだい6月頃と思われます。
その時期に海遊館に遊びに来られた際は、南極大陸水槽で暮らすペンギン達のIDバンドに注目してもらえると嬉しいですね。もしかすると遊泳訓練の様子が見れるかもしれませんよ☆

また、今は係員の手から餌が食べられるように訓練を実施中です。
その方法は・・ヒナが暴れないよう足で挟み、口から無理やり餌を挿し込みます。

ちょっとかわいそうなんですが、こればっかりは仕方ないんです。

係員も心を鬼にして取り組んでいます。1日でも早く訓練が終われるよう、頑張って食べて欲しいですね。

もし、そんな光景を見られて、いじめているわけではありませんので、ご安心ください。むしろ、ヒナ!頑張れ!!と応援してあげてください。


2011.3.19.jpg

新星開花☆

  • 2011.04.01
  • 魚類担当
  • 飼育担当

最近、暖かくなったり、寒くなったりですが、みなさま体調をくずしていませんか?

「日本の森」では、春の到来を感じさせる「シャガ」の花が開きましたよ~。

sya2.JPG

花びらは細かい切れ込みが入り、とってもゴージャスな感じです☆笑

sya.JPG

「日本の森」は、季節に合わせて、緑が豊かになったり、いろんな花が咲いたりと、四季のある日本の美しさを感じさせてくれます。

さて、「シャガ」のお花に癒されたことだし、今日も元気出してがんばります~!

シーズン到来!!

  • 2011.03.29
  • 魚類担当
  • 飼育担当

本年度もシーズンがやってまいりました。

毎年3月末~7月頃まで、日本の森「カワウソ」水槽には「アユ」が仲間入りします。

「アユ」のお迎えに行ってきましたので、その様子を紹介します。お迎えは4tトラックです。

a.JPG
行き先は??

こちらです。↓↓

b.JPG

日本の森「カワウソ」水槽には、体重約5g程の小さな「アユ」が最適なので、毎年「日高川漁業組合 アユ種苗センター」さんにお世話になっています。

まず到着したらこのアーケードをくぐり、トラックを消毒します。病気などを持ちこまない為です。

c.JPG

次にトラックの水槽に水をはります。

d.JPG

いよいよアユとのご対面~。

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おぉ~。今回はちょっと大きめです。

g.JPG

種苗センターの方に取り上げていただきます。
とっても丁寧に、そして「アユ」に負担をかけないよう迅速に。さすがです!

どんどんトラックへ~。全部で約3500尾の「アユたち」がトラックに乗り込みました~

f.JPG

では!海遊館へ向けて出発~。
輸送中は運転席のモニターで「アユ」の様子をチェックします。
最近導入した海遊館自慢の装置、ハイテクでしょう~。(笑)

h.JPG

渋滞があったものの無事到着。
夜になって、日本の森の水槽に移動です。

I.JPG q.JPG

みんな元気に泳ぎだしました~!!!
ん~やっぱり水槽がにぎやかになりますね。
群れて泳ぐ姿は迫力ありますよ~。


さて、ここは「カワウソ」水槽。
カワウソたちは?

もうお休み時間。明日の朝ご対面で~す☆
その様子はまた今度♪

「かわコレ」はじまりました

  • 2011.03.28
  • 海獣担当
  • 飼育担当

特別企画展示「かわいい!コレクション」(通称=かわコレ)を海遊館ギャラリーで開催しています。

先日の海遊館日記で紹介した「テングカワハギ」以外にも、思わず、「かわいい!」と言いたくなる生き物たちがたくさん集合しています。

魚だけじゃなくてこんなかわいい仲間も・・・

kame.JPG

アカウミガメの赤ちゃんです。

この子ガメたちが、広大な太平洋を旅するなんて...、「かわいいだけじゃないよね!」

似てるなぁ

  • 2011.03.19
  • 海獣担当
  • 飼育担当
「モンタレー湾」水槽のカリフォルニアアシカを紹介します。
手前で眠たそうなのがスミレ。
奥の3頭は右からリップ、ソラ、マリンでみんなメスのアシカたちです。
oyako1.JPG
実は奥の3頭は親子でリップがお母さん、その娘たちがソラとマリンです。
もちろん、それぞれ顔や性格は違うのですが、
リップとソラのポーズとか似ていると思いませんか?
やっぱり親子だからかな。

だって、ほら!
oyako2.JPG
体をこすりたくなるタイミングも一緒なんです!
たまたまかもしれませんけどね(笑)
仲良し親子の紹介でした。

クイーン☆と次期候補?!

  • 2011.03.09
  • 魚類担当
  • 飼育担当

 
今日、「日本の森」をぷらっと見ていましたら。。。

海外からお越しくださったお客様が、

「OH!ピーチクイーン☆」

と写真を撮られていたのは

ぷっくり ふくらんだ つぼみが開きだした 桃の花♪

P3090156.JPG

暖かくなったせいか一斉に咲きはじめました。

そして・・・・その近くでは、「シャガ」のつぼみがふくらみ始めました。

皆さま「シャガ」って知ってますか??つぼみが出始めた時は↓のように閉じてます。

P3090152.JPG

つぼみがふくらみだすと、

P3090155.JPG

開きま~す!!!!
花しか知らなかった係員は、(担当なんですが;)ちょっと驚き、「発見~!!」と嬉しくなりました。

でもって、ちゃくちゃくと春の準備をする「シャガ」が、
まるで「クイーン」の座をねらっている次期候補にみえてしまった担当でした(^。^)

スクープ!「かわコレ」潜入取材

  • 2011.03.09
  • 魚類担当
  • 飼育担当

海遊館の新しい企画展示「かわいい!コレクション」の開催がもう目前です!
オープンする3月11日まで待てない!という方のために、
「かわコレ」で皆さんをお出迎えする生き物をちょっとだけ見せちゃいます。

tengu.JPG

ん?

tengu (2).JPG

んん?
なんでしょう、この緑とオレンジの派手な模様は!


正解は・・・

tengu (3).JPG

「テングカワハギ」でした!
派手な模様にくりっとした目、とがった口がとってもかわいいんです!

このとがった口で、海遊館では小さなプランクトンやエビをついばんで食べています。

テングカワハギの他にもちょっと変わった、でもとってもかわいい生き物が満載の
「かわいい!コレクション」、どうぞお楽しみに!!

「日本の森」に春の足音が。。。

  • 2011.03.06
  • 魚類担当
  • 飼育担当

最近ぽかぽかと暖かい日が多くなりましたね。
天気が良いと、つい、ウトウトまったりしたくなっちゃいます。

海遊館「日本の森」にも、春の足音が聞こえてきましたよ~♪

一見枯れ木のように見える植物ですが、よくよく見ると。。。

ほら!!

DSC_2066.JPG

と~ても鮮やかな緑色の葉っぱが(^◇^)

こっちにも

DSC_2069.JPG


ちなみに写真は、

1月に、日本の森に仲間入りした「アジサイ」と「ヒメアジサイ」です。

夏にはきっと、きれいな花を咲かせてくれるんだろな~。

皆さまも「日本の森」で春を見つけてみてくださいね(*^_^*)

穴のひみつ

  • 2011.03.05
  • 魚類担当
  • 飼育担当
アカハナグマの展示が始まった「パナマ湾」水槽には、謎の穴があります。 P5250321.JPG

展示水槽の内側から見ると、こんなふうになってます。

P5250323.JPG
この穴に入っているのは、これ、腐葉土です。

P5250327.JPG

アカハナグマたちは、土掘りがとても大好き!自然に近づけるため、この穴を設置しました。

アカハナグマたちは、土の中の虫やミミズなどを掘りだして食べます。
「日本の森」の土の中には、ミミズがたくさんいるので、春になったら穴に入れてみようかな?と思っています。
アカハナグマたちは、きっとはりきって土を掘りまくるだろうなあ~。今からとても楽しみです!

P5250325.JPG

上の写真はふがふがと鼻で穴をほるアズキです。
もうちょっと待っててね!

いたずらが止まりません!!

  • 2011.03.04
  • 魚類担当
  • 飼育担当
2月19日より「パナマ湾」水槽にデビューしたアカハナグマたちですが
予想をはるかに超えるいたずらっ子たちです。
デビューする前から覚悟はしていましたが、新しい展示に出ていろんなものを発見したり、破壊したり、掘りあてたり・・・毎日せかせかと忙しそう。
持ち前の長い鼻と鋭い爪も大活躍しています。
その都度、私たち飼育員は補修や修理に追われる日々!!もうへとへとです。
_DSC5510.jpg
「許してちょーだい」

そんなかわいい瞳でこっちを見たってダメよ。
といいつつも、この可愛さについついなんでも許してしまう飼育員なのでした・・・涙。

よってらっしゃい。みてらっしゃい。

  • 2011.03.03
  • 魚類担当
  • 飼育担当

日本の森「水鳥水槽」でお食事タイムがスタートしました!!
_DSC6736.jpg

平日は係員が解説もしちゃいます♪

しかぁ~し!!!!!
水鳥たちは、めちゃめちゃ気分屋さん。

解説をしているのに

「餌いら~ん。おなかいっぱいやもん。」

とそっぽをむくことも。(;一_一)

係員解説中は「食べてくれよ~」とドキドキものです。(笑)

もし!食べてくれなかった時は。。。。

あたふたしている係員をお楽しみください(T_T)


ここで裏情報☆(ってほどでもないですが。。。)

実は、水鳥って写真に撮ると意外に面白いんですよ。
撮り方や季節によって雰囲気が結構変わります。

例えば。。。
凛々しいお姿のミコアイサ(冬)
DSC_1149.JPG

正面から撮るとまるで鏡モチのようなミコアイサ(夏)
PB050006.JPG

ぜひぜひ、皆さまも水鳥水槽に

よってらっしゃい。みてらっしゃい♪


山積み

  • 2011.03.02
  • 海獣担当
  • 飼育担当

飼育係員がミーティングする部屋には、たくさんの生き物の観察記録があります。

カマイルカのアクアがうまれ、バタバタしていた日々も落ち着き、アクアの成長の記録を見直すことにしました。

(アーチ仔=アクア の事で、 ワッチ=観察 です。)

110226ishikawa1.JPG

記録用紙をまとめたファイルを棚から出してみると、

110226ishikawa2.JPG

こんなにありました。ファイル6冊分!!

うまれて240日、たくさんの係員が交代で付けた記録です。

毎日24時間で観察する日が続いた時は、寝不足と疲れでぐったりしてたな・・・

アクアが私たちの心配をよそに、成長していることがとても幸せです。

アクアの観察は今も続いています。この成長記録が、どんどん増えますように。

飼育係の昼休み

  • 2011.03.01
  • 海獣担当
  • 飼育担当
こんにちは、海獣の担当です。
先日、飼育係員室で昼休憩をしていると、廊下からなにやらかけ声が聞こえてきました。
「1、2、3、4、5・・・20!!。次いきま~す!!」

のぞいてみると、そこでは出勤している海獣担当の女性陣が筋トレしているではありませんか!

20110223.JPG

私 「みんな急にどないしたん?」
女性陣 「女子会始めました!新人の筋力アップ&皆もついでに筋力つけて潜水掃除のレベルアップをします!!」
とのこと。

実は最近入った新人さんの体力が若干不足しており、ドライスーツを着たままプールから陸上へ上がることができなかったんです。
どうやらこれを見た先輩お姉さま達がなんとかせなば!ということで始まったようです。
中には「私くびれ作りま~す(笑)」
という係員もいましたが、動機はなんであれ一致団結して取り組む姿勢をみて感動しました(涙)。
この団結力があってこそ生物の飼育もうまくいくってもんです!!

今、飼育係を目指しておられるみなさん、この仕事は本当に体力がいりますよ(苦)。
まずは腕立て、腹筋、スクワットを!!





健康第一

  • 2011.02.27
  • 海獣担当
  • 飼育担当

ゴマフアザラシのお食事風景。
よく見るとエサをあげている係員以外に、何やら怪しき二人の姿が・・・。

sakura1.JPG

実はこれ、採血(注射で血液をとること)をしているところなんです。
アップで見てみましょう。
sakura2.JPG
「このアザラシどこか具合が悪いの?」と思われた方。ご心配なく。
私たち人間も病院などで健康診断を受けるように、海遊館のゴマフアザラシたちも定期的に健康診断を行っているんです。
血液を調べることで健康状態をみています。そのほかにも体温測定や爪切りなどもしているんですよ。

ちなみにアザラシのあしを持っている係員は、無理やり押さえているわけではありません。
毎日少しずつ体に触る練習をして、安全に採血できる体勢をとれるようトレーニングをしているので、
アザラシもじっとしてくれています。もし暴れたら危ないですからね。
人も動物も安全に行えるよう、アザラシたちに協力してもらいながら健康診断は無事終了したのでした。

瞳がでか!!

  • 2011.02.26
  • 海獣担当
  • 飼育担当

スナメリの奇跡の写真を紹介します!
なんと黒眼が大きくぱっちりお目めになっちゃいました。

DSC_1008.JPG
ちょっとかわいくないですか?!

DSC_1025.JPG
ほんとは、こんなふうに小さくつぶらな瞳なんですよ。
これもなかなかだと思いませんか!?

はしゃグマ登場!

  • 2011.02.25
  • 魚類担当
  • 飼育担当
2月19日からパナマ湾水槽陸上部に新しい仲間がやってきました。
その名は「はしゃグマ」こと「ハナグマ」。
まずは顔を見てください。
_DSC6599.jpg
名前の通り、長い鼻が特徴です。
この鼻で餌を探したり、アクリル前面にある土の部分を掘ったりします。
また、長い爪で木の上もスイスイ。
_DSC6594.jpgシマシマなしっぽもキュートです。

なぜ水族館にハナグマ?という声もありますが、海遊館では水の生き物だけでなく、水場のまわりの環境も再現しているので、「パナマ湾」「日本の森」「エクアドル熱帯雨林」水槽では陸にいる生き物の展示を行っています。

お隣の「エクアドル熱帯雨林」のリスザルとともに今後とも「ハナグマ」もよろしくお願いします。




準備開始!

  • 2011.02.22
  • 海獣担当
  • 飼育担当

皆さま、ついにこの季節がやってきました!
熱狂的な海遊館ファンの方やペンギン好きの方ならピンと来たかも知れませんが・・・

そうです!
予備水槽で飼育中のイワトビペンギンの繁殖準備を開始しました。

準備?なんか必要なん?という意見もあるかと思います。
オウサマペンギンと違い、イワトビペンギンは巣を作ります。そのための巣材や彼らは気性が荒いため、喧嘩防止に必要な仕切り板を製作しています。


これが仕切り板です。
今年は好きな場所を選んでもらえるよう、多めに6区画用意しました。

PC220068.JPG


巣材は「よしず」です。
ホームセンターなどで販売されている日避け用のもので、特別なものではありません。

これを消毒した後バラバラにし、適当な長さに切ります。 PC220069.JPG


ジャジャ~ン!完成で~す。

PC220070.JPG


これを3月中旬に予備水槽へ設置します。
う~ん♪楽しみです♪
また設置した際のペンギンたちの様子はご報告します!

ペンギンパレードがんばりました!

  • 2011.02.18
  • 海獣担当
  • 飼育担当

今年の「ペンギンパレード」は、オウサマペンギンたちへの鳥インフルエンザの感染予防のため、1月23日をもって繰り上げ終了となりました。

楽しみにしておられたみなさまには、申し訳ありませんでした。なによりも、ペンギンたちが病気にならないことが大切と考えました。

また、開催期間中は、ほんとうに沢山のお客様にご来館頂き、スタッフ一同心より感謝しております。来年も開催できるよう頑張ります。ありがとうございました~☆


さて、ペンギンたちは今どうしていると思いますか?

まだ展示水槽には戻せないんです(悲)

実は一度、屋外に出たペンギンたちは病気にかかっていないか検査する必要があるんです。
専門的に言うと・・・「検疫検査」と言います!

今から約1ヶ月後の3月上旬に、血液と便を採取して検査をします。
その後、獣医さんから「異常なし!」の太鼓判を頂いた後、全羽一斉に展示水槽へ大移動します。

3月中旬以降の南極大陸水槽は、とても賑やかになりますね♪♪♪


下の写真は、今ペンギンたちが生活している部屋です。

この扉を開くと奥には・・・

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ペンギンがドーン!!

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ちなみに、点灯式に参加していた「イワトビペンギン3兄弟」も検査するため、共同生活中なんです。

ペンギンさん、もうちょっと待って下さいね。

病気にかかっていませんように(祈)


雪やこんこ

  • 2011.02.16
  • 海獣担当
  • 飼育担当

ぐっと冷え込んだ2月のある日
大阪にも雪が降りました。
屋根が白くなるほど積ったのは久しぶりです。

海遊館は室内だから関係ないのでは?と思われるかもしれませんが、
実はアシカたちの暮らす「モンタレー湾」水槽は外気が入ってくる造りになっています。
実際の様子がこちら。

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雪が白く点々と写っているのが見えますか?

「プハッ」と水面から顔を出したルークの息も白いです。


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この日の気温は3度。
水温は17度ぐらいなので水面からは湯気がもわもわと立ち上っています。
まるでアシカやアザラシたちが温泉に浸かっているようなおもしろい光景でした。

もう一つの恵方巻物語

  • 2011.02.15
  • 海獣担当
  • 飼育担当

2月3日の節分の日に、ラッコ達に氷と餌のお魚で作った恵方巻をプレゼントしました。

実は、サンシャイン国際水族館さんから預かっているラッコのミールとルーチにもこの恵方巻をプレゼントしたんです。
(ミールとルーチはバックヤード水槽で暮らしているため、お客様にご覧いただくことはできません)


今回はその様子を紹介します♪

「今日は節分!ほら、特製・氷とサケの恵方巻だよ!」

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メスのミールは少し興味を示していますが、ルーチは初めて見る恵方巻に驚いて水中に隠れてしまっています...。



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ミールは前あしでじょうずにつかんで、おいしそうに丸かじりして食べてくれました。

その後ろで、まだ恵方巻にびびっているルーチ...。


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ルーチ:「ミール何それ?おいしいの?」

ミール:「びびってないで自分の分は自分でもらってらっしゃい!」


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恐るおそる受け取るルーチ。

ルーチ:「なんだこれは?恐いよぉ」


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ルーチ:「やっぱり恐い...、ミールこれあげる!」

ミール:「情けないわねぇ...仕方ないわ、もらってあげる♪」


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恵方巻を2本ももらえて大満足のミール。

1本は後ろあしで上手につかんでいます。

さすがラッコ。この技はラッコにしかできません!

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結局ルーチは、巻いてあるサケは食べずに氷の部分だけをおいしそうに丸かじりしていました!

感謝の気持ちを込めて♡

  • 2011.02.14
  • 海獣担当
  • 飼育担当
2月14日はバレンタインデイ♪
大好きな男の子に気持ちを伝える、なんだかドキドキする日です♡

皆さんはチョコレート誰かにあげましたか?

海遊館では、日頃の感謝の気持ちを込めて
飼育係員が愛を込めて作ったハートの氷をラッコたちにプレゼントしました♡


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赤や黄色、緑の食紅を使っていろんな色のハート氷が完成!
緑はメロン味?橙はオレンジ?黄色はパイン?ピンクはいちごミルク?青はブルーハワイ?
とってもおいしそうにできました!
(実際は、味はついていませんが...)


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ラッコたちもハートの氷をもらってうれしそう!


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おなかの上にのせておいしそうに食べてくれました。




バックヤードで飼育しているルーチやミールにも、ハート氷をプレゼント♪
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初めて見るハートの氷に2頭とも逃げ腰です...。
が...いざ氷を渡してしまえば...


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氷にかぶりつくミール。
ぶ厚い氷もへっちゃら!一撃で割れてしまいました...。

この歯で噛まれたら痛いだろうな...。


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いつもカメラ目線のルーチ。
ハート氷をおいしそうに食べてくれました!


ラッコさん達!
ホワイトデイのお返し、期待してるからねー♡

かわいいクマノミたちの写真集

  • 2011.02.13
  • 魚類担当
  • 飼育担当

クマノミ展も残りわずかとなってまいりました。
写真でクマノミ展のかわいい魚たちを紹介します~。

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クマノミ。この写真とても気に入ってます。

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スパインチークアネモネフィッシュ。
なかなかペアが見つかりません。良きパートナー募集中です。

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セジロクマノミ。イソギンチャクとの相性良し!

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ハナビラクマノミ。きれいでしょう。

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セバエアネモネフィッシュ。黒いクマノミもいるんですよ。

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ハマクマノミ。サンゴの水槽にいますよ。

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トウアカクマノミ。カクレクマノミに混じってるから探してみてください。

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カクレクマノミ。後ろに見えるのは・・・?もうすぐバレンタインですねえ~


クマノミ以外の生き物も紹介!!

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メガネゴンベ。表情豊かです。

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シロボシアカモエビ。白い靴下はいてるようで英語でホワイトソックスと呼ばれてます。

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キイロハギ。うつり悪くてすみません。苔をついばんでおります。

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ナンヨウハギ。独特の模様と鮮やかな青色がきれいです。

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フレームエンゼル。情熱的な赤い色が素敵です。

我ながら今回の写真は上出来かな・・・
もっとよい写真が撮れるようパシャパシャ撮っていきます!

企画展示「クマノミと海の生き物たち」は、4月10日(日)にて終了の予定です。お見逃しなく~。

詳しくはコチラ↓

http://www.kaiyukan.com/topics/events/kumanomi/
















HAPPY BIRTHDAY!!

  • 2011.02.12
  • 魚類担当
  • 飼育担当

誕生日おめでと~!!!!!

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「ん?」

いやいや、あなたの子供たちです、コウメお母さん。

そう、2月12日は、四人兄弟「シロコ」、「サンゴ」、「シオン」、「コハク」のお誕生日。
1歳になりました~☆

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相変わらず、綺麗なピンク色の鼻は『サンゴ』。
お隣は『シロコ』。最近、係員の後ろから膝カックンをしかけるのがお気に入り(--;)

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あらあら、サンゴはカメラが大好きね。
お目立ちサンゴの横でチビッと鼻を覗かせているのは『コハク』ですね~。

さて。。。シオンはどうやらお布団の中で爆睡中。呼んでも応答なしでした。(泣)

寒い冬を乗り越えて、みんな元気に過ごしてま~す♪

謎の詰め合わせ

  • 2011.02.08
  • 魚類担当
  • 飼育担当
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これはプラスチック製の箱(30×40cm)ですが、中に詰めあわされているものは、予備水槽にいるお年寄りカワウソのニッキじいちゃん(左)とカエデばあちゃん(右)です。

予備水槽は普通、防水加工したコンクリートの床で、50×100cm、高さ30cmのプールを置いてますが、お年寄りはこの時期ほとんど水に入ることはなく、また、床は寒かろうとのことで、このような箱にタオルを敷いて置いています。

「おーい!」
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「なんか呼んだかの?」
いいえ、お顔を見たかっただけです...、ごめん。

2頭とも長生きしてね!

ウミガメの甲羅にご注目?!

  • 2011.02.07
  • 魚類担当
  • 飼育担当

「クック海峡」水槽で飼育中のアカウミガメの甲羅に何かついています↓ P2050028.JPG
ついている生き物を見つけられましたか?
コバンザメです
自然界でもウミガメにもよくついている姿をよく見かけます
こちらは別の角度から
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写真はアカウミガメですがアオウミガメにもよくついています
「クック海峡」水槽では、ぜひコバンザメを探してみてください~

お昼寝アザラシ

  • 2011.02.06
  • 海獣担当
  • 飼育担当

「モンタレー湾」水槽で暮らすゴマフアザラシ達。

普段は水中をスイスイと気持ち良さそうに泳いでいることが多いのですが、

ここ最近、陸でお昼寝をしている姿をよく見かけます。

こんな感じで。

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水中にいるアザラシは体の表面がつるっとしているように見えるかも知れませんが、
実は短い毛がたくさん生えていて、乾くとこんなにふわっとした感じになります。
でも実際触ってみるとゴワゴワした手触りなんです・・。

顔がよく見えないのでちょっと名前を呼んでみました。
「お~い。ネロ君」
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「なんやねん。ひとが気持ちよう寝てんのに!」
と言ったかどうかわかりませんが、ちょっと迷惑そうに顔をあげてくれました。

アザラシの顔は濡れている時と乾いている時では雰囲気ががらっと変わるので、
担当者でも一瞬「ん?これは誰だ?」なんて思うことも時々あるんですよ。

200日達成!

  • 2011.02.06
  • 海獣担当
  • 飼育担当

昨年7月にうまれたカマイルカのアクア、生後200日がたち、どんどん成長中です♪

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「またかよ!」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、カマイルカの出産・成長にはまだまだ分からないことがたくさんあるので・・・。


12月末頃から魚を食べるようになって、今は、1㎏以上も食べるようになっています。
何度もかみ直しながら食べていたのが、すこしずつスムーズに飲み込めるようになってきました。
(オトナのイルカたちは、餌は丸飲みします。)
お母さんのおっぱいと餌を食べているおかげで、ぷくぷくしています。


私たち飼育係が水面で他のイルカたちと遊んでいると、私たちが水面でバランスを取ろうと漕いでいる足を見つめて、頭を足の動きに合わせて上下させます。
また、かなり近くに寄ってきて、タッチできるかできないかくらいのところに近づき、急にターンして逃げて行きます。
まだ、人間がこわいようです。
でも、興味は持っています。
アクアが体に触らせてくれるようになる日も近いかもしれません。
アクアと遊べる日が早く来たらいいのになぁ~
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まるで○○のよう...

  • 2011.02.02
  • 魚類担当
  • 飼育担当
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この水槽、いったい何が入っていると思いますか?

もちろんゴミではありません。とても小さいのですが、ちゃんとした生き物なのです~。


正解は・・・。

 

 

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クリオネでした!!

現在、約400匹のクリオネを展示しています。

流氷の天使も、こんなにたくさんいると見応えがあります。今が見どころの天使たち、ぜひ見てください。


ちなにみ、クリオネは正式な名前ではありません。正式な名前(=和名)は、ハダカカメガイといいます。クラゲではなく、殻をもたない巻貝の仲間です。


学名がClione limacina(クリオネ リマキナ)というので、「クリオネ」と呼ばれるようになったようです。

確かに、本人たちも、「あ、ハダカカメガイだ!」よりも、「きゃぁ~クリオネ~!」って呼ばれた方が、うれしいかもしれません~。




太巻きレシピ。

  • 2011.02.01
  • 海獣担当
  • 飼育担当

節分の日にちなんで、太巻きを作ってみました。
それでは材料から。
① シシャモ適量
② イカのゲソ数本
③ サケ適量
④ 氷と水
⑤添加物一切なし

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これが太巻きの具と海苔の代わりになる材料です。

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中身を筒に詰め、凍らせてできたものがコレ。

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そして、海苔の代わりにサケのスライスを巻いて出来上がり!!
さて、これは誰にあげるのかな?





後ろ足は魚の尾ビレ?

  • 2011.01.31
  • 海獣担当
  • 飼育担当

ゴマフアザラシの後ろ足を広げてみました。係員の手と比べるとその大きさが分かります。
足の先端には爪があります。そう、指が五本あるんです。

ちなみに写真の下から親指、人差し指、中指・・・と続きます。しかも指と指の間には水かきまでも!
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人間は中指が一番長いですがゴマフアザラシは一番短いですね。なんか魚の尾ビレににてる気がします。やはり推進力を得るには好都合なんでしょうね。
人と同じ哺乳類なのにまったく違う・・・。見てるとなんか不思議な気持ちになるのは私だけ?

スナメリの暮らす海、大阪湾!

  • 2011.01.25
  • スクール担当
  • 飼育担当

あの、とっても表情豊かで、かわいいスナメリが、海遊館の目の前に広がる大阪湾にもすんでいるって、ご存知でしたか?

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大阪湾で、昔はたくさんのスナメリたちが見られたそうですが、残念ながら、今ではほとんど見かけなくなってしまいました・・・。

海遊館では、そんなスナメリについて考える、新しいコーナーができました。
本日よりスタートです。

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大阪湾のスナメリについて、これからも情報発信していきたいと思います。

密着!オニさんダイバー

  • 2011.01.25
  • スクール担当
  • 飼育担当
みなさんは、海遊館のオニさんにもう会いましたか?
さて、どんなオニさんなのでしょう。

今から、いざ、水槽へ潜ります!!
がんばるぞ!

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じゃああああん! オニ、登場!
ビックリした?

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お客様に大人気!
みんな手を振ってくれます。

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おっと、サメの卵を見つけたっ
拾って、バックヤードへ連れて行こう。
(あ、マンボウと目が合っちゃった)

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今日のお仕事が終わった。
よっこらしょっと。

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ちょっと、ひと休み・・・。

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いかがでしたか?
とってもやさしい、働き者のオニさんなのでした。

みなさんに福が訪れますように!ぜひ、会いにきてね!

クマノミと海の仲間たち ~飼育係員による解説~

  • 2011.01.24
  • 魚類担当
  • 飼育担当
海遊館5階企画展示室で開催中の『~小さなアイドル~クマノミと海の仲間たち』にて、
本日(平成23年1月24日)から、飼育係員によるクマノミの解説を実施します。
実施時間は平日限定で、午後2:40~(約5分間)です。

「世界中には何種類のクマノミがいるの?」
「どんな色のクマノミがいるの?」
「クマノミとイソギンチャクの関係は?」
などなど。話す内容は、飼育係員によってさまざまです

マイクを使って展示をわかりやすく解説しますが、皆さまからの質問にもお答えしますので、ぜひお声掛けください。
平日のみとなっていますので、お間違いなく。

もうすでにこの企画展示をご覧になった方も、まだという方も、解説を聞いてクマノミについてさらに詳しくなりましょう。

※『~小さなアイドル~クマノミと海の仲間たち』は平成23年4月10日(日)までの開催となっておりますのでご注意ください。


↓解説の風景

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古株です!

