オウサマペンギンのヒナは今・・・
- 2011.04.03
- 海獣担当
昨年9月と10月に誕生したオウサマペンギンのヒナは順調に成長しています。
最近では、親から離れていることも多く、好奇心も旺盛です。
ペンギンは見た目でオス・メスが見分けられないため、採血を行いDNAで調べます。
まだ、綿羽(茶色い羽)で覆われている為、個体識別用のIDバンドは装着できませんが、結果は・・・9月生まれのK-230はメス、10月生まれのK-231はオスでした。
羽が抜け換わった後、装着します。
ここで早くもIDバンドの色をご紹介!!
K-230→右の翼に背中側から紫・茶・赤・白、K-231→左の翼に背中側から紫・茶・赤・黒となります。
完全に羽が抜け換わるのは、だいだい6月頃と思われます。
その時期に海遊館に遊びに来られた際は、南極大陸水槽で暮らすペンギン達のIDバンドに注目してもらえると嬉しいですね。もしかすると遊泳訓練の様子が見れるかもしれませんよ☆
また、今は係員の手から餌が食べられるように訓練を実施中です。
その方法は・・ヒナが暴れないよう足で挟み、口から無理やり餌を挿し込みます。
ちょっとかわいそうなんですが、こればっかりは仕方ないんです。
係員も心を鬼にして取り組んでいます。1日でも早く訓練が終われるよう、頑張って食べて欲しいですね。
もし、そんな光景を見られて、いじめているわけではありませんので、ご安心ください。むしろ、ヒナ!頑張れ!!と応援してあげてください。