新入りボンボン
- 2014.12.29
- 魚類担当
こちらはバックヤードにある予備水槽です。
予備水槽には、新しく海遊館にきた魚や調子をくずしてしまった魚たちなどがいます。
新しく海遊館にきた魚は、展示水槽へデビューさせるために餌付け作業を行います。餌付けとは、ヒトから与えられるエサを食べられるよう慣らすことです。
今、餌付けているのがハリセンボン。
このハリセンボンたちは高知県土佐清水にある海洋生物研究所以布利センターからやってきました。
以布利センターでも餌付け作業を行っていますが、大阪まで長い道のりを経てやってきましたし、環境も変わっているので、もう一度餌付けをしています。
エビや魚の切り身などさまざまなエサを撒いたり、棒にさして口元にもっていったりと工夫をしながら餌付け作業を行っています。
初めはおびえていて、なかなか反応しないのですが、慣れてくるとエサに興味を示し、うまくいけば数日で食べます。
エサを食べて慣れてくると、ハリセンボンたちはこちらの方をみて寄ってきてくれます。
笑っているみたいで、とてもかわいらしいですよ!
餌付いたハリセンボンは、「パナマ湾」水槽で展示する予定です。古株のハリセンボンたちと仲良くしてね。