  • 2011.01.23
  • 魚類担当
  • 飼育担当

「クック海峡水槽」にいるピンクマオマオ、全身ピンク色でゆっくり泳ぐ優雅な魚です。

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でも、その中に1尾だけ背中に黒いシミがある個体が・・・。実は、もう15年以上暮らしています。

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年とともにお肌の黒ずみが・・・という訳ではなく、15年前からついていたシミです。

まだまだ、餌もいっぱい食べて元気いっぱい!年寄り扱いすると怒られそうです。

大くん ふるさとへの旅 番外編

  • 2011.01.21
  • 魚類担当
  • 飼育担当

大くんの輸送には沢山の人たちが関わっています。
海遊館日記では珍しく「ヒト」、もとい「飼育係員」にスポットをあててみましょう。

14.JPG作業開始前のミーティング。安全に「大くん」を運ぶことができるよう、各自の配置や段取りを確認します。緊張します!

それぞれが自分の持ち場について、「大くん」を専用コンテナに収容するタイミングを見計らいます。
みんなの心臓の音が聞こえてきそうなくらいドキドキした瞬間です。

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輸送中も沢山の係員が大くんの様子を見守ります。大くん頑張って!!

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背中あわせに、遊んでいるわけじゃありませんよ。これでも一生懸命なんです(笑)

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クレーンの操作はプロの専門の方々にお願いします。

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 大くんを乗せた船が出港するのを見送る時、急にさびしい気持ちになりました。
本当に船に乗って行ってしまうんだなぁ...。「大くん!」無事に元気に到着してよ~。 20.JPG


船の中では...
長い船旅に備えて係員も腹ごしらえ。 おなかすいたぁ~。

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もちろん、大くんの健康管理に注意して、交代しながら休憩してますので、ご安心を☆
大くんを無事に高知に連れて行く!!
この想いで係員みんなの気持ちが1つになった2日間でした。

あっ!!大くんの写真が全然ない...

こ、こういう日記があっても良いですよね(汗)

大くん ふるさとへの旅 最終回

  • 2011.01.20
  • 魚類担当
  • 飼育担当

この号からご覧になった方に、少しこれまでの経緯を説明させていただきますと...


体調を崩してしまったジンベエザメの「大くん」。療養のため18時間もの船旅を経て、高知県の足摺岬港へと到着しました。詳しくは、海遊館日記「大くん ふるさとへの旅 PART1・2」をご覧下さい~

 

さて、ここから「大くん」の旅も佳境を迎えます。

まずクレーンを使って「大くん」を収容したコンテナを特殊な大型トラックに乗せます。
落としてしまったり、輸送中に外れてしまったら大惨事!!慎重に慎重に作業を進めます。

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トラックが揺れて、大くんの負担にならないよう、ゆっくりと以布利センターのある以布利港を目指します。
「なんで直接、以布利港にいかないの?」って思いますよね?
実は、大阪から高知までの船旅に使用する輸送船はとても大きいため、小さな以布利港には入れないのです。そのため、大型船を停泊することができる、足摺港からトラック輸送を行いました。

さぁ、いよいよ以布利センターに到着です!

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クレーンを使ってコンテナごと水槽に入れるのですが・・・、
実は、以布利センターにはジンベエザメ収容のための特別な仕掛けがあります。

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なんと!!天井を外して、その穴から直接水槽にコンテナを入れることができるのです!すごい!


こうして、丸1日以上かかった大くんの旅路も、無事に終わりを迎えることができました。


心配していた「大くん」の健康状態も順調で、水槽に入るとすぐに泳ぎ、スタッフ一同ほっと安心しました。

これからも、私たちは大くんの体調回復に全力を尽くします。

「大くん」がはやく元気になりますように...!

次は何かな?

  • 2011.01.19
  • 魚類担当
  • 飼育担当
海遊館開館20周年を記念して、海遊館ギャラリーにて開催されていた「鮫博覧会(サメハク)2010」も
2011年1月10日をもちまして終了となりました。
8mのホホジロザメの模型や、サメやエイとのふれあいに興奮を覚えたお客様も少なくないのではないでしょうか。

さてさて、その海遊館ギャラリー今はどうなっているのかと言いますと・・・
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ご覧のとおり、跡形もなくさっぱりとしてしまいました。

サメやエイとのふれあい水槽はというと、
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こんな感じで、みんな引越ししていきました。(暗くてごめんなさい)

海遊館ギャラリーもさみしくなったなぁ・・・


いやいや、そんなことはありません。
次回の特別企画展にむけ、魚たちも休養中?!?!

どんな内容かは乞うご期待☆

大くん ふるさとへの旅 PART.2

  • 2011.01.18
  • 魚類担当
  • 飼育担当

PART.2は船旅編です。
大くんの旅路の中でも一番の山場となります。

コンテナごと船に乗り込んだ大くんと係員9名。
これから18時間の船旅です。
大くんも大変ですが、24時間体制で大くんを観察する飼育係員にとっても、気合いと体力を要する行程です。

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 船内で観察している様子です。水中で大くんの観察をしながら健康状態を調べます。
水が汚れてきたら換水です。この海水も事前にちゃんと温めてから使います。

 

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写真は獣医さん。

採血した血液の検査をしているところです。


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まだ真っ暗な早朝に高知県足摺岬港に到着しました。
車で先に到着し、港で待っていた館長(写真左)も一安心...。
「大くんもみんなも無事について、本当によかったぁ~」
って背中が語ってます。

安心するのもつかの間、夜明けを待って作業再開です。
大くんの旅はようやく後半戦に突入です。

続きは次回、「大くん ふるさとへの旅 最終回」でご紹介します。

大くん ふるさとへの旅 PART.1

  • 2011.01.16
  • 魚類担当
  • 飼育担当

ニュースやHP等でご存知の方も多いとと思いますが、改めて報告いたします。

海遊館の人気者、ジンベエザメの『大くん』がふるさとの高知県へ帰ることになりました。

大くんは、昨年12月中頃から食欲が落ち、ぼんやりとした泳ぎ方をするようになりました。
年末年始も24時間体制で観察を強化し、容態の把握や治療に努めてきました。

その結果、健康状態は良くなりつつあり、私たち飼育係員も一安心。
さらに良い環境で体調を整えるために、故郷である高知県へ帰ることになりました。
高知県土佐清水市には大阪・海遊館 海洋生物研究所以布利センター(通称:以布利センター)という研究施設があり、より安全に検査をすることができます。

では、大くんが以布利センターに到着するまでの様子を少しだけご紹介します。

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まず、大くんを専用のコンテナに誘導します。

そして、30tの重さを吊り下げることができるクレーンで地上まで降ろしたら... 

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健康状態を確認します。エラの動き、尾びれの動き、血液検査やエコー検査も行いました。

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同時に水質を維持するために海水の交換も行います。


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大きなクレーンで振動の少ない特殊なトレーラーに乗せて、岸壁まで移動します。

 

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もう一度クレーンで吊り上げて、輸送船に大くんが入った専用コンテナを乗せます。下の写真は船の底から見上げて撮りました。船内はすごく深いのです!!


ここまでの作業にほぼ半日かかりました。
大くんの旅は、始めの段階からとても大変です。


さて、これからは先は18時間にもわたる船旅の始まりです。


続きは、次回のブログまでお待ちくださいね。

エコ仕様

  • 2011.01.16
  • 海獣担当
  • 飼育担当
係員が腰に着けているのはカマイルカのエサを入れるカゴです。

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エサの取りだし口を拡大するとこんな感じです。このゴムのような部分、もともとはあるものとして使用していたものを再利用しているんです。それは一体何でしょう?

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正解は・・・
ダイバーが着れなくなったウエットスーツでした!ん~エコですねぇ~!

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海遊館では何年も前(10数年前?)から利用しており形が変わっておりません。
これからも色々なものでエコをしていきたいですね!

えふぃる、ラビちゃん

  • 2011.01.15
  • 魚類担当
  • 飼育担当
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【えふぃる】
クラゲのポリプがストロビラになり、エフィラをもうすぐ遊離しそうな状態になること。飼育環境の人為的な操作によりストロビレーションを誘発することを「えふぃらす」という。
【ラビちゃん】
オーレリア・ラビアータAurelia labiataの愛称。
(海遊館クラゲ担当者用語辞典より)

えふぃっているのは左のポリプです。
ストロビラになるのに、「すとろびる」って言わないのはなぜだろう。
きっと長ったらしいからだな。

マッサージ師になれるかな?

  • 2011.01.13
  • 魚類担当
  • 飼育担当
エクアドル熱帯雨林水槽のカピバラはお尻のあたりをごしごしすると、毛がぞぞぞっと立ち上がり、気持ち悪いのかと思いますが、実は気持ちいいようです。

係員:「だんなー、いかがですか?」 ピータン:「うむ!」

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ぴーたん:「もみが弱いのじゃ!」 係員:「ごめんなさい」

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係員:「こんなもんでどうでしょうか?」 ぴーたん「いいぞ!」

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かーたん:「おいらもよろしく!」 係員:「・・・」

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で、毛が逆立った状態はこんな感じです。

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おふたりに喜んでもらえるよう、マッサージがんばります。

整理整頓?!

  • 2011.01.12
  • 海獣担当
  • 飼育担当

私たち飼育係は、普段緑色のカッパを履いて作業をします。
カッパを使わない時は、カッパ掛けにきれいにかけています。

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しかし、すごく忙しい時や次の作業にかかる時間が無い時は少しの間だけ、
カッパを脱ぎっぱなしにしてしまいます。

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こんな感じで置き去り状態です。
でも、いつもこれではないですよ。整理整頓は大事ですから?!




明日から3日間は休館日です。

  • 2011.01.10
  • スクール担当
  • 飼育担当

海遊館の休館日は1月の3日間、2月・6月のそれぞれ2日間、1年に7日間になります。

休館日といえども、動物たちは館内にいますので、いつもと変わらず掃除やエサづくり、エサやりなど、飼育の仕事は大忙し。それだけではなく、ふだんはできない、いつもと違う作業もあるんですよ。

お客様のいないがらんとした館内で、いったいどんなことが行われているのか?
気になりますよね。

昨年の様子をご紹介しましょう。


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ブラシでひたすらゴシゴシゴシゴシ・・・・・・。
カワウソのいる「日本の森」水槽の水をポンプですべて抜き、
岩や木などに付いている藻類を掃除しているところです。



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こちらは、今は「スナメリの海」になっている水槽です。
水がないといっそう深さを感じますね。

スナメリが健康に暮らせる水槽にするため、移動する前に工事を行う必要があったのです。
水槽の底を調査するため、10mもの長い梯子を下し、底へと降りていきます。

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無事に底まで到着して、転落防止用の命綱を外しているところです。

このように水族館の休館日には、たいてい様々な作業や工事がなされています。
休館日前と後で、どこか変わったところを探してみると、おもしろいかもしれません。

背比べ?????

  • 2011.01.09
  • 海獣担当
  • 飼育担当

2010年が明け、カマイルカたちも元気です!

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朝、タスマン海水槽を観察していたところ、変わったスタイルのイルカたちが・・・

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アーチ・アクアのおやこなんですが、底のほうでそろって逆立ちしていました。
はじめはお母さんのアーチが逆立ちをしていたのですが、その横で見ていたこどものアクアは
お母さんのまねをして逆立ちを始めました。

お母さん、アーチの体長は約2m。
ということは並んでいるアクアの体長は約1.5m?
産まれた時は約1mだから、0.5mもおっきくなったんだな~


日々、成長中のアクアです。
今後はどんな事を見せてくれるのか、とっても楽しみです。

食べた記念日

  • 2011.01.07
  • 海獣担当
  • 飼育担当


哺乳類はある程度の時期が来ると、お母さんのお乳から、固形の餌を食べなくてはなりません。
私たち、人間もそうですよね?

7月に生まれたカマイルカの「アクア」もそろそろ固形の餌を食べるようにしていかなければならず、少し前からアクアが興味を持ちそうな、魚やイカなどを水槽内に投げ込んで、餌に興味を持たせようと日々チャレンジしていました。

12月の半ばごろから、頻繁に
「餌を口に入れて、口から出てこない。もしかしたら、固形物を食べているかもしれない!」
という状況が起こり始め、25日には、シシャモをまるごと1尾飲み込むことが1日に4回も観察されました。

そんなこんなで、担当で、そろそろ食べたって事にしても良さげだけど、いつから食べたことしようかと話し合ったところ、25日を確実に食べた日、「食べた記念日」と定めることになりました。

飼育されているカマイルカが出産し、そのこどもが、自然に餌を食べ始めた例はこれまでにないそうで、とても貴重な出来事がタスマン海水槽で起こりました。

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その日、一人、クリスマスケーキを囲んだ(?)私にとって、人生で最高のプレゼントをサンタさんからもらいました。


2011年もアクアはじめ、海遊館の生き物たちが健康でいられるように、精進してまいります。

水中ランチ♪

  • 2011.01.06
  • 海獣担当
  • 飼育担当
1月の海遊館はペンギンが熱い!!

ペンギンパレードはもちろんですが
1月の月曜日・金曜日(13時15分~約5分)にはペンギン達の水中でのお食事タイムも行います。

その様子をちょっとだけご紹介しますね!


水中ランチのメニューは、
下の写真にあるキビナゴという小さなお魚。
このほかにオキアミというエビの形によく似たプランクトンの仲間も与えます。

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さて、いざダイバーが水中へ。
ペンギン達も集まって来ました。
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ダイバーもあっとゆう間にペンギン達に囲まれてしまいました。

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海遊館ではふだんペンギン達には陸上でエサを与えていますが
野生のペンギンは本来海の中をじょうずに泳いでエサを捕まえます。

期間限定の水中でのペンギンランチタイム、
1月の月曜日、金曜日の1時15分~(約5分間)です。
必見ですよ!!


おまけにもう1枚↓
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新年

  • 2011.01.03
  • 海獣担当
  • 飼育担当

明けましておめでとうございます。
みなさまどのようなお正月をお迎えでしょうか。
新年早々かわいいラッコの写真が撮れたのでご紹介したいと思います!

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「みなさん今年もよろしくね。うふっ♪」
ウインクしているところがポイントです。

次は・・・
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なんと、大胆な寝姿!
「おせち料理を食べすぎてう~ん満腹。。」といった感じでしょうか(笑)

今年も可愛い動物たちの姿をブログでたくさんご紹介できるよう頑張ります。
どうぞよろしくお願いします。

ペンギンパレード開催中です!

  • 2010.12.31
  • 海獣担当
  • 飼育担当

今年もペンギンパレードを開催中です。

海遊館では、現在23羽のオウサマペンギンを飼育しています。
その中で7羽のペンギンが選抜されました。

パレード初参加の個体もいますが、何とか順調に開催できております。
2011年1月10日(月)までは1日3回(11:30、13:30、15:30)で、毎日開催中です。
もちろん、1月1日も開催を予定しています!

初詣の後は、是非海遊館に遊びに来て下さいね。

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海遊館が紹介されました

  • 2010.12.30
  • 広報担当
  • 飼育担当

「どうぶつのくに」という雑誌に海遊館を紹介してもらいました!とてもうれしいです!

表紙はジンベエザメ

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内容はというと...、コツメカワウソからリスザルまで、かわいい生きものたちをたくさん紹介してもらいました。

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写真が不鮮明でスミマセン...。webサイトでも公開されていますので、ぜひコチラからご覧ください。

http://www.doubutsu-no-kuni.net/


「どうぶつのくに」では、海遊館で行われる写真講習会「スペシャル撮影会@海遊館」と「貸切ガイドツアー」を募集しています。

ぜひwebサイトからお申し込みください~。

ツマグロの赤ちゃんのお食事タイム!

  • 2010.12.27
  • 魚類担当
  • 飼育担当

2010年の海遊館は、カマイルカ・リスザル・ペンギンたちと、ベビーラッシュで盛り上がりました!

また、現在開催中の特別企画展「鮫博覧会2010」でも、8月27日に生まれたツマグロの赤ちゃんを展示中です。

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そして、12月20日より、赤ちゃんへのエサやりの様子を紹介しています!

お食事タイムは、月~金がPM2:10~、土・日・祝日がAM11:00~です。

エサやりと同時に、ツマグロの特徴を紹介をするスポットガイドも行います。

「鮫博覧会2010」の開催は2011年1月10日までとなっておりますので、期間中にぜひお越しくださいませ。

海遊館生まれのクラゲたち

  • 2010.12.26
  • 魚類担当
  • 飼育担当

「ふあふあクラゲ館」に2種の新しいクラゲが登場するのにあわせて、展示のクラゲ12種をすべて海遊館でポリプから無性生殖で繁殖させたものにそろえてみました。

題して、「海遊館生まれのクラゲたち」。

12月26日までの予定でしたが、ご好評につき、平成23年1月10日まで期間を延長します!

開催にあたり、せっかくだから、バックヤードで育ちながら、出番を待つポリプやエフィラの姿も紹介しちゃいたい。

そこで、これまでの文字だけだった魚名板(クラゲは魚じゃないけど、館内の種名表示のことを「魚名板」と呼ぶのは海遊館のならわしです)を写真入りにしてみました。

作業の合間に、ちまちま撮りためた写真が役に立つ。

それにしても、ポリプもエフィラもかっこいいですね~(またクラゲ担当の親バカか・・・)。

4種ぶんだけちょっと紹介。
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ウメイロモドキがやってきた!

  • 2010.12.18
  • 魚類担当
  • 飼育担当

先日、夜の関西国際空港に行ってきました。しかも、普段あまり行くことのない貨物ヤードです。 P1010217.JPG

ここで荷物を受け取って、夜の阪神高速をひた走り・・・、
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海遊館に到着!バックヤードの予備水槽へ直行です!
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大量の箱の中身は「ウメイロモドキ」という名前の魚です。みんな元気かな?
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飛行機に乗ってやってきたウメイロモドキ、現在は「太平洋」水槽でナンヨウマンタと同じエリアで群れを作って泳いでいます。とってもきれいですよ!
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オウサマペンギンのヒナ成長記録

  • 2010.12.16
  • 海獣担当
  • 飼育担当

今年誕生した2羽のオウサマペンギンは、元気に成長しています。

このヒナは産まれて90日が経ち、体重は約8㎏になりました。でも、まだまだ甘えん坊です。

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この写真は、お父さんペンギンに甘え、足元に入ろうとしている瞬間です。

あなた、自分の大きさが分かってますか?全然入ってませんよ(笑)

お父さんペンギンの表情が、少し迷惑そうに見えるのは私だけでしょうか(笑)

こちらのヒナは、産まれて60日が経ち、体重は6㎏になりました。お父さん、お母さんに守られうれしそうですね。

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毎日体重測定をしていますが、係員に対して威嚇するようになりました。

生意気やな!と思う半面、ちゃんと成長しているなぁ~とホッする瞬間でもあります。

また成長記録は報告したいと思います☆

かくれんぼ♪

  • 2010.12.15
  • 海獣担当
  • 飼育担当
ラッコが3頭隠れています。どこにいるか、みつけられますか??

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水面に1頭(顔がみえますね)。そして、陸上に1頭(ステラーカイギュウの骨のレプリカの後ろに背中がみえますね)↓。
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2頭は簡単にみつけられますが、もう1頭はどこでしょう!?

ステラーカイギュウの頭骨のレプリカの後ろにある穴をのぞくと...↓

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「パタ」が隠れていました!

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「みつかっちゃった!」

この穴はパタのお気に入りの場所。氷を食べるときに、よくこの穴にいます。

しかし残念ながらこの穴、お客様からはご覧いただけません!「パタ」がみつからなかったら、きっとこの穴にかくれていますよ♪

キラキラと輝くタチウオ 漢字で書くと「太刀魚」

  • 2010.12.12
  • 魚類担当
  • 飼育担当

タチウオの展示を始めました。

展示場所は 海遊館4階「日本海溝」水槽で、2011年1月下旬までの予定です。

タチウオは体が太刀(たち)に似ていること、立ち泳ぎをすることなどから、この名前がついたと言われています。

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タチウオの体が光に反射して、きらきらときれいですが、体の表面がとても弱く、少し何かにあたっただけで傷がついて弱ってしまいます。

しかも、かなりのビビりですので、水面に餌を落としただけで驚いて壁にぶつかりそうになったります。

きれいなタチウオをカメラで撮る際はフラッシュをたかずに、そっとお願いしますね。

また、夜の海遊館(17時~)ではさらに幻想的なタチウオの泳ぎをご覧いただけます。夜も必見です。

写真は昼間の様子ですが、大きなタカアシガニとタチウオの共演です。

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仲良し。

  • 2010.12.11
  • 海獣担当
  • 飼育担当

先日、「モンタレー湾」水槽に新しく仲間入りしたカリフォルニアアシカのチカちゃん。
展示水槽での暮らしにも慣れてきたようで、最近ではアクリルガラス越しにお客様を
じーっと観察していることなんかもあります。
一緒にやってきたマリンちゃんは大きな水槽が楽しいようで、初日からびゅんびゅん元気に泳いでいます。
さて、夜の二人はどうしているかといいますと・・・

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子ども同士こんな感じで仲良く一緒に寝ていることが多いです。
相手のお尻を枕にしてスヤスヤ。。

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チカちゃん、気持ち良さそうに眠っています。
おやすみ~。

親バカと言われても

  • 2010.12.08
  • 魚類担当
  • 飼育担当

クラゲ担当が時間と手間と愛情を惜しみなく注ぎ込んで育んだクラゲの中から、とっておきの美人(美クラゲ?)さんを紹介します!!

その名もパープルストライプトジェーリー。

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如何でしょうか。個人的にこんな美しいクラゲはいないと思っています(笑)

クラゲの傘や触手は非常に切れやすいので、きれいな形を保ったまま成長させるのは本当に難しいんです。

なので、クラゲ担当はきれいなクラゲを育てるために、心血を注いでいます。

手塩にかけて育てたパープルちゃんは、世界で1番美しいに違いない、と思う親バカな担当なのでした。

新しい仲間が増えました。

  • 2010.12.07
  • 海獣担当
  • 飼育担当

「モンタレー湾」水槽に新たな仲間がやってきました。メスのカリフォルニアアシカ「チカ」ちゃん、1才です。

今回、バックヤードで逆立ち訓練等を行っていた「マリン」ちゃんと同時に展示水槽へやってきました。

チカちゃんとマリンちゃんを並べて撮影してみました。左がマリンちゃん,右がチカちゃんです。

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次の写真は左がチカちゃんで、右がマリンちゃんです。さぁ皆さん、違いがわかりますか?

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残念ながら私もわかりません(苦)、どうしよう‥‥。

あっ!違い発見!!マリンはヒゲが長くて、チカは体(体毛)の色が薄い!!!あとは担当に聞いてみよっと。

 私 「すんません、違いを教えてください。」

担当 「チカの方が若干目が出てるよ。」

 私 「そんなんわかるか~っ!」

みなさん、その他の違いがわかれば教えてください!

大忙し!!

  • 2010.12.06
  • 魚類担当
  • 飼育担当

先日のブログでもお話しましたが、海遊館では毎年この時期になるとサンタダイバーが登場します。
今日はそんなサンタダイバーにまつわるお話をしたいと思います。
サンタさんは1日4回皆さんの前に登場します。
なので衣装もかなり使い込むため、どうしてもほころびてきます。帽子もその1つ。
ということで今回、私はサンタさんから帽子の修理隊長に任命されました。
裁縫得意じゃないけどうまく縫えるかなー??でもサンタさんのためだ、頑張ろう!!

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さぁ、完成。

サンタさんにお返しする前に、かぶり心地をチェック。 PB200015.JPG

ぼくにも貸してー。
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お次はこの方。
頭がちっちゃくてうらやましいです☆
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とまぁ、こんな感じでみんなで散々遊んだ後、ちゃんとサンタさんにお返しすることができました。


それはそれはレンガ色のかたまり ジンベエザメのうんち

  • 2010.12.02
  • 魚類担当
  • 飼育担当
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ジンベエザメのうんち


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うんちがあれば毎日ダイバーが回収しています(タッパ-に入れて)。

・・・でもこのうんち、「海くん」と「大くん」どっちがしたのかわからないな。

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あ!おなか側を見たらわかるね!ひらいている(総排泄孔)!このうんちは「海くん」だ!


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このあとうんちは飼育係がチェックをします。

今日も元気かなー?って。




カメラ目線?な魚たちの写真集in「太平洋」水槽

  • 2010.11.29
  • 魚類担当
  • 飼育担当
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↑こちらは笑っているように見えますが、ヤジリエイ(↓)のお腹側ですよ。
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もっともこちらを見つめてくれたのは・・・

メガネモチノウオでした!
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頭上に魚のトルネード

  • 2010.11.25
  • 魚類担当
  • 飼育担当

「アクアゲート」水槽(トンネル水槽)に、新しくたくさんのカタクチイワシが仲間入りしました。

最初は慣れない水槽の様子にビクビクして、ずっと下の方を泳いでいましたが...

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今では、水槽の上の方を優雅に渦になって泳いでいます。

水槽の照明を浴びた姿は、きらきらと輝いてとてもきれいです。

カタクチイワシは期間展示ですので、ぜひご覧ください!

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水の中の円盤

  • 2010.11.23
  • 魚類担当
  • 飼育担当

「エクアドル熱帯雨林」水槽のブルーディスカスです。

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ディスカスという名前は、円盤(disc)からきています。

確かにまんまるだなぁ。

しかし、正前から見ると...
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こんな感じで、とても平べったいことがよくわかります。

これって、側面からすごい水流がきたりすると、三日月みたいな形になるのかなあ~とくだらないことを考えてしまいました。

ちなみにマンボウも同じように平べったいです。

魚の顔を正面から見ることって少ないのですが、「なんでこんな形?」って考えると楽しいですね。

頭隠さず、尻隠さず!?

  • 2010.11.22
  • 魚類担当
  • 飼育担当
「太平洋」水槽にて・・・

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底に方になにかがいますね・・・もうすこし近づいてみましょう
(ちなみにピンボケでうつっているのはヤイトハタ)

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アカエイですね!砂の中に隠れてるのでしょう!
隠れてるつもりですが・・・ばれてますね!
しかも!

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尾が出ちゃってます!砂から出てます!
これだけ見ると尾が落ちてるみたいですね

この隠れ方でよいのか・・・

近づいても逃げなかったので、アカエイ自身は自信満々に隠れてるつもりなのでしょう。

海でこんなアカエイに出会っても、近づかずそっとしておいてあげましょう!



サンタダイバーに会いにいこう!

  • 2010.11.21
  • 魚類担当
  • 飼育担当

ジンベエザメの「海くん」・「大くん」が泳ぐ「太平洋」水槽には、なんとサンタさんが潜っています!!

期間は平成22年12月26日(日)までで、AM11:00~、PM1:15~、2:00~、3:30~の一日4回(各回約40分間)登場します。

サンタさんも忙しいので上記の時間しかいないのでお見逃しなく!!

手を振ったり、じゃんけんしたり、お客様のまねをしたり、一緒に記念写真と撮ってみたり♪

サンタダイバーと冬の思い出つくりましょう!

では、私が追跡取材をしたサンタダイバーの写真をご覧ください!

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背後にいるのは・・・マンボウ!エサをほしがっているのかな?もうエサは終わりましたよ!

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手を振って皆さまをお出迎えします!近くでサンタさんに会えた人はラッキー!かな!?

またまた背後にマンボウが!エサもらえないので離れていったのかな!?
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はい!チーズ!ご家族ご友人と一緒にパシャっと!
 
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またまたマンボウが接近、エサはもうないですよー。
ちなみにマンボウはサンタさんを食べようとしてるわけじゃありませんよー
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さようなら~
 
海遊館のサンタダイバーにぜひ会いにきてください!

お~いっ!!

  • 2010.11.20
  • 海獣担当
  • 飼育担当
何気なく撮った写真なのですが、口元をよ~く見てください!
鼻提灯ならぬ、よだれ提灯!!おなかがすいているのかな?

ダイヤちゃん・・女の子なんだから気を付けてね!!!

見事なバランス

  • 2010.11.18
  • 海獣担当
  • 飼育担当
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見事なバランスではないですか?少し間抜けな顔をしていますがっ。
台の角に片足で立つカリフォルニアアシカの「マリン」です。

ですが、たまに滑って台から落ちることも・・・
さ、猿も木から落ちるっていうしね!!頑張ってマリン!!

4か月が過ぎました。 

  • 2010.11.17
  • 海獣担当
  • 飼育担当

カマイルカの赤ちゃんが生まれて、4か月が過ぎました。

元気にすくすくと成長しています。

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写真は、お乳をもらっている様子です。

赤ちゃんが、母乳から固形の物を食べるようになるって、大変なことなんだろうなぁ~って最近考えています。

人間は、母乳から、とっても柔らかい離乳食、そして、大人が食べている物とだんだんと変わっていきますよね。

カマイルカのコドモも、オトナになるためには母乳から魚へと食べ物を変えないといけません。

ごくごく「飲む」から、ごっくんと「飲み込む」。

私たちオトナには、今となっては普通のことですが、それができるって、すごいことなんですね!

 

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また、成長にともなって、おもしろい行動がみられるようになってきました。

最近は、展示通路の様子が気になるようで、じっとみていることがあるのです。どんなのが好きなのでしょうね。

これからも、いろいろと新しい発見がありそうです。また海遊館日誌で紹介しますね。

ウトウト・・・

  • 2010.11.16
  • 海獣担当
  • 飼育担当

ゴマフアザラシの「ナナ」ちゃんです。かわいいでしょう~。

夕方うとうとしているところをパチリ。美味しいごはんを食べる夢でもみていたのでしょうか?

よだれが・・・。

ちなみに海遊館のアザラシたちのエサはサバ、アジ、シシャモ、ホッケです。

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夜の海遊館で、かわいい動物たちの寝顔を探してみてくださいね。

海遊館の営業時間は、夜20時までです~。(最終入館は夜19時です)

食欲の秋

  • 2010.11.14
  • 海獣担当
  • 飼育担当
朝晩冷え込みが厳しくなってきた今日この頃。
サンマや栗、柿...
ごはんをたくさん食べてしまう季節です。

ところで、海遊館のペンギン達にも「食欲の秋」があるようです。


これはエサを食べる前のアデリーペンギン↓
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お腹に注目してくださいね!


