海遊館日記

鼻??

海遊館で鼻といえば、「パナマ湾」水槽のアカハナグマを思い浮かべます。
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▲麻酔中のアカハナグマ

長くて自由自在ですよ。
→ 「自由自在」

ところで、名前の中に「鼻=ノーズ」の入る魚がいるのをご存知でしょうか?

大型企画展「デスモスチルスのいた地球~謎だらけの古代生物たち~」のエレファントノーズフィッシュ。直訳すると、象の鼻の魚?

ちょいと見学してみます▼
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どこ?
近づいてみると、中央の木の下にいます。
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うまく撮影できなかったので、
魚名板の写真をパチリ▼
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確かに長い鼻がある!と言いたいところですが...
これは鼻ではありません。

魚には吻先の出ている種はたくさんいます。例えば!
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▲サギフエ(現在展示はしていません)

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▲クダゴンベ(アクアゲート水槽にいます)

有名なところではバショウカジキなどもそう。

でも、これらの魚の吻はまっすぐなのに、なぜエレファントノーズフィッシュの鼻らしきものはどうしては下を向いているんだろうとずっと考えていました。

もう一度「魚名板」の写真をご覧ください。

鼻みたいな部分をよーく見ると、実は下顎だったのです。

エレファントノーズフィッシュは泥や砂利の中にいる生物を食べているのだとか。
で、それらを探すために下顎を使うので、この鼻のようなものは下を向いていたのでした。

この前から不思議に思ってたことが解決され、ちょっと幸せです。
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