国内でもっともご長寿のコツメカワウソ
- 2016.02.29
- 魚類担当
2月25日、当館にて全国のコツメカワウソ飼育担当者が集まる会議を開催しました。
午前中は繁殖計画についてのお話。午後からは現在の飼育状況や今後の課題などを話し合い、8園館9名が飼育技術や施設について報告しました。
20数園館のコツメ担当者が揃うとなかなか壮観でしたよ。
会議の様子は撮影ができなかったので、想像していただくとして・・・。
さて、会議でも報告したのですが、現在、国内でもっともご長寿カワウソは当館のニッキです。
今年の8月に誕生日を迎えると、満22歳。生年月日がわかっている個体としては記録更新中です。
餌を食べる際は少し傾いたり、日によっては横になったまま食べたりはしますが、元気です。
(右:ニッキ)
息子のオリーブは今年の8月で満17歳。オス個体では、ニッキに次いで2番目のご長寿です。
なんと、当館でワンツーでした。
スタスタと歩き、部屋の中の はしごも どんどん上り、まだまだ元気です。
会議の次の日は、参加者のみなさんにもごらんいただきました。
といっても2頭とも知らんぷりでしたが...。
(左)オリーブ:「父ちゃん、おれたちご長寿らしいよ」
(右)ニッキ: 「それは旨いものなんかのう?」
などと言ってるかどうかはわかりませんけど、穏やかに暮らして欲しいものです。