そしてこれがエサを食べた後の同じペンギン↓
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どうですか、このお腹のでっぷり具合!!!
このペンギンの体重は約3.5kgですが、この時35匹のシシャモ(=約900g:体重の約1/4の量)をぺロリと食べてしまいました。


食欲旺盛なペンギンはこのアデリーペンギンだけではありません。
海遊館で暮らしているペンギンたち全羽、食欲旺盛です。
給餌の時間には、飼育係員の周りにエサを待つペンギンの行列ができます↓

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下の写真は1回の給餌で与えるエサの量(全部で25kg近くあります)。
これを全部ぺロリ。

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ペンギン達も食欲の秋なんですね。
 

それにしても、すごい量...。
食べすぎには気をつけたいものです...。


こんにちは赤ちゃん!

  • 2010.11.13
  • ペンギン成長記録 , 海獣担当
  • 飼育担当
こんにちは赤ちゃん♪

今回は、赤ちゃん同士のこんにちは♪です。


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赤ちゃん同士でこんにちは。「どうも、はじめまして!」

よくよく見ると、お母さんペンギン同士もこんにちは。

「あらまぁ、かわいい!うちの子と仲良くしてやってくださいね」
「こちらこそ、うちの子をよろしくお願いします。ほらほらちゃんとあいさつしなさい!」

ちなみに左の子は、生まれて約60日目。右の子は約30日目。
1ヵ月でこんなに大きさが違うんですね。

赤ちゃんペンギンたちは「南極大陸」水槽ですくすくと成長しています。

ぜひ、このかわいらしいペンギンたちに会いにきて下さいね♪




海に沈む夕陽

  • 2010.11.12
  • スクール担当
  • 飼育担当

この時期、天保山ではとってもきれいな夕陽を見ることができます。
サンセット広場からの眺めが特におすすめです。
業務の合間に通りかかると、はっとするほどの美しさで、見とれることしばし。
冬に近づくにつれ、カメラマンの方々も増えてきます。

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空を美しく染め、ゆっくりと海に沈む夕陽の様子。

いやぁ、癒されますねぇ。



点灯式を実施中です。

  • 2010.11.12
  • 海獣担当
  • 飼育担当

今年も点灯式が始まりました!
去年までは、カリフォルニアアシカが参加していましたが、今年はイワトビペンギンが参加です!
階段をのぼって、最上段の床に取り付けられたスイッチを踏むと、イルミネーションが点灯します。


このイベントは、12月26日までの毎週土・日(祝)と12月24日に実施します。
海遊館に遊びに来られた際は、ぜひ点灯式をご覧ください。

写真は、先日の点灯式の様子です。
イワトビペンギンは、その名の通りジャンプがとても得意です。
ピョンピョン!とジャンプしながら階段を上って行きます。

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お見事!!
無事にスイッチオンさせることが出来ました。
さすが、海遊館生まれのイワトビペンギンですね。
ご褒美に大好物のシシャモを沢山あげました。
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たまに、上ってくれないこともありますが、みんなでイワトビペンギンを応援しましょう!

獺祭(だっさい)

  • 2010.11.10
  • 魚類担当
  • 飼育担当
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これはかなり前の写真なのですが、「日本の森」に大きなフナを入れた時のものです。
自分のからだの半分近くあるような魚を、カワウソは簡単にしとめてしまい、食べるのかと思ったら、次々と捕まえ、岩の上に並べだしたのです。

中国では、カワウソが捕まえた魚をずらりと並べておくのを見て、「まるで先祖へのお供えみたい!」と思ったことから、旧暦のお正月を獺祭(だっさい)と呼ぶのだそうです。
 
獺とはカワウソという漢字です。
日本でも「カワウソ、魚を祭る」というのが俳句の春の季語になっているとのこと。
中国にはユーラシアカワウソやビロードカワウソなどが、日本にはニホンカワウソがいたわけで、コツメカワウソとは異なりますが、カワウソには共通の習性があるということなのでしょうか。

普通、動物は自分の食べるものしか捕らないといいますが、カワウソの場合、狩りには遊びの要素がかなり強く入っているようです。
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ずらりと並んだ魚とカワウソのムフーッと満足そうな顔を見て、唖然としました。
カワウソファンのみなさん、獺祭は本当にあるのですよ。





はやくはやく~

  • 2010.11.09
  • 魚類担当
  • 飼育担当
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おや??
お食事中に失礼!

9月15日に「日本の森」にデビューしたコツメカワウソのコウメ親子。
大きな水槽にも慣れて、アユを追ったり、飼育係のカッパにぶらさがったり(T_T)
とやんちゃっぷりを発揮しております。

そんなこどもたちも食欲には勝てません。
「まて!!」といわれると~

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ピタッ☆お見事!!

おっと!!本題を忘れるところでした。。。
最近、気温が下がり肌寒くなりましたよね。
大きく成長したこどもたちですが、やはりまだまだこども。
11月17日にバックヤードに戻り18日からは
お兄ちゃんカワウソ達に「日本の森」をお任せすることに決まりました。

「もっとたくさんのお客様に会いたいよね~??」
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『は~い☆』

ということで、こどもたちに会いたい皆さまはお早めのお越しを!!
お待ちしておりま~す。

新たな一歩

  • 2010.11.08
  • 海獣担当
  • 飼育担当

先日、大きな一歩(?)を踏み出したカマイルカがいます。

その名はミュー。推定2歳の、まだまだこどものイルカです。

4月に「タスマン海」水槽にデビューしたのですが、どうしても水槽の奥にあるプールへの入り口を越えられませんでした。

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「先が気になる、けど、怖い・・・」

アーチやルーシーは奥にびゅんびゅん入っていきます。

そのまま月日は過ぎ、7月にはアーチの赤ちゃんが生まれ、プールの入り口は、赤ちゃんに危険が及ばないようにと入り口をふさがれてしまいました。

そして先日、入り口をふさいでいた柵を取り除きました。取り除いてすぐは、入り口でじーっとして中をのぞいていました。

ミューの横をアーチ・ルーシーはびゅんびゅん通り過ぎます。赤ちゃんもお母さんと一緒に入っていきます。

しばらく見ていると、ルーシーがミューを誘っているような様子がみられました。

ミューはルーシーと一緒に奥に入ってみると、やはり怖かったらしく、

「ひゃーーーーーーー!!!!」

と素早く外に出てきました。

次の日・・・


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様子を見に行ったら、奥のプールに入って、得意げにスイスイ。

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出てくる時のこの顔、ちょっとばかり大人に近づいた、ミューでした。

おっきくなりました。

  • 2010.11.06
  • 魚類担当
  • 飼育担当

「エクアドル熱帯雨林」水槽で展示中の、今年の6月30日に生まれたリスザルの赤ちゃん。

お父さんはジャック、お母さんはアンズ。

赤ちゃんには"ポンカン"という愛称がつきました。ちなみにオスです。

夏休みに期間限定で3頭の親子展示をしていたのですが、10月25日に再び戻ってきました。

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ポンカンはだいぶ大きくなりました。でもまだまだ甘えたがり。

最近は大人と同じエサを少しずつ食べるようになってきましたが、今日授乳しているところを見てしまいました。

まだお母さんのおっぱいが一番なのね。

親離れにはもう少し時間がかかりそうです。

アンズも久しぶりの子育てで足腰がかなり強くなったのでは???

クマノミと海の仲間たち② ~こどもさん目線~

  • 2010.11.06
  • 魚類担当
  • 飼育担当
「~小さなアイドル~クマノミと海のなかまたち」
まだ見ていない方、この写真を見てください!
気になったら足をお運びください!
写真じゃ伝わらない生き物の動きを見に来てください!

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ソメンヤドカリ

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ヒメハナギンチャク

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これもクマノミの仲間!?

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こどもさん目線で水槽を眺めてみると違った楽しみ方ができますね

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こどもさん目線②

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最後にオニヒトデ

もっとよい写真をお見せできるようがんばります!

寝相

  • 2010.11.03
  • 魚類担当
  • 飼育担当

ある日のトラフグです。

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別の日のトラフグです。
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「げっ!もしかして死んでしまった!?」と、いつもドキッとするのですが、そうではありません。
このトラフグの寝るときの癖らしく、横になって寝るみたいです。

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しかも目を開けて寝てます(魚なんで当たり前)。
ビックリさせんなよ!

ぱくぱく~

  • 2010.11.02
  • 海獣担当
  • 飼育担当

カマイルカの赤ちゃんは、ただ今アワで遊んでいる最中です。
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頭の上にある噴気孔からぶくぶくアワを出し、それを口の先端でつついたり、追いかけたりするのがマイブーム。

アワに向かって口をパクパクすることもあります。アワを食べようとしているみたいに見えます。

アワではなにか物足りないのか、ちょっと年上のイルカ「ミュー」の尾びれが気になり始めました。

ミューの尾びれの動きに合わせて頭を動かし、口をパクパク。ミューの尾びれを咬もうとしているのかな・・・?
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ミューは咬まれまいと、赤ちゃんを避けます。

人間も、幼いときはおねえちゃんや、おにいちゃんにかまってほしくていたずらすることありますよね?それと同じなのかな。

どこが違うかな?

  • 2010.10.30
  • 海獣担当
  • 飼育担当

これは7月27日に生まれた「アデリーペンギン」の幼鳥です。

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立派に成長し、泳げるようにもなりました。
巣立ちを終え、もう親から餌はもらえません。今は、係員から餌をもらう訓練中です。

まだ、大人と少し違います。
 
これは大人の「アデリーペンギン」です。
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違いが分かりましたか?

そうです!!
幼鳥はまだ「アデリーペンギン」の最大の特徴である、目の周りの白い模様がないんです。
さらに、ノドまで白い羽が生えています!

ちょっと分かりにくいですね・・・では、もっと分かり易い見分け方を紹介しましょう!
翼に注目!!!
幼鳥には海遊館生まれの証である、IDバンドを両方の翼に取り付けてあります。
他の「アデリーペンギン」は片方の翼にしかIDバンドがない為、一目瞭然ですね。
ちなみに・・・色は背中側から「緑・白・白・白」→「アデリーペンギン・0・0・0」です。性別は不明です。

海遊館に遊びに来た際には、「南極大陸」水槽で泳ぎまわる幼鳥を探してみて下さい☆

江戸っ子登場!

  • 2010.10.29
  • 海獣担当
  • 飼育担当
9月の中旬に、東京から"江戸っ子"ラッコ2頭が海遊館にやってきました。
東京にあるサンシャイン国際水族館がリニューアル工事のため
工事期間中だけ海遊館で預かることになったのです。

海遊館で飼育しているラッコはアラスカラッコという種類のラッコですが、
この江戸っ子ラッコ達はロシアラッコという種類で、アラスカラッコとは違う地域で暮らしているラッコです。
アラスカラッコに比べて体が少し大きいのが特徴です。

海遊館の水槽にも慣れて、やんちゃぶりを発揮するようになってきました。


こちらは2頭のごはんを食べる様子。
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さすが江戸っ子!
ぴしっと整列しています。

残念ながらバックヤードで飼育しているため、
この2頭をお客様にご覧いただくことができませんが、
今後も海遊館日記で2頭の様子を紹介していきたと思います!





100日!

  • 2010.10.27
  • 海獣担当
  • 飼育担当

7月9日に誕生したカマイルカ、アーチの赤ちゃん。
10月17日で、生後100日目となりました!!!101016ishikawa1.JPG

手前が赤ちゃん、奥はお母さんイルカのアーチ。

プクプクだった体型も、幾分かスラッとして、大人のカマイルカの体型に近くなってきました。

観察をしていると、アクリル越しにこちらを見つめてくることもあるんですよ!

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この愛くるしい顔!ん~、たまらん!

なんで赤ちゃんってこんなにかわいいんだろう~♪

う~ん、この顔はかわいい・・?

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口全開・・・

クマノミと海の仲間たち

  • 2010.10.25
  • 魚類担当
  • 飼育担当

特別企画展『~小さなアイドル~クマノミと海の仲間たち』、もうご覧になられましたか?

まだの方、かわいいクマノミたちにぜひ会いにきてください!

オレンジと黒色の模様のカクレクマノミは皆さんご存じかと思いますが、クマノミとひと口に言っても、いろんな種類のクマノミがいます。

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↑こんな色のクマノミの仲間もいますよ(セバエアネモネフィッシュ)

 
また、クマノミ以外にもイソギンチャクと共生する生き物たちがいるんですよ。
例えば、こんな生き物です。

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↑小さなイソギンチャクをハサミにつけているキンチャクガニ

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↑貝殻の上にイソギンチャクを背負っているのはソメンヤドカリ 


まだまだ紹介したいところですが、百聞は一見にしかずで、海遊館にぜひ会いにきて下さい!
じっくりと見ると、みんなとってもいい味出しています。
 
機会があれば、またこの海遊館日記でもご紹介したいと思います!お楽しみに。

サムクラゲが育つまで

  • 2010.10.24
  • 魚類担当
  • 飼育担当

まずはポリプ。幼生みたいなもんですね。手のひらにのるほどの小さい容器で飼っています。

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ある日、ポリプに変化が。お皿を重ねたようにくびれてきます。

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その一枚一枚が離れて泳ぎだします。赤ちゃんクラゲ。エフィラといいます。生まれたてのエフィラは数㎜くらいの大きさです。

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エフィラはえさを食べてどんどん大きくなります。細長い触手ができ始めました。

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大きくなるとこんなに。

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海遊館で展示しているクラゲの多くはこのように小さなこどもから育てたものです。飼育係の日々の努力の結晶なのですね~

頭かくして尻かくさず

  • 2010.10.23
  • 海獣担当
  • 飼育担当
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さてさてこの写真の真ん中に写っているものは・・・

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それは今年海遊館で生まれたオウサマペンギンの赤ちゃんのおしりのアップなんです。

ただしこの夫婦は南極大陸水槽の一番右奥で子育てをしていて、なかなか展示通路
から見えにくいんです・・・(でも親にとってはこの場所が安全なんでしょうね)

かなり見えづらいとはとは思いますが、海遊館にお越しの際は、南極大陸水槽の右奥
を注意深く観察してみてください。

運が良ければ親が口移しで餌を赤ちゃんに与える様子が見れるかもしれません。



もし観察することが出来なかったお客様のために・・・
健康管理のため、赤ちゃんの体重測定をしているときの写真をのせておきますね。

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幻の魚?!

  • 2010.10.22
  • 魚類担当
  • 飼育担当

「パナマ湾」水槽には「コモリザメ」というサメがいます。
こちらの右端にいるのが、「コモリザメ」です。PA030017.JPG
「パナマ湾」水槽は、上層・中層・下層から水槽をご覧いただける構造になっているんですが、この「コモリザメ」は上層・中層ではめったにお目にかかれません。

下層の右端がお気に入りのスポット♪

実は自然界でも、日中は海底の突き出た岩棚や小さなほら穴に身を横たえて休息していることが多いサメなんです。

とはいってもたまには上のほうにも行ってみたくなりますよね。たまにふらっと上層まで泳いでいくと、

「幻の巨大魚を見ました!!」

なんていう目撃情報をいただくんですが、残念ながら幻ではありません。ずっといます。(笑)

最近では餌の時間になると水面まで上がってくるようになりました。

「コモリザメ」って、すごい勢いで海水を吸い込んで餌を丸のみにするんですよ。

運よく餌の時間に遭遇したら、「コモリザメ」がいないか探してみてください。

この顔にキュンときたら・・・

  • 2010.10.20
  • 魚類担当
  • 飼育担当
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「~小さなアイドル~クマノミと海の仲間たち」開催中!

場所:海遊館メインビル5階企画展示室
   カタクチイワシのいる「チリの岩礁地帯」水槽を過ぎたくらいにカワイイ企画展示室が待ってます。
  この顔というより、この顔の模様に似たクマノミにキュンとしてください!

企画展ができあがるまでの様子(展示室入口)↓

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↑10月2日「ようこそスナメリの海」の企画展撤収後、カーペットを貼り替えました。
カーペットの色がオレンジに!

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↑10月3日本格的に展示室の工事が行われています。水槽も運んでいます。
水槽はいくつあるでしょうか?

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まだ準備中、かわいいイラストにキュン

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↑10月4日 装飾等も施されて展示室の形になってきました。

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↑そして10月8日オープンの日となりました。展示の中身はきてからのお楽しみ!

お客様がいる状態での写真がなかったので・・・最後にちょっとだけ展示室をご紹介!

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大きさ比べ! 本物はちっちゃいよ !



















日米感覚の違い?

  • 2010.10.19
  • 魚類担当
  • 飼育担当

グレートバリアリーフ水槽には「カゴカキダイ」という魚がいます。
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この写真がそうなのですが、「カゴカキ」とは一体?
気になったので調べてみると・・・

江戸時代の乗り物「駕籠(カゴ)」を担ぐ人の肩の筋肉が盛り上がっていたように、
この魚も背中が盛り上がっていることから「駕籠担きダイ」と名づけられたそうで。

う~ん、渋い。
古来の日本文化にちなんだ風情ある名前なんですね。

じゃあ、英語では何と呼ばれているんでしょう?
調べてみると・・・「Stripey(しま模様)」。

な、なんて安直・・・!

毎日見てました!

  • 2010.10.16
  • 以布利センター
  • 飼育担当

 4月から高知県土佐清水市にある海遊館の研究施設(以布利センター)に半年間赴任していました。
そこでは毎日、漁師さんと一緒に漁船に乗り、海遊館で展示する魚(もちろんジンベエザメも入ります)を捕獲していました。この船は、毎朝、日の出と共に出航します。すごく綺麗なので、皆さんにも写真でおすそ分けします。

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 季節によって水揚げされる魚は変わります。中にはこんな大きなカジキが捕れることも・・・。
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2011年1月10日までの土・日・祝日は以布利センターで飼育しているジンベエザメの一般公開もしています。いい所なので、ぜひ遊びに来てください!

冬支度

  • 2010.10.15
  • 魚類担当
  • 飼育担当

10月になり肌寒く感じる日もありますが、
みなさん体調をくずされていませんか?

海遊館では、「日本の森」水槽に棲む水鳥たちの冬支度がはじまりましたよ。

「ミコアイサ」や「キンクロハジロ」の雄は冬に繁殖期をむかえるため、
羽が生え変わり体の模様が派手になります。
恋の季節、雌にアピールするんですね。

こちらが冬支度のはじまったミコアイサの姿。
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背中(赤印)に冬の羽がちらっとのぞいてます。

そして冬は。。。
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目の周りが黒くパンダみたいになるので「パンダガモ」とよばれることもあります。
11月頃までに冬支度を終えて元気に冬をすごしてほしいものです。


クラゲ館の花子さん

  • 2010.10.14
  • 魚類担当
  • 飼育担当

夏も終わりだというのに怪談話?!?!

いえいえ。
愛らしいクラゲのお話ですから、怪談が苦手な方も大丈夫ですよ☆

「花子さん」はあるクラゲの愛称です。
こちらがクラゲ館の花子さんです。
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一見ミズクラゲの様ですが、花子さんはオーレリア・ラビアータという名の海外のクラゲです。
しかし、花子さんは他のオーレリア・ラビアータとはちょっと違う特徴を持っています。

mizu.JPGどんな違いがあるかわかりましたか??

通常、オーレリア・ラビアータの傘には4つの生殖腺があり、三日月形に透けて見えいます。
ところが、花子さんはなんと生殖腺が6つもあるんです!!

傘を上から見るとお花の様に見えでしょう??
クラゲ館にお越しの際は、ぜひ花子さんを探してみてくださいね☆


余談ですが、クラゲ館は深夜になると○○が出るとの噂があります...
この話はいずれまた☆

サンゴのピンチ!?

  • 2010.10.13
  • 魚類担当
  • 飼育担当

ここは「グレート・バリア・リーフ」水槽です。

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真ん中のほうをよく見ると・・・

サンゴの天敵、オニヒトデがいるじゃーありませんか!!

サンゴ、ピンチ!!!

・・・・と思いきや、実はグレートバリアリーフ水槽のサンゴとオニヒトデは全て人工の模型なんです。

ただでさえ減少が問題となっている本物のサンゴを大量にとってくるわけにはいきませんもんね。

遊んで~!

  • 2010.10.11
  • 海獣担当
  • 飼育担当
朝の掃除の時間・・・

カマイルカの"ミュウ"が、「ねえねえ、遊んでよ!」とばかりに近づいてきました。
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今忙しいから、無理!無理!ちょっと待ってて。


iruka3.JPGそんなこと言うなら、足の間をくぐってやる~ きゃ~

iruka4.JPGねえねえ、まだ終わんないの? 

結局、このままぐいぐい押されて、一気に掃除を終えることができました。

カタクチイワシ

  • 2010.10.10
  • 魚類担当
  • 飼育担当

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カタクチイワシを受け取りに姫路まで行ってきました。

  P1010062.JPG P1010071.JPG

のカタクチイワシたちは、カツオの一本釣りのエサ用に、姫路の沖合で蓄養されているものを分けてもらったものです。

カタクチイワシは体表が弱くウロコがはがれやすいため、丁寧に取り扱わなければなりません。

ここのカタクチイワシは、いつも東北まで操業に行くカツオ船団に供給しているだけに、元気いっぱいです。 P1010078.JPG展示した「チリの岩礁地帯」水槽は、にぎやかになりました。

たまごに見えますか?

  • 2010.10.09
  • 魚類担当
  • 飼育担当

「ふあふあクラゲ館」にサムクラゲが登場しました。傘の中の生殖腺が丸くて黄色く、卵の黄身のように見えるため、上から見ると、たまごに似ていると評判のクラゲです。英名でもフライドエッグジェリーフィッシュ(目玉焼きのようなクラゲという意味です)。

それもさることながら、フリフリの口腕といい、束になって出る触手といい、なんとも独特な、妖艶な姿。かっこいいです。
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どこを見ても画になるなあ(太平洋水槽)

  • 2010.10.04
  • 魚類担当
  • 飼育担当
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海くん(右)と大くん(左) ←4階から撮りました

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ダイバーと大くんの尾鰭(ジンベエザメはヒトと並ぶとその大きさがよくわかります) ←4階から撮りました 

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ネコザメ混み合っています ←4階「日本海溝」水槽前から撮りました

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トラフザメの口 ←アクリル越しに撮りました

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トラフザメの左目 ←どこで撮ったか忘れました

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イトマキエイの横顔 ←6階「瀬戸内海」水槽前から撮りました

皆さんも写真をばしばし撮りましょう







シノノメサカタザメVSダイバー in 太平洋水槽

  • 2010.10.03
  • 魚類担当
  • 飼育担当

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こちらがシノノメサカタザメ。サメという名前がついていますが、実はエイの仲間です。

毎日13:15に、同じ「太平洋」水槽で展示中のマダラトビエイに、潜水給餌(水中でダイバーが手から直接エサを与える)を行っているのですが、その際、ダイバーはまず最初にシノノメサカタザメにエサを与えなければなりません。

シノノメサカタザメは、ダイバーを見つけるとすぐにダイバーを追いかけ回すので、先にシノノメサカタザメにエサを与えて落ちつかせてから、マダラトビエイの潜水給餌を行うのです。

シノノメサカタザメにはカニやイカを与えています(噛む力はとても強いのです)。

シノノメサカタザメとダイバーとのやり取りは必見ですよ!

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成長してます。

  • 2010.10.02
  • 海獣担当
  • 飼育担当
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イルカらしくなったと思いませんか?
しわくちゃだったカマイルカの赤ちゃんも、1頭でいるとおとなのカマイルカと見間違えそうなほどになりましたよ。

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周りの事に興味津々で、水中に漂う大きなゴミを見つめてみたり、他のイルカが出した泡をつんつんつついてみたり、自力で泡を出そうと踏ん張ってみたり。

ん~...こどもの興味はどんどん広がっていくのね~
なぁんてみつめているとこれからの成長が嬉しかったりさびしかったりです。

お気に入り!

  • 2010.10.01
  • 海獣担当
  • 飼育担当
「モンタレー湾」水槽で暮らすカリフォルニアアシカたちは、餌やりの時に色々な技を披露しています。

敬礼や握手、倒立やバイバイなどかなりの芸達者です。
その中でも、個人的にお気に入りなのが、ルークのする技の一つです。
それはどんなものかと言いますと・・・

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舌出し(ベー)なんです。

地味ですが、わりと可愛いので是非ご覧になってくださいね。

だんごむし!?

  • 2010.09.30
  • 海獣担当
  • 飼育担当

だんごむしのようなこの黒い塊。
いったい何の動物でしょう???

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正解は...

Dangomusi2.JPG

ラッコでした!!

ご長寿。

  • 2010.09.29
  • 海獣担当
  • 飼育担当

少し前の話になりますが・・
9月20日は「敬老の日」。

海遊館のご長寿さんを探してみました。
ゴマフアザラシの「ジャブ」です。
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夕方、ウトウト眠っているところをパチリ。
ジャブは30歳を超えていて、国内の動物園や水族館で飼育されている
ゴマフアザラシの中でも、長生きランキングがトップクラスなんです。
「これからも元気でがんばってね。」

アニマル柄

  • 2010.09.28
  • 海獣担当
  • 飼育担当
カリフォルニアアシカのソラちゃん。
今月の6日で3歳になりました。 inouesora1.JPG
アシカの体は水中だと黒くてツルツルしているように見えるかもしれませんが、
実は短い毛がびっしりと生えているんです。
そしてこの毛は1年に1回抜けかわります。これを「換毛(かんもう)」といいます。
現在「モンタレー湾」水槽のカリフォルニアアシカたちは換毛の時期を迎えています。
換毛は全身一気にかわるのではなく、腰や顔など部分的に少しずつ抜けかわっていきます。
新しい毛は水中では白っぽく見えます。

そこで換毛中のソラちゃんの顔をよーく見てみると・・・
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頭のてっぺんが「トラ模様」になっています!!
女の子なのになんだか強そう・・・
というか思わず笑ってしまいました。(ごめん。)
期間限定、トラ柄アシカのソラちゃんでした。



親の愛情

  • 2010.09.27
  • 魚類担当
  • 飼育担当

「アクアゲート」水槽に、クロホシイシモチという魚がいます。

本州中部以南の岩礁域に多く見られる魚で、普段は群れをなして生活しています。

しかし初夏から秋にかけての繁殖期になると、次々にペアをつくり産卵します。


さてここからがすごいんです!

メスが卵を産出すると同時に、オスが精子をかけたかと思うと、素早くオスがその卵の塊を

パクリと口の中へ・・・えっ・・・なんで?まじで?食べた?・・・のではありません。

外敵から卵を守るため、孵化して仔魚が泳ぎだすまで、オスは口の中の卵を大切に保護する

のです。


現在、「アクアゲート」水槽では、ペアが続々誕生中です!ちょっとあごの下が膨らんでいる

クロホシイシモチを見つけたらよ~く観察してみてください。運が良ければ口の中の卵が

見られるかもしれませんよ!!

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仲良く寄り添うクロホシイシモチのペア(手前のお腹が大きいのがメス、奥がオス)



















負けないもん

  • 2010.09.26
  • 魚類担当
  • 飼育担当

海遊館で1番大きな水槽は・・・もちろん「太平洋」水槽です。

水量5,400tの海水を誇る「太平洋」水槽では、ジンベエザメや大きなホシエイ、ロウニンアジなど大きな魚がたくさん泳いでいます。

この巨大水槽に最近、たった10cmほどの小さなアジが仲間入りしました☆

でも、こんな大きな水槽に小さな魚を入れても見えませんよね?
それどころか他の魚に食べられてしまうかも?!

いえいえ。
小さくたって大きな魚に負けないように頑張っています。
どうやって大きな魚から身を守っていると思いますか??

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こんな風にみんなで寄り添って群れをつくって身を守っているんです。
近づいてくると圧巻!!
魚の群れに飲み込まれてしまうかのようですね。

大きな魚に狙われても集団行動でヒラリとかわしています。

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小さな魚が群れを作るのは、他の魚に食べられてしまわないための工夫。
生き残るための知恵なんです。

彼らを見ていると「小さくたって負けないもん!!」と言っている気がしてしまいます。
海遊館へ来たら、彼らを応援してあげてくださいね!!

アデリーペンギン赤ちゃんの衣替え

  • 2010.09.25
  • 海獣担当
  • 飼育担当

7月9日に誕生したアデリーペンギンの赤ちゃん。

月日が経つのははやいもので、ここまで成長しました。

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なにやらおなかに白いものが・・・

実は柔らかい茶色の綿毛が抜けて、おとなと同じ羽根がみえているんです。

さらに一週間後の様子を見てみると

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まあなんとおなかにあったはずの綿毛がすっかり抜け落ち、みごとな羽根に大変身!!

でもよーく背中側を見てみると、まだ茶色の綿毛が・・・・

もうしばらくすると、背中の綿毛も抜け落ち、水槽のプールで泳ぐ姿がみられるかもしれません。

茶色の綿毛が完全に抜けてしまうと、見つけることは難しくなると思いますが

親の後ろについて歩く姿は、まだまだあどけなさが残っています。

海遊館に足をお運びいただいた際は、ぜひ衣替えしたアデリーペンギンの赤ちゃん(ヒナ)を探してください。

10月は午後からがオススメ!

  • 2010.09.24
  • スクール担当
  • 飼育担当

10月の海遊館は、午後2時を過ぎた頃からのご入館がオススメです。
学校の行楽行事と重なるこの時期、午前中は団体さまのご入館が多いので、
ゆっくりと見学されたい方へ、午後から楽しめる、こんなコースをご紹介します。

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PM2:45~ ペンギンたちが大集合(お食事タイム)

よく見ると、一羽一羽に個性のあるペンギンたち。
お食事スタイルにも、それぞれのキャラクターが光ります。


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PM3:00
~ ジンベエザメの立ち泳ぎ(お食事タイム)


いつもとちがう泳ぎ方に、迫力ある豪快な食べっぷり。
大きなからだの源になる、意外なエサにもご注目。



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PM3:30~ 海中を羽ばたくアシカたち

お食事の後のこの時間は、アシカたちの遊泳タイム。
遊ぶことが大好きなソラちゃんと、追いかけっこができるかも?

