コツメカワウソたちの「あぎあぎ」
- 2016.10.15
- 魚類担当
久々のカワウソ登場!「日本の森」のコツメカワウソたち。
1日の最後の餌の時間が終了し、全員が「余は満足じゃー」の状態(笑)。
木に体をこすりつけたり、背中をこしこしこすったり、思い思いの格好です。
・・・が、ん?一番後ろにいるコは何してんの??
近くに寄って見ました。
木に座り込んで、両前肢を口の中に入れています。手のひらは外側に向ける形です。
わかりやすく言うと、バレーボールのトスをあげる時のような手の形をして、そのまま口の中に突っ込んでます。
この例えは、余計わかりにくいですか??
最初にこの姿に気づいたのは、お昼に与えている人工餌(猫用のかりかり)を食べた後でした。
人工餌は魚や獣肉を粉にして、油分で固めたものですから、かなり粉っぽいです。
私、かりかりを食べたことはありませんが、おそらくクッキーとかスティック状の栄養補助食品のような、ぽそぽそした食感であろうと想像しています。
上記のものを食べると、口の裏にくっついてしまう事がありますよね。
カワウソたちもそんな感じで、口の中でくっついたものを前肢で「あぎあぎ」と取り払っていたのでしょう。
カワウソたち、この「あぎあぎ」がえらく気に入ったらしく、人工餌の時間以外、はては餌の時間以外でも前肢を口に入れて「あぎあぎ」をするようになりました。
特にイガがやっていることが多いようですが、この写真を撮影した日は全員がやっていました。
こちらのショットでもほら!
横向き「あぎあぎ」じゃん...。
あまりお行儀のよい行動には見えないので、ちょっと控えめにしてほしいなと思います。