雨の日のモンタレー湾水槽
- 2016.07.31
- 海獣担当
海遊館は屋内施設ということで、雨の日にはお客様がとても多いです。
ですが、一部外と同じで雨が降る水槽があります。それが、アシカとアザラシが暮らしている「モンタレー湾」水槽です。
大雨だー(泣)濡れるー(泣)早く天気、よくならないかな・・・
でも、最近暑かったためか、アシカやアザラシは雨が降ってちょっぴり元気が良さそうです!
海遊館は屋内施設ということで、雨の日にはお客様がとても多いです。
ですが、一部外と同じで雨が降る水槽があります。それが、アシカとアザラシが暮らしている「モンタレー湾」水槽です。
大雨だー(泣)濡れるー(泣)早く天気、よくならないかな・・・
でも、最近暑かったためか、アシカやアザラシは雨が降ってちょっぴり元気が良さそうです!
夜の見回りで、アシカの赤ちゃんの様子を見に行きました。
うわ!!誰かに抱きついてる~かわいい~
誰なん?
おかんのナミではなく、ボスのルークでした。
ルークもまんざらでもないご様子。
こうやってぴったりくっついて寝るのもアシカならでは!
アザラシはくっついて寝ないんですよ!
今年の4月、花が咲いたことをお知らせした「日本の森」のモモ。
例年、花は咲くけど、結実はありませんでした。
・海遊館日記2015年「花いろいろ」
・海遊館日記2014年「今年は豊作?」
それなのに!!!「日本の森」の担当者が「今年はモモがなっている」と言うのです・・・。
「またまた~、なっているとしても梅干みたいなしょぼしょぼの実やろ?」と私。
「いやいや、むっちゃ立派な実よ。」
ほんまかいなと疑いつつ、見に行くと。
おお!!
ありゃりゃ!!!すごいよ!
「桃栗3年柿8年」といいますが、このモモは26年かかったんです。
「老木は危ない、切ってしまえ!」と言われつつも、「春は花が咲いてきれいだから許してください」と言いつづけてきたかいもあるというもの(涙)。
しかし、この場所はお客様通路の真上、実が落ちてきたらたいへんです。
そこで、朝一番に背の高い係員に、高枝切りバサミで実をとってもらいました。
ほとんどが直径5cm程度で割れているものも多かったけれど、なんと45個回収しました。
この実などはきれいだったので、リスザルたちにおすそわけ。喜んで食べてましたよ。
でも、こんなに実をならして、来年は枯れてしまうのではないかとかえって心配になる私でした。
実はならさなくてもいいから、元気で春に花を咲かせてね。
「南極大陸」水槽では、ジェンツーペンギンたちが子育て真っ最中。
皆さんが注目するのは、雛ですよね。
もう巣から、はみ出るぐらい大きく成長しています。
しかし、ここで注目してほしいのは親鳥。
なんて凛々しいお顔。
雛をここまで育てた自信にみちあふれていると思いませんか!?
6月上旬に生まれたイワトビペンギンの雛たち
親鳥から毎日たくさんの餌をもらい、ぐんぐん成長中です!
生まれて、約1ヶ月半。
体重は2㎏を超え、親鳥よりも大きくなっており、大きさだけで見ると、もはや赤ちゃんと呼べる大きさではありません。
現在、少しづつ、綿羽の下から親鳥と同じ羽が生え始め、8月上旬~中旬には完全に生え換ります。
そうなると、泳げるようになり巣立ちです。
ぼちぼち、飼育員の手から餌を食べる練習も始めないといけませんね。
フワフワ羽が生えた雛を見れる時期はあとわずか!
巣立ちまでのカウントダウン始まってますよー
7月22日の早朝、高知県の以布利センターから"海くん"がやってきました。搬入の様子をtwitterでリアルタイムお知らせしていましたが、「海遊館日記」では、お出迎え部隊の様子を紹介します。
ジンベエザメの輸送には、多数のメンバーが必要で、事前にら高知県土佐清水市以布利に出発してしまいます。なので、残りの係員は普段どおりの飼育作業を行いつつ、ジンベエザメの受入れ準備を行うのです・・・。
搬入の当日は朝5時ごろに全員集合!打ち合わせの後、前日から「太平洋」水槽の海水を入れておいた容器を地上に降ろします。
▲普段は閉まっている、ホイストクレーンを外に出す扉を開けて・・・。
重量物を扱うので、係員はヘルメットを着用し、ホイストクレーンの通り道をつくるため、いつもは通路にしている跳ね橋をあげます。
▼また、水槽上ではジンベエザメを水槽に収容した時に、一緒に入水するダイバーの空気ボンベを準備中。
▼海遊館の7階から下を見るとこんな景色。人がとても小さく見えますね。停まっている船は、海遊館の海水運搬船です。
▼ホイストクレーンで容器を地上に降ろしているところ。
▼いよいよジンベエザメを載せた大型トレーラーが到着です。報道陣もたくさん来てくれました。
▼しかし、大きなトレーラーです。
トレーラーが到着する前に、輸送メンバーが別の車で帰ってきました。おかえりー!