秋のひととき、ぜひ海遊館でごゆっくりとお過ごしください。

70日がすぎました。

  • 2010.09.20
  • 海獣担当
  • 飼育担当

カマイルカの赤ちゃんが生まれてから70日が過ぎました。
相変わらずお母さんの横で泳いでいることが多いです。
手前がお母さんイルカの「アーチ」、奥が赤ちゃんイルカです。
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ビックリするニュースがありました。
生まれてから60日を過ぎた頃から、赤ちゃんがジャンプをするようになりました。
給餌前には全てのイルカがジャンプしたのを確認してから給餌を開始するのですが、他のイルカにまじって、赤ちゃんもジャンプしました。
1m以上は飛んでいたのではないでしょうか。。。
飛んだのはよかったのですが、
「ばっちゃーーーん」
と水面におなかから落ちました。

ん~おなか痛そう・・・

と心配しましたが、本人は至って平気そう。
やんちゃな赤ちゃん、見てると楽しいですよ。
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大阪のおばちゃん

  • 2010.09.17
  • 魚類担当
  • 飼育担当

「太平洋」水槽にはヒョウモンオトメエイというとてもユニークなエイがいます。特徴は何と言ってもその鮮やかな背中のヒョウ柄です。

海遊館がある「大阪」とヒョウモンオトメエイの「ヒョウ柄」、この二つから連想される事と言えば・・・

ズバリ「大阪のおばちゃん」でしょう!

このヒョウモンオトメエイはオスですが、見た目はまさに「大阪のおばちゃん」!

水槽内でも大阪のおばちゃんのようにいつまでも元気いっぱいに暮らしてほしいです。

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居心地よろし

  • 2010.09.15
  • 魚類担当
  • 飼育担当

これは「エクアドル熱帯雨林」水槽にいるカピバラたちの体重測定風景です。

今乗っているのが「かーたん」。IMG_0347.jpg
この水槽にやってきてから、体重測定を定期的に行えるようトレーニングを行っています。

もう一匹の「ぴーたん」は比較的すんなりと体重計に乗ってくれましたが、「かーたん」は用心深いので一苦労でした。

今でも乗らない時がありますが、これからゆっくりトレーニングで馴らしていきたいと思います。

散々乗らない時もあるのに、乗ったら乗ったで「案外居心地いいやんけ~♪」と言わんばかりに
おしりを押しても降りてくれない時もあります(笑)。

日焼け大好き!!

  • 2010.09.11
  • 魚類担当
  • 飼育担当

クラゲ館ではタコクラゲの展示が始まりました。

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タコクラゲは見た目や色合いがタコに似ていることからこの名前がついたそうです。
どうでしょう。
タコにみえますか?

このクラゲは体内に褐虫藻という藻類の仲間が共生しているので体が褐色をしています。

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アップにしてみるとよくわかりますよね。
この茶色いツブの1つ1つが褐虫藻なんですよ。

タコクラゲは、褐虫藻が光合成をして作りだしたエネルギーをもらって暮らしています。

タコクラゲのほかにも光が必要なクラゲがいます。

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変わった形をしていますよね。
サカサクラゲという、傘を逆さまにして海底で暮らすクラゲです。

どちらも日光がないと生きていけない日焼け大好きクラゲです。
(実際に日焼けはしませんが・・・)

日傘が手放せない私としてはうらやましい限りです(笑)

夏も終わりですが...

  • 2010.09.08
  • 魚類担当
  • 飼育担当

猛暑だった今年も朝晩涼しくなりつつあります。9月に入ってにぎやかだったセミの声も聞かれなくなってきました。でも、「アクアゲート」水槽の中では一年を通して見ることができる「セミエビ」がいます。鳴きはしませんが存在感たっぷり!
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ちなみに意外と美味だそうです。

あっちゃこっちゃ

  • 2010.09.07
  • 海獣担当
  • 飼育担当

先日、カマイルカの赤ちゃんがお母さんから離れて泳ぐ事があることを紹介しましたが、その様子を詳しくご紹介します。


お母さんと一緒に泳いでいると思ったら、ぷいッと違う方向に向かって泳ぎだしました。
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そうすると、心配で他のイルカたちがよって来ました。
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左から、「ミュー」、赤ちゃん、「ルーシー」、「アーチ(お母さん)」。
心配そうに赤ちゃんの周りをぐるぐる泳いでいます。

「わたし、もう、ひとりでなんでもできるもん!」(真ん中が赤ちゃん)
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と、他のイルカが一緒に泳ごうと寄っていっても違う方向に向きなおって、くるくるまわっていました。

ん~、なんて強気な赤ちゃんだろう。。。
(もしかしたら、50日を過ぎたカマイルカの赤ちゃんはこんなものなのかも知れませんが...)


そのあとしばらく見ていたら、スイッとお母さんに寄っていって、並んで泳いでいきました。


まだまだ暑い日が続きますが

  • 2010.09.05
  • 魚類担当
  • 飼育担当

今年の暑さは尋常ではありませんね。
なんとなく涼しげな魚の姿でもご覧ください。

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パナマ湾水槽のソウシハギです。

全長40cmくらいのが2尾おります。

カワハギの仲間ですが、顔が長く、からだの青いもようがなんか涼しげじゃありませんか?

でも、餌の時間には我先にとやってきて、他の魚からも餌を奪い取るような暑苦しい魚なんですけどね。

皆さん、探してみてね。

静かなる戦い

  • 2010.09.03
  • 海獣担当
  • 飼育担当
飼育係の仕事の一つに潜水作業があります。
先日この「海遊館日記」でマダラトビエイの潜水給餌(水中での餌やり)を紹介しました。
潜水で行う作業は他にも色々あるのですが、最も多いのは掃除です。
水槽は照明で照らされているので、どうしてもコケが生えてしまいます。

これはスナメリの水槽。ブルーの床に茶色いコケが。 ino1.JPG

早速、潜って地道にこすります。ゴシゴシ・・・
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手前の部分が掃除後の床です。ブルーに戻りました。
取れにくいコケはブラシで、アクリルガラスなど傷がつきやすいところは軍手でこすります。
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きれいになった床ですが、3日もたてばコケが生えてまた茶色くなってしまいます。
飼育係とコケの戦いは永遠に続くのでした。

こんなに伸びるんです。

  • 2010.09.02
  • 海獣担当
  • 飼育担当
これは今年6月に生まれたイワトビペンギンの赤ちゃんです。
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すっかり羽が抜け換わり、泳げるようにもなりました。
最近では雌か雄かを判別する為、採血もしました。
この子は恐らく・・・「メス」かな。まぁ~担当としての勘ですけど(笑)
結果が楽しみですね。

あっ、実は・・・まだ目の上に生える黄色い羽がないんです。
別にケンカして無くなった訳じゃありませんよ。


下の写真は、去年生まれたイワトビペンギンです。
今年、初めての換羽を終え、無事に羽が生え換わりました。彼もそれまでは無かったんです!
1回の換羽(約20日間)でこんなに伸びるんですね。ちょっとビックリしました。
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今年生まれた2羽の赤ちゃんも、来年の今頃には、イワトビペンギンらしい姿に成長してるかな。





   



産まれて50日がすぎました。

  • 2010.09.01
  • 海獣担当
  • 飼育担当

産まれて50日が経ったカマイルカの赤ちゃんです。
お母さんと並んで泳いでいます。

100829ishikawa1.JPG

ん~親子ってステキやなぁ~
なぁんてほのぼのとした気持ちにさせられます。


しかし・・・赤ちゃんのスイッチは突然入ります。

お母さん、1頭で泳いでる・・・?
と思ったら、赤ちゃん、水槽中を縦横無尽に泳ぎ回ります。

ちょっと前までは、誰かと一緒じゃないと泳げなかったし、1頭になってもすぐ誰かの所にくっついて行っていたのに、いまは1頭ではしゃぎまわってます。

↓1頭で泳いでいる赤ちゃん

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お母さんや同居しているイルカたちは心配そうに赤ちゃんの周りをぐるぐる泳いでいますが、赤ちゃんは知らん顔。
こうやって成長していくものなんですね。

べにべに

  • 2010.08.31
  • 魚類担当
  • 飼育担当

「ふあふあクラゲ館」で展示中の「ベニクラゲ」ですが、8月31日までの展示予定を、9月の中旬まで展示を延長することといたしました。

「ベニクラゲ」は、小さなベルのような傘の中に赤い口が透けて見える可愛いクラゲです。

このクラゲの一番の話題はやはり「若返り」。寿命が尽きかけたクラゲの体の一部が変化して若い「ポリプ」という幼生のような状態へもどることが知られています。そのポリプからまたクラゲになり、また若いポリプへもどることができることから、「不老不死」のクラゲとして有名です。

現在の展示では、残念ながら若返っている様子をご覧いただけません。クラゲはまだまだ元気ですから。展示が終わってから、バックヤードでひっそりと若返ってくれるかもしれませんね。
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人用?! 生き物用?!

  • 2010.08.27
  • 海獣担当
  • 飼育担当

海遊館の建物の中には、2つのエレベーターが有ります。
1つは、通称「赤エレ」。
主に、お客様やスタッフが乗るものです。

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見た目もそのまま赤い扉になっています。

もう1つは、通称「銀エレ」。
こちらは、お客様やスタッフも乗ることがありますが、海遊館で暮らしている生き物たちが主に乗ります。
他にも餌なんかを運ぶのに使うこともあります。
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こちらも見たままの銀色の扉になっています。
中は大変広く、搭乗人数50人、積載重量3300kgのビッグサイズです。

 
ginnerenaka.JPG

中はこんな感じになっています。
生き物や餌なんかも運ぶため、ウナギの寝床のように奥行きが非常に広くなっています。

アデリーペンギンの赤ちゃん順調に成長しています!

  • 2010.08.24
  • 海獣担当
  • 飼育担当
7月27日に誕生したアデリーペンギンの赤ちゃん。
生まれたときの体重は80gでしたが現在では1400gまで
大きくなりました。

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今では親ペンギンの横に立っていることも多くなり、運がよければ、
親から口移しでエサをもらう姿もご覧いただけるかもしれません。

立派に成長した赤ちゃんをこの機会にぜひご覧ください。
 

モテモテダイバー

  • 2010.08.22
  • 魚類担当
  • 飼育担当

こちらは「太平洋」水槽の写真です。

海遊館では、この水槽のマダラトビエイというエイに、ダイバーが潜水して直接エサをあげています。

場所は5階の「クック海峡」水槽あたりです。

潜ってエサをあげるのは1日1回、13時15分に行われています。

ダイバーが水中に入ると、マダラトビエイたちが次々とエサをくれと寄ってきます。ダイバーのモテモテっぷりに注目です。

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目が離せません!

  • 2010.08.19
  • 魚類担当
  • 飼育担当

リスザル「アンズ」の赤ちゃんが生まれてはや1ヶ月半が経ちました。

まだお母さんからおっぱいをもらっているんですが、最近はいろいろなことに興味をしめし始め、飼育係員がカメラを向けると、キョロキョロっと首をかしげながらこちらを見てきます。

クリクリな目で見つめられると、ついつい時間が経つのも忘れて見入ってしまいます。
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ここ数日では、お母さんの背中から降りて、ちょっと冒険☆なんていう光景も見られるようになりました。

そうなってくると目が離せないのがアンズ。そろそろ子育て疲れが出てきたかな。
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アクアゲートで会いましょう

  • 2010.08.18
  • 魚類担当
  • 飼育担当

海遊館で1番最初にお客様をお出迎えするのは、「アクアゲート」というトンネル型の水槽です。
ここでは青色や黄色など色鮮やかな魚たち、大きなエビも暮らしています。

生き物を下から観察できるのが、アクアゲートの最大の魅力です。
きっと、なかなか見ることのできない一味違う生き物の姿をご覧いただけると思いますよ☆


最近、このアクアゲートに新しい仲間が加わったのでご紹介します!!
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その名も、ボンネットシャーク。

シュモクザメの仲間で、頭の形がシャベルのようになっています。
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頭の両サイドには鼻の穴(鼻孔)や目がありますね。
こんなに目が離れていて、ちゃんと前が見えているの?と疑問に思うかもしれませんが、
壁をよけたり、ちゃんとエサを見つけて食べているのでしっかりと見えているようです。

ボンネットシャークたちは、甘エビやブラックタイガーなどのエビ類を好んで食べています。
トンネルの上にエサを落としてあげると、器用に探しては食べています。

アクアゲートを通る際には、ぜひ、水槽を見上げてみてください。
もしかしたらボンネットシャークが餌を食べる様子を見ることができるかもしれません!

魚の病気

  • 2010.08.17
  • 魚類担当
  • 飼育担当

下の写真のイヌザメは、体調があまりよろしくありません。
皆さんは写真を見て診断できますか?

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まずはこのイヌザメ、とっても痩せています。ここしばらくエサを食べることができていなかったようです。
それからお腹の左側をよーく見てください。いびつな感じがしていますよね。これは何かお腹に入っている感じがします。

ということで、麻酔をかけて検査をしたところ、お腹の中に生まれていてもおかしくないサイズの卵が4つ入っていました。

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とりあえず卵全部を摘出しましたが、まだエサを食べることができないため、早く元気になるように、今は毎日点滴や抗生物質を投与しています。

今回は魚の難産の話でした。

飼育係は見た!決定的瞬間!

  • 2010.08.16
  • 魚類担当
  • 飼育担当
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写真は「太平洋」水槽で飼育しているイタチザメが餌に食いつく瞬間です。
大きな口で餌のイカに食らいつく瞬間は迫力満点です!

たこのこ育て中

  • 2010.08.15
  • 魚類担当
  • 飼育担当

そろそろタコクラゲのシーズンです。いつもこの時期になると、海でタコクラゲを採集して展示しています。ところが、今年は天候不順の影響か、いまいち発生が順調ではない様子。
一方、海遊館のバックヤードではタコクラゲの赤ちゃんが続々生まれています。写真は8mmくらいに育ったのです。
天然物のタコクラゲが今後も採れなかったら、この子たちが展示の切り札になるかも。というわけで、大切に育て中です。
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こどもってやつは...

  • 2010.08.14
  • 魚類担当
  • 飼育担当

今年の3月に産まれたコツメカワウソのシロコちゃん(♀)。バックで成長中、体重は親の半分くらいの1.6kgになりました。

シロコちゃんはいじきたないくらいに餌への反応がよいコなのですが、今月頭に食欲を欠き、採血やレントゲン検査、胃カメラの検査を行ったところ、寝袋に使っている麻袋(ドンごロス)のもやもやした部分(繊維)を食べており、お腹につまっていました。ドンゴロスをかじるコはこれまでもいたのですが、かじったり、遊んでいる間にかなりの量を食べて、餌を食べられなくなっていたのでした。

すぐにシロコちゃんはお母さんたちから隔離して、腸を動かす薬を与えるとともに、ドンゴロスの使用をやめて、代わりに係員のお古のトレーナーを与えました。カワウソは濡れた体をふくためにドンゴロスを使っています。ドンゴロスが使えないとなるとタオル?と思いましたが、タオルも大きくちぎられる可能性があり、破片をのみこむかもしれません。以前、やはりドンゴロスをかじるくせのあるコに綿100%のトレーナーを使ってみると、かじっても布が大きくちぎれず良好だったので、今回もトレーナーを使いました。

効果はテキメン、1週間ほどでお腹にあった繊維もなくなり、餌食いも回復、先日、無事お母さんや兄弟のもとへ帰りました。

写真は、隔離していた際、いじけ気味で、トレーナーの腕の部分に潜り込んでいたシロコちゃんのようすです。

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ん?何がなんだかわかりませんね。
袖口をピラリとめくると、
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鼻先が見えてます。
狭い部分がいいらしいです。

今もコウメ親子にはトレーナーを使っています。頭数が多いと、すぐに濡れてしまうのが難点なんですけど、こどもたちが大きくなるまではドンゴロスは使わないでおこうと思います。
当たり前のように使っていたドンゴロスですが、こどもは予期せぬことをすると肝が冷えた出来事でした。



祝・1ヶ月!

  • 2010.08.13
  • 海獣担当
  • 飼育担当

7月9日に産まれたカマイルカの赤ちゃんはすくすく成長しています!

≪生まれた日の赤ちゃん≫↓
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お母さんイルカの「アーチ」は、「目ぇ離されへんわ~!!」って様子で常に一緒に泳いでいました。


≪8月9日、生まれて1ヶ月を迎えた赤ちゃん≫↓
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この写真に一緒に写っているのは年上のカマイルカ、「ミュー」です。
赤ちゃんは「アーチ」から離れて、同居しているイルカの「ミュー」や「ルーシー」に、ときどきついていきます。

「ミュー」は、赤ちゃんがついてきてびっくりして、赤ちゃんから逃げようと泳ぎまわり、逃げているにもかかわらず、「アーチ」から「わたしの子を何連れていってんねん」と言われんばかりに、追いかけられています。とんだとばっちり。
ん~、赤ちゃんって自由奔放・・・

毎日ハラハラドキドキの動きがあり、イルカたちの様子を観察していると楽しいんです。

自由奔放な赤ちゃんが見られるのも今のうち!
赤ちゃんカマイルカに会いに来て下さいね!

ビゼンいれてます

  • 2010.08.12
  • 魚類担当
  • 飼育担当

以前「ビゼンはじめました」というブログでビゼンクラゲの搬入の様子をご紹介しました。

今回はより詳しく、採集から搬入までの様子をご紹介しちゃいます!!

ビゼンクラゲは、九州の有明海で夏の間に見ることができる大型のクラゲです。

私たちは、クラゲ漁(柳川市の一部では食用にされてるんですよ)に同行させてもらって、ビゼンクラゲを採集しています。

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沢山かかりました♪♪

採集したクラゲは、船の水槽に入れて港まで運んでいきます。
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海水が汚れてしまうとクラゲが弱ってしまうので、バケツで水をくみ出し、きれいな海水と交換します。

何がつらいって・・・・船酔いが・・・・

船から降りたクラゲを、特大の水槽が乗ったトラックに移します。
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ここからは延々と高速を走って海遊館まで向かいます。約10時間にも及ぶ大移動です。クラゲも大変ですが、運転する私たちも大変です(笑)

やっと到着しても、まだまだ仕事は終わりません。
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細い道を通って30kgはあろうかという大きなクラゲを二人がかりで水槽へと運びます。

こうしてビゼンクラゲの水槽搬入の完成です!!

水槽の写真は・・・海遊館で実物を見てからのお楽しみということで♪
(どうしても見たい方は過去のブログをこっそりどうぞ☆)

採集から展示するまでの所要時間は約15時間・・・見えないところでも係員は生き物とお客様のために頑張らせていただいております。

ぜひ、大きな大きなビゼンクラゲに会いにきて下さいね☆

似てますか?

  • 2010.08.11
  • 海獣担当
  • 飼育担当
ゴマフアザラシの「ネロ」といいます。
実は息子がおりまして‥
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これが息子のパールです。
20100806.JPG

どうですか、似てますか?

練習中~

  • 2010.08.08
  • 海獣担当
  • 飼育担当

このクーラーボックスを利用して・・・

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アシカの倒立訓練を行っています。訓練を初めてまだ5日くらいですが、だいぶできるようになりました。

はやくお客様の前でお見せできるようがんばります!

ちなみにこのアシカは「リップ」です。

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「80kgのアシカが乗っても壊れないしっかりした台を作ろかなぁ」と考えながら、裏方を歩いていると、このクーラーボックスが目に入り、「水を入れれば安定するし高さもばっちり!」ということで採用しました。

中にはジュースやビールがた~くさん!!!入ってたらうれしいのにな・・・




アデリーペンギンうまれました!

  • 2010.08.06
  • 海獣担当
  • 飼育担当

海遊館は今まさにベビーラッシュ。
カマイルカ、リスザルと可愛い赤ちゃんがつぎつぎに誕生しています。
そんな中「南極大陸」水槽でもうれしいニュースが。
海遊館初となるアデリーペンギンの赤ちゃんがうまれました!

写真はこちら↓

inouea1.JPG
どこにいるのか、わかりますか?
お母さんペンギンのおなかの辺り
淡い灰色の丸い部分に注目。

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じゃーん。全身登場。
アデリーペンギンの赤ちゃんは体が淡い灰色で頭だけ黒っぽいんです。
私は今回運よくふ化するところを観察できたのですが、
小さな体で一生懸命卵の殻から出てくる様子を見て、心の中でなんども
「ガンバレ!」と応援してしまいました。
毎日お父さんとお母さんペンギンが交代で子育てをがんばっています。
ぜひ赤ちゃんに会いに来てくださいね。

夜食も食べます。

  • 2010.08.05
  • スクール担当
  • 飼育担当
海遊館の閉館後、夜の20時を過ぎた頃。岩の上でバケツを持った飼育係員が立っていました。
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「よ~く狙って、よっ!」と魚を投げて・・・。

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カマイルカのお母さん、アーチの夜食でした。
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赤ちゃんにおっぱいをあげると、本当におなかがすくのですね~。と言っている間にも、赤ちゃんがおっぱいを飲みはじめました。

ゆっくり夜食もとれないですね。たいへん、たいへん。
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今日は、朝までワッチ(観察)を行う日です。夜中にどんなことをしているのでしょう?
赤ちゃんは、眠るのでしょうか。観察を続けると、いろんなことがわかります。

真夜中はちょっと眠いけど、赤ちゃんも飼育係員もがんばれ~!
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海遊館の大食い王

  • 2010.08.03
  • 海獣担当
  • 飼育担当
これは、海遊館一の大食い王の1日の餌です。
さて誰の餌でしょう?????

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実はこれ、ラッコの「ジュン」君の1日の餌の写真です。
イカやサケ、アジ、シシャモ、カニ、貝などすべて合わせて約4.5kg。
ジュン君は体重約30kgなので、60kgのおとなの人間が1日に9kgのごはんを食べているということになります。
体重あたりで考えると、海遊館の生き物の中で1番たくさんの餌を食べているんです。
それにしてもすごい量ですよね!

おかあさんは大変だ!

  • 2010.08.01
  • 海獣担当
  • 飼育担当

7月9日に産まれたカマイルカの赤ちゃん、こんなに大きくなりました。
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産まれた時は、シワくちゃのふにゃふにゃの頼りない感じでしたが、3週間で体はプクプクのまるまるになりました。


そんなに大きくなれたのも、お母さんのがんばりがあってこそ。
しっかり母乳を出せるように、毎日15㎏をこえる量の食事をしています。
その食事のようすがこちら。
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眼をかっと開いて、餌はまだかと見ています。
餌は飼育係が陸上からお母さんイルカの口元に投げて与えています。
餌の開始が遅いときや、投げるタイミングが悪かったりすると、この顔で餌を投げる人を睨みつけてきます。
「なにもたもたしてんねん!はよぅ餌投げや!腹減ってんねん!」
と言わんばかり。


ん~、おかあさんって大変・・・

「イルカってほにゅう類ですか?」
って質問されることが多いのですが、イルカは私たちと同じ哺乳類なんですよ!
タイミングが良かったら、お乳を飲んでいるシーンを見ることが出来るかもしれません。

あっついのう~

  • 2010.07.31
  • 魚類担当
  • 飼育担当

いよいよ8月。暑い日が続きますね。
海遊館の中で一番暑いのがここ「エクアドル熱帯雨林」水槽です。

カピバラの「ぴーたん」には最近マイブームがあります。
それがこれ。水遊び!!

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「ぴーたん」が入っているここ、実はカピバラたちのトイレなんですが・・・
うんちがあっても気にせず、ごろーんと水遊び。
係員が掃除をした後は、水がきれいなことを知っている「ぴーたん」は、掃除中からトイレの前を陣取り一番のり。
一番風呂サイコ~

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おしりもちゃっかりクールダウン♪

みなさまも夏バテに負けないように、クールダウンしながらこの夏を乗り切りましょう♪

海水を汲みに行ってきました

  • 2010.07.30
  • スクール担当
  • 飼育担当

この船をご存じでしょうか?

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「かいゆう2」という名前の船です。海遊館の水槽の海水を運んでいます。

海遊館のすぐ目の前は海(大阪湾)ですが、安治川の河口にあたるため、塩分の薄い海水(汽水)です。

そのため、ジンベエザメやクラゲなどを健康に飼育するために、船で外洋の海水を運んできています。

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「あ~、海はええなぁ~。」 ついつい、右足も上がります。

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目指すは、和歌山県日ノ御崎(ひのみさき)の沖合。この辺りには、黒潮という暖かい海流が流れています。

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目的の場所に近づくと、だんだん波が高くなってきました。「ドッス~ン!」という感じです。

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黒潮の名の通り、海の色が黒っぽく見えますが、透明でとてもきれいな海水です。

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海水を大きなポンプでくみ上げて、船の貯水槽に貯めて運びます。

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出発からおよそ27時間(夜中は湾内で停泊します)、やっと海遊館が見えるところまで帰ってきました。
「お~い、きれいな海水を汲んできたよ~!」と、たくさんの生き物たちのことが頭に浮かんできました。

この次は、天気の良い日に行きたいなぁ・・・。 この「海遊館日記」を書きながら、まだ体がゆれています~。

じんべえのお食事タイム

  • 2010.07.27
  • 魚類担当
  • 飼育担当

ジンベエザメは立ち泳ぎで食事をします。

大きな体をしていますが、食べるものは実はプランクトン。

海遊館ではイサザアミ、オキアミ、サクラエビ、シラス、きびなごなど与えており、エサを海水ごと一気に吸い込み、口の奥にあるエラでエサだけをこしとって食べ、海水はエラ孔から体の外に流します。

なので立ち泳ぎは海水を吸い込むのに便利な姿勢みたいですね。

ジンベエザメが立ってエサを食べる姿は圧巻です。

海遊館の「海くん」、「大くん」のお食事タイムは10:30と15:00の2回です。

豪快な食べっぷりを見に来てください。

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シャコのライフスタイル

  • 2010.07.26
  • 魚類担当
  • 飼育担当

夏にむけて

  • 2010.07.25
  • 魚類担当
  • 飼育担当
7月22日の海遊館日記では、「日本の森」水槽の樹木の夏準備ができたお話をしましたが、今年「日本の森」に仲間入りした鳥のミコアイサも夏の準備ができたようです。
これは3月に予備室にいた時のミコアイサです。 p0717.JPG

白と黒のコントラストが鮮やかで、「パンダガモ」のお姿。

しかし、今の時期は、
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あれ?なんだか茶色くて、あまりきれいではありません。

実はカモ類のオスは、非繁殖期には地味な色合いになるのだそうです。
これをエクリプス換羽というのだそうで、これまで海遊館では、オシドリにはいくらかみられましたが、ここまではっきりと地味な姿になるのを見たのは初めてかと思います。

ということは、こちらの左の方(キンクロハジロ♂)も、地味な姿になってしまうのでしょうか?
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今のところは兆候なしです。

しかし、繁殖期は派手な格好をし、非繁殖期はメスと見まがうまでの地味な姿になるとは、カモたち、なかなか戦略家ですな~。

サメも恋の季節

  • 2010.07.24
  • 魚類担当
  • 飼育担当
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太平洋水槽ではサメの恋の季節が始まりました。
メスを狙うオスたちが整列することもあります。


ビゼンはじめました

  • 2010.07.23
  • 魚類担当
  • 飼育担当

ビゼンクラゲというクラゲをご存じですか?

傘の幅が50cmにもなるとっても大型のクラゲなのです。

海遊館のクラゲ館では毎年夏が来ると九州は有明海まで採集に行きます。

さぁ!漁船に乗り込みクラゲ漁に出発!!

網をあげてみると・・・
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わぁ♪大漁!!

実はこのビゼンクラゲ、有明海に面する福岡県柳川市ではよく食べます。
クラゲはそのままだと崩れてしまうので、一度ミョウバンと塩に漬けるのだそう。
それを戻してコリコリと触感を楽しみます。
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こちらはビゼンクラゲそうめん。
初めて頂きましたが、コリコリ感が癖になりそうです。

運よく(?)食べられなかったクラゲたちは水槽を乗せたトラックに積み込み、
10時間かけて海遊館へとやってきます。

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クラゲ館にビゼンクラゲがやってくると「今年も夏が来た!!」と実感するクラゲ担当なのでした。


さっぱりしたかな?

  • 2010.07.22
  • 魚類担当
  • 飼育担当

先月にあった休館日に、「日本の森」水槽の樹木の剪定(せんてい)を行いました。

いろいろな生き物の世話をしている私たち飼育係ですが、さすがにこれはプロの方にお願いしています。

剪定は夏前と冬に行います。

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こんな感じで、水槽に剪定した枝や葉が入らないように養生してから、実施します。

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高いところにも枝や葉っぱがありますので、このような梯子を使用します。
1日かけて、剪定してもらうと、トラックいっぱいの葉や枝が集まります。

夏の準備はこれでOK。
青葉生い茂る「日本の森」をご覧ください。

おとまりスクールでの会話・・・

  • 2010.07.20
  • スクール担当
  • 飼育担当
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息子:「母ちゃん、この魚の名前なんて言うの?」

母ちゃん:「"ジャイアント シャベル ノーズレイ(英名:Giant shovelnose rsy) " って、言うんだって」

息子:「ふ~ん」    
 
    しばらくながめてから
 
    「しゃべらへんやん!」

母ちゃん:「うぅぅぅ・・・ シャベルノーズは、「スコップのような鼻」の意味で、「喋る・・・」じゃないんよ。」

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この魚は、サメに大変よく似ていますが、エイの仲間なのです。
体の横にエラ孔が無いから、簡単に見分けることができます。
「太平洋」水槽をゆったりと泳いでいますので、ぜひ探してみてください。






7月24日(土)、シンポジウム「多様な海の生物たちを探る

  • 2010.07.19
  • スクール担当
  • 飼育担当
 新聞やニュースなどで、「生物多様性」という言葉をよく聞くようになりました。

地球にすむ、さまざまな生き物たちは、互いにかかわりあい、つながって生きており、私たちのくらしに必要な食べ物や酸素も、「生物多様性」の恵みに支えられています。

そして、この生き物たちのつながりを大切にするためには、その生き物がどんな暮らしをしているのか、調べて理解することが大切です。

7月24日(土)は、東海大学と海遊館が協力して、海の生き物たちのユニークな暮らしをわかりやすく紹介するシンポジウムを開催します。

まだ、お席に余裕がありますので、どうぞお申し込みください。


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う~ん、ゴージャス!

