魚のお掃除屋さん
- 2016.01.09
- 魚類担当
「太平洋」水槽の片隅で、ハタのみなさんが行列中。
何の行列かというと、魚のお掃除屋さん「ホンソメワケベラ」の待ち列なのです。
「お客さーん、エラの中もきれいにしましょうね」と手の届かないところまで掃除してくれるものだから人気が高い!
所変わって「グレート バリア リーフ」水槽でもホンソメワケベラは大活躍です。
ただ、前にも書いたかもしれませんが、ホンソメワケベラは自分が餌を食べたいからクリーニング行動をしています。
それが証拠に、より魅力的な魚が近づいて来たら、今掃除している魚を放り出してそっちに行っちゃいます。
さて、こちらは「グレート バリア リーフ」水槽のエポーレットシャーク。
朝になって、サンゴの隙間の隠れ家から出てきました。すると、上からツノダシが接近しています。
でも、次の瞬間にはこのように...。
▲ツノダシが、エポーレットシャークの鰓をつんつん。
実はツノダシもホンソメワケベラと同じようにクリーニング行動をとることがあります。
細長く尖った口は、ホンソメワケベラよりも細かい掃除ができそう!
掃除屋さんの活躍をぜひ見つけてみてくださいね。