海遊館日記

2016年8月

夜のウツボ

ある日、「瀬戸内海」水槽をのぞくと!
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ウツボが2尾、寄り添って並んでいました。

ウツボの繁殖期は夏とのことで、「うわ!恋の季節???」と大興奮して担当に聞いたところ...「普段からよく並んでいたり、X状に重なってたりしますよ」とのこと。
ウツボのオスとメスは1ヶ月間ぐらい、一緒にいるそうですから、これはたまたまだったみたいです、がっかり。

ウツボといえば、長い体に歯が鋭いことはもちろんのこと、アカシマシラヒゲエビなどがクリーニング作業をすることで水族館ではおなじみの魚ですが、繁殖はまだ成功していません。
これが繁殖の兆しだったらいいのですが...。

それにしても、この写真、ホウボウがいい味出してると思いますが、いかがなものでしょうか?

応援しています

ブラジル・リオデジャネイロで開催されていたオリンピック。
皆様もTV等にかじりついてご覧になっていたのではないでしょうか?
今回はメダルラッシュで、なんと金メダルは12個!
「クック海峡」水槽のゴールデンスナッパーも「おめでとうございます!」と申しております。

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この魚、ゴールデンとついていますが、実際は赤いです。
光のあたり方によっては、ぎらぎらと金色に見えるってことでしょうか?
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こちらは以前、「日本海溝」水槽にいたキンメダイです。
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よく似てますねー。

さて、ゴールデンスナッパー、正面から見ると、きかん坊っぽい顔をしています。
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下顎が張り出しているからでしょうか?

現在はパラリンピック開催中。
アスリートの皆様、練習の成果を思う存分発揮してくださいね!!
大阪から応援しています。

コツメカワウソの誕生日「ニッキ&オリーブ編」

先日のツバキに続いて8月はコツメカワウソの誕生日ラッシュ!
7日はニッキ、9日はオリーブの誕生日でした。

ニッキは今年で22歳!オリーブは18歳です!
このじいさんコンビは、現時点で国内最高齢(1位と2位)の親子です!!
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(左:ニッキ 右:オリーブ)

この1年、オリーブは少し体調を崩すこともありましたが、徐々に戻りつつあります。
ニッキは足腰が弱くなり、体が傾いていますが、餌への執着は強く、元気にしています!

さて、じいさんコンビへの誕生日プレゼントは係員特製ベッドです。
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このベッドは下の台と木の枠を切り離すことができるので、ドンゴロスの交換が楽にできます。
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しかも下の台は適度に弾力があり、ふかふかです。


昼寝前の時間を狙ってプレゼントすると
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『何じゃこれは?』と興味津々!

しばらくすると
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ぐっすり寝てくれました。よかったよかった。
これからも元気でね!

次は誰の誕生日かな?
お楽しみに♪

リスザル・ポメロ、おめでとう!

本日の主役はリスザルのポメロです。
お久しぶりです!ポメロは現在バックヤードに暮らしています。
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ポメロは8月14日が4歳のお誕生日でした。

「お誕生日おめでとう!!!!!!」
担当者から誕生日のケーキをプレゼントです。
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マーモセットゼリーという栄養を補うゼリーの中に、ポメロの好物であるコオロギ、ミルワーム、ブドウを入れて、土台が完成。
その上にはオレンジとブドウをトッピングしてみました。
素敵な(怪しい?)ケーキのできあがりです。

さぁ、ポメくんはどんな反応をするのでしょう?

「いつもと違うもんがきた、ドキドキ」
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「これはなんだ?」
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「ぺろぺろ、意外といける!!」
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その後、ケーキはきれいになくなっていました。
おいしく食べてくれたようです。

まだこどもっぽい体形のポメロですが、そろそろ雄らしくなる年頃です。
みなさまにまたお会いできますように!


一斉清掃

"Oh. What a beautiful here is!"(この機械室はとても美しい、世界の水族館でもトップクラスです。)と、かつて某海外の水族館の方にお褒めの言葉をいただいたことがありました。

ここは海遊館の2階にあるLSS(ライフ サポート システムの略、生命維持装置という意味)機械室、月1回設備のメンバーが集まって行う清掃の日です。

▼モップを持ってスタンバイOK
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▼しっかりと床ミガキ
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▼細かい所もぬかりなし
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▼さあー終わったぞ
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▼ピカピカで気持ちいい!
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職場環境を清潔に保つことと、漏水などの異常が有った場合発見しやすいというメリットがあります。
またきれいな職場だと"さあやるぞ!"という気持ちにさせてくれます。
部屋を片付けられない"あなた"、思い切ってきれいにしてみたらいかがですか、何か良いことが発見できるかもしれませんよ。

ルーク通信①~隠居しました~

海遊館が開館して以来、ずーーーっと「モンタレー湾」水槽で暮らしていたカリフォルニアアシカ「ルーク」を、今月の8月2日にバックヤード水槽に移動しました。というのも、ルークは27歳と高齢のアシカです。さらに今年の4月には、初めて1週間ほど体調を崩すなど、高齢に伴う変化が見られてきました。

ルークが今まで暮らしていた「モンタレー湾」水槽と比べると、バックヤード水槽は狭い為、最後の最後まで移動するべきかどうかで悩みました。
しかしながら、今後ルークの体調が急変した場合、現在の大きな水槽では検査や治療などの対応が難しいと判断し、バックヤード水槽に移動することを決断しました。

そこで、今回からルークのことが気になる長年のルークファンのためのルーク通信を始めたいと思います!

まずルークの移動ですが、体重が200kgを超えていたため、盾でバックヤード水槽まで押していくこともできないので頑丈な檻を借りて移動することにしました。

最初にルークに檻に入ってもらうトレーニングを行いました。

しっかりとルークが檻に入るようになったら、いよいよ本番です!
練習どおりルークが檻に入ったところで、次に待っているのはルークの入った檻を運ぶ作業です。
ルークと檻の重さを加えると600kg超えているので作業者は重装備です。
持ち上げるのも運ぶの大変でした・・・

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その間、ルークはおとなしかったです。でも、ちょっとすねてるのかも?

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おろすのも大変でした・・・・

やっとの思いでバックヤード水槽に到着!!もう汗だく(笑)
最後、バックヤード水槽に開放!!

最初はきょろきょろしてましたが、現在では落ち着いています。

ルークの移動にかかった人員約10名、時間は1時間と大変な作業でしたが、飼育員もルークも怪我なく移動することができました!

これからも健康にそして楽しく暮らしていけるように私たち飼育員はルークのために頑張っていきます!

北極圏の旅:最終回

こんにちは!北極圏の旅14日目、いよいよ最終回です!