  • 2010.07.18
  • 海獣担当
  • 飼育担当
このオウサマペンギン、毛皮を纏っているような
ゴージャスなマダムに見えませんか?

まだ首の部分だけ羽毛が残っている状態なんですが、
私にはマダムにしか見えませんでしたっ。

みなさん、マダムに見えましたでしょうか?

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小さな命

  • 2010.07.16
  • 魚類担当
  • 飼育担当
6月30日の早朝、リスザルの赤ちゃんが誕生しました。
お父さんの名前はジャック、お母さんの名前はアンズ。
出産のため母子ともどもバックヤードで飼育していましたが、母子ともに安定してきたので
7月10日に親子で展示水槽へ戻ってきました。
アンズは過去に4回の出産を経験していますが、うまく育てることができたのは1度だけです。
今回は3年ぶりの出産で飼育員もどきどきひやひやしていましたが、その心配はご無用!
ほら、ちゃんと子育て頑張ってます♪

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ただいま授乳中!!

寝ているばかりだった赤ちゃんも最近では起きていることが多くなり、こちらをきょろっと見たり。
アンズに似てオメメぱっちりのとってもキュートな顔をしてます。
かわいいのも今のうち・・・なんて話をよく聞きますが、8月31日までの期間限定展示なので
ぜひ、この機会に海遊館に遊びに来てください!

太平洋の人気者

  • 2010.07.15
  • 魚類担当
  • 飼育担当
 「太平洋」水槽には2匹の人気者がいます。人気者と言ってもお客様にでは無く、水槽の魚たちにです。
 その人気者の2匹は「ホンソメワケベラ」です。この魚は他の魚の体についた寄生虫や古くなった皮膚を食べて体の掃除をしてくれるので、水槽の魚たちから大人気です。大きさは10㎝ぐらいと非常に小さくて、今にも大きな魚に食べられてしまいそうですが、水槽の魚たちはホンソメワケベラが体の掃除をしてくれることを知っているので、誰も彼らを襲ったりはしません。
 ですが、たくさんの魚たちをたった2匹で掃除しているので、掃除コーナーはいつも長蛇の列が出来ています。
 ホンソメワケベラの掃除コーナーは仕切り網の底の壁際にあります。2匹でせっせと大きな魚を掃除する姿を観察してみてください。

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赤い魚の頭の上にいる小さな魚がホンソメワケベラです。
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いつも掃除コーナーには順番待ちの魚がいます。

本日の収穫

  • 2010.07.14
  • 海獣担当
  • 飼育担当
本日モンタレー湾水槽の底掃除をするために潜水してきました。底にはコケが生えていたり生物のウンコが落ちていたり・・・。そんな中、明らかにウンコではない物が落ちてたりします。それは生物達のヒゲです!
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今回の収穫は5本でしたが短いヒゲも結構落ちてました。一体どの子のヒゲなんでしょうねぇ?表面がボコボコしているのでゴマフアザラシのヒゲとまではわかるのですがそれ以上はわかりません。明日から全員のヒゲの数を数えてみよっかな?

その他にも底にはある物がいっぱい落ちています。ここで質問です。それは一体何でしょう~?正解は・・・・・
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精米です!しかもたくさん収穫できます!いや冗談です。これはアシカ、アザラシの餌である魚達の耳石なんです!これが何百何千と落ちてるんです。初めて見た時はほんまに「誰やこんなところに米投げ込むのは?」と思いましたから(汗)。で、なぜこんな状態で見つかるかは皆さん想像できますよね?他の部分はしっかり消化されてます。ところで皆さん耳石って何か知ってますか?知りませんか?それでは今日の宿題ということで皆さん調べてみましょう!!ではさようなら~












※答え→耳石とは体の平衡(バランス)を保つためのもので頭部(眼の後方)に一対あります。成長とともに木の年輪のように線が作られていくため、耳石で年齢もわかるようです。が、私は数えたことがありません(苦)。

元気でねぇ~

  • 2010.07.13
  • 魚類担当
  • 飼育担当
俺、コツメカワウソの『イロハ』。
『ゴマ』兄ちゃんが大好きなんだ♪
ゴマ兄ちゃんはとてもおっとりとしていてやんちゃな俺とは大違い。

(写真 : おっとりしていて、顔もかわいい、ゴマ兄ちゃん)
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性格はちがうけれど、俺たちは食べる時も、遊ぶ時も、寝る時もいつも一緒だったんだ☆
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でも、ゴマ兄ちゃんが関東の水族館にお引っ越しすることになったの。

お引っ越し当日。
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ちょっと不安そうな?いや、眠そうな?ゴマ兄ちゃん。
寝袋のドンゴロスをスッポリかぶり様子を窺ってる。

さてさて車に乗せてもらっていよいよ東へ出発!!!
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ゴマ兄ちゃん元気でねぇ~。

 

カマイルカの赤ちゃん誕生!

  • 2010.07.12
  • 海獣担当
  • 飼育担当

7月9日朝7時53分、タスマン海水槽でカマイルカの赤ちゃんが誕生しました。
生まれたばかりの赤ちゃんは、まだ泳ぎもぎこちないのですが、お母さんの「アーチ」がやさしく寄り添って泳ぎを助けています。

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赤ちゃんは、生まれてくるときにじゃまにならないよう、背びれがペタンと曲がった状態で出てきます。
ですが、時間が経つとだんだんとしっかりしてきます。
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イルカは、私たちと同じ哺乳類なので、赤ちゃんはおっぱいを飲んで育ちます。
授乳など子育ての様子は、展示水槽でご覧いただけますが、「アーチ」が育児に専念できるよう、カメラのフラッシュ撮影はお断りしています。
私たち飼育係員も24時間体制でサポートしていきますので、皆さん、赤ちゃんイルカの成長をそっと見守ってくださいね。

わたしの相手してよ~

  • 2010.07.09
  • 海獣担当
  • 飼育担当

100708ishikawa2.JPG

カマイルカです。生き物の観察をしていて気付いたことがあります。

「うんうん,イルカたちは今日はご機嫌だなぁ」とか「今日はいらいらしてるなぁ」というのを見ているのですが、

ん~?

お客様に猛アピールをしているイルカが...
100708ishikawa1.JPG
しかも、全てのお客様ではなく、彼女をひきつける何かを持っているお客様に。

このイルカは"ミュー"というのですが、ある時はお子様に。またある時は笑顔の素敵なお客様に。

私が観察をしている時は、背の高いすらっとした方が通るたびにアピールをしていました。

ミューの興味は日によって変わるみたいです。

もしかしたら、あなたにもアピールする事があるかもしれません。その時はお相手お願いします。

イワトビペンギンのヒナたちが大きくなりました!!

  • 2010.07.07
  • 海獣担当
  • 飼育担当
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6月12日から特別展示が始まったイワトビペンギンのヒナたち。

生まれて1ヶ月が立ち、体重も1kgを超えました。(生まれた時は80gです)

この特別展示も7月11日(日)に終了し、バックヤードの水槽へと引っ越しを

する予定です。

フワフワの綿羽につつまれた、まるでぬいぐるみのようなヒナたち。

とてもかわいいのでぜひみにきてくださいね。





大好物♪

  • 2010.07.06
  • 魚類担当
  • 飼育担当
今からこれあげまーす。

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カピバラたちはとうもろこしが大好物。


3分後にはこの状態!!

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朝のひざし

  • 2010.07.05
  • 海獣担当
  • 飼育担当

ここはどこでしょう?

DSC_0211.JPG 100708ishikawa4

朝の時間、この光景をみて思わずシャッター切りました。
まっすぐに光のラインが入ってきらきら輝いています.

これは自然の光なんです。
朝日(とはいっても9時頃ですが・・・)がモンタレー湾水槽の雰囲気を変えています。
アシカやアザラシが広い海の中を泳いでいるみたい。


ん~、自然の力ってすごい!
こんな光、人工で作りだせないかなぁ~

毬栗蟹

  • 2010.07.03
  • 魚類担当
  • 飼育担当
イガグリガニ、と読みます。

20100626kawashita.JPG

名は体を表す。
名付けた人のセンスが光る、まさにイガグリです。
どこが顔か、わかりますか?

コバンザメ

  • 2010.07.01
  • 魚類担当
  • 飼育担当

みなさんもよくご存じの「コバンザメ」。背びれが変化してできたコバン型の吸盤で、他の魚にくっつくのが特徴です。コバンザメの仲間は10種近くが知られていますが、海遊館で飼育しているのは判っているだけで2種以上、約10匹です。最近、「太平洋」水槽で全長10cmくらいのコバンザメの仲間がイタチザメの口の下にくっついていました。

itatikoban.jpg

小型のコバンザメの仲間は、ジンベエザメの口の中などに隠れていて、エサのときに姿を現わしますが、どうやら、その個体が引っ越ししたようです。

ところが、数日たつと今度はマダラトビエイにくっついているのを発見。

madarakoban.JPG

どうやら、イタチザメは居心地が悪かったようです。

ところで、コバンザメは、飼育係員にとっては実は困ったお魚でもあります。というのも、コバンザメがまとわりつくと、くっつかれた魚が嫌がって水面から飛び出しケガをしたり、「コバン」がくっついた部分の皮膚がはがれて炎症を起こす事があるのです。

ジンベエザメの大くんの右の噴水孔にも、小さいコバンザメの仲間が隠れています。探してみてください。

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クラゲのお引越し

  • 2010.06.29
  • 魚類担当
  • 飼育担当
クラゲ館のクラゲたちは時々お引越しをしています。 理由は色々あるのですが、今回は大きくなって水槽が手狭になったアトランティックシーネットルさんの新居をご紹介します。 P1000338.JPGちょっとわかりずらいですが、触手ものびのび伸ばせるお家になりました!!新居はシックな黒い壁にスポットライトのような照明でモダンなお家です♫ P1000342.JPGライトに照らされた長い触手がとってもきれい。 頑張ってよかった!! 実は、アトランティックシーネットルは汽水に生息するクラゲです。そのため、海水を淡水で薄めた水を使っているのですが・・・新しいお家には汽水を作るためのタンクがありませんでした。 係員が1日がかりで汽水用のタンクを設置し、なんとかお引越しが実現したのです。 大変だったけど、元気に育ってくれるなら苦労も報われます。

世界のミズクラゲそろってます。

  • 2010.06.26
  • 魚類担当
  • 飼育担当

ミズクラゲの仲間(Aurelia属)は世界でもそれほど多くの種類はありません。代表的なのは、ミズクラゲ(学名:Aurelia aurita)とキタミズクラゲ(学名:Aurelia limbata)、アラスカあたりにいるAurelia labiata といったところです。これが今「ふあふあクラゲ館」でそろって展示中です。この3種を一堂に見比べることができるなんて、なんて幸せなのでしょう。

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ミズクラゲ(学名:Aurelia aurita

kitamizu_s.jpg
キタミズクラゲ(学名:Aurelia limbata

labi_s.jpg
Aurelia labiata

はじめての○○○○

  • 2010.06.25
  • 魚類担当
  • 飼育担当

日光浴ではすやすや寝ていたコツメカワウソの子供たち
すくすくやんちゃに育っておりまぁす♫

今日は初めてのおもちゃです。

ちょっと固めのボール。さ~てどうなるかな????


『なんだ?こりゃ?。。。怖い?おいしい?』

『とりゃぁぁぁぁぁ~~~!!!!』

ボール


勇気ある1頭がボールにベシッ☆とアタック。あとの3頭は見守ってました。笑

しばらくすると。。。


P6100308.JPG


みんなおもちゃに夢中☆

次はどんなおもちゃがいいかなぁ~。



進め、並んで!

  • 2010.06.22
  • 魚類担当
  • 飼育担当
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写真がぼけているのをお許しください。
朝、「エクアドル熱帯雨林」水槽を見ていると、底で、奥から手前に向かってずんずん向かってくる茶色×黒の軍団が!

餌の時間でもないのに、コリドラスのみなさんが口をもぐもぐして砂を探りながら移動しているのでした。
コリドラスはナマズの仲間で、この水槽のコリさんたちは全長が5~8cmくらい。
よく見ると口元にはひげが生えています。
このひげで底にある餌を探って摂餌します。

それにしてもみんな、同じ向きだねえ。
みなさまもコリちゃん軍団を探してみてください。


7月17日は、「さかなクン一日館長!」

  • 2010.06.21
  • スクール担当
  • 飼育担当

雨の多い季節になりました。田んぼのカエルたちや、森の木々にとってはとても大切な雨なのですが、せっかくのお休みの日に雨が降ると、行き先を決めるのが難しいですね。

そんな時は!雨でも楽しい「海遊館」。なかでも、「さかなクン」ナビゲートの「鮫博覧会(サメハク)2010」は、面白さ絶好調です。

海遊館のサメハクCMでもおなじみの「さかなクン」が、なんと7月17日に、一日館長として海遊館にやってきます!

当日は20周年記念イベントとして、午前中に「さかなクン」が「太平洋」水槽内を泳ぎ、水槽内から生き物解説を行います。

また、午後からは、「さかなクンとサメ博士、海遊館に大集合!」と題して、楽しく楽しく学ぶことができるトークステージやシンポジウムも行います。ただ今、トークステージとシンポジウムの観覧者募集中、まだ間に合いますので、どうぞお申し込みください。
申込み方法など、詳しい内容はコチラ!

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そして、この記念イベントには、特別講演として、北海道大学名誉教授の仲谷先生をお迎えしました!

仲谷先生は、サメ研究の第一人者で、数ある著書のなかでも「サメのおちんちんはふたつ」は、特にサメについて、楽しくわかりやすく、詳しく知ることができます。

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さかなクンとサメ博士のトークセッションも準備していますので、水族館ファン、サメファンのみなさま、7月17日は、どうぞ海遊館にお越しください!(トークステージ、シンポジウムの観覧には事前の応募が必要です~!)










吾輩はネコザメの仲間である

  • 2010.06.20
  • 魚類担当
  • 飼育担当
P1010142.JPG吾輩はネコザメの仲間である。名前はある「シマネコザメ」。
なんかゴロ悪いし、名前もあるんかえ!って感じですが・・・
お気になさらず。
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姿かたちはネコザメなのですが、名前の通りくっきりとシマシマ!
サメハクで海遊館初登場です
P1010142.JPG実は他の水族館でもあまりお目にかかれないレア種
この鋭い目つき!キリリとした顔つき!シマシマの模様!
シブイ~ちょっと地味だけど(笑)私のイチ押しです
ぜひサメハク開催中に会いにきてください!

カニの滝のぼり

  • 2010.06.19
  • 魚類担当
  • 飼育担当
「日本の森」水槽のサワガニたち、普段は水場にいてます。

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しかし、思い立つと滝を登ります。よいしょよいしょ。

P9100137.JPG

がんばって通路の手すり横まで到達。

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ふうっ、一息。
よくそんなせまい隙間にいるよね。

時々勢いあまって、滝の外にでていることがありますが、そんな時は担当までご連絡ください。

〇〇〇〇のお父さん

  • 2010.06.18
  • 海獣担当
  • 飼育担当


今週末は「父の日」ということで、今日は新米のお父さんをご紹介したいと思います。


DSC_0003.JPG


ふ化したばかりのイワトビペンギンのヒナに初めて餌を与えている様子です。懸命に餌を与えている係員がお父さんペンギンのようだったので、みんなで「お父さん!」と呼んでいましたっ。

写真には肝心のヒナが写っていないのですが、現在期間限定で見ることができますのでぜひ可愛い姿を見に来て下さい!

新米お父さん、これからもがんばってヒナを育てて下さいね!


今日もほほ笑んでます

  • 2010.06.17
  • 海獣担当
  • 飼育担当

海遊館の中でも1、2位を争う、ほほ笑みを振りまいている生き物、それはスナメリではないでしょうか?(最近はエビスザメもほほ笑んでいますが、いい勝負だと・・・)
皆さまがご覧いただくときはずーっと泳いでいて,顔があまり見えないかもしれません。
でも、ときどき,立ち止まることもあるんですよ。

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「おはよう!今日はいい天気かな?おなか減った。」
これは、朝のスナメリ。

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「ん~、そろそろ眠たくなってきた。」
これは夜のスナメリ。


つまり、お伝えしたいことは、いつでも彼らはほほ笑んでるんです。
皆さまもほほ笑みたくなったら、朝でも夜でも会いにいらしてくださいね!


ペンギンの赤ちゃんデビュー☆

  • 2010.06.16
  • 海獣担当
  • 飼育担当
4月の末にイワトビペンギンが産んだ卵2個が、6月4日に無事ふ化しました。
今回は親ペンギンがうまく育てられなかったため、
飼育係員が親代わりとなり人工育雛することとなりました。
ヒナたちの様子は6月12日よりご覧頂くことができます。

生まれたときの体重は約80グラム。 inouehina2.JPG
とても小さな体ですが、大きな声で「ピーピー」と餌をねだります。

餌を食べ終わると"くたっ"となって眠ります。
「う~ん。おなかいっぱい。」
inouehina1.JPG
現在体重は約250グラム。
シシャモをミンチにしたものを食べてすくすくと成長しています。

約1ヵ月間の期間限定展示なのでぜひ可愛い姿を見に来てくださいね!

ラッコのおやつ*ジンベエザメのおやつ

  • 2010.06.15
  • 海獣担当
  • 飼育担当
海遊館ではラッコたちにおやつとして氷を与えています。
ラッコはその氷が大好き!

eren.JPG

こんなおっきな氷だって大丈夫!
ちゃんと上手に小さく割って食べるんですよ。
(写真はエレン)


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ピカはいつも陸上に上がってゆっくり氷を食べます。
「これは私の氷だから誰にもあげない!」

pikatopata.JPG

おっと!
そこにピカの娘のパタが乱入。
「この氷もーらい!」

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氷をゲットして大満足のパタ。
水面ではこんな感じでおなかに氷を乗せてゆっく食べます。


ちなみにラッコのおやつは氷ですが...

ジンベエザメのおやつといえば!


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ジンベエザメソフトクリーム!!!

いやいや、これは今日の飼育係員のおやつでした(笑)

現在、海遊館の隣のマーケットプレースでアイスパレードというイベントが開催されていますが、
期間限定(~6月14日まで)でジンベエザメソフトが登場したんです。
ソフトクリームが濃厚でかなりおいしかったですよ!

良薬はなんとやら

  • 2010.06.13
  • 魚類担当
  • 飼育担当
P6080002.JPG

なんだかわかりますか?
これ、ジンベエザメやオニイトマキエイ(マンタ)のエサに混ぜている人工餌料なんです。
各種ビタミンやミネラルがバランスよく配合されていて、
健康維持に一役買っているというわけです。

しかしこれ、写真では伝わりませんがかなり独特の臭いがします。
とても人間には食べられたものではないですが、
海くんも大くんもマンタも気にせず食べています。

人間とは味覚も違うのでしょうかねぇ。

海遊館に来るまでの道から

  • 2010.06.12
  • 魚類担当
  • 飼育担当
地下鉄中央線の大阪港駅から海遊館に来るまでの街路樹のたもとに、こんな花が咲いているのをご存知でしょうか?
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最初は誰かがわざわざ植えたものだと思っていたのですが、海遊館の近くだけでなく、あちらこちらで見かけるので「はて?」と思っていたのです。

この花、ナガミヒナゲシというヒナゲシの仲間で、外来植物。今、その爆発的な繁殖力が問題となっている花なのです。

横をみると、すごい数の枯れた茎がありました。 
P9040128.JPG
                         
この花に私が気付いたのは最近ですが、日本に入ってきたのは50年くらい前なのだそうです。
一つの花がつくる種子は1000~2000粒ということですから、それは爆発的に増えるでしょう。
また、道路沿いのあまり環境のよくないところでもこうやって増えることができるようです。
この増え方では、元からいた他の植物をも駆逐してしまう可能性は大きいかもしれません。

そういえば、一時騒がれた「セイダカアワダチソウ」って、あまり見かけませんよね?
私が気付いてないだけなのだろうか??

だれのかな?

  • 2010.06.11
  • 海獣担当
  • 飼育担当
飼育係員室の棚には古いファイルがたくさん並んでいます。
実はこれ、海遊館で飼育している生物の日誌なんです。毎日の餌の量や食欲を記入したり、体に傷ができた等々その日に起きたことを一頭ずつ書いているんです。
ちなみにこの写真に写っているのはアシカ、アザラシ、カワウソの日誌です。
20100610niiya1.JPG

中身をのぞいてみると・・・このくだりは海遊館に搬入されたばかりの生物っぽいですねぇ。
んんっ?BW(体重)は37kg。このサイズはまだ1歳くらいで赤ちゃんです。
だれの日誌かなぁ?
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正解は・・・・モンタレー湾水槽のボスアシカ「ルーク」でした!今ではなんと200kgオーバーしちゃってます。ちなみこの日誌は1990年6月のものです。今からちょうど20年前ですね!ふるっ(笑)


かじるスナメリ!!

  • 2010.06.10
  • 海獣担当
  • 飼育担当

皆さん、スナメリって可愛い顔をしてますよね!

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こんな可愛い顔しているスナメリ君ですが、実はなんでもかじってしまうんです。水槽の中のちょっとした出っ張りなんかもすぐに餌食になってしまうんです。
時には・・・、
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こんなふうに、係員のこぶしまで!
かなり痛そうですが、スナメリの歯の先端は平らで穴があくような大けがにはならないんです。
でも、歯型はくっきり。
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このモデルになった係員の一言。「痛たたた!!」でした。

「瀬戸内海」水槽の住宅事情

  • 2010.06.08
  • 魚類担当
  • 飼育担当

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「キジハタさん家」です

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「マダコさん家」です

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ご近所さんです


「ウツボさん家」は・・・

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同居でした~


ぽっちゃり姫

  • 2010.06.06
  • 魚類担当
  • 飼育担当
まずは下の写真をご覧ください。

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アカエイ(メス)のお尻の写真です。
プリティー&キュートで、とっても小悪魔的なヒップです。
グッときますね。

通常のエイのお尻はこんな感じ。

では、次の写真をご覧ください。

P1020551.JPG

おーしーりー、どぉーーーーーーーーーーーーん!!!

どぉですか、このグラマラス&ダイナマイトなヒップ!
おまけに普通は後ろから見えない下っ腹がポッコリ、体が宙に浮くくらいの見事な二段腹!

正常な体重の倍近くはある、いわゆる「メタボ」ってやつです。

このエイは、先ほどの"セクシー"アカエイと近縁種のイズヒメエイ(メス)です。

このレディ、現在開催中の特別企画展「鮫博(サメハク)」のふれあい水槽で、他のサメやエイといっしょに暮らしていたのですが、他のサメやエイの餌まで食べてしまったがための、悲しい結末です。
「このままでは、健康上問題がある!」ということで、予備水槽でダイエットをする羽目になったわけです。

ちなみに「イズヒメエイ」を新種として発見・命名したのは、海遊館の館長です。

針仕事もお手のもの。

  • 2010.06.05
  • スクール担当
  • 飼育担当
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これは、何をしているか、わかりますか?

実は、パナマ湾水槽のベニバシガモが池の中でエサをついばめるよう、
器具を作っているのです。

エサの容器を池に置くと、ぷか~と浮いてしまうので、このネットで作ったかごを沈め、
その上に容器を設置するという作戦。

エサの容器がぴったりとはまる予定です。

飼育の仕事に使う器具は、市販されていないので、
このように手作りものが多いのです。

さて、出来具合はどうでしょうかね?
気になる方は、ぜひ、チェックしにきてくださいね。

弱肉強食

  • 2010.06.03
  • 魚類担当
  • 飼育担当
現在「ふあふあクラゲ館」で展示中のオワンクラゲ、
緑色に光るタンパク質を持っていることで有名です。
しかし、このクラゲには他にも意外な特徴があります。

下の写真をご覧ください↓

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わかりますか?
オワンクラゲにはクラゲを食べる習性があり、
写真はブルージェリーフィッシュという別のクラゲを食べているところなのです!

食べられたブルージェリーフィッシュは養分を吸われてだんだん小さくなり、
最後は完全に消化されてしまいます。
クラゲの世界も弱肉強食なんですねぇ。

なにわの海クリーン作戦!

  • 2010.06.02
  • 魚類担当
  • 飼育担当

6月は、「環境月間」です。

「大阪湾クリーン作戦」の一環で、6月1日に、海遊館のすぐとなりの海、大阪湾をきれいにしようと

たくさんのダイバーが集まって、海の中のゴミを回収する「なにわの海クリーン作戦」!を行いまし

た!

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さて、海の中の様子はどうでしょう。

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とても近くにいるミズクラゲが、ぼんやりとしか見えません。

海の中は、とても濁っていましたが・・・。

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イソギンチャクやヒトデ、小さなハゼの仲間など、たくさんの生き物が元気に暮らしていました。

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これは、とてもかわいらしい、うさぎのような姿をしたホヤの仲間。

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思っていたより海底のゴミは少なく、水は濁っていましたが、小さな生き物たちがたくましく暮らしている様子を見ることができ、とてもうれしい気持ちになりました。

タイヤなどを中心に回収し、クリーン作戦は大成功に終わりました!

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あのかわいらしいスナメリたちも暮らす大阪湾。 みんなで大切にしていきたいと思います。

頑張れ子育て

  • 2010.06.01
  • 魚類担当
  • 飼育担当

現在、「エクアドル熱帯雨林」水槽では、エンゼルフィッシュが子育て中。

お父さんとお母さんが一生懸命こどもたちを守っています。

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みなさん、どこにこどもたちがいるかわかりますか?
中央より、やや左側の水草のもやもやしているところです。
お父さんお母さんは、他の魚が近づくと追い払うのに必死。
いらいらピリピリしているのが伝わってきます。

改めて思う・・・子育てって大変なんだなぁ。

何が釣れるかな。

  • 2010.05.31
  • 魚類担当
  • 飼育担当

エクアドル熱帯雨林水槽にいるグリーンイグアナには、最近お気に入りの場所があります。


それがここ。

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よーく見てみると、尾の先が水中につかっています。

「今日はなんかいいもん釣れるかな~?!」
なんて・・・。
残念ながら、熱帯魚たちは知らんぷりです。

卵の中身は

  • 2010.05.30
  • 魚類担当
  • 飼育担当

海遊館ギャラリーではイヌザメの卵を展示しています。通常イヌザメの卵は、茶色いセルロイドのような卵殻で覆われていて中がよく見えませんが、展示している卵は中がよく見えるように透明のふたを付けています。中がよく見えるので成長する様子がよく観察できます。
今回、これを新たに製作しました。製作方法ですが、まず、卵殻にハサミを入れ、一旦イヌザメの赤ちゃんを取り出します。次に、丸い窓を切り抜き、透明な蓋を取り付け、イヌザメの赤ちゃんを戻し、縫合すると完成です。
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卵の中で赤ちゃんが卵黄とつながっている様子もよく見えます。みなさんもイヌザメの赤ちゃんが卵の中で成長する様子を見に来てくださいね。

なんじゃこりゃ!? サメハクふれあいオールスターズ

  • 2010.05.29
  • 魚類担当
  • 飼育担当
海遊館開館20周年記念特別企画展 「鮫博覧会(サメハク)2010」
ふれあいゾーンでは直接サメやエイに触れることができます。

そこで・・・・ふれあいオールスターズ写真集をお届け!

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ネコザメ!


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アカエイ!

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トラフザメ!

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ホシエイ!

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クロガネウシバナトビエイ!(トンネル水槽でも見られるよ)

残ったのはイヌザメ、サンゴトラザメ、ドチザメ・・・サメ、サメ、サメサメサメさめさめさめさめさめさめさめ・・・

なんじゃこりゃ!!
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サメたちの楽園!?
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おしくらまんじゅう押されて泣くな
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サメ渋滞中

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重なり合うサメたち

以上、サメハクふれあいオールスターズのみなさんでした。

最後に、イヌザメとトラフザメの卵、大きさ比べ

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左がイヌザメの卵、右がトラフザメの卵です。サメハクではイヌザメの卵の展示もしています。
トラフザメの卵はイヌザメの倍以上ありますね。


サメハクは

【開催期間】 ~平成23年1月10日
【開催場所】 海遊館エントランスビル4階「海遊館ギャラリー」
【料   金】 海遊館入館料に含む。
※内容については、予告なく変更または一部中止する場合があります。


ザラザラしたサメ肌、ヌルヌルしっとりエイ肌、"サメハク"オールスターズ!!












隠れた人気スポット

  • 2010.05.28
  • 魚類担当
  • 飼育担当
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 「がお~!!」っと大きな口を開けているこの魚はヤイトハタです。ですが、怒っている訳ではありません。顔の下をよく見ると、そこには酸素の出る器材が設置してあります。このヤイトハタはエラと口を大きく開けて酸素を口の中に入れて遊んでいるところです。
 このヤイトハタがいる「太平洋」水槽には、酸素が出ている器材が設置してある場所があり、そこはなぜかヤイトハタやクエ等のハタ科の魚の人気スポットになっています。時には順番待ちが出るほどの人気です。この不思議なハタ科の魚たちを一度見に来て下さいね。

数えてみよう

  • 2010.05.27
  • 魚類担当
  • 飼育担当
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お客様がいなくなり、消灯を待つ、「日本の森」水槽の水鳥コーナーです。
この写真にはカモの仲間が写ってますが、さて、全部で何羽?




