厚い信頼関係
- 2014.09.16
- 海獣担当
動物のトレーナーたるものは、担当の動物と厚い信頼関係を築かなければなりません!
私もカリフォルニアアシカのトレーナーをしているので、担当しているアシカとの信頼関係を築けるよう、日々精進しております。
ちなみに私が担当しているのは、今年で3歳になったメスのアシカの「ナミ」です。
ナミの担当になってから2年が過ぎました。
初めは怖がられたり、上手く意思が通じず噛み付かれてしまったりと、いろんなことがありましたが、それを乗り越えて今では仲良くやっています。
そんなある日、後輩の飼育係員が、
「昔、アシカがトレーナーと肩を組んでる写真を見たんですが、すごく信頼関係を感じましたよ!」
と言っているのを聞いて、
(そんなん俺とナミの今の間柄やったら朝飯前やな。)
と思い、早速試してみると・・・
肩は組むことができたものの、このナミの微妙な表情と出来るだけ距離を取ろうとしている感じの姿勢といい、とても信頼しているようには見えませんね(汗)
ナミと私が厚い信頼関係を築くには、もう少し時間が掛かりそうです。