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ホテルから見えるバンクーバーの景色もこれで最後。
荷物をまとめて空港へ向かいます。

空港で手荷物を預けて保安検査を通過し、搭乗時間までぶらぶら。
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空港の中には川が流れていたり、
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バンクーバー水族館が管理している水槽があったりとってもおしゃれ!
お土産物屋さんもたくさんあるので退屈せずに過ごせます(´∀`)

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そして飛行機へ。
時差ボケ防止で寝ずに映画を見ながら時間つぶし。
飛ぶこと8時間...

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日本到着!な、長かった...!
前日に台風が通過したので成田は雨が降っていましたが、伊丹行きの便は通常通り運航。
19時ごろに無事大阪へ帰ってきました。

2週間の北極圏出張はこれでおしまい。
採集した生き物たちはバンクーバー水族館から順次送っていただきます。
もう少しで海遊館にやってきますので、みなさん楽しみにしていてください!(・ω・)ノシ

こんなにも差が!!

まだまだ暑い日が続きますが、私たちの飼育係が働く場所は屋内ということもあり快適な職場の一つと思います。
しか~し、担当する生物によってはそうもいきません。

アシカやアザラシの担当者が展示水槽の中で作業をすると・・・
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こんな風に作業服は、まだら模様に?! ちなみにこれは、すべて汗でまだましな方です。

逆にペンギンやラッコの担当者はいうと・・・
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キレイなもんです。汗一つかきません。別にサボっているわけじゃないですよ。
ただ、この作業服のまま展示水槽の中で作業していると、寒すぎて風邪を引きそうになります。

他にも、「エクアドル熱帯雨林」水槽や「パナマ湾」水槽など、作業するのには過酷な水槽がいくつかあります。
もし、これらの水槽の中で作業している飼育員を見つけたら、頑張って~!と応援してあげてくださいね。

北極圏の旅:バンクーバー編下り②

こんにちは!北極圏の旅13日目、残り2日となりました。

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朝にホテルを出て、歩いて水族館まで向かいます。
天気が良くて気持ちいい!

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そしてバンクーバー水族館へ到着。
今日の仕事は採集した生き物たちのリスト作成です。

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採集した生き物たちの状態をチェックしながら、どの種類がどれだけいるのかを調べていきます。
そして、バンクーバー水族館と海遊館でそれぞれキープしたい、持ち帰りたい数を打ち合わせしました!
どんな生き物たちが海遊館へやってくるのかはやってきてからのお楽しみ...(笑)

カナダ最後の夜はマレーシア料理!
なんですが、携帯を忘れて写真を撮れず...(‐‐;)ナシゴレンやマレーシアカレーをいただき大満足!
デザートにフライドバナナなる、揚げたバナナにアイスが添えられたカロリーの権化のような料理が出てきましたが、辛めのメイン料理に濃い目の甘さがマッチング!
しかしながらこれは帰国後にダイエットが必要そうです...(笑)

さて、いよいよ明日は帰国の日。
飛行機に乗り遅れると大変なので早めに寝ることにします。

おやすみなさーいZzz...

以布利通信3

こんにちは。
こちらは以布利センターです。

まだまだ厳しい暑さが続いておりますが、今回は夏に見ることができるきれいな魚を紹介したいと思います。

▼チョウチョウウオ
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▼アケボノチョウチョウウオ
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▼トゲチョウチョウウオ
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▼チョウハン
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▼ツノダシ
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チョウチョウウオの仲間やツノダシは暖かい海に生息しているため、夏になると海の温度が上がり、以布利でも幼魚を中心に観察することができます。
暑い夏に海や水族館で涼みながら、きれいな魚を見るのは、いつもより一段と癒されますよ。

紹介した魚の一部は海遊館の「グレートバリアリーフ」水槽でも展示しておりますので、是非見つけてみて下さい!!


大阪湾で出会った生き物たち【真夏の暑さに耐える生き物たち】

海岸には、潮位が高い時にも海水に浸ることがほとんどなく、波のしぶきがかかる程度の場所があります。そんな場所にも乾燥に耐えて生きる海岸動物たちがすんでいます。

海遊館前の岸壁にも、干満差の大きい季節の満潮時のみ海水に浸る場所があり、コンクリートブロックを敷き詰めて人が歩けるスペースも確保されています。
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ここは普段、海水に浸ることはほとんどありません。
下の写真が海水に浸かった時の様子です。
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以前調査をした結果、5種類ほどの海岸生物が見つかっています。
そこで、連日の猛暑で彼らはどうしているのかと先日様子をうかがいに行ってみました。

まず見つけたのは、コンクリートブロックが一枚はがれてくぼんだ場所にいたカクベンケイガニでした。
▼カクベンケイガニ
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そしてブロックとブロックの隙間にできた空間にも、マルウズラタマキビと、アラレタマキビが見つかりました。
▼マルウズラタマキビ
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▼アラレタマキビ
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いずれも直射日光を避けて影になった場所を選んでおり、ブロックの下は海水がしみ込んでわずかに湿っていました。

驚いたのはシロスジフジツボです。
▼シロスジフジツボ
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フジツボ類は物に固着して自ら動くことができません。見つけたシロスジフジツボは直射日光の下、じっと乾燥に耐えているようでした。

彼らは殻蓋と呼ばれる4枚の板を固く閉じて少しでも水分が逃げないようにしているようですが、それでも30℃をこえる暑さを耐えぬくのは驚異的です。
さらに、彼らのエサは主に海水中のプランクトンで、1年の内でも特定の時期にしか海水に浸らないこの場所でエサにありついた後、次ぎの大潮まで長く飢えに耐えてるのです。



パタに大接近!

ある日の夜、ラッコのパタが上陸して氷を食べていました。

私は普段から、あんなに毛があるのに氷にくっついたりしないのだろうかと気になっていましたので、夏休みの自由研究気分で観察することにしました!
長い動画になってしまいましたが、あえて編集していません。

水槽のアクリルパネル越しに見るのとは、一味違う様子をお楽しみください。

イライラしている様子やグルーミングはこうしているのか!など伝わったでしょうか?

