カピバラのぴーたん家、ビフォアアフター
- 2016.03.11
- 魚類担当
先日、「エクアドル熱帯雨林」のカピバラ槽の改良工事についてお知らせしました。
ん?何が変わったの?と思われるかもしれません。
この陸場の奥行きは4mぐらいあるのですが、奥は配管等があり、どうしても平面にすることができず、これまでは3段になっていました。
この写真でいうと、青い線で囲んだ上段、緑の中段、黄色の下段で、下段から先が水場となっていました。
そして、上段左から中段や下段に行くには赤で囲んだスロープで、右からは黒で囲んだトイレに降りるようになっていたのです。
しかし、このスロープが曲者で、なるべく傾斜が急でないように考えてはいたのですが、ぴーたんも年をとってきたので、とてもすべりやすくなってきました。
そこでなんとかできないか、担当で検討し、トイレから上段に行くのはあまりストレスになっていないため、スロープをとりのぞき、代わりに段を増やそう。そして、そこに土や枯れ草などを入れようということになりました。
上から見るとこんなふう。
紫の段が増えました。
また、同時に展示開始時から5年たって、床がつるつるになってきていたので、ざらざらになるよう加工しました。
最初は「ん?」となっていたぴーたんですが、すぐに慣れて、1枚目の写真のように新しい段を使ってくれています。\(^ ^)/
動物たちも(係員も?)年をとってきましたので、適時、暮らしやすいような改良をしていきたいと思います。