海遊館日記

こんなところに、こんな魚?

美しいアオスジテンジクダイです。

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ん?後ろにジンベエザメ??
そうです、この魚は「太平洋」水槽にいるのです。

アオスジテンジクダイは、浅い岩礁域やサンゴ礁域などに生息する魚なので、当館でいえば、「グレートバリアリーフ」水槽のようなところにいる種です。

それなのに、なんで「太平洋」水槽に?と思われる方もいらっしゃるかもしれません。

実は3年ほど前、「太平洋」水槽内に擬岩を沈めて海中の洞窟を設置し、ヒカリキンメダイなどの展示を行っていた時期がありました。
昨年、遊ちゃんの搬入前に、安全を期してその擬岩を撤去しました。

その際、洞窟内にいた魚たちは、別の場所に移動したのですが、この魚たちはどうやら係員の手を逃れ?ここに残ったようです。
とはいうものの、小さな魚ですから、広いところに出れば、肉食の魚たちに追われることは必至。洞窟のあった場所からあまり離れず、ここで暮らしているのですね。

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よく見れば、有事には身を隠すことのできる場所(柱の影)があり、下には大きなハタがいるけど、あまり気にしていない様子です。

この光景は、「ふあふあクラゲ館」に降りる手前の小部屋「ビューイングルーム」でご覧になることができますよ。

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