まだまだ暑い日が続きます。
みなさんもパタのようにしっかり水分補給を!!
パタに大接近!.JPG

アメリカロブスター

企画展示「ぎゅぎゅっとキュート」のアメリカロブスター。
よくオマールとかオマール海老とか言われています。
食べたことはありませんが、フランス料理でよくその名を聞くよなーと思ったら、オマールというのはフランス語らしいです。
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「瀬戸内海」水槽にいるイセエビは、英名をジャパニーズスパイニーロブスターといいますが、こちらは分類上、イセエビ下目となり、アメリカロブスターはザリガニ下目です。

・・・ということで、アメリカロブスターはザリガニの仲間なのです。

さて、「ぎゅぎゅっとキュート」のアメロブくん、青いです。
普通は赤いものが多く、青いのは珍しいのだとか。
そして、このアメロブくん、たいへんな怒りんぼなのです。

飼係員が掃除をしようとすると、長い触角と大きなはさみ足をぶんぶん振り回してきます。
あの大きなはさみで掃除のパイプなどはさまれたら壊れてしまいます。
なので、担当はアメロブくんのご機嫌を伺いつつ、注意深く掃除しています。

掃除が終わると、平らになった底砂をおしりでずりずりかい出して、こんなふうにおさまってます。
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「ほんまー、いらんことせんといてほしいわー」って言っているようですが、掃除しないといけないから許してよう。

そんなわけで、みなさまもアメロブくんのご機嫌を損ねないよう、そっと見てやってくださいね。

北極圏の旅:バンクーバー編下り①

こんにちは!北極圏の旅12日目です。

イエローナイフで一晩過ごし、今日はバンクーバーまで戻ります。
ホテルでクーラーボックスの保冷剤を入れ替え水温調整もバッチリ!
空港へ向かったのですがここで問題発生。
手荷物を預けるときにクーラーボックスの中身を見せてほしいと言われ、急きょ14箱全て開封することに!(;◎3◎)
巻いていたテープを剥がし中身をチェックしまたテープを巻き...
終わってみると搭乗20分前。念のため早めに空港に行っててホントによかった(- -;)
たくさん荷物を運ぶときは余裕を持って行動することが大事ですね。

無事に飛行機に搭乗し、バンクーバーへ。
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水族館の予備水槽に、持ち帰った生き物たちを移しました。
みんな元気そうで一安心です!
生き物たちは何種類かを除き、しばらくはバンクーバー水族館さんに飼育してもらいます。
生き物の状態をみながら連絡を取り合い、何回か分けて送っていただく予定です。

この旅もあと2日。
最後までしっかり頑張っていきたいです!

それでは、おやすみなさいZzz...

イルカ通信8月号~整う、回転ジャンプ編~

暑い日が続きますが、カマイルカたちも私たち飼育員も毎日トレーニングに励んでいますよ!

さて、以前に自主練するイルカとしてご紹介した「ミュー」ですが、自主錬の成果もあり、
きれいな回転ができるようになりました!

積み重ねって大切ですね。ミューから学んでしまいました。がんばろう~。

みなさんは積み重ねていることって何かありますか?
そういえば、夏休みの宿題も毎日ちょっとずつが大切ですね。

夏休み、楽しみましょうね!

おまけに、迫ってくるミューもつけちゃいます♪

北極圏の旅:イエローナイフ編(下り)

こんにちは!北極圏の旅もついに折り返しです。再びバンクーバーへ戻ります。
行き同様乗り継ぎの関係で1日でバンクーバーに着けないので、今日の目的地はイエローナイフです。
バンクーバー水族館の方も一緒に帰ります。
 
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朝一番から生き物のパッキング作業を始めました。
二重の袋に昨日汲んできた新鮮な海水を入れ、大きさや種類ごとに生き物を袋分けしていきます。
そして酸欠にならないよう酸素をパンパンに入れてクーラーボックスに詰めて、隙間に保冷材を差し込んで...の作業をひたすら2時間繰り返しました。自分たちの荷造りも済ませて空港へ向かいます。
 
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空港へ運んだ時の写真がこちら。
生き物だけでクーラーボックス14個に!(@_@;)
荷物を預けるのに全部で30分もかかってしまいました(汗)
 
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そして1週間暮らしたケンブリッジベイとお別れし、イエローナイフへ。
行きの時はイエローナイフは涼しいなと思っていたのですが、北極圏から帰ってくると暑く感じます!
イエローナイフでこれなら、30℃以上が当たり前の日本に帰ると一体どうなってしまうのか...
考えるだけで恐ろしい。思考回路はショート寸前です(>_<)
 
バンクーバー水族館は1か月間ケンブリッジベイでの調査を行うのですが、2チームに別れて2週間ずつ滞在されます。
私たちと一緒に潜っていた方たちは先発隊で、後発隊とはイエローナイフで合流、調査の引継ぎをします。
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引継ぎの話し合いは町のレストランで夕食を取りながら。私たちのメインの仕事は終わりましたが家に帰るまでが出張ですからね。
そのことは十分に認識しながら、苦くて喉ごしすっきりな名前のわからないピッチャーで運ばれてきた飲み物をいただきました。
 
今日のお仕事でこれでおしまい。
明日はバンクーバーへ向かいます。
 
では、おやすみなさーいZzz...

夏の魚

最近はあまり魚を食べない人も多い(私もそう)ですけども、「夏が旬の魚ってなんだろう?」とふと思いました。
図鑑やネットなどで調べて、その中から当館にいるものをご紹介します。

まずは「瀬戸内海」水槽のイサキ。
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正面から見るとこんな顔です。
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6月~9月頃が産卵期なので、産卵前のちょうど今頃が最もおいしいんだとか。
白身で淡白な味わいです。
夏の魚というと、すぐに頭に浮かんだのはこの魚でした。

同じく「瀬戸内海」水槽のイシダイ。
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漁獲量が夏場に多いことから、夏が旬と言われています。
よく似ているイシガキダイも同様です。

さて、お次は「チリの岩礁地帯」水槽のマイワシ。
こちらは地方により旬の時期は異なりますが、一般的には夏場が旬とされています。
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中国地方出身の私は、マイワシよりもカタクチイワシのほうが好きですけどね。
小さい頃、リヤカーを引いてやってくる魚屋のおばちゃんのカタクチイワシは最高においしゅうございました。

そして「太平洋」水槽のシマアジも夏が旬です。
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養殖場ではおなじみでした。

あとは、「日本の森」のアユもそう。
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このアユたちはまだ小さいですけど...。
アユはほんのり青のりのようなにおいがしますよね。
このにおいがたまらんという人も多いようです。

最後に企画展示「デスモスチルスのいた地球」で展示中のマボヤも夏が旬なんだそうです。
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東北では有名ですが、関西ではあまりみることがありません。
食べたことがある係員に聞くと「臭いがちょっと特殊かな...」とのことです。
一度は食べてみたいものですが、これを最初に食べた人は勇気がありますよねー。

しかし、四季があるって素敵なことです。
これから季節の魚を紹介できればと思います。

ちなみにいくら食いしん坊とはいえ、水槽の魚をとって食べることはありませんので、ご心配なさらぬよう(^^)


北極圏の旅:ケンブリッジベイ編⑥

こんにちは!今日は出発前の準備の日です。
ですが外は雨模様...。晴れていると半袖でも大丈夫なくらいなんですが、雲が出ると途端に冷え込みます。
朝の気温は8℃。差がありすぎます(>_<;)

そんな中、生き物を運ぶための新鮮な海水を取りに海まで。
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クーラーボックスに海水を汲みつつ、せっかく海まで来たので浅瀬で生き物採集。
岩をひっくり返すと「ヨコエビ」の仲間がいました。


水槽には小さな容器に入れてから沈めていたのですが、先に入れていた魚たちがヨコエビを狙って容器をつんつん、つんつん。
ヨコエビたちは気づいているんでしょうか?(笑)

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さらに町のはずれにある池で「カブトエビ」の仲間を採集。こちらも大漁でした!
潜らなくても見つけられる生き物を最後まで採集です(―v―)=3

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夕食を食べてからドライブに。町から10分くらい車を走らせたところへ「ホッキョクギツネ」を探しに行きました。
ちょっと雲が多いのが残念ですが、夕日がとても綺麗です♪

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そしてホッキョクギツネ発見!近くに巣があるみたいで夫婦2頭が姿を見せてくれました!
陸の生き物も一度見てみたいなと思っていたので大満足です♪

こうしてケンブリッジベイ最後の夜は楽しく過ぎていきました。
明日はいよいよ出発の日です。では、おやすみなさーいZzz...