こたえは。
手前にミコアイサ1羽、その後ろのスロープにもミコアイサ1羽。
その後方左側にキンクロハジロのオスが1羽、右側にキンクロハジロのメスが1羽。
キンクロハジロのメスの右斜め上にクビワキンクロメス1羽、さらに右側にオシドリオス1羽が並んでいます。
 
ということで、全部で6羽でした。
そんなんわかるかって?

何の気なしにとったのに、海遊館カモ類オールスターズが写っててうれしいわー。
でも、オシドリくん、"家政婦は見た"みたいになってるのはなぜ?
キンクロ夫婦がうらやましいのかしら?
    100523answer2.jpg 
黄色:ミコアイサ(オス)
緑色:キンクロハジロ(オス)
赤色:キンクロハジロ(メス)
青色:クビワキンクロ(メス)
白色:オシドリ(オス)

気持ちよか朝ね~。

  • 2010.05.26
  • 海獣担当
  • 飼育担当

私達飼育係にとって朝の観察は欠かせません。

モンタレー湾水槽でアシカやアザラシの様子を観察していたら・・・?
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水槽から何かがはえています。
一体なんだろうと思って、モンタレー湾水槽の上層に行ってみると・・・
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カリフォルニアアシカ、達が水槽のヘリにバランスよく乗って二度寝の真っ最中。
気持ちよい日差しのポカポカ陽気で幸せそう。

ん~!私も二度寝仲間に入れて~。
でもそんな訳にもいかないので、朝の観察終了。

ちなみに右からお母さんのリップ、リップの子供でソラ、ソラの妹のマリンです。

おいらのイス

  • 2010.05.25
  • 海獣担当
  • 飼育担当

ん~、眺め抜群!
ん~、座り心地サイコー!
イスに座ってるおいらはりりしいやろ?

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カピバラが座っているのは干し草の入物なのですが、何かの拍子にひっくり返っちゃったみたいです。
いつもののほほんとした表情とは違って、少しばかし勇ましく見えてしまいました♪

きらきらうるうる

  • 2010.05.23
  • 魚類担当
  • 飼育担当

んん~たまりませんなぁ~。

カワウソ担当はあるお部屋をお掃除中、試練を与えられます。

それはね、きらきらうるうる攻撃を受けるから。

ほら、今日も!!

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まんまるおめめの『なすびクン』。

両手を前に背筋をピンッ!

『なすびクン』は待ってるんです。

ずっとずっと待ってるんです。

あ~ぁ、係員ついに手にとっちゃった。

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海遊館で一番おねだり上手のなすびクン。

実は赤いゴムのおもちゃが大好きなんです。

受け取るとシッカリ手で押さえ遊んでます♪

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反則ですよね。きらきらうるうる攻撃。

さぁ、明日は試練を乗り越えれるかな?!



カメラ目線

  • 2010.05.22
  • 海獣担当
  • 飼育担当

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この写真誰だかわかりますか?

写真を撮っている時に近づいてきたので、鼻がメインの写真になってしまいました‥‥



少し離れて撮った写真がこれです。

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ばっちりカメラ目線を決めているカリフォルニアアシカのマリンでした。

ベッドと人に例えてみました!?

  • 2010.05.21
  • 海獣担当
  • 飼育担当
遅番作業で館内とバックヤードの見回りがあります。その時の写真です。アザラシの寝ている筏をベッドに例えてみると・・・。クイーンサイズを独り占め?贅沢ですねぇ。独身生活楽しんでます(笑)

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お次は体重計をベッドに例えると・・・。ダブルベッドに2頭で仲良く寝ています。新婚生活始まって間もない夫婦のようで仲良しに見えますね!
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最後はアシカの寝ている床面をベッドに例えると・・・。3頭シングルベッドで丸くなりながら寝ています。子供ができて夜泣きされ、夜な夜な夫婦で面倒みるのかな?そらアシカも目ぇむくわ(苦)
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※このアシカはすべてメスのアシカです。これはあくまでも例え話です。この狭さ、まるで我が家のようです・・・。

毎日、掃除が大変です!

  • 2010.05.20
  • 海獣担当
  • 飼育担当
 現在、「南極大陸」水槽で飼育しているオウサマペンギン達は換羽の真っ最中です。
換羽とは・・・1年に一度全ての羽根が抜け替わることですが、この換羽はペンギン達にとって非常に重要な行動の一つなんです。換羽が終了したオウサマペンギン達は、ペアを作り繁殖に臨みます。つまり、正常な換羽が行えないと言う事は、繁殖に影響を及ぼすことに・・・
 今年も順調に正常な換羽が始まっています。ちゃんと卵産んでくれるかな♪

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 換羽が始まったオウサマペンギンです。羽根が立って来ました。さらに、換羽に必要なエネルギーを蓄える為、大量に餌を食べ、通常よりも太っており体がパンパンです。
この写真は体重約21㎏のオウサマペンギンです。通常よりも約5㎏以上太りました。

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 換羽は約1ヶ月間で終了します。この期間は餌をほとんど食べません。
半分以上、抜け変わりました!この頃になると、約5㎏以上太った体もスマートになります。換羽が終了する直前には、体の皮がたるむ程、痩せるんですよ。ただ、そのたるんだ体も2日ぐらいで元に戻ります。そんな短期間で伸縮する皮膚なんて・・・うらやましい~(笑)
 オウサマペンギンの換羽はこの時期しか見れません!この機会に是非、遊びに来て下さいね!

ミューの特徴

  • 2010.05.19
  • 海獣担当
  • 飼育担当

先日、カマイルカのミューが紹介されていましたが、ここでコアな特徴を紹介します。
このミューですが、歯茎が黒くなっています。

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歯が生えているところが黒くなっているのが分かるでしょうか?

ちなみに他のカマイルカの口の中はというと、

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これは、アーチの口の中です。全体がきれいなピンク色になっています。

どうですか?違いが分かりましたか?


新カマイルカがデビュー☆

  • 2010.05.18
  • 海獣担当
  • 飼育担当
「タスマン海」水槽に新しいイルカが1頭仲間入りしました。
メスのカマイルカで名前は「ミュー」といいます。

こちらがアップの写真。ばっちりカメラ目線です。
「よろしくね!」
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係員と仲良く握手。
体をこすってもらうのがとても好きで、エサを食べた後はいつもすり寄ってきます。
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こちらは先輩イルカの「ルーシー」。違いがわかりますか?
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「ミュー」は一緒に暮らしている先輩のイルカたちと比べると体も小さく、
顔がほっそり長いところが特徴です。
それ以外にも違いはあるのですが、また後日紹介したいと思います。

ぜひ会いに来て下さいね。



猫に・・・?!

  • 2010.05.17
  • 魚類担当
  • 飼育担当

はて?この画像はなんでしょう?

靴の裏?洗濯板(これが判る方は私と同年代以上!)?

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実はコバンザメの仲間の頭の上にあるコバン(吸盤)なのです~すごいでしょ!ドアップ!

これは背びれが変化してできたもので、これを使ってサメやエイやカメにピタッとくっついちゃうのです。

以前、港に水揚げされて床にひっついていたコバンザメをはがして、腕に乗せてみたところ・・・予想以上に"ピタっ"とくっついたので、思わず声が出てしまった経験があります(恥)。

その後、良い経験をさせてもらったので、お礼を言って海にもどしてあげました。

コバンザメのコバンをアップで見たい方は現在開催中の「サメハク」に来て下さい!!

ちなみにコバンザメは名前にサメとついていますが、サメの仲間ではありません。これも「サメハク」でご確認いただけますよ!






エビスザメ初登場!!

  • 2010.05.10
  • 魚類担当
  • 飼育担当
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「チリの岩礁地帯」水槽にエビスザメを展示しました。海遊館では初めての展示となります。見た目は地味なサメですが、背ビレが1つであること(多くのサメは2つ)、エラ孔(あな)が7対あること(ほとんどのサメが5対)など、多くのサメと大きな違いがあります。エビスザメは恐竜が栄えていた時代のサメの特徴を残しており、化石でしか見られない形態を見ることができます。泳ぎ方も独特で、ゆっくり、ゆったりと泳ぎます。"神秘的で一味違うな"と思うのは私だけでしょうか? 顔が恵比寿様の笑顔のように見えるエビスザメを見ると楽しくなります。初登場のエビスザメ、鮫博覧会(サメハク)ともどもよろしくお願いします。


おもしろい赤ちゃん?! 

  • 2010.05.09
  • 魚類担当
  • 飼育担当

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ではなく。。。

『尾が白い赤ちゃん』を発見!!


5月7日に日光浴デビューしたコツメカワウソの赤ちゃん達。

なんと1頭だけ尾の先っぽが白いんです。

こ~んなふうに。

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なんか「幸せのしっぽ」みたいじゃありませんか??

今日は日光浴してるかな?探してみてくださいね♪


*日光浴を行う赤ちゃんは日によって頭数が異なります。




鮫博覧会のふれあい水槽

  • 2010.05.08
  • 魚類担当
  • 飼育担当

先月15日より海遊館ギャラリーで「鮫博覧会(サメハク)2010」を開催しています。

その中にはふれあい水槽があり、この水槽で展示している8種50点のサメとエイに実際に触っていただくことができます。

サメとエイは同じ軟骨魚類の仲間です。とっいうことは触り心地も似ているのか?

この機会に海遊館に確かめに来てくださいね。 samehaku_fureai.JPG


産まれたてのホヤホヤ

  • 2010.05.07
  • 魚類担当
  • 飼育担当
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本日よりコツメカワウソこどもの日光浴を開始しました(5月31日まで)。
この子たちは母・コウメと父・オリーブの間に2月12日に生まれた4頭です。
上の写真は2月14日、生まれて2日目に撮影したものです。
体重計に1頭のっていますが、76gという数字が見えますか?
こんなに小さいんですよ~。
生まれてすぐのこどもたちは灰白色で、目はまだ見えていません。
このように毎日、朝1回、親たちが餌を食べている間にこっそりこどもを寝袋ごと持ってきて、体重を確認するのです。

この子たちが、今どんなふうになったかは、日光浴を見にきてくださいね。
くわしくはHPで!

どれがサメでどれがエイ?

  • 2010.05.05
  • 魚類担当
  • 飼育担当
以下の5枚の写真は「太平洋」水槽で飼育展示中のサメとエイです。
さて、この中でサメの仲間は何種類いるでしょうか?
ヒント:サメとエイの見分け方は、エラあなの位置です。

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①トラフザメ

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②シノノメサカタザメ

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③イタチザメ

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④イトマキエイ

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⑤トンガリサカタザメ


















正解は2種です。
①と③がサメの仲間で、②と④と⑤はエイの仲間です。
サメとエイの見分け方ですが、エラあなの位置で見分けます。
エラあなが体の側面にあるものがサメの仲間、腹側にあるものがエイの仲間です。


キャビア

  • 2010.05.04
  • 魚類担当
  • 飼育担当

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高級食材として有名なキャビア。

私はまだその味を知りません。食べてみたい・・・

キャビアの親をご存知ですか?


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こちらがキャビアの親、チョウザメです。

海遊館開館20周年記念のサメにスポットをあてた特別企画展「鮫博覧会(サメハク)2010」

で展示中のチョウザメですが・・・・

さてここで問題

チョウザメはサメの仲間なのか!?

答えはサメハクで!

本領発揮

  • 2010.05.02
  • 魚類担当
  • 飼育担当
4月28日より、「日本の森」水槽に新しい水鳥を展示しました。
キンクロハジロとミコアイサです。
どちらもカモの仲間ですが、これまで展示していたオシドリやカルガモは植物を主として摂餌するのですが、今回の2種は魚やエビなどの動物も食べます。
ちょうど展示前に、カワウソのところにいたアユ達がカワウソに追われ、水鳥のコーナーに逃げ込んできていました。
しかし、キンクロハジロとミコアイサを展示すると、写真のようにイキイキとアユを追いかけ始めました。
まあ本領発揮といえば、そうなんだけど、アユは受難やねえ...。
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遊んでいるわけじゃないですよ!

  • 2010.05.01
  • 海獣担当
  • 飼育担当
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これは、イルカ用の担架なのですが、よく見て頂くと・・・長靴がっ!!

実は人が乗っているんですっ!

遊んでいる訳ではなく、担架の安全性を確かめていたんですね。
乗ったまま揺らしたり、高く吊り上げたりしてみました。

乗った係員曰く、「酔いました」とのことです。

写真を撮っていた私はちょっと笑ってしましました。

イルカの健康診断

  • 2010.04.29
  • 海獣担当
  • 飼育担当
 「タスマン海」水槽で暮らすカマイルカの健康診断を行いました。
今回の対象個体は、オスの「キール」と「クルー」で、検査内容は採血、体温測定、体重測定、プロポーション測定、口内レントゲン撮影の全5項目です。

 まずは、展示水槽の裏側にある隔離用プールまで誘導します。万が一、隔離できない場合は健康診断が中止になってしまう為、給餌者はイルカに気付かれないよう、誘導しなければなりません。水槽の外で待機している係員もドキドキです。

 しばらくすると、水槽内から「入りましたー!!」その声が聞こえた時、作業開始の合図なんです!

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展示水槽から、検査を行う予備水槽へ移動している様子。担架に乗せて、ホイストクレーンで吊り上げます。

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体重測定を行っています。
ホイストクレーンと担架の間にあるのが体重計です!
ちなみに今回の検査結果は・・・2頭共、異常なし!!あぁ~良かった。

シラン、知ってる?

  • 2010.04.27
  • 海獣担当
  • 飼育担当
みなさん、「シラン」って知ってますか?
「そんなん知らん。」なんて言わないでくださいね。
ではお見せします。
これが「シラン」です。

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日本の森に咲いている、とても可愛らしい花の名前でした。
紫色のランの仲間なので、漢字で書くと「紫蘭」となります。
海遊館の飼育係員は動物や魚だけでなく、植物の世話もしています。
日当たりのよい屋上で季節の花を育てているのです。
では、どうやって屋上から日本の森まで土ごと移動させているのか気になりませんか?
その秘密をちょっと種明かし。
地面から生えているように見えるシランですが、実は・・・
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ジャーン。植木鉢に入っているのでした。
一番の見頃を見計らって屋上から植木鉢ごと持ってきているんです。
ちょっとした裏話でした。

親の愛(オウサマペンギン雛成長記録)

  • 2010.04.26
  • ペンギン成長記録 , 海獣担当
  • 飼育担当
夜の海遊館を歩いていると心温まる微笑ましい光景を目にしました。

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写真真ん中で眠っているのが昨年8月に生まれたオウサマペンギンのヒナ。
そしてその両サイドでヒナを守るように立っているのがお父さんお母さんペンギンです。


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周りに危険はないか、ヒナが安心して眠れるようにしっかり見張っています。

ヒナが生まれて8カ月がたち、そろそろ親離れ・子離れの時期のはずなんですが...
子供のことがかわいくて、心配で仕方ないんでしょうね。

親の深ーい愛を感じた瞬間でした。




〇〇〇のオモチャ!?

  • 2010.04.24
  • 海獣担当
  • 飼育担当

ちょっとタイトルにびっくりしませんでしたか?
実は、動物たちに色々なオモチャを与えています。
以前、アシカのオモチャの記事があったと思いますが、今回はイルカのオモチャを紹介します。

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これも係員のお手製になります。

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ちゃんと浮きの部分には、「イルカのオモチャです」って書いてあるんですよ。
なので、タイトルの〇〇〇に入る言葉は 「イ、ル、カ」 でした。

エレベーター

  • 2010.04.23
  • 設備担当
  • 飼育担当

今回は生き物ネタでなくてすみません...。

海遊館にはとても大きなエレベーターがあります。

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人間でいうと50人まで一度に乗ることができます。

なぜこんなに大きいかというと、海遊館にやってきたイルカさんやアシカさんたちを
運ぶためなんですね。

また遠足シーズンが始まるとまたまたこのエレベーターが大活躍するのです。
それは幼稚園のこどもたちに乗ってもらうんです。

海遊館の中にはとても長いエスカレーターがあるため、安全を考えこのエレベーターで
入り口まで案内させてもらっています。












待ちきれない,ダイヤ.

  • 2010.04.22
  • 海獣担当
  • 飼育担当
モンタレー湾水槽,ゴマフアザラシの食事タイムの1コマです.

このアザラシ,ダイヤという名前です.

「ごはんください~」


と上陸.
係員の前で待ってます.

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初めのうちは,鼻をブーブー鳴らして催促します.

そのせいで,近頃は「ブーブーひめ」と呼ばれるほど.

ずっと,待たせていると・・・

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前のあしで係員の足をしっかりとつかみ,体を係員の足に密着させて
「早くごはん~」
と体重をかけてぐいぐい近寄ってきます.


いつしか,ダイヤの力で水槽に落とされてしまうのではないかと,ドキドキしているのでした.


いつの日か・・・

  • 2010.04.21
  • 海獣担当
  • 飼育担当
いや~じつに楽しそうですね!何をやっているかわかりますか?そうっ、フリスビーですっ!。実は今アシカ担当のみんなで「アシカとフリスビーしたいねぇ」と話をしているんです。ですが担当のみんながフリスビーを上手くできないのでお話になりません。まずは私達からですね(汗)。いつの日かほんまにアシカと仲良くフリスビーしたいなぁ・・・
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※ちなみにこの写真はピンボケを防ぐため暗闇の中でフラッシュ撮影しました。この二人、暗闇でやるとは以外とテクニシャンやったりして(笑)

サメにもハズバンダリートレーニング

  • 2010.04.20
  • 魚類担当
  • 飼育担当
 海遊館では以前から、サメやエイなどの魚の健康管理の為に採血検査を行っていました。
ですが、検査のたびに嫌がるサメを固定する方法だったので、サメが暴れしてしまい、健康管理どころか逆にサメの体調を心配しなければならないこともしばしば。
 そこで、ハズバンダリートレーニングをなんとかサメにも応用出来ないものかと考えました。
 ハズバンダリートレーニングとは、生物の健康管理のために行う訓練のことです。
例えば、イルカの体温測定は肛門に計測機器をいれて行うのですが、その際、お尻をこちらに向けさせなければなりません。そこで、イルカに対し「水面で仰向けになりなさい」と指示を出し、それに従うようにする訓練のことで、動物を飼育している園館を中心に、多くの水族館で取り入れられています。
 今回、サメの採血も仰向けの状態でできるようにするため、イルカ同様、サメにも仰向けにするハズバンダリートレーニングを行うことにしました。ですが、なかなかイルカのようには行きません。訓練をはじめて2カ月目ぐらいまでは、「やはりサメに訓練は無理なのか?」と思うこともありましたが、根気よく訓練を半年間続けた結果、無理やりサメを固定することなく、仰向けにして暴れさせずに採血を行うことが出来るようになりました。
 今回の成功を基に、生き物達をより健康に飼育出来るように頑張っていきたいと思います。
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マンタの宙返り

  • 2010.04.18
  • 魚類担当
  • 飼育担当
「太平洋」水槽のマンタ(オニイトマキエイ)はときどきまわってます。
くるくるまわってます。
泡の上でくるくるまわってます。

↓ こんな感じです。
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この泡はどこからくるのでしょうか??
        ↓
        ↓
        ↓
        ↓
        ↓

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マンタの下ではダイバーさんが水槽のお掃除をしていました。

ダイバーさんの吐く息は泡になって水面へと上って行きます。

マンタが宙返りをする理由ははっきりとは分かっていないようですが、
私には泡で遊んでいるように見えます。



余談ですが、

最初のマンタの写真には写りたがりのキントキダイ(右下の赤い魚)も・・・

見かけたら写真に撮ってあげて下さいね!!


密かなセクハラ?

  • 2010.04.16
  • 魚類担当
  • 飼育担当
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コツメカワウソの前足(手)はとても器用。
小さな穴でもこのようにすっと手を出してきて、隙あらば、そこにある何かをつかもうとします。

これは予備室の小さなすきまから手を出すツバキさん(♀5歳)ですが、ここにお尻をむけて作業をしてたりすると、ピタピタ触られてしまいます。

けっこうつかむ力は強いので、ピタピタというよりは、むぎゅっ?
どっちにしてもセクハラですな~♪

忙しい季節がやって来ました。

  • 2010.04.13
  • 海獣担当
  • 飼育担当
海遊館の予備水槽で飼育中のイワトビペンギン達は、毎年この季節が繁殖シーズンになります。
お気に入りのペアを作り、産卵に向けて自ら「巣」を作ります。

担当飼育係員は、可愛い雛が誕生することを祈りながら、巣材を投入しています。 10.4.4 (2).JPG
海遊館では、適度な長さに切った「よしず」を巣材として使用しています。

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まだ「巣」とよべる大きさではありませんが、それぞれお気に入りの場所に巣材を運びます。
中には、そこまで積みますか!?というぐらい大きな巣を作るペンギンもいますよ(笑)。

無事、雛が誕生した際は、どこかで展示したいですね。
今からとても楽しみです♪
頑張れ!イワトビペンギン!立派な巣を作るんやでぇ~☆

前向きな君と。

  • 2010.04.11
  • 魚類担当
  • 飼育担当
後ろ向きな僕。
おまんじゅうではありませんから。
今月で2歳になるカピバラのかーたん(右)は、おしりもこんなにまん丸に成長しました!!

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大阪湾で会いたいな。

  • 2010.04.09
  • スクール担当
  • 飼育担当

海遊館にやってきた新しい仲間「スナメリ」。
あっというまに人気者になり、毎日たくさんの方にご覧頂いております。

さて、この可愛いスナメリ達が実は大阪湾にも住んでいるってご存知ですか?
先日わたしは野生のスナメリ調査に行ってきました。

遭遇率が高いとされるスポットへ向かいいざ、出航!

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ですが、あいにくの天気で波が高く今回スナメリに会うことはできませんでした。

残念・・・。

現在スナメリのデビューに合わせ企画展示「ようこそ!スナメリの海」も開催中です。

彼らの暮らす海について色々知ってみませんか?





♪は~るですねぇ

  • 2010.04.08
  • 魚類担当
  • 飼育担当

4月に入り、あたたかい日が続きますね。
新生活を始める皆さんは、どんな気持ちでこの春を迎えていらっしゃるのでしょうか。
私は社会人3年目。
いつまでも初心を忘れずに頑張りたいと思います♪

さてさて、海遊館の中でも春を感じて頂くことのできる場所があります。
それが「日本の森」

こちらがモモで

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こちらがオオシマザクラ。
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とっても綺麗ですね。
が、お客様からは少し見えづらいのが難点。

近日中にお越しの方は、ぜひ「日本の森」で上を見上げて春を感じてください♪
くれぐれもカワウソたちに気を取られすぎないように・・・。
皆さんにお会いできるのを楽しみにしています。

まずはダミーから

  • 2010.04.07
  • 海獣担当
  • 飼育担当

イルカやアシカが妊娠した場合、人間と同じようにエコー検査(超音波画像診断)を行います。

写真のものは、実際に海遊館で使用している超音波画像診断装置です。車が買えるくらい高価で、取り扱いにはかなり気を使います。

人間は簡単にエコー検査ができますが、生物達はそうはいきません。なぜなら、見知らぬ装置が目の前にきたら驚くからです。わっ!!と驚くだけならまだしも近寄らなくなることもあります。
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では、どうするかというと、時間をかけて馴らしていくんです。

いきなり本物の装置ではなく、ダミーを使用して馴らしていきます。

見てください!まるで本物のようなこのシルエットを!! 100402niiya2.JPG
これなら気を使わず毎日餌やりの時に訓練ができるってわけです。

おかげさまで今ではたくさんの生物のメスたちを検査できるようになりました。



これな~んだ??

  • 2010.04.05
  • 海獣担当
  • 飼育担当
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これなんだかわかりますか??

配管?土管??

実はこれ、係員お手製のカリフォルニアアシカやゴマフアザラシのおもちゃなんですっ。

まだ実際に水槽に入れたことはないのですが、遊んでくれることを願っています!!
次回は遊んでいるところを皆様にご紹介できるようにがんばります!

やっぱり高いところが好き!(オウサマペンギン雛成長記録)

  • 2010.04.01
  • ペンギン成長記録 , 海獣担当
  • 飼育担当

バックヤードで人工育雛(親ペンギンに代わって人がヒナを育てること)をしていた
オウサマペンギンのヒナが,南極大陸水槽にデビューしました。

自分と同じオウサマペンギンの仲間との初対面です。
ちゃんとペンギン達の輪の中に入れるか、プールに落ちたりしないか心配しましたが、
私たちの心配をよそに元気に暮らしています。

バックヤードにいる時もブロックの上にちょこんと乗っていることが多かったのですが、
展示水槽でも、一番見晴らしの良い丘の上に上って過ごしていることが多いんです。

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やっぱりこの子は高いところが好きなんですね!

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カワウソ6頭展示開始!

  • 2010.03.30
  • 海獣担当
  • 飼育担当
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「日本の森」水槽では、3月19日からコツメカワウソの数が大幅に増えました。
昨年の8月に生まれたツバキとソラのこども4頭(イガ、ニラ、ザクロ、シュロ)に、一昨年
生まれたハチ(これはこどもたちのおじさんにあたります)、お母さんであるツバキの兄、イブキ
(これもおじさんですね)を加えた計6頭です。
その他、いろいろな組み合わせをテストしましたが、この6頭での展示が一番よい感じだったのです。
お父さん、お母さんと別れたこどもたち、最初は不安そうでしたが、イブキおじさんが
一生懸命面倒をみてくれて助かります。
これからこの「おとこ組」でがんばりまーす。
写真は「日本の森」の寝室の中です(うまくとれなかったので)。

日本の森の「春がきた」

  • 2010.03.28
  • 海獣担当
  • 飼育担当
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"日本の森に春がきた"というと、数本しかない桜の花が咲くとかいうのもありますが、担当としては、アユを展示すると「春だなー」と思うのです。
今回はカワウソ水槽に約1万尾、全長5cmくらいのアユを収容しました。
でも、カワウソに追われて、隣の水鳥水槽にも入ってしまってますが、そこはお許しを。

卒業

  • 2010.03.28
  • 海獣担当
  • 飼育担当
昨年8月に生まれたオウサマペンギンのヒナたち。

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りっぱに育ってくれました。(親ペンギンより大きく見えちゃいます)

ペンギンの足元をよーくみてみると
そろそろ卒業の準備にはいったヒナがいるようです。

ousama2.JPG

そうです!茶色の羽毛からの卒業です。
茶色のふわふわとした羽毛が抜け始め、親と同じ羽が見えてきました。

あと二ヶ月もすると全身、親と同じ羽根に変わり水の中にも入れるようになります。

しかし、まだ親から餌を貰うことも多く、親からの卒業にはまだまだ時間がかかりそうです。











まばゆい「レッド ビッグアイ」

  • 2010.03.25
  • 魚類担当
  • 飼育担当
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最近「太平洋」水槽に仲間入りしたキントキダイの群れです。
キントキダイは、英語で「Red bigeye」といわれるように、大きな目を持っています。
体はきらきらとした赤い色をしていて、とてもきれいです。
「太平洋」水槽のオニイトマキエイのエリアで見られます。
特に、"夜の海遊館"で見るキントキダイは幻想的です。

くぎ煮になる前に

  • 2010.03.24
  • 魚類担当
  • 飼育担当

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くぎ煮(釘煮)で有名なイカナゴです。
イカナゴのくぎ煮は、阪神地区や播磨地区で郷土料理として有名です。
スナメリたちはこのイカナゴを食べていることでしょう。
そして私たちは"くぎ煮"となったイカナゴを食べています。
そのイカナゴの泳いでいる姿を見たことがありますか?
現在、海遊館5階で開催中の企画展示「ようこそ!スナメリの海」では、
スナメリたちの食生活の紹介として、イカナゴの生体展示を行っています。
珍しい泳いでいるイカナゴをぜひ見に来て下さいね。
そういえば、私のおばあちゃんがイカナゴのくぎ煮を毎年作って送ってくれます。楽しみです。

水槽の中から奇妙な音

  • 2010.03.23
  • 魚類担当
  • 飼育担当

 ある日、朝一番に生き物たちの様子を確認するため、館内を歩いていた時のことです。

ちょうど「太平洋」水槽の底の辺りで、水槽の方から「グウーグウー」と奇妙な音が聞こえてきました。

「何の音だろう?」と耳をすませると、その音はどうやら水槽の中から聞こえてきます。

驚いて水槽の中を観察していると、その音に合わせてある魚の群れが動き回っています。「オオニベ」という魚の群れです。

 それを見た瞬間になるほどと思いました。

実はオオニベの仲間は浮き袋を震わせて鳴き声を出すことが出来ます。その音が愚痴を言っているように聞こえることから、名前の一部に"グチ"とつく種類もいるほどです。

 カマイルカを飼育している「タスマン海」水槽では、耳をすませるとイルカの鳴き声が聞こえることがありますが、「太平洋」水槽でも耳をすませるとオオニベの鳴き声が聞こえるかもしれませんね。
oonibe.jpg


スナメリのお食事

  • 2010.03.22
  • 海獣担当
  • 飼育担当

これは約10㎏の冷凍アジです。
現在海遊館では、毎日このような冷凍アジだけでも25㎏以上使用しています。
私たちは毎日大量のアジの中から、脂が乗っていると思われる大きいアジを厳選し、スナメリたちに与えます。

2010.3.12.JPG

現在、スナメリたちは一日約3㎏のアジを食べています。
給餌は水面で行っている為、直接お客様が見学することは難しいのですが、いつか潜水給餌なんかに挑戦してみたいですね。
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写真の上にいるのが「コチョボ」、下にいるのが「クリン」です。

ぱっちん。

  • 2010.03.21
  • 海獣担当
  • 飼育担当
さて、これは何をしているところでしょうか?

tumeinoue1.JPG
係員と固い友情の握手??


tumeinoue2.JPG正解は「アザラシの爪切り」でした。
自然に削れて爪が短いアザラシもいますが、長く伸びすぎた場合は危ないので係員がハサミでカットします。
モデルはゴマフアザラシの「パール」君。おとなしく爪切りに協力してくれています。
お食事タイムに時々やってますのでので、運が良ければ見られるかも?!












