「チリモン」ならぬ「サバモン」!?
- 2015.09.04
- 海獣担当
先日の朝、いつものようにアザラシたちに与える餌のサバを、大きさ別に選り分けていました。
すると、普段見かけることの無い、大きさ30㎝位のかなり変わったかたちの生き物が混ざっていました。
これはいったいなんだろう?と思い、こっそりと取っておいて後で調べてみることに。
よく見てみると、サメの仲間のようです。
かなりボロボロですが、細かいところまで観察してみます。
小さな体ですが、しっかりと歯が生えています。
いろいろと調べてみた結果、歯の形や鱗の並び方などから、深海で暮らしているカラスザメ科のサメの仲間ではないかと思われます。
(ボロボロで細かい種類までは解りませんでした・・・)
それにしてもサバに混じって浅い海を泳いでいたのでしょうか?
まさにチリメンジャコに混ざっていた「チリメンモンスター」ならぬサバに混じっていた「サバモンスター」ですね!
今度はどんな「サバモン」が紛れているのか? 毎朝、楽しみにサバの選別をしています。