北極圏の旅:ケンブリッジベイ編⑤

みなさんこんにちは!北極圏の旅9日目です。

明後日には飛行機に乗るため、北極海での潜水採集は今日が最終日。
昨日レギュレーターが凍結する事故があったため、いつもよりも気をつけながらの潜水となりました。

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潜った場所は波の少ない内海。
先に潜ったチームから底に生き物がいなかったと聞いたので水深15mくらいまでの浅いポイントで採集開始です。
ご覧のような切り立った崖のようなポイントで小さな魚をターゲットに探しましたが...

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見つかるのはウミウシばかり!嬉しいような、悲しいような...(- -;)
一度上がって休憩です。

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私たちが潜っている間にバンクーバーの方が見つけた「イチバンの石」(笑)
そしてカリブーの干し肉!首の後ろの肉を味つけも何もせずに干しただけ・・・とのことでしたが、噛めば噛むほどうまい!(*^^*)
楽しく休憩時間を過ごし、2本目の潜水に向かいます。

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今回は船を岸に着けて作業開始。残骸がたくさんありますが飛行機が落ちた跡とのこと。
明後日飛行機に乗って帰るのにいらんものを見てしまった...´д` ;
あと近くにアザラシの骨が落ちていました。
生きてるアザラシにもっと出会いたかったですが、珍しいものを見れました!

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さて、潜水開始です。
薄い石が重なった瓦礫の隙間に、魚が見えます。
当たりのポイントです♪
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採集中に30cm程の大きなカジカを発見。
...が、まったく動きません。「私は石。だから無視してくれ」と聞こえてくる気がします(笑)
ここまで大きいと持って帰るのが大変なのでそっとしておくことにしました(^皿^)

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当たりポイントのおかげで小さな魚も大漁です!
昨日組み立てた水槽に移しました(^^)

これで潜っての生き物採集は終了しました。
ケンブリッジベイで生き物を採集したのは初めてでしたが、前回訪れたレゾリュートとはまた違った生き物たちと出会うことができました。

明後日の出発に備えて、明日はゆっくり休みながら片付け、準備を進めていきたいと思います。

では、おやすみなさーいZzz...

「エクアドル熱帯雨林」水槽の鳥

「エクアドル熱帯雨林」水槽のルリコンゴウインコ。
見えないよーと思ったら、こんなところにいました。
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カピバラ側の擬木に止まっています。

「おーい!」と呼ぶと、雌のひまわりちゃんが飛んできて、飼育員特製のブランコに止まりました。
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が、ん?何見てるの?

実はひまわりちゃんは自由自在に飛び回るのですが、オスのナッツくんは用心深い性格で、飛ばずにのしのし歩いて移動するのです。
1枚目の写真の場所から、こちらに移動するのも歩いてやってきます。
なので!
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ひまわりちゃんはこちらに向かっているナッツくんを見てたんですね。
「あんたも早くいらっしゃいよー」ってところでしょうか。
そして、それを無表情にじーっと見ているショウジョウトキ(笑)。

なにかとおもしろい「エクアドル熱帯雨林」水槽の鳥3人衆なのでした。

アシカのしずくのおもちゃ遊び

カリフォルニアアシカの "しずく"は、おもちゃで遊ぶのが大好きです!

そのおもちゃがこちらの消防ホースです!!
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このホースで遊んでいる様子をどうぞ!

口にくわえたり、前肢にひっかけてクルクルと回ったりして遊んでいます!
水中で遊んでいると、他のアシカやアザラシにとられてしまうこともあるので、陸に持って上がって独占していることもあるくらい大好きです!

モンタレー湾水槽では、時々おもちゃが登場しますので、しずくや他のアシカ・アザラシたちが遊んでいる様子もご注目ください!!

北極圏の旅:ケンブリッジベイ編④ ~異変発生、厳しさ体感!~

こんにちは!北極圏の旅8日目です。

ケンブリッジベイに着いてから4日目になりました。
これまででたくさんの生き物を採集することができたため、水槽がそろそろ容量オーバー...
なので、新しい水槽を作ることにしました。

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水槽を運んで、ポンプをつけたり配管を組んだり、手分けして水槽を組み立てていきます。

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ここでは部品が足りなくてもお店に売っていないので、足りない場合はあるもので作る!
大きさの違うパーツをうまく組み合わせてホースを繋ぎます。

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1時間くらいで完成!
あとは水と生き物を入れるだけです(^^)

お昼ご飯を食べて採集に出発。
今日は内海の奥の方で潜ります。
この辺りは水深30m以上と深くなっているポイントで、見つかる生き物にも違いがあります。
水温が冷たいとのことなので、気をつけていってきます!

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海岸から潜り始めましたが、岸から数メートルで急に傾斜がきつくなっていました。
このまま深いところへゆっくりゆっくり潜っていきます。

そして水深30mまでやってきました!水温は-0.6℃!とっても冷たいです!(>_<)

しかし、ここで異変が。
あまりの冷たさに空気を吸うレギュレーターが凍ってしましました。
凍ってしまったといってもすべてカチンコチンに凍るわけではありません。
呼吸をしていると息の中の水分が凍って小さな氷の粒ができるのですが、この氷の粒がレギュレーターの弁に引っかかり弁が開いたままの状態になって空気がゴボゴボ漏れていってしまうのです。
このままだとボンベの空気がすぐになくなってしまうので潜水を中断することになりました。

今回は事前に訓練を受けていたため大きな事故にはなりませんでしたが、一歩間違えると命の危険にも関わる事です。
レギュレーターが凍らないようにするコツはゆっくり呼吸をすること。
深いところへ潜ると無意識に焦ってしまい呼吸が速くなるので、常に呼吸に気をつけて冷静でいることが大切です。
ここ数日気温も水温も暖かい比較的安全な環境で潜っていましたが、北極圏の厳しさ、怖さを体感しました。

潜って採集できる日はあと1日。
今日の事を忘れず、より一層気を引き締めて潜りたいと思います!( ̄^ ̄)ゞ

それでは、おやすみなさいZzz...