お出迎え部隊と合流し、素早くウェットスーツに着替えます。
到着後はまず、輸送用水槽の海水を交換。同時に獣医が採血やエコーなどの検査を行います。
ジンベエザメの大きな尾びれでたたかれないようヘルメット装着しています。
▼海くんと一緒にやってきたコバンザメ。(写りが悪くてすみません・・・)
この後、ジンベエザメとは別に収容し、予備水槽に移動しました。
▼換水が終わったら、緑色のビニール製担架に移動。
▼そして、一枚目の写真の容器に収容します。
▼地上から7階に吊り上げて。
▼「太平洋」水槽の上までやってきました。
▲ダイバーたちは、入水の準備をしています。"海くん"が水槽になれるまで、アクリルパネルに衝突しないように守ります。
準備が整うと、水槽の中層付近で観察している係員に連絡します。
「もうすぐ海くん、出ますー!」 そうしたら、中層担当の係員はビデオを持って構えます。
水槽上で見ている係員は、"遊ちゃん"がどこにいるのかをチェックし、大声でみんなに知らせます。
▼"遊ちゃん"は容器から落ちる水音に反応し「餌かな?」と思って近づいて来るので、"遊ちゃん"が通り過ぎてから作業を慎重に進めます。
▼水槽の上まで来た容器をいよいよ「太平洋」水槽に沈めます。ずぶずぶずぶ。
中にいる"海くん"は「早くしてよ!」ってところでしょうが、係員は「今、蓋開けるからもう少し待ってな」厳重に封鎖しておるので、すぐには開きません。
▼容器を開ける係員は、ダイバーたちが水槽内の所定のポジションについたことを確認して、合図を出します。
じゃあ、蓋を開けますよ!どーん。
"海くん"は、「ここはどこ?」と驚いたようすでしたが、すぐに底層から中層を泳ぎはじめ、落ち着いた様子になりました。
この後、輸送容器や搬入に使用した機材を片付け、ジンベエザメの行動を24時間観察します。
片付けはお疲れのところ申し訳ないけど輸送チームにお願いして、お出迎え部隊は24時間観察と他の生き物たちの毎日の飼育作業に戻りました。
いかがですか?今回はお迎えの様子を紹介しました。
2尾の違いなどは、また後日お知らせしますね。
朝の「日本の森」です。
上からミストを15分かけています。
オープンから26年が経過し、ミストの先の部分の劣化が進んできたことから、夏前に新しくしました。
また、これまでミストが届かなかった部分にも届くよう、配管を追加。
植物たちも朝露に濡れ、喜んでいるように感じます。
お客様にもこの幸せを届けたいのですが、結構な水量が出てきているので、どうも無理そうです、ごめんなさい。
そして、「エクアドル熱帯雨林」にも小型のミストをつけました。
以前はここにもミストがあったのですが、動物たちの予備槽を増設したため、使用できなくなっていました。
でも、夏場の気温上昇が年々高まり、35℃を越えるといくら熱帯雨林にくらす生き物とはいえ、動物にも負担がかかります。
なので、以前より小ぶりのものを設置しました。
これはインコたちのいる部屋で、ミストがでるとかなり涼しく感じます。
予備室のリスザルたちは、最初「なんだ、なんだ!」となっていましたが、今では水の掛からない場所で涼んでいます。
少しでも涼しくなりますように!
夕方、「太平洋」水槽を見ていると、イヌザメが整列していました。
角度を変えて。
何事かいな?と思いましたが、以前のブログを見るとこんなのがありました。
海遊館日記「サメも恋の季節」
これはネムリブカのお話でした。
しかし、当館ではイヌザメは周年産卵しているので恋とはあまり関係ないと思われます。
たまたまだったのかなあ?
