北極圏のイボダンゴ
- 2015.10.07
- 魚類担当
お月見は終わってしまいましたが、9月27日は中秋の名月でした。
みなさま、すてきな月をご覧になりましたか?
中秋の名月といえば「月見だんご」。
先日、私は知ったのですが、関西の月見だんごは、餡を団子に巻いたものだったのです!
ちょっと衝撃的でした!
ってことで、「北極圏」のダンゴを紹介します。
イボダンゴです。
ダンゴウオ科の仲間です。
ダンゴウオの仲間といえば、4年前に企画展示「かわいいコレクション(通称かわコレ)」でフウセンウオを展示していました(現在は展示していません)。
机の中にこのようなグッズが残っていました。
フウセンウオはたいへんカラフルでしたが、このイボダンゴは割と落ち着いた色合いです。
こちらは腹ビレが変化した吸盤でガラスにピッタリくっつく姿。
しかし、名前に「いぼ」ってあまりよいイメージがない!
こんなにかわいいのに!と思ったら...。
確かに、正面から見るとトゲトゲしています。
見る向きで印象がずいぶんと変わるものです。
他に、当館にいる「だんご」といえば、向かいの水槽にいるランプフィッシュ。
こちらはなんと全長が大きくなると50〰60cmになります。
展示中のランプフィッシュは私の手よりやや大きいので30cm強。
このランプフィッシュは2013年に当館で産まれたこどもたちです。
「初めての産卵!」
「丸くてかわいいランプフィッシュの赤ちゃん」
お月見は終わってしまいましたが、当館の「北極圏」でだんごを味わってください。