シャークワールドのハンズオン
- 2015.10.15
- 魚類担当
25周年特別展示「シャークワールド」には、いろいろなハンズオンを設置しています。
多くのお客様が体験をされるので、ハンズオンは壊れにくいものを作ってはいるのですが、やはり壊れることもあり、そのたびに係員があたふたとメンテナンスを行います。
ある日、特別展示の担当者があわてて係員室に戻ってきて「あ、あごがはずれましたー!」と言うのです。
当然、本人だと思うじゃないですか!
「大丈夫??病院行く??」と心配して聞いたら、「僕じゃなくて"シャークワールド"のハンズオンです!」って。
このホホジロザメさんのこと?
下にあるハンドルを回すと
顎が動くしくみ。
下顎が開いたまま動かなくなってしまったそうです。
電気系統の故障でしたので、さすがの係員もどうにもできず、この日のホホジロさんは顎がはずれた状態でした。
その日の夜に修理に来てもらって無事復帰いたしました。
まぁ人間(係員)じゃなくてよかったと言うべきでしょうか?
このハンドルを回すタイプのハンズオンはもう1つあって、サメの歯の構造を表すもの。
で、先ほどのシャークワールド担当と私の会話の続きです。
「えっ、どっちのハンズオンが壊れたん?」
「だから顎がはずれて...」
「あー、"口ぱっかん"のほうね」
「?」
「ホホジロのハンズオンやろ?あれは口が"ばっかん"と開くやん。だから私は"口ぱっかん"と呼んでるのじゃ」
「はぁ...」
「ちなみに、歯のハンズオンは"歯どんどん"だから」
「...(勝手に名前つけてるよ、この人)」
2つのハンズオンの正式名称は「ハンドルを回して顎の動きを体感しよう」と「ハンドルを回して歯のはえかわりを体感しよう」だそうです。
でも、「口ぱっかん」と「歯どんどん」のほうがわかりやすいと思いますが、いかがなものでしょうか?
誰の賛同ももらえてないような??