首をながーくして待つアザラシ

▼「新体感エリア」、ワモンアザラシのバックヤードです。
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いつもはこのように入り口に白色のカーテンをかけています。
お食事タイムの時間になると、このカーテンを開けるのですが、ガラガラーっと開けると・・・・
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このようにユキが首をながーくして待っています。
こちらをじっと見つめる熱い視線。
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餌の前に写真を撮っていると、カメラに向かって吻タッチ。
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飼育係員は毎回のお食事タイム時、今日も待ってくれているかな?とカーテンを開けるのを楽しみにしています。

北極圏の旅:ケンブリッジベイ編③ ~北極の海、もっと深くへ!~

こんにちは!北極圏の旅ももう1週間が経ちました!
今回も生き物採集の様子をお届けします!

昨日と同じくボートで出発、今日はもう少し深いポイントを目指します。

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▲水深20.1m、水温3.1℃

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底にいたのは大きなカニ!
袋に入れるのは大変でしたがなんとか成功です!
他にもエビや魚を採集し、潜水作業を終了。ゆっくり浮上していると視界に黒い点々が見えてきました。

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拡大すると、これは貝の仲間で「ミジンウキマイマイ」という名前です体の下側が貝殻、上側の羽のような部分は「翼足」という器官で、羽ばたかせて水中を泳ぎます。

昨日捕まえたクリオネも貝の仲間。ミジンウキマイマイは殻を持つ「有殻翼足類」、クリオネは殻を持たない「裸殻翼足類」に分類されます。
近い仲間なんですが、ミジンウキマイマイはクリオネの大好物♡
ミジンウキマイマイがいる場所にはクリオネも見つかることが多く、何匹か見かけたので一緒に捕まえました(^^)

1本目のダイビングを終えた後は、休憩を兼ねて近くの島に上陸。
恐らく今までに日本人が上陸したことがない土地とのことなので、記念写真を1枚!
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日本人初、いただきました(笑)

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上がってみるとジャコウウシの骨がちらほら。
近くに石を積んで作ったコンロがあったので、現地の人が食べていたのだと思われます。
生きているジャコウウシは見つからず。残念(>_<)

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海の向こうに見える島を撮ってみると何やら断崖絶壁...
聞いてみると蜃気楼だそうで、光の屈折で見えている島の上に、鏡のように島が逆さまに映し出されているみたいです。
自然ってすごいです...

午後から風が出てきたので、海が荒れる前に街へ戻り、港近くの海に潜りました。
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潜るときには波が大きくなっていたこともあり、少し濁っていました。
魚はあまり見かけませんでしたがイソギンチャクがたくさん暮らしており、エビやウミウシをゲット。
海底が泥の層だったので土煙を巻き上げないよう背中を反っていたのでちょっと腰が痛い(笑)
しっかりストレッチして寝ることにします(- -;)

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今日の晩御飯はバンクーバー水族館の方とリブ肉煮込み!
写真を撮り忘れてて先にお肉切っちゃいましたが細かいことは気にしなーい!
おいしすぎておかわりもいただいちゃいました♪

では今日はこのあたりで。
おやすみなさーいZzz...

北極圏の旅:ケンブリッジベイ編②~北極の海、外海へ~

こんにちは!北極圏の旅6日目です。今日から本格的に生き物採集を始めていきます!

朝8時からボートに乗って、陸に囲まれた「内海」から大きく開けた「外海」へ向かいます。
内海と外海とでは水温や水の流れの差で、昨日海岸で見つけた種類とはまた違った生き物が見られるはず!
ただ、外海は開けている分天候によっては波が高くなることもあり、危険なのであまり出られるチャンスはありません。
...し~か~しぃ~?

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天候快晴!風なし!波もほとんどなし!
絶好の潜水日和です+(n*'∀')ηウヒョー!
波がないので太陽も鏡のように水面に映っています。

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そして水の透明度も高い!
このあたりは陸から離れた場所でも水深数メートル程度の遠浅の海なのですが、船を走らせていても底の岩がはっきり見えるくらいです!
潜るのが楽しみです♪

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いよいよポイントにやってきました!
外海なので少し波が出ていますがこのくらいだと全然問題ありません!
2チームに分かれて私たちは後発。先発のグループが戻ってくるまで船で待機です。
待機中にアザラシが水面から顔を出していたのですが、遠すぎて写真は撮れず(;_;)
今後もアザラシや他の生き物が見られるかもしれませんので、写真撮影狙っていきます!

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さて、先発グループが帰ってきていよいよ私達の番!いってきまーす!

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海の中はこんな感じ!大体10~15mくらい先まで見えていて、かなりいい透明度です(*^^*)
水温も3~4℃と思っていたほど冷たくない!


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水中を活発に泳ぎ回るような魚はいませんでしたが、底の方ではウミウシや
昨日見た種類とは別のイソギンチャク、サンゴ、魚の稚魚やエビ、カニを見つけられました!
中にはかわいいダンゴウオの赤ちゃんを見つけた人もいたのですが私は見つけられず...
明日また探してみたいと思います。

そして北極と言えばこんな生き物も。
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「流氷の天使」と呼ばれるクリオネです!
数は少ないものの流氷がない今の季節でも見られます。
ただこのあたりのクリオネは体長3㎝程ととても大きい!海遊館へ展示した時に、
他のクリオネたちとの大きさの違いを皆さんにも感じていただけたらなと思います(^^)

少しポイントを変えて今日は2本潜り、夕方ごろ町へ戻りました。
恒例の晩御飯レポートといきたいのですが、久しぶりの1日潜水でヘトヘトになり
料理する気力もないのでスーパーで冷凍ピザを購入(笑)
疲れた日は手抜き飯でもいいじゃない、人間だも(以下略)。

思っていたより暖かかったとはいえ北極の海。
ゆっくり泳いでいても水の冷たさで知らず知らずのうちに体力を奪われていきます。
少しずつ体を慣らしながら体調を崩さないように、生き物採集を頑張っていきたいと思います。

明日はボートに乗って、別のポイントへ潜りに行く予定です!
今日はこれまで以上にぐっすり眠れそうな気がする(笑)
寝坊しないようにも気をつけます(^皿^)
では、おやすみなさいZzz...

北極圏の旅:ケンブリッジベイ編① ~生き物採集スタート!~

こんにちは!北極圏の旅5回目、いよいよ生き物採集が始まります!

今日はイエローナイフから最終目的地のケンブリッジベイへ向かいます。
イエローナイフには森があるのですが、飛行機から見ていると
北の方へ進むにつれてちょっとずつ緑が少なくなっていくのが分かります。
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ケンブリッジベイに着くころには小さな植物はあるものの、大きな木は生えていませんでした。
あと湖がすごく多かったです!

