顔を見てね♪ サドルドイールパウトとショートホーンスカルピン
- 2016.02.10
- 魚類担当
北極圏の魚たちを朝から撮影!
▼これはサドルドイールパウト。ゲンゲの仲間です。
イールは「うなぎ」、パウトは「大きい頭をもつ魚」という意なので、「うなぎのような、頭の大きな魚」ってことでしょうか。
当館のイールパウトは全長が20cmほどですが、大きくなると40cmくらいになるのだとか。
2年前、北極の海からやってきた時は10cmくらいだったので、ちょっと成長したかな?
体側にしわがたくさんありますが、年をとってるわけではありません。
鱗が少ないため、体を曲げたら、しわが目立つのです。
ウナギなどとはまた違った手触りなんだそうです。
しかし、「ふふんっ♪」という顔が不敵ですね!
▼こちらはショートホーンスカルピン、カジカの仲間です。
日本でも東北より北の海に、カジカの仲間が暮らしていますが、食用とされ、たいへんおいしいらしいです。
写真中央の個体と左の個体では、角度が異なるためか、左のは海獣「ピグモン」に似ているような?
いずれにしても愛嬌のある顔をしています。
北極圏コーナーでは、ワモンアザラシがぱっと目に入るため、そちらに気をとられがちではありますが、魚たちの顔にもぜひ注目願います!!