海遊館日記

マンガ(イラスト?)みたい...

企画展示「体感!熱帯雨林」の西表コーナーでは、ヒメシオマネキを展示しています。

シオマネキといえば、オスのはさみ足の片方が大きく、これを振るようすが「おいでー」「おいでー」と潮が早く満ちるよう、招いているように見えることからこの名前がついたようです。

▼オスはこちら。
himesio1.jpg


▼そして、メスのはさみはかわいいのです。
himesio2.jpg

ところでこのヒメシオマネキの目ですが、目を支える眼柄(がんぺい)がとても長く、マンガ(イラスト)でよく描かれているカニみたい。
▼カタツムリもこんなイラスト多いですよね。
himesio3.jpg


▼普段、見慣れているサワガニの眼柄は?というと...
himesio4.jpg
そんなに長くはありません。

▼タカアシガニも、そんなに長くはない。
himesio5.jpg

▼西表コーナーで展示しているオカガ二も、長くない。
himeiso6.jpg

▼先日まで展示していたミナミコメツキガニも、あまり長くはありません。
himesio7.jpg


シオマネキは砂に潜った時、目だけを出すことができるので、眼柄が長いのだろうなと想像できます。
しかし、同じように砂場に暮らすコメツキガニはそうでもないのは、なぜでしょう?

▼また、ヒメシオマネキを観察すると、片方の眼柄がなく 「あれ、何かあった?」ということがありますが、実はうまく折りたたむことができるようです。
himesio8.jpg

あまりにも細いから、取れてしまったのかと驚くやん!

企画展示「体感!熱帯雨林」は、5月6日までです。どうぞお見逃しなく!

カテゴリー
ブログメンバー
最近の記事
アーカイブ
sp