海くん、ようこそ
- 2015.07.14
- 魚類担当
今月7日に「太平洋」水槽にやってきたジンベエザメ・海くん。
大阪にきて1週間が過ぎました。
来た日は、さすがに餌を食べませんでしたが、次の日より少しずつ餌を食べ始めました。
輸送中に気持ち悪くなって吐いたりしないように、輸送の3日前から餌を止めていましたから、お腹がすいていたのでしょう。
今では給餌前に「餌だよ!」と係員が水面を叩くと、時々、遊ちゃんのところに行ってしまうこともありますが、以布利センターにいた時のように餌を安定して食べています。
元々、遊ちゃんは水槽の表層を泳ぐことが多いためでしょうか?
海くんは水槽の中層から下層を泳いでいます。
2頭の見分け方は泳ぐ場所でもわかりますが、背ビレがまっすぐなのが遊ちゃん、傾いているのが海くんです。
そして、海くんはオスですから、はらビレの横にかわいいクラスパーがついてますよ。
私の写真ではよくわかりませんね、ごめんなさい。
そして、今回、海くんを見て、へーっと思ったのは、横から見た時、吻先から鰓孔のあたりまではぺったんこですが、胸ビレ辺りが太い!
肩幅がっしりの男の人を想像する体形です。
今までにはあまりないタイプのような???
さて、海くんがやってきて、ワッチ(観察)をしている係員も最初は大わらわでした。
特に落ち着くまでは、海くんのコースを記録していたら、あっちで遊ちゃんがコースを変えたーとか、記録用紙に記入するのに顔を下向けていていたら、向きが変わっていた!なんてことが頻繁で、目が回りそうでした。
こちらも今は落ち着き、余裕を持って記録できています。
6月中旬にはグルクマも増え、にぎやかになった「太平洋」水槽。
表層できらきらしてるのがグルクマです。
みなさま、ぜひご覧になってください。