カラフルな世界
- 2014.11.21
- 魚類担当
いつものように作業をしていると、「エクアドル熱帯雨林」水槽で、とても綺麗なものをたくさん拾いました。
それがこちら。
どうです?とても綺麗でしょ! 赤や黄色、青色の羽です。
この羽、誰の羽かと言いますと...
ルリコンゴウインコのナッツ(右)、ひまわり(左)
そしてショウジョウトキ
2種類ともにとても奇抜な色をしていますが、生息地である熱帯雨林は広くて薄暗いので、恋人や仲間を見つけやすくするためにカラフルな色をしているのだとか...。
私たち人間の視覚は、3原色といわれる3つの色(赤、青、緑)の割合によって、世の中のあらゆるものの色を判断しています。
一方、鳥類は赤・緑・青のほかに、人間には見ることができない、もうひとつの原色を認識することができ、4原色で色を判断していると考えられています。
3原色だと100色を、4原色では1億色を見分けると言われています。つまり、ナッツやひまわり、ショウジョウトキは人間が見ている色よりももっとカラフルにお互いが見えているのかもしれません。
最後に、ルリコンゴウインコの羽を接写で撮った写真を。
とても綺麗な写真なのですが、綺麗過ぎて目がおかしくなりそうになるので、まじまじとご覧にならないように(笑)