あなたはもっとできるはず!
- 2015.03.30
- 魚類担当
「瀬戸内海」水槽の底、礫の部分に何かがいます。
もうおわかりですね。
こたえは「ヒラメ」でした。
現在、5階の企画展示室では企画展「ヒレのヒミツ ~スイマーたちの華麗な物語~」を開催中。
そこには、すてきなヒラメのレプリカが!!
これは大分の水族館「うみたまご」さんからお借りしているものです。
ヒラメは孵化直後、マダイなど普通の魚と同じように、目は体の両側についています。
しかし、2週間を過ぎると右の目がつつつと頭のてっぺんを超え、左側に移動して、このような形になります。
左右反対ではありますが、クロダイをご覧ください。
ヒレのつき方や側線など、横から見たようすは、先ほどのヒラメと同じであるのがよくわかると思います。
つまり、ヒラメは、体を上下に振って泳いでいるように見えますが、普通の魚と同じように左右に振っているのです。
企画展「ヒレのヒミツ ~スイマーたちの華麗な物語~」ではヒレの活用方法や進化について紹介しておりますので、またご覧くださいね。
4月5日(日)までです。
さて、ヒラメやカレイなどは最初の写真のように、砂に潜りますが、体を上手にぷりぷり振って潜っていきます。
しかし、これはあまりうまく隠れているとはいえません(尾がでてるよ...)。
体の色はまわりとほぼ一緒なのはさすがですが、潜るならもう少し潜りましょう!!
ヒラメより
「上手に潜ったら見えなくなって、お客様に見えないって思われちゃうよ」
そ、そうか...。