天保山岸壁でエイの群れ!
- 2011.07.08
- 設備担当
海遊館では、ジンベエザメをはじめ、海の生き物たちを健康に飼育するため、はるばる和歌山県の日御碕沖(ひのみさきの沖合)まで、専用の船で海水を汲みに行きます。
その海水輸運搬船の船員さんから連絡がありました。
「エイが群れよる!」と...。
場所は、すぐ近くの天保山岸壁です(歩いて1分)。さっそく見に行きました。映像をご覧ください!
海遊館のすぐとなりの海は、「大阪湾」です。みなさんのイメージでは、「あまりきれいじゃない海」かもしれませんが、実際には、以前と比べて水質はずいぶん良くなっています!
このエイは、おそらく「ナルトビエイ」という名前で、とても珍らしい種類ではありませんが、私たちが天保山岸壁で観察したのはこれが初めてです。
水の濁りで見づらいのですが、水深0.5m付近を泳ぐ、5尾の「ナルトビエイ」を撮影し、実際に目の前を泳ぐ、体盤幅60~80cmのエイの群れ(11尾は数えました)には、とても感動しました。
このエイたちは、毎日のように見えるわけではありませんが、羽ばたいて泳ぐ姿から、大阪湾の生命力というか、力強さというか...、天保山岸壁で生命を営みを感じました。。