アメリカロブスター
- 2016.08.20
- 魚類担当
企画展示「ぎゅぎゅっとキュート」のアメリカロブスター。
よくオマールとかオマール海老とか言われています。
食べたことはありませんが、フランス料理でよくその名を聞くよなーと思ったら、オマールというのはフランス語らしいです。
「瀬戸内海」水槽にいるイセエビは、英名をジャパニーズスパイニーロブスターといいますが、こちらは分類上、イセエビ下目となり、アメリカロブスターはザリガニ下目です。
・・・ということで、アメリカロブスターはザリガニの仲間なのです。
さて、「ぎゅぎゅっとキュート」のアメロブくん、青いです。
普通は赤いものが多く、青いのは珍しいのだとか。
そして、このアメロブくん、たいへんな怒りんぼなのです。
飼係員が掃除をしようとすると、長い触角と大きなはさみ足をぶんぶん振り回してきます。
あの大きなはさみで掃除のパイプなどはさまれたら壊れてしまいます。
なので、担当はアメロブくんのご機嫌を伺いつつ、注意深く掃除しています。
掃除が終わると、平らになった底砂をおしりでずりずりかい出して、こんなふうにおさまってます。
「ほんまー、いらんことせんといてほしいわー」って言っているようですが、掃除しないといけないから許してよう。
そんなわけで、みなさまもアメロブくんのご機嫌を損ねないよう、そっと見てやってくださいね。