到着後は先に向かって調査を始めていたバンクーバー水族館の方にご挨拶。
そして早速海へ潜りに行きました。

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ここで前回お話しできなかった潜水装備のお話し。
オレンジ色のスーツは「ドライスーツ」というものです。
洋服の上から着ることができる潜水服で、冷たい海で潜るときの必需品です。
その他はボンベを背負って足ヒレをつけて、と通常の装備と変わりませんが、
大きく変わるのが重りの重さ。

ドライスーツは中に水が入ってこない代わりに空気が溜まります。
肩のバルブから空気を抜くこともできるのですが、凍えてしまわないようにモコモコの温かい服を着ているため
空気が抜けにくくて大きな浮力がかかります。
そのため私で大体15kg程の重りをつけて潜ります。
加えてボンベを背負ってますので装備の合計重量はかなりのもの。
陸にいるとしんどいので準備ができ次第すぐに潜りに行きました(笑)

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こちらが北極圏の海の中!
水温が3℃と冷たかったのですが、思った以上にたくさんの生き物が暮らしていてびっくりしました!
中でもクラゲの仲間が海の中をたくさん漂っていたのですが、透明なので全体を撮っても全く見えず´Д`;
(2枚目の右下あたりにうっすら写ってます...!)
でもイソギンチャクやウニ、色々な種類の魚がいました!

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捕まえた生き物は帰りの日までバンクーバー水族館の施設で飼育します。
今回は海岸近くの浅い場所に潜りましたが、別のスポット行ったり深いところまで潜ってみたり、色々な場所で生き物を探す予定をしています。
どんな生き物たちに出会うことができるのか、これから楽しみにしていてください!

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最後に恒例の晩御飯(笑)
バンクーバー水族館の方と肉祭りやでぇ!!
たくさん食べて明日からの仕事に備えます(-ω-)/

それでは、おやすみなさーいZzz...

北極圏の旅:イエローナイフ編 ~今日は移動日~

こんにちは!北極圏の旅4日目はいよいよ目的地であるケンブリッジベイに向けて出発します!

バンクーバーからケンブリッジベイまではいくつか飛行機を乗り継いで行くのですが、
乗り継ぎ時間の都合で1日でケンブリッジベイまで行くことができないため、
今日は少し手前の「イエローナイフ」を目指します。
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イエローナイフまではエドモントン経由の便で。
バンクーバーを出発して十数分、雲がなくなり目に飛び込んできたのは!
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真っ白な雪山!
太陽が出ていると暑いと感じるくらいだったバンクーバーからほんの少し飛んだだけで
こんなに雪が残る寒い環境が広がっているとは...それにしても綺麗です+(n*'∀')η

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エドモントンを経由しイエローナイフへ到着!
手荷物受取所にはホッキョクグマとアザラシが。カッコイイ。

そしてホテルのチェックインを済ませたのですが、移動中のため特に仕事もなし(汗)
なので、散歩に出かけました!

イエローナイフの名物といえばグレートスレーブ湖。
最近パノラマ写真にハマっている私、岩山の上にある展望台から撮影してみました!

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これだけでも大きく見えますが写真に収まっているのはほんの一部分。
グレートスレーブ湖は世界で10番目、四国の約1.5倍ととても大きいんです!
これだけ大きな湖も、真冬になるとバスやトレーラーが移動できるくらい水面がカチカチに凍ってしまうそうです。
カナダ恐るべし...

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そして晩御飯は2日連続でステーキ!しかも今日はバイソンのお肉です!
初めて食べましたが脂身もあるんですけど身がぎっしり引きしまっててこれまたうまい!!
ソーセージも地ビ...例の飲み物との相性バッチリでした(*^^*)v

夕食も終わりあとはホテルで休むだけ...ではなく、もう1つやりたいことがあります。
それはイエローナイフのもう1つの名物、オーロラを見ることです!
ですがバンクーバーよりもさらに北に位置するこの町では日が沈むのが23時以降ととっても遅い(> <)
まだ夕暮れくらいの明るさなので、オーロラが見れたかどうかは次のブログでご報告します(笑)

それではまた明日!(・ω・)ノシ

コツメカワウソの"ツバキ"の誕生日

8月1日は、コツメカワウソの "ツバキ" の誕生日でした。
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今年で11歳になるツバキには氷のケーキをプレゼントしました!

初めて作るので、氷細工のプロ?のラッコ担当に教えてもらい完成したのがこれ!
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※左のサイコロのようなものは、数字の11を現しています。

早速渡しにいくことに
『ツバキ~おめでとう!』
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とツバキを押しのけ我先にとやってきたのは、娘のグミです(笑)
さすがグミ...
ツバキと一緒にいてこんなことができるのはグミぐらいだと思います。

こちらが渡したときの映像です。
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喜んでもらえるか不安でしたが、ツバキもグミも楽しんでいるようでよかったです。
ツバキこれからも元気でね♪

北極圏の旅:バンクーバー編③ ~体力作りに奔走中~

こんにちは!北極圏の旅3日目、今日もバンクーバーからお送りします!

無事に潜水訓練を合格し、早速ケンブリッジベイに向かいたいところなのですが・・・、ダイビングをした次の日は飛行機に乗ってはいけないと規定で決まっています。なので、今日は明日の出発に向けて荷物の準備です。

今回使用するダイビング器材は、あらかじめ日本から送っていましたので、バンクーバーに来た時はリュックとスーツケースだけで身軽でしたが・・・、ここから先はダイビング器材も持ち歩かなくてはいけません。

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器材は2人分で大きなクーラーボックス4つ...´Д`;
重さは合計で約80kg...´Д`;

考えただけでゲンナリです。。
さらに現地では冷たい海に潜ります。そこで私たちは体力UPのため、決意しました!

「これは栄養満点のご飯を食べに行かなければいけない!」

まず、お昼はラーメン!
カナダは世界中の国から人がやってきて暮らしている多民族国家。ですので街には、色々な国の料理屋さんが揃っていて、それぞれ本場の味を楽しむことができます。今回のラーメン屋さんも実は日本のチェーン店(笑)、ラーメンは今や代表的な日本食のようですね!

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味付けが変わっていたりするのかな?と思っていましたが、食べてみると日本の味そのまま!
昨日のお寿司屋さんも日本の方が経営されていたのですが、2日続けて懐かしい日本の味を楽しみました。まだ3日目ですが(笑)

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そして、晩御飯はステーキ!やっぱり体力づくりと言えば肉ですね!
柔らかく食べやすいリブ肉をミディアムレアでいただきました。

おいしいものを食べて大満足&体力強化で、心身ともに準備万端。

ですが、水族館のブログだというのに未だに生き物が出てきていないことに気づき・・・、ただいま焦り中(汗)
これからたくさん出てくる予定ですので乞うご期待です!しばしお待ちを!