同じ頃、ネムリブカは...。
なんかシンクロしてました。
夜の「太平洋」水槽の底はなかなかおもしろいです。
「パナマ湾」水槽でも展示をしておりますが、企画展「ぎゅぎゅっとキュート」のハリセンボン。
私たちはハリセンボンのことを「ボンちゃん」と呼んでいます。
企画展のボンちゃんは少し小さめのコたちです。
口角が若干上がっているためか、いつも笑っているようなお顔で癒されます。
この企画展では水槽の見せ方に少しこだわってみました。
これまではいわゆる「汽車窓式」という見せ方で、水槽の側面は4つあるのですが、観覧者は1面のみから水槽を見ています。
が、今回は3面から見ることができるようにしたのです。
その効果はいかに?
とはいえ、やはり皆様、一番広い面からのぞくことが圧倒的に多いです。
ここからボンちゃんたちをのぞくと...。
全員大集合!
「餌ですか?餌ですか?餌ですね??」
ざんねーん、違います。
では、側面からのぞくとどうなる?
「なーんだ、違うのか(がっかり)」と立ち去ってしまいました。
わかりやすい行動をありがとう。
それはさておき、ボンちゃんたちはきっと皆様が(一番広い面から)のぞいても近寄ってくると思いますので、のぞいてみてくださいね。
少し前の話ではありますが、カリフォルニアアシカの "しずく" が6月30日に1歳の誕生日を迎えました。
誕生日の当日には、氷でケーキをつくりました。
しずくは「これなーに?」と言った様子でケーキを見つめていました。
性格も穏やかで優しいしずく。
これからもたくさんエサを食べて大きくなってね!
お誕生日おめでとう☆
今月、コツメカワウソのクリとコウメの誕生日でした。
▲クリ
▲コウメ
2匹とも今年で13歳になります。
13年前の7月4日にクリが生まれ、7月6日にコウメが海遊館にやってきました。
(コウメは保護個体なので正確な生まれた日付はわかりません)
今年のプレゼントはこれです!
ジャン!
そう、お寿司!祝い事といえばお寿司なので、がんばって作りました。
ペレット(猫用キャットフード)をシャリにみたて、ネタはニジマスです!
その他に、普段は食べることのないアユとホンモロコも添えてみました。
さあ、喜んでくれるでしょうか?こちらが渡したときの様子です。
クリは気に食わなかったようであまり食べてくれませんでした。
でもコウメは残さず全て食べてくれました!
クリとコウメにとっていいプレゼントになったかわかりませんが、お祝いできてよかったです。
これからも元気でいてね!
あ、それからそれから、今日、7月20日は海遊館の誕生日!
1990年7月20日にオープンしたので、26歳。
みなさん、これからもよろしくお願いします!
早いもので、海遊館も明日7月20日で開業26年周年を迎えます。
今日は工事のお話。
海遊館一大きなクレーンは、ジンベエザメなどの大きな生き物を「太平洋」水槽に入れるためのクレーンで、最大30t もの重量物を吊り上げることができます。
このクレーンは上部の電線から電気をもらって動いています。
この電線が古くなり、錆びてきたので開館以来初めて取替することになりました。
しかし、電線は「太平洋」水槽の上や屋外8Fの高所にあります。
これをどうやって取替するか...
足場を組立てて取替するには費用がかかりすぎました。
そこで、専用の作業車を製作して取替して頂くことにしました。
専用作業車がこれです。
これを既設のクレーンのレールにはめて...
出発進行!
まずは屋外部分から電線の取り外し、そして新しい電線の取付
海遊館上部の黄色の鉄骨部分にあります。
下を見ると、ちびりそうです。
続いて「太平洋」水槽上部
ものが落ちないように養生シートを張り作業をして頂きました。
3日間で工事終了!
取替してきれいになった電線。
古い電線さん、長い間ご苦労様でした。
新しい電線さん、これからよろしくお願いします。
コツメカワウソの健康診断が終了しました。
で、4きょうだいのイガくんですが。
口の中を見ると...。
あら、汚い。
じゃなくて...上顎の右犬歯が折れてるー!
