海遊館日記

2015年7月

夏のおやつに・・

梅雨が明けて夏がやってきました。

海遊館でも暑い日が続いています。

「モンタレー湾」水槽で暮らしているゴマフアザラシに少しでも涼しくなってもらおうと

おやつに氷を与えてみることにしました。

ちなみに、「モンタレー湾」水槽は外気が入ってくるので

夏は暑く、冬はとても寒くなります。


さっそく持ってきた氷を与えてみることに・・・

水辺に係員がやってくると真っ先にオスの「パール」がやってきました。

受け取って口には入れてみるものの、「ウエェェェ」といった感じのリアクションで

すべて口から出してしまいました。

氷の冷たさが気持ち悪かったのか?はたまた氷が歯にしみたのか?

係員達は元気良く食べてくれると思っていたのですが・・・。

今回、アザラシ達に暑さを凌いでもらおうとしましたが、

パールの予想外のリアクションと表情に

暑さを忘れて和んだのは係員の方でした。

バイオロギング展、じっくり見ると酔うかも...

館内5階の特設会場にて、ミニ企画展「バイオロギングってなんだろう~生き物目線で迫る行動と生態~」を開催中です。

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「バイオロギング(Bio-logging)」とは、生き物に小型の記録装置を付けて、その生き物(Bio)が自らの行動を記録(logging)する研究手法です。

海遊館ではジンベエザメに発信機をとりつけ、回遊経路の調査を行っていることは以前にお伝えいたしました。
http://www.kaiyukan.com/blog/2014/03/post-365.html


生物につける記録装置として「よいカメラがありまっせ」と教えてもらい、コツメカワウソ・ヤットくんにとりつける訓練をしたこともお伝えしましたね。
http://www.kaiyukan.com/blog/2015/05/post-715.html
http://www.kaiyukan.com/blog/2015/06/-2.html


今回はその時にヤットくんが撮った映像も「生き物目線で観察しよう」のコーナーで流しています。

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いくら小型化したといっても、結構カメラが動いたりもしますし、なんせカワウソの動きはせわしないので、根をつめて見ると酔いますの!ご注意を!

しかし、初めてヤットが撮った映像を見た時は感動しました。
野生下で使用するにはまだまだ工夫が必要ですが、夢が広がります。

ということで、ミニ企画展、ぜひご覧ください!

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アデリー赤ちゃん、すくすく成長中!

「南極大陸」水槽で生まれた「アデリーペンギン」の雛たちがすくすく成長しています。

毎日、たくさん餌を食べ、今ではこの通り。

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体重は約2.5㎏。でも生後約1ヶ月ほど。

まだ赤ちゃんですが、生まれた時の弱々しい姿は想像できませんね(笑)
飼育係員に対して激しく威嚇をすることも・・・。

アデリーペンギンは産まれてから約3ヶ月で巣立ちを迎えます。
フワフワの姿が見られるのも、あと1ヶ月程。

「南極大陸」水槽の中央奥は必ずチェックして下さいね。

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フワフワの雛を2羽、観察することができますよ。

楽しい海獣チーム

私たち海獣チームがイルカのお食事タイムで着ていたドライスーツ。

以前は色がバラバラでしたが、遂に全員同じ色になりました!!!
というブログにする予定で、写真撮影を依頼したのですが・・・・・

出来上がった写真を見てみると、こんな感じになってました

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確かにドライスーツが全員同じになったのはわかるけど、なんか楽しそう!

しかもよく見ると、前列二人が人文字で25を作っている!!!
そう、今年7月20日に海遊館が開館して25年になりました。

私たち海獣チームも皆様に楽しんでいただけるよう頑張っていきますので、
これからの海遊館もよろしくお願いします!!

以上、今まで以上にチームワークが向上した? 楽しい海獣チームからでした!

ぶりおくん

ある朝のカワウソバックヤード、おじいさんコンビです。

父ニッキ(もうすぐ21歳)、息子オリーブ(もうすぐ17歳)。

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父「息子よ、眠いぞ」
息子「ごはん、まだかなあ??」 → 話聞いちゃいねぇ。

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息子「ごはん、まだみたい...」
父「息子よ、眠いぞ」

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息子「てへっ!」→急にかわいこぶる息子。
そういえば、某係員に「オリーブ」の名前をもじって「ぶりっこぶりお」と呼ばれていたね、あんた。
父「...」

などとセリフをあてたくなる写真でした。

仲良し父子ですが、数日前、オリーブの左下顎がぱんぱんに!