明日の飛行機はとっても早いので、今日は早めに寝ることにします。
おやすみなさーいZzz...

じっくり見ましょう!ぎゅぎゅっとキュート!

こんにちは(ペコリ)。
企画展示「ぎゅぎゅっとキュート」のオオウミウマです。
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当館の水槽は大きいものが多いので、小さなタツノオトシゴの仲間は展示が難しく、企画展示などでないとなかなか見る機会がありません。
というわけで、じっくり見てみましょう。

まずは特徴的な口。
先に突き出ていてスポイトみたいですねー。
同じような口といえば??
20160808_サギフエ.jpg
「日本海溝」水槽にいたサギフエもこのような口でしたよ。

それからオオウミウマの体には鱗はありません。
しかし、鱗が変化した甲羅のような板で覆われており、とてもごつごつして、硬くなっています。

これまた特徴的なヒレ。
背ビレはすぐにわかりますね。
あと、尻ビレ(写真ではわかりにくいです)は確認できました。
20160808_3.JPG
体の下方にあるくるりんとなったこれは尾ビレではなく、尾部だそうです。

胸ビレは眼の横をたどっていくと小さいのがありますよ。
後ろから見るとわかりやすいんですが、やはり写真だとわかりにくいなあ...。
20160808_4.jpg

ってなわけで、一般的な魚とは異なり、尾ビレと腹ビレがありません。
そのためか、泳ぎ方は他の魚とは異なります。
ヒレをちらちら動かして泳ぐようすは企画展でご覧くださいね。

さて、くるりんとした尾部は擬サンゴや海藻などに巻きつけるのに最適です。
20160808_5.jpg
ほら、この通り!なんか黒いものにまきついています。
「この黒いものは何?」と担当に聞くと「サーモスタット(水温調整装置)のセンサーです」とのこと。
巻きごこちがよろしいようで。

でも、できればこちら(擬サンゴ)に巻きついてもらえませんか?
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と思ったのですが、あまりにこの擬サンゴはかれらには太すぎるのか、たいへん人気薄だったので、今では擬海藻を入れています。

このようにじっくり見るとおもしろいので、皆様もぜひ!


北極圏の旅:バンクーバー編②~緊張の潜水訓練~

こんにちは!北極圏の旅2日目です!

今日は潜水訓練をしてきました!
潜水訓練?普段仕事で潜ってるでしょ? (´・ω・`) 
と思うかもしれませんがこれが非常に重要なのです。

今回は私たちが海に潜って生き物を採集するのですが、なにせ潜るのは北極圏の海。
今の季節でも水温は氷点下に近いので、ちょっとのことでも大きな事故につながってしまいます。
何かアクシデントが起きたとしても冷静に対処できる状況判断能力が必要です。

潜水訓練はバンクーバー水族館の方に教えていただきました。
訓練場所までは水族館のボートで移動です。
ボートを走らせていると海の上に気になる建物が。
2016_0807hokkyoku_s (2).jpg

建物の形と看板がどこか見覚えがあるような気がしませんか?
実は、船のガソリンスタンドなんです!海の上に建っ ているのを初めて見て驚きでした!
私たちも給油のために停泊です。
給油中にバンクーバーの写真を撮ってみました。
2016_0807hokkyoku_s (3).jpg
左側がバンクーバーのダウンタウン、右側がStanleyParkという公園です。
とても大きな森があって野生のアライグマが暮らしていたりします。
街と緑がすぐ近くにあって、バンクーバーはとてもいい街だなと感じました。
ちなみにバンクーバー水族館もこの公園内にあります。

さて、給油も終わり訓練場所へ。

2016_0807hokkyoku_s (4).jpg
訓練場所もこれまたいいところ。
自然に囲まれた中でのんびり過ごしたいところですが、訓練を始めます。

と、ここで残念なお知らせが。
実はこの潜水訓練をクリアしないと私も一緒に来ている先輩も北極圏の海に潜ることができません。
絶対クリアしないといけないので2人とも緊張していて、準備中の写真を撮り忘れてしまいました(笑)
どんな装備をしているのか等は採集の時に改めてお話ししますm(_ _)m

訓練では空気を吸うための「レギュレーター」が水中で凍ってしまった時の対処や
二人一組で潜る際のパートナー(バディといいます)に危険が及んだ時の救助方法を学びました。

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しっかり対処できるかテストをして、2人とも無事クリア!ホッと一安心です(´∀`;)
真ん中は訓練を担当してくれたJeremyさん。両端が私たちです。

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テスト合格祝いに晩御飯はお寿司!カリフォルニアロールおいしかったです!
昨日と同じく苦みがあって喉ごしすっきりのあの飲み物もいただきましたよ。
2杯飲んだけど名前はわからなかったです。

それでは明日に備えてこのあたりで失礼します。
おやすみなさーいZzz...

北極圏の旅:バンクーバー編①~北極に向けて、出発!~

みなさんこんにちは!

突然ですが私は今、カナダのバンクーバーに来ております。
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どうしてかと言いますとタイトルにもある通り、北極圏に用があります。
北極圏といえば海遊館の新体感エリアの一部「北極圏ゾーン」。
北極圏ゾーンの生き物たちの大半は約4年前に飼育係員が実際に北極圏へ行き採集したものです。

そう、以前と同様北極圏ゾーンに新たに展示する生き物の採集のため、カナダへやってきたというわけです!

最終目的地は北極圏に含まれる「ケンブリッジベイ」。前回採集した「レゾリュート」よりもう少し南になります。
写真2s.jpg

採集はバンクーバー水族館の生物調査に同行させていただくので、まずはバンクーバーを目指しました。

写真3s.jpg

成田空港から8時間以上かけてバンクーバーに到着しましたが、日本とバンクーバーの時差は‐16時間。
17時に出発したのに到着したのは同じ日の10時前でした。
私は 時差の小さいオーストラリアにしか海外旅行の経験がありませんでしたので、
久しぶりの長旅と時差であまり寝ることができず、着いた頃にはもうヘトヘトになっていました(´Д`ι)

そしてお世話になるバンクーバー水族館へ向かいご挨拶。
打ち合わせをしたり施設を案内していただき、今日の仕事を済ませ、夕食を食べに行きました。
写真4s.jpg
ビール?
いえいえお酒など飲むはずがありません。出張中ですからね。
名前はわかりませんが少し苦みがあるものの喉ごしがすっきりしていてとてもおいしい飲み物でした。
名前はわかりませんが。

夕食を終えてほろ酔い気分でホテルへ向かいましたが、20時半でもこの明る さ。
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バンクーバーは緯度が高いので日が沈むのも遅いそうです。
この日記を書いている間にやっと暗くなりました。

こうしておかしな日本語ですが昨日からの長い長い今日が終わりました。
日本はまだお昼ですが、おやすみなさいZzz...

