何が釣れるかな。
- 2010.05.31
- 魚類担当
エクアドル熱帯雨林水槽にいるグリーンイグアナには、最近お気に入りの場所があります。
それがここ。
「今日はなんかいいもん釣れるかな~?!」
なんて・・・。
残念ながら、熱帯魚たちは知らんぷりです。
エクアドル熱帯雨林水槽にいるグリーンイグアナには、最近お気に入りの場所があります。
それがここ。
海遊館ギャラリーではイヌザメの卵を展示しています。通常イヌザメの卵は、茶色いセルロイドのような卵殻で覆われていて中がよく見えませんが、展示している卵は中がよく見えるように透明のふたを付けています。中がよく見えるので成長する様子がよく観察できます。
今回、これを新たに製作しました。製作方法ですが、まず、卵殻にハサミを入れ、一旦イヌザメの赤ちゃんを取り出します。次に、丸い窓を切り抜き、透明な蓋を取り付け、イヌザメの赤ちゃんを戻し、縫合すると完成です。
卵の中で赤ちゃんが卵黄とつながっている様子もよく見えます。みなさんもイヌザメの赤ちゃんが卵の中で成長する様子を見に来てくださいね。
私達飼育係にとって朝の観察は欠かせません。
モンタレー湾水槽でアシカやアザラシの様子を観察していたら・・・?
水槽から何かがはえています。
一体なんだろうと思って、モンタレー湾水槽の上層に行ってみると・・・
カリフォルニアアシカ、達が水槽のヘリにバランスよく乗って二度寝の真っ最中。
気持ちよい日差しのポカポカ陽気で幸せそう。
ん~!私も二度寝仲間に入れて~。
でもそんな訳にもいかないので、朝の観察終了。
ちなみに右からお母さんのリップ、リップの子供でソラ、ソラの妹のマリンです。
ん~、眺め抜群!
ん~、座り心地サイコー!
イスに座ってるおいらはりりしいやろ?
カピバラが座っているのは干し草の入物なのですが、何かの拍子にひっくり返っちゃったみたいです。
いつもののほほんとした表情とは違って、少しばかし勇ましく見えてしまいました♪
んん~たまりませんなぁ~。
カワウソ担当はあるお部屋をお掃除中、試練を与えられます。
それはね、きらきらうるうる攻撃を受けるから。
ほら、今日も!!
まんまるおめめの『なすびクン』。
両手を前に背筋をピンッ!
『なすびクン』は待ってるんです。
ずっとずっと待ってるんです。
あ~ぁ、係員ついに手にとっちゃった。
海遊館で一番おねだり上手のなすびクン。
実は赤いゴムのおもちゃが大好きなんです。
受け取るとシッカリ手で押さえ遊んでます♪
反則ですよね。きらきらうるうる攻撃。
さぁ、明日は試練を乗り越えれるかな?!
先日、カマイルカのミューが紹介されていましたが、ここでコアな特徴を紹介します。
このミューですが、歯茎が黒くなっています。
歯が生えているところが黒くなっているのが分かるでしょうか?
ちなみに他のカマイルカの口の中はというと、
これは、アーチの口の中です。全体がきれいなピンク色になっています。
どうですか?違いが分かりましたか?
はて?この画像はなんでしょう?
靴の裏?洗濯板(これが判る方は私と同年代以上!)?
実はコバンザメの仲間の頭の上にあるコバン(吸盤)なのです~すごいでしょ!ドアップ!
これは背びれが変化してできたもので、これを使ってサメやエイやカメにピタッとくっついちゃうのです。
以前、港に水揚げされて床にひっついていたコバンザメをはがして、腕に乗せてみたところ・・・予想以上に"ピタっ"とくっついたので、思わず声が出てしまった経験があります(恥)。
その後、良い経験をさせてもらったので、お礼を言って海にもどしてあげました。
コバンザメのコバンをアップで見たい方は現在開催中の「サメハク」に来て下さい!!
ちなみにコバンザメは名前にサメとついていますが、サメの仲間ではありません。これも「サメハク」でご確認いただけますよ!
コツメカワウソ赤ちゃんの日光浴、おかげさまで連日たくさんの方々にご覧頂いております。今が一番かわいい時機ですので、お見逃しなく。
なお、生き物の状況や荒天により中止する場合がありますが、その際には当日の13時ごろまでには、海遊館ホームページ及び携帯サイト「てのり海遊館」でお知らせいたします。
ここでご案内です。海遊館では、飼育展示日課業務を補助するスタッフを募集しています。
ご興味のある方はこちらをご覧ください。
「チリの岩礁地帯」水槽にエビスザメを展示しました。海遊館では初めての展示となります。見た目は地味なサメですが、背ビレが1つであること(多くのサメは2つ)、エラ孔(あな)が7対あること(ほとんどのサメが5対)など、多くのサメと大きな違いがあります。エビスザメは恐竜が栄えていた時代のサメの特徴を残しており、化石でしか見られない形態を見ることができます。泳ぎ方も独特で、ゆっくり、ゆったりと泳ぎます。"神秘的で一味違うな"と思うのは私だけでしょうか? 顔が恵比寿様の笑顔のように見えるエビスザメを見ると楽しくなります。初登場のエビスザメ、鮫博覧会(サメハク)ともどもよろしくお願いします。
ではなく。。。
『尾が白い赤ちゃん』を発見!!
5月7日に日光浴デビューしたコツメカワウソの赤ちゃん達。
なんと1頭だけ尾の先っぽが白いんです。
こ~んなふうに。
なんか「幸せのしっぽ」みたいじゃありませんか??
今日は日光浴してるかな?探してみてくださいね♪
*日光浴を行う赤ちゃんは日によって頭数が異なります。
先月15日より海遊館ギャラリーで「鮫博覧会(サメハク)2010」を開催しています。
その中にはふれあい水槽があり、この水槽で展示している8種50点のサメとエイに実際に触っていただくことができます。
サメとエイは同じ軟骨魚類の仲間です。とっいうことは触り心地も似ているのか?
この機会に海遊館に確かめに来てくださいね。
高級食材として有名なキャビア。
私はまだその味を知りません。食べてみたい・・・
キャビアの親をご存知ですか?
こちらがキャビアの親、チョウザメです。
海遊館開館20周年記念のサメにスポットをあてた特別企画展「鮫博覧会(サメハク)2010」
で展示中のチョウザメですが・・・・
さてここで問題
チョウザメはサメの仲間なのか!?
答えはサメハクで!
これは、イルカ用の担架なのですが、よく見て頂くと・・・長靴がっ!!
実は人が乗っているんですっ!
遊んでいる訳ではなく、担架の安全性を確かめていたんですね。
乗ったまま揺らしたり、高く吊り上げたりしてみました。
乗った係員曰く、「酔いました」とのことです。
写真を撮っていた私はちょっと笑ってしましました。