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角度を変えて見ると、こんな感じ。

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どうやら父子ででれでてしている間に、父の歯が息子に唇に当たったようです。
朝だけ痛そうにしていたオリーブですが、次の日には腫れもひき、けろりとして、またでれでれしています。

ほどよく仲良くしてほしいおじいさんコンビです。

こんなこともやっています

各水槽の入り口には、ピンク色の液体の入った謎の入れ物が置かれています。

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これは一体なんなのでしょうか?

水槽の魚を入れておく入れ物なのでしょうか?

それとも水槽内の動物の為の飲み水でなのでしょうか?

どちらも違います!

実はこれ水槽内に入る飼育員の長靴の裏を消毒する消毒液なのです。

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このように私たち飼育員は、水槽に入るときには必ず長靴の裏を消毒して、病気の原因になるバイ菌を水槽内に持ち込まないようにしています。


また、必ずしも水槽内にバイ菌がいるわけではないですが、水槽を出るときにも消毒をしています。

これは、消毒をすることで水槽内のバイ菌を持ち出さないようにするためです。

こうやって消毒をするのは長靴の裏だけではありません。

当然、手指の消毒も行っています。

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普段は見えない部分ですが、生き物達の健康を管理する為に、海遊館ではこんなこともやっているんですよ。

過去最大級のビゼンクラゲ

クラゲ担当です。
私が入社して、クラゲ担当になってから3カ月が経ちました。
今までクラゲとは全く無縁だったので「え、担当"クラゲ"・・・」みたいな感じで、きちんと飼育ができるのか、とても不安でした。
が、今ではすっかりクラゲのとりこに!!!!
毎日癒してもらっています♪

特に私が大好きなクラゲは「ビゼンクラゲ」!
以前、バックヤードに当館生まれのビゼンクラゲの赤ちゃんがいたのですが、もう好きすぎて1日に何度も何度も餌を与えていました。
通常では1日2回なんですけど...(笑)


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ビゼンクラゲは成長が早く、日に日にぐんぐん大きくなっていくので、「またこんな大きくなってる~!!」と、毎日本当に楽しみでした。

大切に大切に育てたその赤ちゃんクラゲが、とうとう展示に!!
「絶対この子達をもっと大きくさせるぞ-!!!」という強い思いで、今まで展示のビゼンクラゲに与えていた餌の量を2倍にしました。
また、常に餌がある状態を保つことが大切なので、給餌を5回に分けて行いました。
1日の中で5回も給餌に行くのは、結構たいへんなんです~。
ちなみに他のクラゲたちの給餌は、午前と午後に1回ずつです。
水の管理にも注意を払いました。

そんな感じで飼育していくうちに・・・
ジャジャ―――ッン。こんなに立派に成長しました~~~っ!


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傘のサイズは約12cm!全長は約20cm!
先輩からこのサイズは、今まで海遊館で飼育してきた中でも過去最大級だと教えてもらい、驚きと嬉しさでい―――――っぱい!
毎日毎日、こまめに給餌を行った成果が出ました~(泣)

みなさま是非、私が愛情込めて育てたビゼンクラゲを見に来て下さいね~♪

粗大ゴミ専用台車

先日、粗大ゴミを搬出する日がありました。

この時に活躍するのが、「ゴミ台車3人衆」です。


▼大型ゴミは任せろ

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の1号車。

▼長尺ゴミは任せんしゃい

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の2号車。

▼かさだかゴミは任して♡

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の3号車。

1号・2号はオーダーメイドです。
扉を通れるように幅を扉ギリギリの寸法にしています。

今回はこの3人衆と一般台車4台分の粗大ゴミを搬出しました。
設備チームのゴミはどのようなものかというと・・・

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これはモーターですね。長年、水槽の水を循環してくれました。

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水銀灯の安定器。水槽の中を明るく照らしてくれました。

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配管材料やゴムジョイントなどなど。

長年、海遊館の生き物たちの生命を支えてくれて、ありがとう!

