リンゴの弱点
- 2015.09.08
- 魚類担当
「パナマ湾」水槽のアカハナグマ。
現在は、メスを展示していますが、バックヤードにはオス(愛称:リンゴ)を飼育しています。
オスのアカハナグマは、メスと比べると力が強く、気性も荒いように感じます。
以前にお知らせしたように、リンゴをメスとお見合いさせると、時には大喧嘩になりますし、餌を食べてる最中に飼育係員がふと手をだそうものなら・・・
「オレの餌を取るな~!」と威嚇してくることも.あります。
▼こちらをご覧ください。口からはみ出た鋭い牙。(犬歯)
オスだけが口からはみ出るほど伸びるのかは分かりませんが、海遊館で飼育している4頭の中で口から犬歯がはみ出しているのはオスのリンゴだけです。
これで噛まれようものなら、大怪我必須...。
飼育作業中は、いつも気をつけているリンゴですが、実は弱点があります。
それは...首の後ろ
リンゴは首の後ろをワシャワシャ撫でると、気持ちがいいのか力が抜けておとなしくなるのです!
撫でていくと、まずはペタンとお尻が地面に着いておすわり。
更に続けると寝転んでしまいます。(笑)
そんなリンゴの様子がこちら。
どんなに強気でも、弱点をせめられると力がでないリンゴくんなのでした~