海遊館日記

大阪湾で出会った生き物たち「アミメハギ」

本種はフグ目カワハギ科に含まれ、日本沿岸の温帯域に普通に見られます。
特に岩礁の藻場や内湾のアマモ場でよく見かけます。
最大でも 8cmほどの小型種です。
大阪湾でも普通に見られますが、海遊館前のコンクリート護岸で見つかる個体はいつも4cmぐらいまでの小さな個体です。
DSC_3712_2.jpg
同じ大阪湾でもアマモ場で見た個体は体色がアマモの色そっくりの緑色でした。
どうやらまわりの環境によって体色が変わるようです。

クリクリ動く眼やおちょぼ口が非常に可愛いい人気者ですが、水槽で飼育する場合には注意が必要です。
他の同居人?の餌をつついて横取りしてしまうやんちゃぶりで飼育係泣かせの一面があるのです。
そういえばアミメハギの学名Rudarius ercodes にあるRudariusには「野蛮な性質」という意味があるそうです。

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