北極圏の旅:ケンブリッジベイ編③ ~北極の海、もっと深くへ!~
- 2016.08.12
- 北極圏の旅・2016
こんにちは!北極圏の旅ももう1週間が経ちました!
今回も生き物採集の様子をお届けします!
昨日と同じくボートで出発、今日はもう少し深いポイントを目指します。
▲水深20.1m、水温3.1℃
底にいたのは大きなカニ!
袋に入れるのは大変でしたがなんとか成功です!
他にもエビや魚を採集し、潜水作業を終了。ゆっくり浮上していると視界に黒い点々が見えてきました。
拡大すると、これは貝の仲間で「ミジンウキマイマイ」という名前です。体の下側が貝殻、上側の羽のような部分は「翼足」という器官で、羽ばたかせて水中を泳ぎます。
昨日捕まえたクリオネも貝の仲間。ミジンウキマイマイは殻を持つ「有殻翼足類」、クリオネは殻を持たない「裸殻翼足類」に分類されます。
近い仲間なんですが、ミジンウキマイマイはクリオネの大好物♡
ミジンウキマイマイがいる場所にはクリオネも見つかることが多く、何匹か見かけたので一緒に捕まえました(^^)
1本目のダイビングを終えた後は、休憩を兼ねて近くの島に上陸。
恐らく今までに日本人が上陸したことがない土地とのことなので、記念写真を1枚!
日本人初、いただきました(笑)
上がってみるとジャコウウシの骨がちらほら。
近くに石を積んで作ったコンロがあったので、現地の人が食べていたのだと思われます。
生きているジャコウウシは見つからず。残念(>_<)
海の向こうに見える島を撮ってみると何やら断崖絶壁...
聞いてみると蜃気楼だそうで、光の屈折で見えている島の上に、鏡のように島が逆さまに映し出されているみたいです。
自然ってすごいです...
午後から風が出てきたので、海が荒れる前に街へ戻り、港近くの海に潜りました。
潜るときには波が大きくなっていたこともあり、少し濁っていました。
魚はあまり見かけませんでしたがイソギンチャクがたくさん暮らしており、エビやウミウシをゲット。
海底が泥の層だったので土煙を巻き上げないよう背中を反っていたのでちょっと腰が痛い(笑)
しっかりストレッチして寝ることにします(- -;)
今日の晩御飯はバンクーバー水族館の方とリブ肉煮込み!
写真を撮り忘れてて先にお肉切っちゃいましたが細かいことは気にしなーい!
おいしすぎておかわりもいただいちゃいました♪
では今日はこのあたりで。
おやすみなさーいZzz...