続・怪しい人たち

先日の海遊館日記「怪しい人たち」の続きです。

こちらが7月17日から始まった特別展示「シャークワールド~ハンターたちの捕食に迫る!~」の入口です。


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ずずーっと入ってみて...あったー!!


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これこれ、これを怪しい人たちは運んでいたのです。

コギクザメ、深海に暮らす全長4mにもなるサメで、今年の1月に高知県室戸の定置網に迷入していた個体で、全長は2.82m、194kgの雌でした。

たいへん珍しいサメであることから、北海道大学名誉教授の仲谷先生、沖縄美ら海水族館の佐藤氏らと共同で解剖調査を行い、さまざまなデータを収集することのできました。

もちろん、私もこのような深海ザメを見るのは初めてでしたが、海にはまだまだいろいろな生き物がいるのだなあと思いました。

解剖したサメはホルマリンで保存して、今回展示することになりました。


しかし、200kg近い大きなサメを移動するのは簡単ではありません。


まず、ホルマリン用の容器から出して水洗い。すごいホルマリン臭なので、皆、マスク、手袋をしてたんですね。


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担架にのせました。


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さあ、運びますよ、よいしょ。


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そして、台車でごろごろは、先日お知らせしましたね。
企画展示室に入るまでは谷あり、坂あり、階段ものぼりました。
そして、到着。


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ここから水槽に入れるには持ち上げねばなりません。特殊な機械を使って持ち上げます。


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水槽に入れるよ!あー!尾があたるー、曲がってるー!!など大騒ぎ。


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無事、水槽に入れることができました。
この後、新しいホルマリンを入れ、今の状態となりました。
怪しい人たち、お疲れ様。
コギクザメはこうして皆様の前にお披露目です。

コギクザメの「キク」は菊にあたるそうです。
なぜ菊なのかはぜひ実物をじーーっとご覧になってみてくださいね。

サメスペシャリスト集結!

7月19日、この日は開業25周年を記念し、海遊館「7/19SHARK DAY!」とのことで、朝には当館館長がお客様をご案内する「スペシャルツアー」を、11時からは、さかなクンと北海道大学名誉教授の仲谷先生による「さかなクンと一緒にサメ博士になろう!」トークショーを、そして、午後からは「サメのスペシャリスト集結!サメトーク」を実施しました。


いずれも事前応募でたくさんの方にお申し込みいただき、ありがとうございました。

「サメトーク」はまず、仲谷先生が「サメの多様な能力-エサの食べ方(機能形態学の立場から)-」を講演してくださいました。

歯や顎など、サメの生態により機能が変わっていくのがたいへんよく理解できました。


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次に、当館でジンベエザメなどを長く担当している北谷係員が「海遊館とサメ」という内容で、これまで関わってきたいろいろなサメについてのエピソードをお話しました。


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例えば、当館で飼育していたエビスザメは北谷が市場を歩いていた際に、ごろんところがっており、標本にしようと持ち帰ったのですが、

「まだ生きているし、水槽に入れてみよう」と以布利センターの水槽に収容したら、元気に泳ぎだした等、お客様も「へぇーー!」とびっくりされていました。


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講演の後は、上記の2人に、さかなクンと当館館長が加わってサメについて思うことなどをトークセッション。


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仲谷先生やさかなクンからは、これから水族館に求めることとして「生物の生き様を見ることができるのはとても貴重であり、科学者の目でそれらを見て、多くの人たちに知ってもらうことが重要」との言葉をいただきました。

館長も申し上げておりましたが、今回のイベントには小さなこどもたちにも参加していただき、すでにサメ博士のような方もいらっしゃいましたが、これをきっかけに興味を持っていただくことができれば、私たちもうれしく思います。
本当にありがとうございました。

また、このような機会がありましたら、皆様、ぜひご参加くださいね。

怪しい人たち

お客様も少なくなった夕方。

係員の中でも屈強の男たちが、予備水槽前に集合していました。
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でも、皆、顔にはマスク、手には軍手と怪しい格好ですね。

何してるのかな?
(写真が少しぼけていますが、申し訳ありません)

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何かを運び出しました。
これだけ人がいるってことは相当重い?

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いったん、建物の外に出たぞ。

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坂だー!!よいしょ、よいしょ。
実は小雨が降っておりました。

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運んだ先はエントランスビル4Fの企画展示室。

ってことは??


