パパがやってきた!
- 2014.12.22
- 魚類担当
ある日突然、ママがいなくなり、突然、小さい頃別れたきりのパパがやってきた!
というのはコツメカワウソのお話。今後、飼育していく上で、オスのこどもたちが母親とずっと一緒にいるよりは、父親といるほうがいいという判断で、コツメカワウソ・アヤメママをこども3頭と離し、代わりにゴボウパパとの同居を試みました。
ワラビら3頭はこの28日で1歳となります。いろいろあったけど...。体も大きくなり、いまさらゴボウと同居して大丈夫だろうか...と迷いました。
生後半年ぐらいの頃、ためしに会わせてみると、ツクシは物怖じせず、パパに接近していきましたが、ワラビとスイカは物陰に隠れ、パパが近づいてこようものなら「ハァッ!」と威嚇していましたからです。
しかし、12月11日の海遊館日記「こちらもおひさしぶりです」でもお伝えしていたように、予備室で同居にチャレンジすると、今回は思ったよりもスイカたちの威嚇は激しくなく、成功したようです。
とはいえ、スイカはまだちょっと嫌みたい...といいつつ、なぜかツーショットだ(笑)。
(写真:左スイカ、右ゴボウ)
現在、「体感!熱帯雨林」で父子展示を行っています。あれだけ激しく泳ぎ回っていたこどもたち、どういうわけか泳がなくなってしまいました。アヤメが水場に誘ってくれていたのでしょうか?不思議だ。
とにもかくにも!ひげもじゃパパさん、こどもたちの毛をむしらないようお願いします。