海遊館日記

湾岸放流バルブ点検

海遊館には、緊急時に展示水槽の水を湾岸に排水する配管があります。

今回はこの配管にあるバルブの開閉をチェックしました。このバルブがきちんと機能しないと、地震なのどの災害時に、水槽の水が観覧通路に流れてしまう可能性があります。
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おそらく、我々しか行かないであろう怪しい場所に、人の侵入を拒むかのように設けられた小さな扉。

その扉を抜けると真っ暗な空間、仮設照明と懐中電灯がないと先に進めません。

乾燥が激しく、雑草すら生育しない暗黒の砂漠世界。足元が悪く、油断しているとアリ地獄の巣に入ったかのように足を取られます。
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その奥に砂煙であたかも存在をその隠すようにあるバルブ室。

赤錆で覆われた鉄の蓋を取り除くとあたり一面を覆いつくように広がるカビ臭。

点検用の足場板は一部朽ち果て、この空間がどれほど劣悪な環境かがわかります。

...というのは少し大げさですが、廃墟マニアが好みそうな場所だと思います。


そんな陰気な空間には似合わず、楽しげに点検をしている「某担当者」なのでした。興味のない方はスルーしてください(笑)


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