これは抜歯しなくてはなりません。
このところ、お年頃の4頭なので、今、離なればなれになると、二度と一緒にいることはできなくなるかもしれません。
したがって、今しばらくバックヤード暮らしが続きます。
4きょうだいの登場は、抜歯終了までお待ちくださいね。
「ホヤ」と言うと食用にされる「マボヤ」が有名ですが、海遊館前の岸壁でもホヤがいます。
これまでに見つかっているホヤは、カタユウレイボヤ・シロボヤ・エボヤ・マンハッタンボヤ・スジキレボヤ・ナツメボヤの仲間、イタボヤの仲間など7種類以上になります。
ホヤは岩やロープなどに付着して生活しています。
▼ユウレイボヤの仲間(入水孔を開いて海水を取り込んでいるところ)
餌は水中に浮遊しているプランクトンなどで、入水孔から海水を吸い込みエラ(鰓嚢さいのう)でこしとり、残った海水は出水孔から吐き出します。
▼カタユウレイボヤが吸い込んだ水の流れ
ホヤをあまり知らない方でも、私たちヒトのご先祖様かもしれないと言うと興味をもっていただけるのではないでしょうか?
→開催中の企画展「デスモスチルスのいた地球」にて、マボヤを紹介しています。
ホヤの仲間は、卵からフ化するとオタマジャクシ型の幼生として水中を泳ぎ出しますが、尾の部分には、私たちヒトの背骨のもとになる「脊索(せきさく)」が存在するのです。最近の遺伝子解析からも、ホヤが私たちヒトを含む背骨をもつ動物(脊椎動物)に最も近いことが示されています。
ただし、幼生にあった脊索は岩などに付着して生活するようになると体に吸収されて無くなってしまいます。
ホヤは遺伝や発生学の研究材料として重宝されますが、汚損生物として産業に悪影響を与える場合もあります。
例えば、ホタテガイ養殖のロープに大量に付着して貝を落としてしまったり、ロープを引き上げるのに大変な労力がかかるケースなどがあります。
▼ロープに大量に付着したカタユウレイボヤ
以布利センターの生簀で飼育していたマンボウ。
水温が上昇してきたため、大阪に避暑へやってまいりました。
ということで、現在は海遊館「6階特設水槽」にて4尾のマンボウを展示中です。
数が増えたので、マンボウの餌である特製団子を作る係員も大忙し。
※特製団子については、こちらをご覧ください。
コレ食べて、元気に過ごすんやでー!
今年は猛暑らしいですが、みなさまも暑い夏をのりきれますように!!
なななななんと!
7月9日は、カマイルカ「アクア」のお誕生日でした!!!!
(バックヤードは写しづらい・・・)
今年で6歳です!!!!どうりで私も大人になったわけだ!
うまれたときからアクアと共に成長してきたと思うと感慨深いです。
だんだんとおとなの階段をのぼっているアクア。
アクアのこどもが見られる日はいつになるんだろう~なんて考えてしまいます。
そうなるように、しっかりとアクアをはじめイルカたちと関わっていかなくては!と、きゅっと気持ちを引き締めました。
「太平洋」水槽の底に、おもしろい形のエイがおります。
ツバクロエイです。
ツバクロエイは温帯から熱帯の砂泥底に暮らすエイで、大きくなると1.8mぐらいになります。
体はひし形で、短い尾がついています。
皆様、ぱっと見てエイとわかるでしょうか??
このエイは遊泳することは少ないのですが、たまたま泳いでいるのを見かけました。
トビエイのように胸ビレをパタパタ同時に動かすのではなく、アカエイなどのように右、左、右、左と交互に動かして泳いでいました。
「ステルス戦闘機」に似た形なので、素早く泳ぐイメージがあったのですが、この薄い体ではどう考えても遊泳力はなさそうですね。
ステルスというよりは、海の中をふわふわしているので、未確認飛行物体ならぬ、未確認「遊泳」物体、つまりはUnidentified Swimming Object=「USO」??(勝手な造語です)。
UFOはユーフォーですが、ユーソー、それともウッソー?
実はこのツバクロエイ、まだおもしろい話がありますが、それはまた後日。
先日、「タスマン海」水槽で素敵な写真が撮れました!
それがこちら!!
こちらはカマイルカのクルーです。
頭の上を見てみると、白い帽子をかぶっています。
実はこの帽子、空気でできているんです!
イルカの頭の上にある鼻の穴から、ボコッと空気が出た瞬間をとらえた写真なんです!
クルーが帽子をかぶっているように見えませんか?
しかし、この帽子は空気でできているので、一瞬しか見ることができません。
その一瞬を狙って、みなさまも帽子をかぶっている素敵なイルカの写真を撮ってみませんか?