企画展「デスモスチルスのいた地球 ~謎だらけの古代生物たち~」開催中!

7月15日から企画展「デスモスチルスのいた地球 ~謎だらけの古代生物たち~」が始まりました。
古代の海の生き物に迫る企画展示です!

企画展示を担当させてもらったのが初めてで、ひとつの展示を生み出すことの大変さを経験できました。

今回の展示はたくさんの古代生物の専門家の方々にご協力をいただいて生み出されました。


18日、オープニング記念として企画展示で専門家の解説が聞けるプレミアムツアーと講演会を実施しました。

▼化石のアシカ・アザラシ・イルカの研究をされている田中先生。
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▼デスモスチルスの骨の断面を使った研究をされた、林先生。
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▼カイギュウ(ジュゴンやマナティー)の研究をされている、古沢先生。
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ツアーのはじめは静かで、盛り上がるのか不安なほどでしたが、だんだんと熱が上がってきて、終盤にはとてもにぎやかに先生に質問されていました。

講演会でも、先生方の研究での面白エピソードや生物のおもしろさに迫る内容で聞き入ってしまいました。

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質問コーナーも白熱していましたよ!

正直なところ、古代生物でどれだけの方が参加してくださるのか不安でした。

しかし、先生方の人柄と謎に満ちたデスモスチルスのおかげで、想定以上の参加があり、イベントは盛り上がりました。

企画展示が始まったから、準備は終わり!ではなく、企画展示も進化を続け、終わる頃にはすごいものに進化させていきたいと思っています。

デスモスチルスのいた地球、いろいろと仕掛けていきますよ!
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先生方、ありがとうございました!


大阪湾で出会った生き物たち【コアジサシ】

今年も、コアジサシが渡ってくる季節がやってきました。
彼らは4月~6月頃に本州以南の海岸や河川などにやってきます。

そこで、コアジサシを見に大阪湾の海岸にでかけました。 
 
いました、いました!
ちょうど私が見つけた時には、小魚の群れをめがけて狩をしているところでした。
その華麗な狩の技をカメラに収めることができましたのでご紹介します。

まず、小魚の群れの数十メートル上空を旋回し、数秒間空中でホバリングして狙いを定めます。

▼上空でホバリングして狙いをさだめる
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▼次に頭を下にして急降下
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▼水中にダイブ!
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▼水から出てきた時には口に小魚をくわえていました
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おみごと!
 
このコアジサシですが、環境省のレッドリストでは絶滅の危険が増大している種(絶滅危惧Ⅱ類)、大阪府のレッドリストでも、大阪府内において絶滅の危機に瀕している種(絶滅危惧Ⅰ類)とされています。
コアジサシは日本で繁殖を行うことが知られ、大阪湾とその周辺でもわずかな繁殖地があります。
しかし、繁殖地は海岸の埋立地や造成地、河川敷などの草が生えない砂礫地で、人間活動の影響を受けやすく、すぐに土地が改変されるような不安定な場所です。
近年、コアジサシの繁殖に適した場所が減少しているようです。

真夏を迎える前に彼らは越冬地であるオーストラリアなどの南方へと旅立ちます。
コアジサシを絶滅から救うためには、渡りのルートにある国々が協力して保全を進める必要があります。

ジェンツーペンギンのヒナ、大冒険!!!!

先月生まれた、「南極大陸」水槽のジェンツーペンギンのヒナをご紹介したいと思います。

こちらが現在の様子です。
ジェンツー写真①.JPG
ずいぶん大きくなり、ふわふわ。もふもふです。

こちらが、親ペンギンと暮らしている巣です。
ジェンツー写真②.JPG
3羽のジェンツーペンギンが順調に育っています。

ぬ!!!!!

よく見ると、真ん中の巣にヒナがいません!!!!!
ジェンツー写真③.JPG
どこに行ってしまったのか。。。。

巣から離れた場所にいました。

大きくなると、巣から出て水槽内を冒険し始めるのです。

まだ泳げないので、お願いだから、水の中には落ちないでね・・・。


イワトビペンギンのヒナ「なんか、みーっけ!!!」

6月はじめに生まれた、イワトビペンギンの現在の様子をご紹介したいと思います。

こちらです。
イワトビ0723①.JPG
大きくなって、ふわふわ。もふもふなのです。

そして、大きくなり好奇心が旺盛です。
巣から飛び出し、水槽内を冒険しています。

そこで、一つの石(巣材)を見つけた時のこと。
イワトビ0723②.JPG
「なんか、みーっけ!!!!!」

筋トレ中かな?
撮影していると親ペンギンに怒られました。
勝手に撮影して、ごめんなさい。

「フォークランド諸島」水槽をご覧になられる際は、ぜひヒナの動きにもご注目くださいね!!!
面白い動きがみられるかもしれません。

穴掘り好きのアカハナグマ

朝一番の「パナマ湾」水槽、アカハナグマの陸場部(土のあるところ)です。

湿度が高いため、アクリルガラスが曇ることがあり、見えにくくて申し訳ありません。
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▲このようになんやら怪しい穴とひびが。

以前、海遊館日記「人さわがせなイチゴ」で、穴に顔を突っ込むイチゴについてお知らせしました。
なので、この穴はきっとイチゴの仕業だろう!と思っていたら、やってきましたよ、イチゴさん。

今回は穴掘りの動画を撮ることができましたので、ご覧ください。

実はこの場所は深さが20cmちょっとしかありません。
また、入れてあるのは腐葉土でとても軽く、穴が掘りやすいわけですが、もっともっと深く土が入っていたら、どうなるんだろう??いったいどこまで掘り続けるのだろうか?
いつの日か、むちゃくちゃ深――い土の場所をつくって、イチゴに心行くまで掘らせてみたいと思うのでした。

しかし、この穴掘り、イチゴしかやらないのはなぜなのでしょうか??
イチゴさん、あなたは穴掘り職人なのね。
ニフレルにはアナホリフクロウがおりますが、かれらも真っ青なイチゴでした。

ラッコのパタ写真集~☆

6月28日に20歳を迎えたラッコのパタ。
今年はお誕生日会&写真展を行なうなど盛りだくさんでした。
そしてなんとパタの写真集まで出来てしまいました~すごいー!

早速私も購入し、パタに見せにいきました!
反応は...

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なかなかの食いつきようです!
パタのお墨付き?!の写真集を皆様も是非~
20160721_5.JPG

???発見!

普段から見慣れた「アリューシャン列島」水槽。
閉館後、何気なく見ていると・・・
20160716.JPG
こんな所に生物発見!!?
でも動かないですけどね。

皆さんは、何にみえますか?

答えは、企画展「デスモスチルスのいた地球」で解説していたりします・・・。


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