海遊館日記

海の赤備え

今年の大河ドラマで真田信繁(ここでは幸村と称します)が取り上げられています。
「真田家の人たちって、信州の人だよねえ」とか思っていたんですけど、幸村の活躍するのは、大阪夏の陣。

ってことは、これからドラマはいよいよ大阪を舞台にした話に突入ですよ!!
そんなわけで、当館は大阪の水族館として、今回、大阪城とコラボ企画することとなりました。

大阪城天守閣に保存されている重要文化財「大坂夏の陣図屏風」のパネルを背景に期間限定「海の赤備え」水槽を設置し、魚たちを真田隊員に見立ててみました。
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栄えある「真田の赤備え」、そのメンバーは!!

まずは、赤い鎧のような大きな鱗をもつベニマツカサ。
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ベニマツカサの後ろにいる、よく似た形の、背ビレと尻ビレの先が黒い魚はナミマツカサです。

そして、赤に白い縦縞がおしゃれなテリエビス。
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テリエビスは、なんと英名が「Samurai squirrelfish」、サムライ!!
また、ベニマツカサも、英名が「Whitetip soldierfish」で、兵士の魚とあります。

海外の人たちも、大きな鱗やエラの周りにあるごつごつした棘から、戦う人を想像したのかな?

ここでは赤いのぼりの間からちらりと見える「赤備え」の魚たちをご覧になり、多勢に無勢の中、
徳川軍を追い詰めたという幸村の戦いぶりに思いを馳せられてはいかがでしょうか?
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