ラッコのパタが6月28日で20歳になりました!
パタは海遊館で生まれ、海遊館すくすく成長しました。
今年の3月末に体調を崩し20歳は迎えられないのでは...と担当一同ハラハラした時もありましたが、奇跡のV字回復をみせ元気になってくれました。
▼パタです。
そして6月26日には公募でお集まりいただいたお客様と共に、お誕生日会を開催することも出来ました。
生まれたときの担当者、現在の担当者、そしてパタの20年間を知る飼育員の3名による、パタや昔のラッコたちのお話で更にパタの魅力が伝わったのではと思っています。
参加していただいた皆様ありがとうございました!
そして20歳の誕生日に合わせ現在、パタの写真展も開催中です!
多くの飼育員、お客様に見守られ20年を迎えたパタ。
これからも元気で長生きしてね!!
(手作りのバースデー氷、受け取って~)...パート2へつづく。
6月28日にラッコのパタが20歳の誕生日を迎えました。
全国のパタファンの皆様から応援メッセージや写真集、パタのイラストつきの小物やバケツなどのプレゼントが届きました。
本当にありがとうございます。
パート1でも紹介していますが、毎年、ラッコ担当が氷のケーキを作り、パタにプレゼントしています。今年はこんなケーキです!
ハタチになったということで、小さい氷で20の文字を作っています。
そして、気になるバースデー氷の行方ですが...
きまぐれ屋さんのパタですが、受取ってくれました☆しかもしっかり完食してくれました!!
パタ、エサをたくさん食べてこれからも元気で過ごしてね♪
先月6月27日は「モンタレー湾」水槽のカリフォルニアアシカのボス ルークの27才の誕生日でした!
去年に引き続き、懲りずに氷を渡してみました。
結果は前あしで軽くあしらわれて終わりました...
まぁ想定内です。
素敵な写真が撮れたので良しとします!
ルークおめでとう~☆
6月19日、25日、26日に、春ラボ海遊館「オリジナルぬいぐるみを作ろう!」を開催しました。
ジンベエザメぬいぐるみは、布を切り、切った布をボンドで貼り、綿詰めをして仕上げます。針や糸は使いません。
お絵かきぬいぐるみは、真っ白なぬいぐるみに好きな色を塗って完成させます。
今回のワークショップではお子さまだけではなく、カップルの方もたくさん参加して下さり大盛況でした~!ありがとうございます!!
ラボでは太平洋水槽を泳ぐジンベエザメを見て生き物や海のことをスタッフとお話しながら作っていきます。
完成!!
出来上がったぬいぐるみを安全ピンで服に留めて
「シャキ――――――ン!」とポーズをとってくれました☆
海遊館普及交流チームでは夏休みに向けて、小さなお子さまから大人までどなたでも楽しめるワークショップをどんどん開催する予定です!
詳細が決まりましたら海遊館ホームページでお知らせ致しますので、ぜひぜひご参加ください。お待ちしています!
前回に引き続き、海遊館「おでかけスクール」(2日目)のお話です!
朝から雨が降っていて心配だったのですが、バスで移動中に止んでくれました!
これも日ごろの行いが良いからか...いや良かったらそもそも降らんか...´Д`
なんて思っているうちに目的地の南伊勢町に到着。
養殖鯛の餌やり と つぼ網漁を体験しました!
まずは餌やり体験。生簀の中にはなんと鯛が1万匹!
餌をまくとすごい勢いで集まってきます!
続いてつぼ網漁体験。筒状の網を引き上げると...
サメ!Σ(゚д゚)
サメを怖がってか残念ながら他の魚はあまり入ってなかったけど(;_;)、
別の網ではマダイやカワハギ、ヒラメなど色々な魚が獲れました!(^▽^)
お昼ごはんは、養殖鯛の塩釜焼き!
自分たちで一から作り、とってもおいしくできました!
ですが...食べるだけで終わらないのが「おでかけスクール」。
実は、塩釜焼きができあがるまでの間に飼育員から「鯛の鯛」をお話しをしました。
食べながら鯛の鯛を探してみましょう!
さて、鯛の鯛とは・・・??
じゃじゃーん!これが鯛の鯛!骨なんですが魚の形をしています(・ω・ノ)ノ!