春がきた!

  • 2010.03.18
  • 魚類担当
  • 飼育担当
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今年もカミクラゲの展示が始まりました!
 
このクラゲ、早春に大量に出現し、春が終わる頃には消えてしまう「春のクラゲ」なのです。
しかも、人工繁殖の例もないので、展示できるのは本当にこの季節だけ。

髪の毛のような触手をたなびかせて漂っているかと思えば、たまにクラゲとは思えないほど力強く泳ぐこともあります。

きれい&面白い&期間限定のこのクラゲ、ぜひ一度見に来てください☆

起こさないでよっ

  • 2010.03.17
  • 海獣担当
  • 飼育担当

モンタレー湾水槽に朝掃除に行った時です。


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ゴマフアザラシのネロが寝ていました。
しばらく見てると...


DSC_0085.JPG

寝ぼけてます。
またまた見ていると...

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起きちゃいました。
ネロさん、起こしてごめんなさいっ。

ハートペンギン登場!

  • 2010.03.15
  • 海獣担当
  • 飼育担当
海遊館に幸せのハートペンギンが登場です。
ある日、1羽のジェンツーペンギンのお腹の白い部分に
かわいいハート模様が出現しました。

ペンギンは尾脂腺と呼ばれる尾の付け根にある腺から水をはじくあぶらを出し、
それを全身の羽根に塗りつけることで、羽根の内側への水の浸入を防いでいます。

おそらく、そのあぶらがべったりついて、偶然ハート型の模様になったのだと思います。

ちょっと見にくいですが、お腹に出現したハート型の模様。
Heart Penguin2.JPG

これをみつけた飼育員は大喜び!
とっても幸せな気分になれました。

このあぶらは時間がたつと取れてしまうため、
現在はこのハート模様はありませんが
いつの日かまた、ハートペンギンがみられるかもしれません♪



正解は?!

  • 2010.03.12
  • 海獣担当
  • 飼育担当

以前、このブログで生き物クイズがあったのを覚えていますか?
眼のアップの写真で、1問目の答えは「カマイルカ」でした。

それではここで2問目の答えを発表します!みなさん、答えが分かりましたか?

答えは・・・

DSC_0215-1.jpg

そうです!「スナメリ」でした!

本日3月12日(金)にデビューしました。よろしくお願いしまーす!!

ちょっと気持ち悪い写真・・・

  • 2010.03.11
  • 魚類担当
  • 飼育担当

これ、何でしょう?

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正解は、魚の寄生虫です。「ハダムシ」と言い、魚の体表に寄生して悪さをするんですね。水族館ではよく見られる寄生虫です。


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この写真では、眼の角膜表面にハダムシが寄生しているのが分かると思います。 

私たち魚類担当は、魚たちの健康状態を毎日チェックして、ハダムシを見つけ次第、薬などを用いて治療(駆虫)を行っているんです。

巨大な〇〇〇!?

  • 2010.03.09
  • 海獣担当
  • 飼育担当

「モンタレー湾」水槽の水面に浮かぶフロート。木で作られているように見えますが、四隅以外はすべて強化プラスチックです。本物と思われた方もいらっしゃるのでは?

さてさて、そのフロート上に乗っているのは、まさかアシカのう〇こ?アザラシのう〇こ!?


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いやいや、もしそう見えても違いますから(汗)。ていうか、そう見えたのは私だけ!?

これはまだお客様の入館する前(朝)の写真です。カリフォルニアアシカの「マリン」ちゃんです。
毎晩夜中まで遊んで夜更かししているため、朝になっても寝ていることが多いんです。係員が近づいても気付かない辺り、図太い神経の持ち主。将来有望ですな(笑)
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何でまた?

  • 2010.03.08
  • 魚類担当
  • 飼育担当

「太平洋」水槽のある一画に、いつもイヌザメ達が集まる場所があります。

それも二重三重に覆いかぶさっていることが多いんです。

狭いとこが好きなのはわかるけど、しんどないんかなぁ?

他にもよさそうな場所があるのに、今日もまたいつもの場所で集まっています。
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カクレクマノミの秘密

  • 2010.03.07
  • 魚類担当
  • 飼育担当

海遊館ギャラリーの入口の階段の下に以前からカクレクマノミを展示しています。

この魚は映画の主人公になったこともあって、とても人気者の魚です。また、カクレクマノミを含むクマノミの仲間が、イソギンチャク等と共生して身を守ることもよく知られています。

ですが、それ以外にもカクレクマノミにはあまり知られていない秘密があります。

それは生まれた時はすべてオスで生まれて、群れの中で1番大きなオスだけがメスに性転換するということです。

これを人間に例えてみると・・・お母さんがいなくなってしまうと、お父さんがある日突然お母さんになって、そのお母さんがいなくなると次はお兄さんがお母さんに・・・。

どんどん話がややこしくなりそうなのでこのぐらいにしときます・・・。

カクレクマノミはただカワイイだけではなく、こんなすごい秘密があったんです!

kakurekumanomi.JPG


マンボウの健康診断・・・?!

  • 2010.03.06
  • 魚類担当
  • 飼育担当
 先日、高知県にある海遊館以布利センターで、マンボウの健康診断(採血)を行って来ました。

 まず、泳いでいるマンボウを傷つけないようにシートで捕獲し、血管の位置をエコー(超音波画像診断装置)で調べます。

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(写真のマンボウは上下がさかさまです。)

 血管の位置がわかれば特殊な注射器を使用して、採血をします。

mannbou2.JPG
(写真のマンボウは上下がさかさまです。)
 採血した血液を分析し、マンボウの健康状態を調べます。
このような健康診断の結果、病気や異常が見つかった個体は薬などで治療し、健康で元気なマンボウを大阪へ輸送しています。

だ~れだ?

  • 2010.03.05
  • 海獣担当
  • 飼育担当

突然ですが、ここで生き物クイズです。
下の写真の生き物は誰かな?海遊館で暮らしているよ!

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正解は「カマイルカ」でした!!

それではもう1問です。
下の写真の生き物は誰かな?

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正解は・・・。まもなく公開!! 


天下太平~

  • 2010.03.04
  • 海獣担当
  • 飼育担当
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日本の森のオオサンショウウオ、穴の中であおむけに!
 
「きゃー、どうしたの?」とよーく見たら、前足がぴくぴく。
どうも弱っているようではない。
その後、観察していると、数分後にゆっくり回転し、普通の状態になりました。

穴はせまいのですが、中でモソモソ、クルクル回転しているもよう。
びっくりするからやめてほしいなあ。

でも、あおむけの姿、ちょっとかわいかったです。

展示再開しました!

  • 2010.03.03
  • 海獣担当
  • 飼育担当

  日本の森では、以前から「イワナ」を展示していました。

  イワナは肉食性が強く、成長すると30㎝以上になる淡水魚です。1日でも早く大きく育ててあげたいと思う反面、展示水槽が狭い為、大きくなり過ぎると他の魚を食べてしまいます。

 以前に飼育していたイワナ達は、毎日沢山餌を食べ、みるみる大きくなりました。そして、他の小さい魚達までも食べまくりました。担当として悩みに悩んだ結果、イワナを全て取り上げる決意をし、その日以来、水槽から姿を消しました。あれから数年・・・

 久々に彼らが帰って来ました!今は、一緒に暮らすアマゴ達と同じぐらいのサイズなので大丈夫ですが、今回は成長にムラがでないよう、餌の量を調整しながら飼育しています。 PC210051.JPG


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こらっ!勝手にオオサンショウウオの家入っちゃダメ!他の魚を食べるのも困りますが、あなたが食べられるのはもっと困ります(悲)。

小さな勇者

  • 2010.03.01
  • 海獣担当
  • 飼育担当
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この日のルーク(奥の大きい方)はご機嫌ななめでした。

お腹いっぱいで、ゆっくりしているところに邪魔ものがきたんです。

マリンです。何にでも興味津々のマリンはルークがいる場所まで登っていきました。
ルークの怪訝そうな顔・・・。
どうやって降りるのだろうと思っていると、この直後にジャンプして飛び降りっ!!
お姉ちゃんのソラでもやったことがないのに・・・。小さい体でなんとも勇敢なマリンでした。

王子様は高いところがお好き?(オウサマヒナ成長記録)

  • 2010.02.25
  • ペンギン成長記録 , 海獣担当
  • 飼育担当
12月に生まれたオウサマペンギンのヒナ(オウサマの子どもだから王子様?)は、1月31日までの特別展示終了後、現在バックヤードですくすくと育っています。

体重も7kg近くにまで成長しました。

ヒナは板で仕切った小さな部屋で暮らしていますが、その部屋の中に置いてある小さなブロックの上にちょこんと乗っていることが多いです。

小さな岩の上に乗っているところ↓
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この子は高いところが好きなのかな?と思っていたら...



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南極大陸水槽で親ペンギンが育てているヒナ達も、どうやら高いところがお好きなようです。

朝一番に水槽を見に行くと、夜の間に積もった雪山の頂上で堂々と仁王立ち。

立派な「王様」ペンギンになれそうですね♪

イルカの歯は永久歯!

  • 2010.02.24
  • 海獣担当
  • 飼育担当
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先日、カマイルカに餌をあげていた時、あやまって餌と一緒に手も噛まれちゃいました。

こちらの不注意なのに、カマイルカもなんとも申し訳なさそうな顔をしてて・・・

そのあともなんとか手の痛みに耐え、笑顔を忘れず餌やりを。

カマイルカの口の中をよーく見てみると上下に120本もの歯がはえています。

これは水中で餌の魚やイカを捕まえやすいよう先のとがった形になっているんですね。

そりゃこんなすごい歯に噛まれたら血もでるよね・・・

しかし手の痛みにも負けじと今、口の中に手をいれて歯の状態をチェックするための
トレーニングをがんばっています。

カマイルカさん、トレーニング中はまちがってもわざと手を噛まないでね。


















どんな夢をみているの?

  • 2010.02.21
  • 海獣担当
  • 飼育担当

飼育係員の仕事に「遅番」という作業があります。閉館後の海遊館を見回る仕事です。

昼間は水中を悠々と泳いでいるアシカやアザラシたちも夜には陸に上がって眠ります。

こんな風に・・・

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カリフォルニアアシカの「ルーク」

そして、
negao2.JPG
ゴマフアザラシの「ゴン」

とっても気持ちよさそうに寝ています。アザラシは水中で見るとつるっとしているようですが、毛が乾くとふわふわしていて可愛いんですよ。

夜の海遊館で彼らに会いに来てくださいね。

きらきら

  • 2010.02.19
  • 魚類担当
  • 飼育担当

カブトクラゲです。細かいクシのような板が光を反射して七色にきらめきます。すごくきれい。
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「瀬戸内海」水槽にウジャウジャ・・・

  • 2010.02.18
  • 魚類担当
  • 飼育担当

「瀬戸内海」水槽では、以前からゴンズイという魚の展示を行っています。

しかし、このゴンズイたちは水槽内にたくさんいるにもかかわらず、石や岩の隙間に隠れてしまい、なかなか姿を見ることができませんでした。

そこで、ゴンズイがよく見えるように、水槽の石や岩のレイアウトを変えてみることにしました。

すると、今までぎっしりと岩の隙間に隠れていた約200匹のゴンズイたちが、いっせいに泳ぎだすようになりました!

今まで隠れていたのでわかりませんでしたが、その群れの大きさに飼育員もビックリです!

群れをなして水槽内をウジャウジャと泳ぎ回る姿は、若干グロテスクでもあります。

ですが、1匹1匹をよく見てあげてください。つぶらな瞳にヒゲが生えていて、結構カワイイ顔をしてますよ。

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特製餌カゴ

  • 2010.02.17
  • 海獣担当
  • 飼育担当

アシカの餌やりで使用している餌カゴを撮ってみました。

さすがにペットショップへ行ってもアシカ専用のカゴは売っていません。

そのため飼育係がホームセンター等を物色し、「おぉ!!これは使える!!!」というものを合体させて現在の形になりました。

ちなみにこれは皆さんの家庭にも必ずあるゴミ箱を使用しています。
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実際に装着するとなかなか安定しておりいい感じです。


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ただ、ひとつ気になることが・・・。「ママ、マネージャー~餌の量が増えてきたら業務用のゴミ箱にしないといけないのでしょうか?(汗)」
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特別展示「スナメリの海」の準備中!

  • 2010.02.16
  • 海獣担当
  • 飼育担当

2月4日と5日はめったにない休館日。日頃できない点検作業や補修工事がたくさんありました。

なかでも電気設備の点検は、事故を防止するためのとても大事な作業。海遊館全体を停電にして、たくさんの方が点検や確認の作業にあたりました。これで今年も安心、健康診断を終えた気分です♪

また、展示水槽のリニューアル工事も行いました。「エクアドル熱帯雨林」水槽には、2月6日(土)から、あのかわいいカピバラの「かーたん」と「ぴーたん」が登場します。カピバラたちの姿に癒されつつ、見事な潜水を見せてくれる(はず・・・?)。乞うご期待!!私たちも、とても楽しみです♪

そして!「ケルプの森」水槽は、特別展示「スナメリの海」への改装のため、リニューアル工事がはじまりました。

マンボウたちは、広い「太平洋」水槽に引っ越しをして、水槽の中にスナメリたちを健康に飼育するためのカバーを取り付けたり、餌を与えるためのステージを設置するのです。

3月12日(金)には、かわいらしすぎて飼育担当もメロメロのスナメリが海遊館に初登場!どうぞ、お楽しみに!

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「グレート・バリア・リーフ」水槽のヌシ

  • 2010.02.12
  • 魚類担当
  • 飼育担当

「グレート・バリア・リーフ」水槽には隠れたヌシがいます。

それは大きな口と鋭い牙を持つ「ニセゴイシウツボ」でも、水槽内でよく目立っている「メガネモチノウオ(ナポレオンフィッシュ)」でもありません。

そのヌシの正体は「アズキハタ」という体長40㎝ほどのクエの仲間です。

ニセゴイシウツボやメガネモチノウオが「グレート・バリア・リーフ」水槽にやってくるずっと昔、かれこれ10年以上も前から海遊館で暮らしています。

これからも長生きしてヌシの貫録を見せてほしいです。
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ナポレオンフィッシュのナポちゃんとレオンちゃん

  • 2010.02.10
  • 魚類担当
  • 飼育担当
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額がこぶ状に突出する形がナポレオンの帽子を想像させることから、
「ナポレオンフィッシュ」ともいわれるメガネモチノウオ。
なわばり意識が強く、仲間同士でも激しく闘争します。
そのメガネモチノウオを太平洋水槽には2個体展示しています。

上の写真がナポちゃん、下の写真がレオンちゃんです。

ケンカを避けるため、ジンベエザメ側にナポちゃん、マンタ側にレオンちゃんを分けて飼育していました。

ところがある日、ナポちゃんとレオンちゃんがジンベエ側で泳いでいるではありませんか。

メガネモチノウオのケンカっぷりを知っている飼育係たちはしばらく注意して観察していましたが、

ケンカどころかお互い素知らぬ顔で悠々と泳いでいました。

今もお互いケンカすることなく太平洋水槽で泳いでいます。

ちなみにナポちゃんはコブが鋭くリーゼントみたいな形、レオンちゃんはコブが丸っこい形をしています。

太平洋水槽の「ナポちゃん」「レオンちゃん」ぜひ見にきてください。


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イルカの健康管理

  • 2010.02.09
  • 海獣担当
  • 飼育担当
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いきなりですが、イルカさんが水面であおむけになってなっています。

なにをしているかというと、イルカさんの体温を測っているところなんです。

よーくみてみると、イルカさんのお尻の穴に・・・

そうです!イルカさんの体温はお尻の穴で測定します。

体温測定を初めて経験するイルカさんたちは、体温計のセンサーをお尻の穴に

入れようとすると、ギュっとしめてなかなかいれることができませんが、

時間をかけトレーニングすることでイルカさんの体温測定ができるようになるのです。

ちなみにイルカさんはわたしたちと同じ、ほ乳類なので体温は36℃~37℃です。

当然、風邪をひいたりすると体温があがります。

「イルカさん、すこしお尻の穴がムズムズするかもしれないけどがまんしてね。」
















それはレンガ色のかたまり

  • 2010.02.07
  • 魚類担当
  • 飼育担当
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 ↑ 左が大くん 右が海くん 


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 ↑ シャーレに少しとりまして。それぞれ時間が書いていますね。


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 ↑ レンガ色のかたまりをこしとって残ったカスです。

・・・・さてレンガ色のかたまりの正体はわかりましたか?


そうです、うんちです。健康のバロメーター、うんちです。


ジンベエザメがうんちをしたときダイバーに拾ってもらい、担当者が毎日チェックしています。
色、やわらかさ、におい、量、溶け具合、かすの量、など細かくチェックをして、ジンベエザメの健康を毎日見守っています。ちなみに匂いは・・・ご想像にお任せします。過去にカニみそのような匂いがしたときもあるという噂もあります。

太平洋水槽へ訪れた際には、底砂の上に注目です。もしレンガ色のかたまりがあるとそれはジンベエザメのうんちです。見ることができた人は運(うん)がよいです。
さらに、うんちをする瞬間を見ることができた人は幸運(うん)が訪れるかもしれません。



誰だ??

  • 2010.02.06
  • 魚類担当
  • 飼育担当

海遊館のとある予備水槽。
小さな窓から視線を感じます・・・
「あ、誰か見ている!」

tamakai1.JPG

その正体は・・・




tamakai2.JPG

ハタの仲間「タマカイ」でした。
係員が水槽の前を通りかかると
「お、エサなのか?」とのぞいてくるのです。
まだこどもで小さいため予備水槽でくらしています。
はやくデビューできるといいね。

イワトビデビュー

  • 2010.02.03
  • 海獣担当
  • 飼育担当
1月11日まで海遊館ギャラリー「ふれあいライブ館」にいたイワトビペンギンが、1月23日(土)に、ペンギンパレードにデビューしました。

パレード本番の前にはイワトビ専用の特設コースをつくって歩く練習。

その練習の様子は、↓
iwatobipare-dorenshuu.JPG

さていよいよ本番。上手に歩けるかな??

iwatobipare-do.JPG

先頭に立ってオウサマペンギンの前を堂々と歩くことができました。

今後もパレードにイワトビペンギンが飛び入り参加する予定です。
いつ登場するかはご来場いただいてからのお楽しみ☆
ペンギンパレード、要注目です!!!

ビールっ腹!?(オウサマヒナ成長記録)

  • 2010.02.02
  • ペンギン成長記録 , 海獣担当
  • 飼育担当
エサをお腹いっぱい食べて満足気なヒナ。

正面からみると...
hina shoumen.JPG


横から見ると...

deppara.JPG

下っ腹がぽっこり出ています。
まるでビールっ腹!?
この若さで...(泣)

カラフルな紐♪

  • 2010.01.31
  • 海獣担当
  • 飼育担当
これはアシカやアザラシ、イルカなどの海獣類のトレーニングを行う際に使用するホイッスルです。
「ピッ」という音を鳴らしてOKサインを出します。
ご覧の通り、紐の色は人によって様々です。中にはセンスの悪い係員も・・・(笑)
しかも、これ1つ1つ微妙に音が違うんですよ!また、吹く息の強さによっても変化します。
さて、動物たちは音の違いに気付いているんでしょうか???
PA300041.JPG

改修工事を行いました!

  • 2010.01.29
  • 海獣担当
  • 飼育担当

1月12~14日の休館日を利用して、「エクアドル熱帯雨林」水槽の改修工事を行いました。

まず、全生物を予備水槽に移動させ、水槽の水をすべて抜きました。

中でも、キュビエムカシカイマンの移動作業はとても大変でした。

小さいとは言え、ワニはワニです!とんでもないパワーがあり、捕獲で使用する網に絡まって怪我をさせてしまう可能性もあります。

男性スタッフ数名が汗をダラダラ流しながら、慎重に作業を進めました。正直、ヒヤっとする場面もありましたが・・・。

その後、オオヨコクビガメと魚を取り上げ・・・結局、移動作業が終了した時は夜中になっていました。

そんな苦労もあり、改修工事は無事成功!とても自然に違和感なく仕上がっています。

改修した水槽内の様子は写真ではなく、実際に見に来て頂きたいと思います!

変わったところがわかるでしょうか??

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新しくなった水槽で休んでいるワニたち。落ち着いている様子を見てホッしました。

ペンギンの耳(オウサマヒナ成長記録)

  • 2010.01.28
  • ペンギン成長記録 , 海獣担当
  • 飼育担当

皆さんはペンギンの耳って見たことがありますか?

実はペンギン、耳がとってもいいんです。

ペンギンの大部分は、大集団を作って繁殖をするのですが、その時に、赤ちゃんペンギンは

自分のお父さん・お母さんを鳴き声で識別していると言われています。

たくさんいるペンギンの中から、自分のお父さん・お母さんを探すのってすごく大変そうですね。

では、ペンギンの耳がどこにあるのかというと...

hina mimi.JPG

目の後ろにある小さな黒い穴、これがペンギンの耳なんです。

私たち、人間のように耳たぶはありません。小さな穴が開いているだけなんですね。

大人になると羽根がびっしり生えて、耳はどこにあるか見えなくなってしまいますが、
 
ヒナのふわふわ綿羽のうちは耳の位置がとってもわかりやすいんです。

皆様もぜひ、ペンギンの耳を探してみてくださいね。

海遊館の台所事情!?

  • 2010.01.26
  • 海獣担当
  • 飼育担当

海遊館では多くの生きものを飼育しています。
そこで我々飼育係員は新鮮なえさを準備しなくてはなりません。
ジンベエザメが食べるオキアミから、イルカやアシカが食べるお魚さんまで。
そこで特に気を付けているのが、

saba.jpg

えさのお魚さんなんです。
実はときどきお魚さんの中にあるものが入っているからです。
それを調べるのがお魚さんの下にある長方形の物体です。

kinnzokutannchiki.jpg

この物体の上へえさのお魚さんをのせてチェックをします。
すると、あるものが入っているとこの機械が「ビーッ、ビーッ」と警報音を発するんです。
ゆっくりとえさのお魚さんのおなかをみてみると、「なんと釣り針が・・・」
実はこの長方形の正体は、「金属探知機」なんです。

hari.jpg

これが実際にえさのお魚さんから出てきた釣り針です。
あやまってこの釣り針を、アシカやイルカが食べてしまうとさあ大変!!

我々飼育係員は、これからも多くの生きものたちがより健康に安心して生活できるよう、
根気よく努力していきます。

ここまでなる!?

  • 2010.01.24
  • 魚類担当
  • 飼育担当

去年の12月2日に続いて潜水掃除のお話です。

今回はダイバーの右手に持っているものに注目してください!

見たまんまなのですが、普通のスコップです。これは底砂の中に溜まったゴミを掘り返すために使用しています。

この普通のスコップですが、毎日々使用していくといつのまにか普通じゃないことになるんです。

どうなるかというと・・・下の写真をご覧ください。
100124niiya1.JPG

こうなります!!

新品と使用品でこんなに長さが違います。ここまでなるには半年から一年かかりますが、スコップも

ここまで使ってもらえると満足でしょう(笑)
100124niiya2.JPG


暑さ対策(オウサマヒナ成長記録)

  • 2010.01.24
  • ペンギン成長記録 , 海獣担当
  • 飼育担当

下の写真に写ったあやしい機械。

ヒナの健康管理のために重要な機械なんですが、何かわかりますか?

supottoku-ra-.JPG

実はこれ、ヒナを飼育している保育器内の温度を下げるためのクーラーです。

生まれたばかりのヒナは、まだ防寒用の羽根がしっかりと生えていないため、

寒さに弱く、親ペンギンのあったかいお腹の下で1日の大半を過ごしますが、

ヒナが成長するにつれ、ふわふわの綿羽(めんう)とよばれる防寒用の羽根が

生えてくるため逆に暑さに弱くなってしまうのです。

親ペンギンが育てている場合は、お腹の下からヒナが顔や体を出したりして

調整できるのですが、人工育雛の場合は保育器の温度をどんどん下げて

あげないといけないのです。

そんな時に登場するのが上のごっついクーラー。

このクーラーのほかに、保冷剤、扇風機なども使います。

ちなみに暑いときはこんな感じで腹ばいになって寝ています。

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「キミ誰~?」

  • 2010.01.20
  • 魚類担当
  • 飼育担当

大変好評をいただきました「ふれあいライブ館」は、1月11日をもちまして終了となりました。そして、翌日からの休館日にふれあい水槽の解体作業を行いました。

その休館日の出来事です。排水溝を開けたところ、思わぬ生物が現れました!

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黒い穴の中に、白くて丸いものがいっぱいついているのが見えますか?
実はこれ、クラゲのポリプなのです!
もちろん「ふれあい水槽」にクラゲはいませんでした。
海水に紛れ込んできて、こんな場所で繁殖したのだと思います。すごい生命力!

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ケースに移してみました。
クラゲ担当が責任をもって育てることにします。
うまくいけば、このポリプからクラゲの赤ちゃんが生まれてきます!!


え?なにクラゲかって?
 

・・・・・・・・さぁ。(笑)
 

ポリプだけでは種類を特定することは難しいのです。
何クラゲになるのでしょうか...、僕もとっても楽しみです。

休館日は大忙し

  • 2010.01.18
  • スクール担当
  • 飼育担当
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何をしているところか、わかりますか?

水槽に入った2名の魚類係員が網を抱え魚を追っているところです。

111日で特別企画展示「ふれあいライブ館」が終了したので、それまでふれあい水槽に展示していたサメやエイなどを取り上げたのです。

最後に残ったのは、コガネシマアジ。捕まえにくかったので、途中で水を抜いて水位を下げ、あと、もう少しです。1時間ぐらいかけて取り上げた魚たちは、ジンベエザメのいる「太平洋」水槽や、トンネル型の「アクアゲート」水槽へ移動しました。

魚たち以外にも、ペンギンやカピバラ、カワウソなども、みんな無事に予備水槽へ引っ越しました。


意外に思われるかもしれませんが、休館日の飼育係員は大忙しなのです。

計ってます

  • 2010.01.17
  • 海獣担当
  • 飼育担当
 下の写真の銀色の平べったい物は、海遊館のカリフォルニアアシカ、ゴマフアザラシ用の体重計です。
大きさは縦1.8m×横1.2m×高さ7cmです。



 次はカリフォルニアアシカの体重測定の様子です。1頭1頭お行儀よく乗ってくれるため、とてもスムーズに作業が進みます。ちなみにこの体重計は1トンまで計れます。オスの成獣は300kgを超えますが、この体重計なら3頭乗っても大丈夫!!



最後にゴマフアザラシの測定の様子です。アシカと違い「ワタシを一番に測ってぇ~」といわんばかりにどんどん乗ってきます。このため、アザラシの体重測定はいつも難航するのであります。なんとかせねば・・・




ペンギンパレードの舞台裏

  • 2010.01.15
  • 海獣担当
  • 飼育担当
海遊館、冬の恒例イベント「ペンギンパレード」
今回はその舞台裏をご紹介します。

ペンギンパレードに参加しているペンギンたちは
パレード期間中、南極大陸水槽ではなく、バックヤードで暮らしています。

朝ごはんの時間が終わったら
ペンギン専用の台車に乗って屋外展示場まで移動します。

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台車に乗りこんでいるところ
坂道だから転ばないようにゆっくり、ゆっくり。

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エレベーターにも乗ります。

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屋外展示場に到着!

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パレード開催日の10時から16時までは屋外展示場ですごします。

パレード頑張ってね!!






ますます大きくなりました!(オウサマヒナ成長記録)

  • 2010.01.10
  • ペンギン成長記録 , 海獣担当
  • 飼育担当
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生まれてからはや3週間ちょっと。

なんと体重が1kgを超えました。

今では一日に300g以上ものエサを食べています。

生まれた時は220gだったのに・・・

期間限定の展示です。

ぜひ今のかわいいオウサマペンギンの赤ちゃんに会いに来てください。

長旅、おつ!

  • 2010.01.08
  • 魚類担当
  • 飼育担当

12月19日、高知県土佐清水市にある大阪海遊館海洋生物研究所以布利センターから、大きさが人間とほぼ同じ150cmのアカシュモクザメの輸送に成功しました。手前味噌ですが結構スゴイことなんです!

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遊泳性のサメ類の輸送は大変難しく、通常は小さなサイズの個体を大きな活魚車の中で自由に泳がせながら輸送する"Free-swimming型"を用いるのですが、今回は大型の遊泳種なので、上の写真のようにシュモクザメの体を固定して前方から水を流して輸送する"Restrained型"という方法を、初めて採用しました。


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体を固定している負担を軽減するために、2時間おきに血管内に輸液も行いました。ちなみにこの輸液剤、サメ用に調整したスペシャルカクテルです。

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これは運転しながら、輸送中のシュモクザメの状態をチェックできるモニターです。ハイテクッ~!

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輸送時間はなんと8時間!「無事に海遊館に到着してくれ!ガンバレ、アカシュモク!」と祈る思いで海遊館に到着、ドキドキしながら太平洋水槽にリリース(汗)・・・・・・・・・・・・・・・・・平然と何事もなく泳いで行きました(泣)

次回海遊館に来られたら、この高知県生まれのツワモノを探してみてくださいね。

家族そろって

  • 2010.01.06
  • 海獣担当
  • 飼育担当

こちら海遊館ギャラリーのカワウソ親子水槽。

これはそこで1日に4回見られる光景です。

カワウソが6頭、家族そろって、扉に鼻をぴったりとくっつけて何をしているんでしょう。

生まれて4カ月になる子どもたちも、いっちょ前にお父さんお母さんの真似をしています。

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実は、これエサやり前の風景。扉の向こうには飼育係員がスタンバイしています。

「ご飯早くちょーだいっ」と言わんばかりに息ぴったり。

 

このカワウソたちのいる特別企画展「発見!体験!ふれあいライブ館」は、2010年1月11日で終了します。

エサやりの時間にしか見ることのできない、カワウソたちの可愛らしい行動をぜひ見に来てください。

お正月

  • 2010.01.04
  • 海獣担当
  • 飼育担当
「笑う門には福来る」
この写真、笑っているように見えませんか?実はこれはアカエイのおなか側。
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ところで、お正月といえばおせち料理ですよね。
ペンギンのおせち料理、というわけではありませんが、ペンギンのエサをご覧ください。きれいに並んだシシャモがおいしそう!
これはお正月用にきれいに並べたのではなく、普段から毎日このように向きをそろえてバケツにいれています。
海遊館のペンギンは係員から手渡しでエサを食べます。
また魚を食べるとき必ず頭の方から丸のみにするのでスムーズにエサやりができるようこのような工夫をしているのです。
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おむつの山!?

