プロフェッショナル!
- 2016.09.30
- 海獣担当
現在開催中の企画展「デスモスチルスがいた地球」が始まる少し前のお話です。
今回の企画展では古代の海獣にスポットを当て、海遊館で普段は見ることのない大きな骨格標本がたくさん展示されています。展示する標本たちは北海道、群馬から来ています。
普段骨を扱っていない私たちにとっては、貴重な標本を長距離運ぶのは難しいことです。
そこで、今回のブログに登場するのは化石や標本を運ぶプロフェッショナルの方々です!
こちらが作業の様子です。
企画展示室すぐ近くのエレベータに乗る骨格標本はよかったのですが、問題はエレベーターに乗らない大型の骨格標本です。
どうしたものかと、プロの方々、飼育員で悩み、大きなエレベータのあるところまで移動して、ギリギリ通れる通路を探しながら、人力で運びました。
一部お客様のいる観覧通路を運ぶなど、かなり大変な作業でした。
一部お客様のいる観覧通路を運ぶなど、かなり大変な作業でした。
なんとか無事に全ての骨格標本を運び入れることができ、企画展も無事オープンすることが出来ました。
多くの博物館や水族館に標本を運んだことのあるプロが「海遊館への搬入はかなり大変だった...」とつぶやいていました。
プロの技に終始感動した一日でした。
かなりの苦労がつまった骨格標本を是非見に来てください!
最後に骨たちが乗ってきた素敵なトラック☆