平成27年7月17日(金)から平成28年5月8日(日)まで、開業25周年を記念した特別展示「シャークワールド~ハンターたちの捕食に迫る!~」開催中です。

怪しい人たちの運んだものはまた後日!



ミューの自主練 ~動画編~

以前、海遊館日記で紹介したカマイルカのミューが行っている自主練の様子をついに動画で撮ることに成功しました!


毎回、自主練を見つけてカメラを構えるとやめてしまったり、タイミングが合わなかったりと、なかなか撮る事ができませんでした。

今回撮れた動画で、ミューの頑張りを見てください!(携帯の為、画質が悪くてすみません。)


そしてなんと!!

ミューだけではなく最近アクアも真似して自主練を始めたんです。
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練習熱心なミューとアクアに今後もご注目ください。

たまにですが、開館中にも見ることが出来るかも知れませんよ~
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嵐あらわる・・・

7月16日、大型の台風11号が高知に上陸しました。

当初、台風の進路予想は、以布利センターのある土佐清水市を直撃コース。

超大型・・・なので、飛ばされたり壊されたりしないように万全の準備を行いました。

しかし、一番怖いのは停電です。
昨年7月の台風の際には、この地区は深夜に3時間停電となり、水槽のシステムは全停止・・・。

強風と豪雨の中で対応に追われました。
今回の台風は予想より東に大きくそれ、停電や浸水などはありませんでした。

ほっとして海を見ると、台風が過ぎていったとはいえ、白波が打ち付けていました。
いつも思うことですが、自然って凄いですね。
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アラレの魅力を伝えたい! シリーズその10

アラレはときどき好き嫌いをします。

普段はシシャモのオスとアジをメインに、メロウド(イカナゴ)も食べる練習をしています。


しかし・・・、アジがあまり好きではない。


メロウドにいたっては口に入れるのでさえ拒否!


この様子は動画をみてください。
最後に食べるのがメロウドです。

いろいろ食べてもらえるよう、練習の日々です。

アラレの魅力を伝えたい! シリーズその9

水面でだるまさんポーズのアラレ。
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「アラレ~」と呼んでみる。

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チラ見。

流し目がお得意のアラレでした。

アラレの魅力を伝えたい! シリーズ11

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月に一度の...

「日本の森」の水鳥たち、これまで月に1回、捕まえて体重測定をしてきましたが、どうせ捕獲するならば、ということで体温測定と採血を行っています。

 

「ギャー!捕まってもーた」なのはミコアイサ。

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現在、夏羽にかわりつつあります。

 

体重は箱に入れて測りますが、体温は箱の上にのせて、体温計を肛門から。


オシドリ「気持ち悪いよう...」

獣医「我慢して!」


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そして、今度は採血。


係員「羽を広げて!」

獣医「針さしまーす♪」


キンクロハジロ(♂)「なにすんねん!ああ...」

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係員「痛くない、痛くない」


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とこのように実施いたします。

 

捕獲の際に暴れるためか、体温は種によっては40℃を超すものも。

せっかくの健康診断、鳥たちに負担をかけないように行っていかねば!と思います。

イルカ通信7月号~アクアが5歳!!!~

先日の7月9日にアクアが誕生日を迎えました。

2010年に海遊館でうまれたアクア。


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私が生き物の担当を持たせてもらってから、初めてのイルカの出産でした。

大きな生き物だし、水の中の生き物だし、何をどう対応したらいいのかわからないことだらけで、精神的にも体力的にも追い詰められていました。

毎日、事故が起こったときは、お母さんが育てなかったら、途中で病気にかかったら...などなど...

海遊館の水槽は広くて深いため、イルカの健康診断をしたいといっても簡単には捕獲することはできません。

ですから心配することはとってもたくさんありました。


思い出に浸ってしまい、長くなってしまいました。

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とにかく、アクアが大きな病気をすることなく、元気に5歳を迎えられたことはとってもうれしいことなのです。
しかも、弟も生まれて!!!