  • 2010.01.03
  • 海獣担当
  • 飼育担当
タオルの山です。

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これ、実はペンギンのヒナのおむつ。
おむつといっても、ヒナがタオルを履くわけではなく
保育器の中に敷くんですね。

こんな感じ。
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かわいい写真が撮れたました。
これはサービスショット♪
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こんなに大きくなりました!

  • 2010.01.02
  • ペンギン成長記録 , 海獣担当
  • 飼育担当
新年、明けましておめでとうございます。
今年も海遊館をご愛顧いただきますようよろしくお願いいたします。


12月14日に生まれたオウサマペンギンのヒナ。
生まれて約2週間でこんなに大きくなりました!

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1日で体重がなんと40~60gも増えてしまいます。
休み明けにヒナを見ると、その成長ぶりにおどろいてしまうほど。

ちなみに今ヒナが食べているエサは...

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シシャモの輪切り。
1日4回のエサで体重の1/3~1/2の量のシシャモを食べてしまいます。
それもそのはず。
ヒナの体のおよそ半分は胃袋なんだそうです!
大食い選手もびっくりですね。

スクープ!!ジンベエザメの横顔が明らかに!!!

  • 2009.12.31
  • 魚類担当
  • 飼育担当
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「ジンベエザメ」の横顔(左側)です。大きな体とは対照的な、かわいいクリっとした眼。
横顔で「海くん」と「大くん」を見分けられるかな? 答えは・・・海遊館にきて確かめてください!!

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ペンギン赤ちゃん公開!

  • 2009.12.29
  • ペンギン成長記録 , 海獣担当
  • 飼育担当

オウサマペンギンの赤ちゃんが12月14日に孵化しました。
この赤ちゃんは、親ペンギンが上手く卵を温めることができず、ふ卵器に収容していた卵から生まれたので、飼育係が親代わりになり育てることにしました。
現在、展示通路から間近にご覧いただける場所で餌やりなどを行っていますので、
是非見に来てくださいね。

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ちなみに、ペンギンの赤ちゃんは異常に成長が速いので、次にお越しの際に大きさの比較してみてください。びっくりしますよ。 IMG_6731.JPG

いつの日かもう一度?

  • 2009.12.28
  • 魚類担当
  • 飼育担当
海遊館ファンの皆様の中には、
かつてオニヒトデが展示されていたことを覚えている方もいらっしゃるかと思います。
あのオニヒトデたちはいずこへ?死んでしまったの!

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いえいえ、ご覧の通り健在です!

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体の中央にある口からキビナゴやオキアミを元気に食べ、
バックヤードで再展示の機会をうかがっています。

オニヒトデの寿命は7年前後。
彼らが再びお客様の前に現れることはあるのでしょうか!?

ところで上の画像、黒い筒状のヒーターに乗っかってる子がいますね。
ちゃんと適温に設定してるのに・・・
寒がりやのようです。

目を凝らして探してね・・・!

  • 2009.12.27
  • 魚類担当
  • 飼育担当
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海遊館に入って最初の水槽はトンネル型水槽「アクアゲート」です。この水槽にはエイや熱帯魚などたくさんいますがトンネル型ということもあり、皆さんの目線は上を向きがちです。エイを下から見た所なども面白いですが、水槽の下の方をじっくり見てみると、サンゴの間に小さな魚がいっぱいいます。その中でも見つけにくいのが「プテラポゴン・カウデルニィ」という魚です。海遊館にお越しの際は、ぜひ探してみてください。

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年季入ってます

  • 2009.12.25
  • 海獣担当
  • 飼育担当
この洗濯機、今時、2層式!海遊館オープン直後からあるので、もうすぐ20歳です。
まだまだがんばれ!!

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で、何を洗ってるのかというと?
これ↓です。

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これはカワウソの寝袋となる、麻の袋で、その名もドンゴロス。
本来はお米や豆などを入れるものですが、まさかカワウソが入るとは思うまい。

どんなふうに寝ているかは、海遊館ギャラリー「ふれあいライブ館」にてご覧ください。
閉館間際がチャンスです。

お1人様がお好き?

  • 2009.12.23
  • 海獣担当
  • 飼育担当

海遊館ギャラリーで公開中の「コツメカワウソ」の4兄弟、すくすくと成長中です。
体も大きくなり、毎日元気いっぱい遊んだりしています。
兄弟はたいがい一緒に動きますが、そのなかで、一匹だけ、テンポの違うコが・・・
それは"シュロ"くん。他の兄弟が遊びを始めても、なかなか気付きません。
それはお昼寝のときも・・・

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兄弟は上でかたまって寝ていますが、シュロは一匹で下で熟睡。
とくにいじめられているわけではないようなので、一人でいるのが好きなのかな?

ラビアータ

  • 2009.12.22
  • 魚類担当
  • 飼育担当

「ふあふあクラゲ館」で「オーレリア・ラビアータ」を展示中です。このクラゲ、なにげに日本初展示。ミズクラゲに似ていますが、傘のふちが深く切れ込み、傘の中の放射管の分岐が少なく、泳ぎ方はよりダイナミックなど、けっこう違います。また、口腕のフリフリ感はミズクラゲよりゴージャス。なかなか美しいクラゲであります。


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美しい所作

  • 2009.12.20
  • スクール担当
  • 飼育担当
海遊館がオープン準備として、飼育係員は毎日、水槽内の掃除をしています。

これを開館作業というのですが、たとえばこれはアクリルパネルをきれいにしているところです。

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開館作業をわかりやすく伝えるための写真がほしいと思い、

開館前の通路を歩き、各水槽の作業の様子を撮影していたところ、

こんな瞬間が!




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ぴんと伸びた背中に、高く上げた足・・・。

まるでバレリーナのようではありませんか?


実はこれは、「南極大陸」水槽での"雪かき"の様子。

ペンギンたちの暮らす「南極大陸」水槽では、毎朝、アクリル掃除以外に"雪かき"を行っているのです。

ふつう雪かきは積もった雪を除去することですが、海遊館の"雪かき"はその逆で

人工降雪機が1ケ所に積もらせた、新しいきれいな雪を陸上部全体に敷きつめる作業です。



毎朝行っている作業とはいえ、お客様がまだ入っていない館内で、

こんなに美しい所作をしていたんですね。







誘導

  • 2009.12.19
  • 海獣担当
  • 飼育担当

海遊館のラッコ達は、毎朝「誘導訓練」というトレーニングをしています。
具合が悪くなったり妊娠した場合、ラッコ達を予備水槽に移動する必要があるので、展示水槽の外にスムーズ出てこられるようにトレーニングしている訳です。

ちなみに、ラッコ達の口から"エクトプラズム"のようにビロローンと出ているのは、餌のイカです。

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無事到着!!

  • 2009.12.16
  • 魚類担当
  • 飼育担当
12月9日の夕方、佐賀県からの8時間のロングドライブの末に、トンガリサカタザメが海遊館に無事到着、「太平洋」水槽に搬入しました。
名前はサメですが、じつはエイの仲間です。

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給餌(餌やり)も一苦労。この新入りには、なかなか餌が当たらないので、しばらくの間は潜水して給餌をします。
アジ、シシャモ、イカ、アマエビなどいろいろな餌を与えてみましたが、どうもイカが好物のようです。

海を知らないマグロたち

  • 2009.12.15
  • 魚類担当
  • 飼育担当
和歌山県串本にある近畿大学水産研究所大島事業場で、卵からフ化させて育てられたクロマグロを、12月1日に搬入しました。大きさが20cm程の若魚です。すごいのは、この若魚の親も天然の親から取れた卵を人工フ化させて育てられたということで、今回輸送したマグロが、今テレビでも話題の「完全養殖マグロ」であることです。海遊館の太平洋水槽に放されたマグロたちは元気に泳ぎ出しましたが、同じ水槽にいる意外な魚に捕食され(正に想定外でした。)、現在7尾が頑張ってくれています。前途多難ですが、なんとかしなくてはと現在工夫を重ねているところです。 091213kitafuji.jpg





お行儀よくいただきます。

  • 2009.12.13
  • 海獣担当
  • 飼育担当

ゴマフアザラシは普段、水中で気持ちよさそうに泳いでいることが多いですが、エサの時間になると陸にあがってきます。エサの入ったバケツを持った係員の前にやってきて、つるりと飲み込むようにサバやアジなどの魚を食べていきます。

これはチチ君の食事風景。「早くちょうだい。」と係員を見つめています。
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☆お嫁に行きました☆

  • 2009.12.12
  • 海獣担当
  • 飼育担当
2008年3月27日に海遊館で生まれた、コツメカワウソ「キク」が12月5日お嫁に行きました。
嫁ぎ先は愛媛県にある「虹の森公園 おさかな館」です。

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朝8時頃移動ケージに収容され、まだ寝ぼけている様子。

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車に積み込み準備完了!今から片道約7時間の長旅が始まります。
この後、寂しい気持ちを抑えながら、お見送り。
寒さに負けず元気に暮らすんやでぇ~。キク!!あばよ!!!(悲)

嫁入り準備

  • 2009.12.10
  • 海獣担当
  • 飼育担当
海遊館生まれのコツメカワウソ「ナツ」と「キク」が他の動物園にお嫁に行くことになりました。
と、いうことで嫁入り準備です。

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何をしてるかわかりますか???

実はこれ、麻酔をかけて首の部分の皮膚の下にマイクロチップを入れているんです。

マイクロチップは動物たちにとっての戸籍やパスポートのようなもの。
海遊館ではカワウソ達が他の動物園や水族館に引っ越しする際には、マイクロチップを入れて
海遊館にいなくなった後もその子の個体情報が失われないようにしています。

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リーダーと呼ばれる読み取り器をかざせば番号が表示され、
番号を照合すればこの子の個体情報がわかるんですね。
さらにすごいのは、この器械、体温も測れちゃうんです!
引越しの予定がない動物も、健康管理のためにマイクロチップを入れることもあるんですよ。

動物のお薬

  • 2009.12.09
  • 海獣担当
  • 飼育担当
これはカリフォルニアアシカとゴマフアザラシに与えるお薬です。犬や猫に与えるお薬と同じなのですが、整腸剤などは人と同じものを与えていますっ。
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海獣担当の爪

  • 2009.12.08
  • 海獣担当
  • 飼育担当

 海獣担当はいつも深爪、これは動物を傷つけないため。私はイルカ・アシカの餌やりに行くようになり、趣味であったギターを止めました。これも動物のため・・・。

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のほほーん

  • 2009.12.07
  • 海獣担当
  • 飼育担当

12月に入り、朝晩は冷え込んできましたね。

朝は寒くて布団から出られず、「あと5分・・・あと5分・・・」という状態です。

海遊館のカピバラさんですが、もともと南米の生物なのでちょっぴり寒そう。

と、思いきや、まったりぬくぬくとくつろいでますね。

しかもトイレとプールのそんな細い所に、なんで?!


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これには理由がありまして。


実は、カピバラさんたちの斜め上にはヒーターが取り付けられているんです。

これでこの冬は乗り切れそう♪



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完全防水!?

  • 2009.12.06
  • 海獣担当
  • 飼育担当

海遊館でイルカに餌をあげる時、必ず着ていくものがあります。
それはドライスーツというものです。
海遊館では、水に入ってイルカの餌をあげるため、このドライスーツが必要になるわけです。
さらにこのドライスーツは、服を着たまま着れる完全防水の便利なスーツというわけなのです。
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なので、このドライスーツを着て水に潜ることも可能なんですよ。
でも、たま~に水が入ってずぶ濡れになることもあるんですが・・・。

なんにもいませんでした・・・しょんぼり

  • 2009.12.05
  • 魚類担当
  • 飼育担当
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行ってきました、クラゲ採集。展示用のクラゲの多くは海遊館で繁殖させるのですが、自然の海での採集も欠かせません。そろそろクラゲ採集のシーズン(寒い時期がいろいろな種類が多いのです。意外と)、もしかしたらあの巨大クラゲが泳いでいるかも・・・
と思ったのですが、さがせどさがせど、なんにもいませんでした。しかたないので、漁港の風景などを撮影。
しょんぼり。


イルカの健康診断

  • 2009.12.04
  • 海獣担当
  • 飼育担当
こんにちは。

今日はイルカの健康診断についてお話します。

われわれ人間も定期的に健康診断を受けますが、海遊館のイルカたちも
定期的に、採血や体重などをチェックします。

その健康診断のひとつに内視鏡検査があります。
簡単にいえば胃カメラです。

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獣医さんが胃カメラをイルカさんの口の中へ入れ
食道や胃に異常がないか調べます。

本日、わたくし事ですが、病院で健康診断を受けてきました。
そこで生まれて初めて胃カメラ検査を受けてきたのですが、
その苦しさといったら・・・。

そこで先生から「食道が少し荒れていますね。」の一言が・・・。
健康診断のつもりで行ったつもりが、お薬を処方されました。


「イルカさん、胃カメラ検査ってほんまにしんどいやね。」

身をもって胃カメラ検査の大変さと、健康診断の大切さを知った貴重な日でした。




なぜ陸に?

  • 2009.12.03
  • 海獣担当
  • 飼育担当
 「日本の森」にいる水鳥「カイツブリ」、飼育している他の動物園や水族館に伺ったところ、「ほとんど水面にいるよ」ということでしたが、海遊館では今年の夏、メスの「赤」が水槽奥の陸にいて、オスの「白」は水面にいました。この2羽、実は不仲では?との疑いが。
 季節が流れ秋になり、「赤」は無事に水面に戻ってほっとしていたんですが、また最近変な感じになってきました。「赤」が再び陸に上りはじめ、さらに最近になって「白」までもが陸に上がりはじめたのです。不仲説はなくなりましたが謎は深まるばかり。どうして陸にいるの?水が冷たいの?陸のいごごちがいいの?

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掃除機

  • 2009.12.02
  • 魚類担当
  • 飼育担当
これは、何でしょう?

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これは、「太平洋」水槽の底を掃除するための道具です。
掃除機の先のようなもので、魚たちのウンチや食べカスなどのゴミを吸い込んで捨てるのです。

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1年中、毎日欠かさず、そうじをします。「太平洋」水槽は広いなぁ...。

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クエ(上)とカスリハタ(下)は、何を相談しているのでしょう~。
「このにいさん、なかなかがんばってるやん!」とか?






海獣技術者研究会

  • 2009.12.01
  • 海獣担当
  • 飼育担当
海獣技術者研究会を開催しました。

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全国の動物園・水族館から、海獣類(イルカやアシカなど、海にすむ哺乳類の仲間)の飼育にたずさわる方が集まって、研究成果の発表や日々の飼育に関する情報交換を行いました。

海遊館からは、ペンギン類の体温測定や生き物のトレーニングについて発表しました。

ちなみにペンギン類の体温は、だいたい38℃くらいです。

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海獣類のトレーニングについて話し合う時間があり、海遊館で行った生き物のトレーニングについて発表しました。この研究発表は、とても好評でした。

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水族館にとって、研究活動はとても大切な仕事のひとつです。そして新しい事実を知ることは、とてもうれしいことです。

これからも、生き物たちの不思議をみなさんにお伝えできるようにがんばります!


おねだりマダラトビエイ

  • 2009.11.30
  • 魚類担当
  • 飼育担当
ジンベエザメのいる「太平洋」水槽のマダラトビエイ、上から見ると体形は菱形で、背中に白い斑点があり、水槽の中を羽ばたくように泳ぎます。

 「太平洋」水槽では、13時15分からダイバーが水中で直接マダラトビエイにエサを与えています。場所は2ヵ所あり、「グレートバリアリーフ」水槽前付近の中層とオニイトマキエイ(マンタ)がいる下層付近で見ることができます。

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 体の大きな先輩マダラトビエイたちは特におねだりが激しく、ダイバーを見つけるとすぐに近寄っていきます。小さな新入りマダラトビエイたちも、先輩に負けじと一生懸命おねだりをしてダイバーに近づいてきます。まだエサを食べるのが上手ではないのか、時にはエサをこぼし、口をモゴモゴとしているときに他の魚に奪われることもあります。通常は上からエサを撒いて与えるのですが、小さな新入りマダラトビエイたちは、ダイバーが潜水して与えないと十分エサを食べることができません。

 腹ペコなマダラトビエイたちが、次々とダイバーにおねだりをしてエサを食べる様子はとてもかわいいです。特に小さな新入りマダラトビエイたちの奮闘ぶりに注目です。仲間が増えたマダラトビエイ、「太平洋」水槽の人気者になることを願うばかりです。

サンタダイバー登場!!

  • 2009.11.24
  • 魚類担当
  • 飼育担当
だんだん寒くなり、もう冬本番ですね。冬といえば、皆さんは何を連想しますか?

 海遊館で冬の風物詩といえば...そう、サンタダイバー。今年もジンベエザメのいる「太平洋」水槽と、カマイルカを展示している「タスマン海」水槽にサンタダイバーが登場します。
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 普通、サンタクロースというと、髭(ひげ)の生えた、ぽっちゃり体型のおじいさん。しかし、海遊館のサンタダイバーは違います!筋肉ムキムキのお兄さんもいれば、お姉さんもいます。なかには、サンタクロース体型のおじさん...いえいえ、ちょっとメタボが気になるダンディなお方もいます。水槽越しでは、なかなかその違いは見分けにくいかもしれませんが、ホントにいろんなサンタダイバーがいて、毎日、毎回違ったりもします。

 時々、得意の宙返りなども披露して、最後にへとへとになることもありますが、皆さんに一生懸命手を振りたいと思います!ぜひサンタダイバーをチェックして、どんな人か想像してみてくださいね。

スーパーツバキ

  • 2009.11.14
  • 海獣担当
  • 飼育担当
現在バックヤードで子育て中の、コツメカワウソの母親「ツバキ」のお話です。
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 通常、海遊館ではコツメカワウソの出産が近づくと、安心して出産に臨めるよう、巣箱を設置します。8月29日の朝、ツバキを観察しに行くと、普段と違う雰囲気でした。これは出産が近いかも!?と、さっそく巣箱を設置しようとしましたが、飼育係員の足元で出産が始まってしまいました。巣箱を入れると逆にツバキの落ち着きがなくなったため、カワウソの寝袋として使用している麻袋だけで様子を見ることにしました。

 その後2頭目の出産が終わり、それ以降何も兆候が見られなかったため、今回の出産は2頭で終了だと思い込んでいました。しかし翌日、子どもの体重を測定しようと麻袋を覗くと、何と子どもがさらに2頭生まれており、合計4頭、しかも全頭オスという結果でした。そんな、驚きの連続だったツバキの出産ですが、母子ともに健康で一安心です。

 あれから約2ヵ月が過ぎました。父親「ソラ」が子育てに積極的ではないので、ツバキは大忙し!子どもを移動する時には1頭を口にくわえ、残りの3頭を抱え込み、押しながら4頭同時に運ぶという荒業を披露しています。彼女なりに一生懸命で、子どもを大切に扱っているのだと思いますが、見ている側は毎日ひやひやしています。

 それでも子どもたちは元気に成長し、生まれた時の体重から約10倍の700gになりました。将来はきっと体の丈夫なカワウソたちになることと思います。


タチウオを展示しています

  • 2009.10.23
  • 魚類担当
  • 飼育担当

 10月21日より「日本海溝」水槽でタチウオの展示を開始しています。

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 タチウオは体が太刀(たち)に似ていることと、立ち泳ぎをすることなどからこの名前がついたと言われていて、成長すると大きなもので1.5mになります。

 銀白色に光る体がとても美しいタチウオですが、実は体の表面が弱く、手で触っただけで傷がついて弱ってしまいます。そのため、よい状態で採集・飼育するのがとても難しいのも特徴です。

 今回展示を行っているタチウオは、和歌山県の定置網にかかったもので、専用の網を使って、体に傷がつかないように慎重に定置網からすくい上げて海遊館へ運びました。その後、予備水槽で約1ヵ月間かけて新しい環境での生活に慣れさせて、ようやく「日本海溝」水槽にデビューすることができました。

 光を反射しながら立ち泳ぎで水槽を泳ぐ、幻想的な光景を、ぜひ見に来てください。

飼育係の憂鬱

  • 2009.10.16
  • 魚類担当
  • 飼育担当

 毎朝、皆様が来られる前に、私たち飼育係員には開館作業という仕事があります。言葉のごとく、海遊館をオープンさせるための作業です。その中のひとつに水槽の掃除があり、いろいろな水槽に入って掃除をするのですが、その際に飼育係員を悩ませる生き物がいます。それは「パナマ湾」水槽のカラスエイです。

 掃除の時間を利用して、週に3回エサを与えているのですが、以前はエサのない日でも私たちが水の中に入るとまとわりつき、エサをねだるだけのかわいいものでしたが、最近はエサへの要求が強くなり、水に入る前からこちらの存在に気付き、水面で裏返りをしてエサをねだるため、なかなか水槽に入れません。

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 なんとか水槽に入ると、すぐにカラスエイたちがまとわりついてきます。無視して掃除をはじめると、そのうち、カブっとおなかやお尻を噛んできます。ウエットスーツ越しとはいえ、結構痛いので、おもわず「コラッ」と声がでますが、カラスエイに通じる訳もなく、体をくねらせてかわすようにしています。

 毎朝エサをあげるようにしようかとも考えましたが、太り過ぎても困るので、頑張ってかわすテクニックを磨こうと思います。昼のエサの時間でも、水面で裏返ってエサを食べる姿が見られますので、この変わったエサの食べ方を、ぜひ見に来てください。

親も育つ

  • 2009.10.09
  • 海獣担当
  • 飼育担当

 8月29日に生まれたコツメカワウソの赤ちゃん4頭を「海遊館ギャラリー」にて、13:45~14:15の時間限定で一般公開しています。数日前に目が開いたところで、まだ色も少し白っぽいので、ぜひこの機会にご覧ください。赤ちゃんの展示は11月3日(火・祝)までです。

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 赤ちゃんの両親は母が「ツバキ」、父は昨年高知県の桂浜水族館からやってきた「ソラ」です。「ソラ」は桂浜でとてもかわいがられていたためか、とてもおっとりしています。そんな彼が、このたび父親になりました。

赤ちゃんが生まれた直後、「ソラ」は初めて赤ちゃんを目にしたためか「何、この物体?」の状態。「ツバキ」は弟たちの世話をした経験もあるので、赤ちゃんを上手に運ぶことができ、当然母親なので授乳もし、大好きなお尻をなめる排便の処理もします。でも、「ソラ」は赤ちゃんをくんくんとにおうものの、触ろうとはしません。抱くこともくわえることもせず、「ツバキ」の後ろで恐る恐る赤ちゃんをのぞくだけ。「ソラ」に子育てができるんだろうか?と不安になりました。

 しかし「ソラ」も、「ツバキ」の行動を見ることで、赤ちゃんにどう接すればいいのかが徐々にわかってきたようで、1週間ほどすると赤ちゃんを運ぶことができるようになりました(少しひきずり気味ではありましたけど)。そして、一生懸命家族を守ろうとしています。「ソラ」を見ていると、親も育っていくんだなーとしみじみ思います。

 これから赤ちゃんたちの動きが活発になると、更に大変でしょうが、がんばってね、お父さん。

海遊館以布利センター

  • 2009.10.02
  • 以布利センター
  • 飼育担当

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 高知県土佐清水市以布利にある「大阪海遊館 海洋生物研究所以布利センター」、通称「以布利センター」では、海遊館の「太平洋」水槽に展示する生物を中心に、生物の収集および研究を行っています。収集は主に大敷網(おおしきあみ)と呼ばれる定置網にて行います。以布利センターでは、現在ジンベエザメをはじめとする、約30種60匹の生物を飼育しています。

 9月26日の早朝には、以布利センターで飼育していたシマアジ50匹を海遊館の「太平洋」水槽で展示するために搬出しました。今回輸送したシマアジは大きさが約20cmの幼魚ですが、成長すると最大で全長約1mにまで達します。

 素早く泳ぎまわっているシマアジたちを、傷つけないように専用の網を使って慎重にすくい、トラックに積んだ水槽に移して輸送しました。輸送中に調子を崩さずに海遊館へ到着するか心配でしたが、調子を崩すこともなく、その日の夕方に無事に海遊館に到着し、「太平洋」水槽に展示することができました。

 今はジンベエザメの周りを群になって元気に泳ぎ回っています。これからどんどん成長して、お客様の目を楽しませてくれると思うので、やさしく見守ってあげてください。

有機溶剤作業主任者技能講習

  • 2009.09.25
  • 設備担当
  • 飼育担当

 有機溶剤とは、非水溶性の物質を溶かす液体で...揮発性に富んで...引火性がある...などなど。一般にはあまり馴染みのない言葉?ですが職業柄よくご存じの方もおられるかもしれません。人体に接触すると体に良くないものの一つです。

 しかし、私たちの身近なところでもたくさん使われています。例えば、マニキュアの除光液やプラモデルに使う接着剤、ペンキを塗った時の臭いのもとであるシンナーも有機溶剤の一種です。

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 海遊館では、生き物たちが健康に生活できるように、飼育水槽や水をきれいにする装置などを絶えずメンテナンスをしています。錆びたりして傷んだところなどは、それ以上傷みが進行しないようにペンキを塗って補修します。そのため、作業する係員などの健康を害しないように、有機溶剤に関する正しい知識や取り扱い方をこの講習会で勉強します。

 海遊館の舞台ウラでは、一見生き物の飼育とは無関係に見えるたくさんの知識や技術が役に立っています。

ジェンツーペンギン赤ちゃんの親離れ大作戦

  • 2009.09.18
  • 海獣担当
  • 飼育担当

 7月19日に生まれたジェンツーペンギンの赤ちゃんは、体重が4.5kgにまで増え、今では親ペンギンよりも大きく見えるほどに成長しました。ジェンツーペンギンの特徴である頭の白い模様もはっきりと現れ、赤ちゃん特有のフワフワの羽も抜けはじめ、だんだんとペンギンらしくなってきました。

 ジェンツーペンギンの赤ちゃんは、自然界では生まれて約100日で親離れをします。親ペンギンにエサをもらうのではなく、海に潜って自分でエサを捕るようになるのです。海遊館で生まれたジェンツーペンギンの赤ちゃんも、そろそろ親離れの準備をしなくてはいけません。ただ自然界と違うところは、親離れ=「自分でエサを捕る」ではなく「飼育係員からエサをもらう」ということです。

 赤ちゃんペンギンは、生まれて約1ヵ月間はずっと親ペンギンのおなかの下に隠れていましたが、最近では親ペンギンと少し離れた場所に1羽でいることが多くなってきました。しかし、エサの時間になって親ペンギンの姿が見えなくなると、大きな声で鳴いて親ペンギンを追いかけ、大急ぎで飼育係員の側まで寄ってきます。その様子が愛らしくてとてもかわいいんです。ただ、飼育係員はまだ怖い存在のようで、こちらから近寄ると「フガーッ」と低い声で鳴いて威嚇してきます。

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 ここで、親離れの話に戻ります。「飼育係員からエサをもらう」練習は、まずエサの時間に親ペンギンを追いかけて飼育係員の近くに寄って来た赤ちゃんペンギンをつかまえます。そして赤ちゃんペンギンを脇の下に挟み、口を開け、エサの魚を口の中に入れます。そしてごっくん。少し無理矢理のようにも見えますが、最近では口の横に魚を持っていくだけで自分から口を開くようになりました。親ペンギンも「飼育係員さんよろしく~」といった感じで見守っています。現在は、親ペンギンからもエサをもらっていますが、いつか飼育係員=エサをくれる人と認識してくれたらなぁと思います。

夜の海遊館 生き物たちは何してる?

  • 2009.09.11
  • スクール担当
  • 飼育担当

 夕方5時からの海遊館は、青白い照明が中心となり、幻想的な「夜の海」へと変化します。昼間は活発に行動していた生き物たちはいったいどうしていると思いますか?

 「アリューシャン列島」水槽のラッコたちは、寝るための準備、まるで体中を掻いているように見えるグルーミング(毛づくろい)をせっせと行い、その後、気持ちよさそうに水面でプカプカと浮かびながら眠ります。

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 「モンタレー湾」水槽のゴマフアザラシは、奥にある陸場部分や水中、そして展示通路のすぐ前にある筏の上で、他のアザラシに邪魔されないように1頭で寝ます。

 同じ水槽にいるカリフォルニアアシカは、水槽中央の岩場でお互い寄り添うように寝ています。でも、子どものアシカは夜更かしして、ガラス越しに「遊ぼう...!」と誘いに来てくれることもしばしばです。

 「太平洋」水槽のメガネモチノウオ(ナポレオンフィッシュ)は、水槽の端の方を泳ぎ、寝る場所を探し始めます。気に入った場所を見つけると、そっとアクリルパネルや壁にもたれて眠ります。でも、まぶたがないため、時々目をギョロッと動かします。

 このように、多くの生き物は着々と寝る準備を始めますが、「グレート・バリア・リーフ」水槽のニセゴイシウツボやニシキエビなどは、日中はどこに隠れていたのか、ごそごそと奥の方から姿を現します。昼間には見れない可愛らしい生き物の寝顔や、薄暗い中を動き出す生き物をぜひ観察してみてください。       

 また、月明かりに照らされているかのように水面がゆらゆらと揺らめく様子や、深い海の中に引き込まれるようなブルーに照らされた水中は、とても幻想的で癒されますよ。

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