「見つけた!」「分からん!飼育員さんどれですか(´・ω・`)?」
みんなでどこやどこやと言いながら、おいしい楽しいお昼ご飯になりました(^^)
お昼ごはんの後は鳥羽水族館へ。
昨日船の上からみたスナメリを今日は水の中から。
とても気持ちよさそうに泳いでいます。
最後は鳥羽水族館の飼育員さんと海遊館の飼育員からスナメリのお話です。
スナメリの人工保育と、大阪湾のスナメリ調査のお話、なかなか聞けないお話で飼育員の私も勉強になりました。
初めての海遊館「おでかけスクール」はこうして無事に終えることができました。
今回参加してくださった皆さん、本当にありがとうございました!
※初日「スナメリウォッチング&海ホタル観察会」の様子はこちらから
前回お伝えした大阪湾のイルカ。
野生のイルカに関わっておられるいろんな方のおかげで、いろんなことがわかりました。
種類:ミナミハンドウイルカ
出身:熊本県天草下島周辺
生まれ:2011年
背びれの特徴を元に個体識別調査をされている、長崎大学・東邦大学・天草ミナミハンドウイルカ
研究グループの方に情報を提供いただきました。
2015年の春までは天草にいた、まだまだ若い個体です。
どのようなルートを通って来たのだろう?どうして1頭でいるのだろう?
疑問は絶えません。野生の生き物のことはわからないことだらけですからね。
このイルカがケガなく、安全に過ごして、どこかの群れに合流できることを願っています。
引き続き、見守っていきたいです。
6月4日~5日の2日間、「海遊館お出かけスクール」を開催しました。
お出かけ先は、伊勢志摩方面。内容も盛りだくさんのツアーです。
初日、一つ目のプログラムは「スナメリウォッチング!」
天候もさほど悪くなくウォッチングにはいい感じ。
今回、スナメリウォッチングを行った場所は、伊良湖と呼ばれる三河湾海域になります。
この海域のスナメリを良く知る、現地のスナメリクラブの方や鳥羽水族館の飼育員さんにも協力していただき、ウォッチング中の解説も行いました。
港から出航してわずか10分程度で、「スナメリ発見!」という声が!!
その後も、ポツポツとスナメリが現れ、乗船しているお客様からも「スナメリ見えたぁ!」という歓喜の声が!!!
同行していたスタッフも一安心。
大阪湾ではこんなに簡単?にはスナメリをみることはできません。
前評判どおりのスナメリ遭遇率には脱帽です。
結果、ほとんどのお客様はスナメリを見ることができ、無事スナメリウォッチングは終了しました。
そして二つ目は、ウミホタルの観察。
こちらでは、現地の志摩自然学校の方々に解説や指導をしてもらいながら行いました。
ウミホタルの観察は夜。
雲行きが怪しくなる中、海まで続く暗闇の小道を歩いていきます。
観察場所に着き、ウミホタル収集作戦開始。
仕掛けを投入して待つこと10分。
仕掛けを引き上げると、ビンの中には大量のウミホタルが!!
ウミホタルに刺激を与えると、青白く発光する液体を出します。
暗闇に浮かぶ青白い光は、とても神秘的で見とれてしまうほどの美しさでした。
ということで、初日のスケジュールは全て終了し
興奮さめやらぬまま床につきました。
2日目に続く・・・→2日目はコチラ
もうすぐ夏です。
夏になったら、またビゼンクラゲの展示を始める予定です。どうぞお楽しみに!
ビゼンクラゲって、お腹がすいている時にみると、大きな大福(餅)に見えるのは私だけでしょうか?
「こんな大きな大福があったら幸せよね~。」などと不遜なことを思っています。
ビゼンクラゲは食べてもおいしいクラゲですが。
そんなことを考えつつ、「ふあふあクラゲ館」に足を運ぶと、またまたおいしそうなクラゲがいるではありませんか!
サムクラゲです。
サムクラゲは傘の中心部に黄色い生殖腺があり、その姿が何かに見えませんか?
ちなみに英名は「フライドエッグジェリーフィッシュ」、つまりは「目玉焼きクラゲ」なのです。
おおっ!ほんまに目玉焼き、っていうか生卵っぽいです。
卵かけごはんが食べたくなるではないか!!
担当曰く、今年はとてもきれいに成長したそうで、「成功の秘訣は?」と聞くと、ミズクラゲを餌として与えたことじゃないかってことです。
クラゲを食するクラゲには、クラゲを与えるのが効果的というのもなかなか衝撃的な話ですね。
そんなわけで"見た目"がおいしそうなクラゲが現れたらまたお知らせしますね。