これからもアクアが元気に成長していく様子、大人になってお母さんになったアクアも見られたらいいなぁなんて妄想してしまいます。


自分もあれから5年、成長できているのかなぁ。。。

海くん、ようこそ

今月7日に「太平洋」水槽にやってきたジンベエザメ・海くん。
大阪にきて1週間が過ぎました。

来た日は、さすがに餌を食べませんでしたが、次の日より少しずつ餌を食べ始めました。

輸送中に気持ち悪くなって吐いたりしないように、輸送の3日前から餌を止めていましたから、お腹がすいていたのでしょう。
今では給餌前に「餌だよ!」と係員が水面を叩くと、時々、遊ちゃんのところに行ってしまうこともありますが、以布利センターにいた時のように餌を安定して食べています。

元々、遊ちゃんは水槽の表層を泳ぐことが多いためでしょうか?
海くんは水槽の中層から下層を泳いでいます。

2頭の見分け方は泳ぐ場所でもわかりますが、背ビレがまっすぐなのが遊ちゃん、傾いているのが海くんです。
そして、海くんはオスですから、はらビレの横にかわいいクラスパーがついてますよ。
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私の写真ではよくわかりませんね、ごめんなさい。

そして、今回、海くんを見て、へーっと思ったのは、横から見た時、吻先から鰓孔のあたりまではぺったんこですが、胸ビレ辺りが太い!
肩幅がっしりの男の人を想像する体形です。
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今までにはあまりないタイプのような???

さて、海くんがやってきて、ワッチ(観察)をしている係員も最初は大わらわでした。

特に落ち着くまでは、海くんのコースを記録していたら、あっちで遊ちゃんがコースを変えたーとか、記録用紙に記入するのに顔を下向けていていたら、向きが変わっていた!なんてことが頻繁で、目が回りそうでした。

こちらも今は落ち着き、余裕を持って記録できています。
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6月中旬にはグルクマも増え、にぎやかになった「太平洋」水槽。
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表層できらきらしてるのがグルクマです。
みなさま、ぜひご覧になってください。


配管表示

海遊館のLSS(ライフサポートシステム)には多くの配管あります。

濾過装置から水槽に行く配管や濾過装置にもどる配管、海水の配管、淡水の配管など、多種多様、配管の太さも色々あります。

たとえば海遊館にある配管を全部、一本につなげてみると大阪から神戸の近くまで達するそうです。

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そんな色々な配管を識別し点検しやすいように表示板を取り付けています。


文字を見ればどこから来てどこに行っているか、カラーは流れている水の種類がわかります。


SWSは海水で水槽へ流れる配管、AAはエアー、青色は循環水、水色は冷却水、黄色はオゾン処理水、茶色は排水・・・と区別しています。

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このように配管が集中しているところなどに取り付けています。


もし、この表示板がないと、毎日、大阪から神戸までと同じぐらい歩かないといけないかもしれません。

どんどこドンドコ♪

 カワウソのバックヤードで、夕方、「皆が寝静まってるよな-」と思いつつ、入室すると。

どんどこドンドコ♪怪しい音が...。

 

音の発生源をのぞいてみると。

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先日、係員が作成した「古い消防ホースを使った吊り寝床」の上で、アヤメが仁王立ちになり、吊り手をつかんで揺らしていました。

ゆらゆら揺れるもんだから、寝床ごと横の壁に当たってドンドコいってたようです。

 

さて、この消防ホース。

動物園ではオランウータンのつり橋として使い始めたようで、その後、水族館も含め、いろいろな動物に使用しています。


消防ホースは丈夫で、ほつれにくいのがよい!

当館の施設で先日、ホースの交換をしたとのことで、多量にもらいました、ほくほく。

 

では、なぜカワウソで、アヤメ(とヤット)にこれを使っているかというと、定番の寝袋ドンゴロスはほつれやすく、アヤメはそこに体をつっこみ、巻きつくことがあったのです。


で、ドンゴロスは使用禁止、おつきあいでヤットもドンゴロスなしになりました。

2頭とも体がふけないので、ちょっと困惑していたことから、若い係員たちが「何か体をふくものを!」としてつくったのがこの寝床なのです。

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ヤット(右)は大満足、眠そうです。

アヤメはどんどこホースを揺らす技も開発?し、よかったね、ふたりとも。

 

ところで、当館での消防ホース利用、こんなところにも。

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タスマン海水槽のイルカ用、大きな「かんぴょう」かと思った(笑)。

 

大活躍の消防ホースです。

肩の印は...

