アークティックチャー(フロ~ム、カナダ)
- 2016.05.06
- 魚類担当
「ラブレターがカナダから届いた」という歌が昔ありましたね。
今回、カナダから大阪に届いたのは、ラブレターではなくお魚でした。
ホッキョクイワナと呼ばれるアークティックチャーの稚魚がバンクーバー水族館からやってきたのです。
全長5~7cmです。
新体感エリアの「北極圏」ではオープン当初の平成25年春からチャーを展示しています。
この時もバンクーバー水族館から、今回と同じぐらいのサイズのチャーを譲っていただいたのですが、3年たつととても大きく(全長40~50cm)なりました。
※予備水槽ではうまく撮影できず、申し訳ありません<(_ _)><(_ _)><(_ _)>
こちらは30cmぐらいの時の写真です。
側線のまわりにパーマーク(斑点)が見られます。
パーマークは「幼魚斑」といわれ、成長とともに薄くなり、消えてしまいます。
なので、今、予備水槽にいるチャーたちはもう少しパーマークが不鮮明になってきつつあります。
ちなみに以前、「日本の森」で展示していた日本産のイワナはこちら。
このイワナたちも30cmぐらいだったので、まだパーマークがありますね。
チャーは大きくなると1mを超えるのだとか。
今度は大きくなったチャーをなんとか繁殖させることができないか、バンクーバー水族館等のお力も借りつつ、いろいろ努力していきたいと思います。