海水を汲みに行ってきました
- 2010.07.30
- スクール担当
この船をご存じでしょうか?
「かいゆう2」という名前の船です。海遊館の水槽の海水を運んでいます。
海遊館のすぐ目の前は海(大阪湾)ですが、安治川の河口にあたるため、塩分の薄い海水(汽水)です。
そのため、ジンベエザメやクラゲなどを健康に飼育するために、船で外洋の海水を運んできています。
「あ~、海はええなぁ~。」 ついつい、右足も上がります。
目指すは、和歌山県日ノ御崎(ひのみさき)の沖合。この辺りには、黒潮という暖かい海流が流れています。
目的の場所に近づくと、だんだん波が高くなってきました。「ドッス~ン!」という感じです。
黒潮の名の通り、海の色が黒っぽく見えますが、透明でとてもきれいな海水です。
海水を大きなポンプでくみ上げて、船の貯水槽に貯めて運びます。
出発からおよそ27時間(夜中は湾内で停泊します)、やっと海遊館が見えるところまで帰ってきました。
「お~い、きれいな海水を汲んできたよ~!」と、たくさんの生き物たちのことが頭に浮かんできました。
この次は、天気の良い日に行きたいなぁ・・・。 この「海遊館日記」を書きながら、まだ体がゆれています~。
この次は、天気の良い日に行きたいなぁ・・・。 この「海遊館日記」を書きながら、まだ体がゆれています~。