 ある朝、[「グレートバリアリーフ」水槽の底を通りかかると、擬岩の下からひょっこり顔を出す魚発見!

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エポーレットシャークです。


夜行性なので、日中はあまり見ることがありません。

この朝は前夜の遊びが過ぎたのか??

 

暖かい海の浅瀬や潮だまりなどに暮らすエポーレットシャークは、胸ビレとしりビレをうまく使って底をのそのそと歩くように動きます。

初めて見た時は「底歩いとるやん!」とちょっとびっくりしました。

 

そして、横から見ると、胸ビレの後ろに大きな黒い丸い斑があります。

大きな目玉みたいですね。

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暖かい海に暮らす魚は、チョウチョウウオの仲間など、目のような模様を体の一部にもつ種が多いです。


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写真のトゲチョウチョウウオだと、黒い斑は背ビレの後方にあるため、敵がここを頭と思って攻撃したとしてもダメージが少ないだろうと考えられているのです。

ご丁寧に、本当の目は黒いラインで隠してありますもんね。

 

あと目玉模様は、よく街中でも鳩よけなどで見かける目玉風船と同じように、敵を驚かせるためにあるのではないか?という説もあります。

エポーレットシャークの目玉はどっちかというと、これかもしれません。

 

ところで、「エポーレット」ってなんぞや?

調べると、「将校などが肩につけている印」という意味なんだそうです。

かっこいい名前ですね、模様は目玉だけど...。

今年は2羽誕生

先日、「南極大陸」水槽で飼育しているアデリーペンギンの雛が誕生しました。

しかも今年は2羽誕生!
1羽は本当の親鳥に、もう1羽は別のペアに託しました。

飼育下のペンギンにとって、産みの親と育ての親が異なるケースは珍しくありません。

野性下では、当然親鳥は、2羽同時に育てますが、雛の成長に差がでる可能性がある等、それなりのリスクがあります。

海遊館では今回、そのリスクを抑え、より確実に生育させるため1羽づつ育てさせることにしました。

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雛は硬い殻を内側から自分の力だけで割り、外へ出てきます。

穴は1箇所ではなく、卵の周囲に広がります。

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生まれたときの体重は約80g。

こんな小さい雛のどこに、そんな力があるんでしょうか。ホンマすごい。

そして3日後・・・

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体重は約倍になります。おぉ~早いなぁ~。

これからどんどん成長し、2ヶ月後には巣立ちとなります。

今しか見れない可愛い様子がいっぱいあります。

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1日数回は親鳥のお腹の下から顔を覗かせ、可愛い姿を見せてくれます。

「南極大陸」水槽、要チェックですよ♪

メガネの飼育員がメガネを置く時・・・・・

今日、いついかなるときもはずさなかったメガネを置きました。
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そうです。入社三ヶ月目、ついに潜水訓練が始まりました(二回目)!
では、行ってきます!!
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奥が先輩、手前が私です。
訓練場所でいつものメガネから度が入ってるマスクに掛け直しです。
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曇っててよく見えないですね・・・
気合を入れて訓練スタート!
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まず、マスククリア(マスクに入った水を押し出す動作です)
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私「ごほっ、ごほっ、ごほっ。。。鼻の中に水が・・・」
先輩「大丈夫か!!??」
私、水に潜る前に溺れかけました。。
次にジャックナイフ(水面から水中に入る動作です)

先に先輩、次に私です。
うーん。。中々時間がかかりそうです。。。

新しく入社した社員は、このような潜水訓練と試験を経て一人前のダイバーとして
潜水作業を行うことになります。
ちなみに今日紹介したものは、スキンダイビング(ボンベを持たないで潜水する方法です)
という潜水方法で潜水訓練の一部です。
新しく入社した社員の中には、元ダイビングスクールの方や、巣潜りが趣味だった方もおり、
一日で訓練がさくさく進む方もいます。しかし、私は練習しないといけなさそうです・・・・
次回、私の訓練が進んだら新しいものを紹介していこうと思います。

「嵐のあと・・・」のような・・・

 

76日夜、嵐のような出来事(以布利センターから海遊館へのジンベエザメ輸送)から一夜明けた、以布利センター(高知県土佐清水)です。

 

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ジンベエザメを以布利センターの水槽から輸送用の特製水槽に引越しする際に、大きなシートや吊り上げに必要なワイヤーやロープ類などを使用しました。


これらを次回も問題なく使用できるように、消毒や洗浄を行って、カビが生えないようにしっかり乾かしたり、錆びつかないように整備して保管しておきます。


梅雨の時期の高知県土佐清水市は雨との戦い・・・。


幸いこの日は天気に恵まれましたので、「少ない晴れ間を逃さないように」と慌しい1日になりました。


大阪(海遊館)から「"海くん"は、元気で泳いでいるよ!」との一報を受け、ホッとしています。


さぁ、もうひと仕事、がんばろ~!

