もう一つの恵方巻物語
- 2011.02.15
- 海獣担当
2月3日の節分の日に、ラッコ達に氷と餌のお魚で作った恵方巻をプレゼントしました。
実は、サンシャイン国際水族館さんから預かっているラッコのミールとルーチにもこの恵方巻をプレゼントしたんです。
(ミールとルーチはバックヤード水槽で暮らしているため、お客様にご覧いただくことはできません)
今回はその様子を紹介します♪
「今日は節分!ほら、特製・氷とサケの恵方巻だよ!」
メスのミールは少し興味を示していますが、ルーチは初めて見る恵方巻に驚いて水中に隠れてしまっています...。
ミールは前あしでじょうずにつかんで、おいしそうに丸かじりして食べてくれました。
その後ろで、まだ恵方巻にびびっているルーチ...。
ルーチ:「ミール何それ?おいしいの?」
ミール:「びびってないで自分の分は自分でもらってらっしゃい!」
恐るおそる受け取るルーチ。
ルーチ:「なんだこれは?恐いよぉ」
ルーチ:「やっぱり恐い...、ミールこれあげる!」
ミール:「情けないわねぇ...仕方ないわ、もらってあげる♪」
恵方巻を2本ももらえて大満足のミール。
1本は後ろあしで上手につかんでいます。
さすがラッコ。この技はラッコにしかできません!
結局ルーチは、巻いてあるサケは食べずに氷の部分だけをおいしそうに丸かじりしていました!