すっきり~

 「日本の森」の植栽メンテナンスを実施しました。


作業は朝の6時からお客様がいらっしゃる10時まで、と限られた時間でしたので、

今回は3日間、職人さんが入ってくれました。

 

一番気になっていた、カワウソ水槽横上部の枯れたつる植物。


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ここは土の部分がぎっしりと植物で覆われているため、

どこが枯れた植物の根元なんだか全くわかりません。


しかし、さすが職人さんはきれいに除去してくださいました。


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その他も葉の生い茂るところは、すいてもらいました。


作業前


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作業後


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作業前


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作業後


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すっきりしたのがわかるでしょうか??

 

以前にお知らせした「ヤブガラシ」http://www.kaiyukan.com/blog/sp/2015/05/post-711.html も抜いてもらいましたが、夏の終わりごろには、また抜きにいかねばならないかと思います。

 

特に朝一番はさわやかな日本の森です。

日本の森の「夏」をまた感じてくださいね。

フブキのバンザーイ!

ワモンアザラシのお食事タイム中は、様々なトレーニングを行います。

例えば、健康チェックの為に、体に触れたり、口の中をチェックしたり、それ以外のトレーニングも係員とアザラシの信頼関係を築くためには重要です。

トレーニング内容は、それぞれ違います。
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ふとフブキの方に目をやると...
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熱い声と頑張るフブキの姿が!

フブキに一生懸命バンザイ(サイン)を見せている係員と、真顔で頑張るフブキの温度差が面白い!!
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是非みなさんもこのやり取りを生で見てください。なんだかほっこりするトレーニング風景です。
すでにこのバンザイは完成していますが、教えている時が一番熱のこもったお食事タイムでした。

ワモンアザラシのお食事タイムは、他の場所に比べてもアザラシ、係員をかなり近くからご覧いただけます。

どんなやりとりをしているか観察するとまた違った楽しさが見つかるかもしれませんよ!
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収穫祭?

 

『日本の森』にビワが実っていました!

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『日本の森』で実った果実は動物達の餌にしています。普段では与えないものなので動物達には大人気です!

植栽メンテナンスの前に収穫しよう!と思い、森の中をかき分けながら進むと...ありました!立派なビワです!!

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まずは動物が食べても問題ないか確かめるためにひとつ食べてみることに...

うまい!これなら大丈夫です!

全部食べてしまいたいぐらいですが、これは動物用と自分に言い聞かせ我慢しました。

早速、ビワをみんなに分け与えてみました。

 

まずは、リスザルのキカから。

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口いっぱいに頬張りおいしそうに食べますね~♪

 

アカハナグマのトマトにも!

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あれ?リンゴに夢中です...

結局トマトは食べませんでした。

 

最後はビントロングのビンカ!

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ビンカは器用に皮だけを残していました。種は食べたみたいですが(笑)

 

バックヤードにいる他の動物たちにも分け与えてきました!

久しぶりに食べるビワは大好評のようで、すぐになくなりました!

 

リスザルのポメロは『来年もできるかな~♪』と言っているようでした。



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決定的瞬間

海遊館で暮らしているワモンアザラシの「アラレ」は、よく写真のように水面から顔を出して、こちらの様子を観察していることがあります。

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先日、いつものようにアラレが水面から顔を出していました。

たまたまカメラを持っていたので、アラレの表情を写真に収めようとシャッターを切ると、そこには思いがけない瞬間が写っていました!

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そうです!水面から顔を出していたアラレが、水中で完璧な直立姿勢になっているではありませんか!

アラレが水面から顔を出しているとき、水中に目を向けるとアラレの直立が見られるかも知れませんね☆

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