待望の雛誕生
先日、ついに「南極大陸」水槽でジェンツーペンギンの雛が誕生しました。
今シーズン最初の雛です。
この卵は親鳥が上手く温められなかったため、抱卵の途中から温度と湿度が一定に保たれた箱の中に収容していました。
そして産卵後35日目の朝、嘴打ちが開始!
卵の中から雛が卵を割り出しました。
このタイミングで親鳥へ卵を戻します。
ちゃんと孵化するかな~。まだまだ心配は尽きません。
そして翌日の朝・・・
まだ孵化していません。「まじかよ~」気持ちはブルーに急降下。
再び卵を回収し、獣医と相談して少し殻を割ってあげました。
雛は元気にピーピーと力強く鳴いていました。
そしてその夜・・・
心配になって確認しに出社すると、まさかの「出てるやん!」
翌朝まで保育器に入れて様子を観察しました。
手に取ると潰れてしまいそうな小さい雛。体重は約85g
生まれてくれてありがとう!
親鳥から沢山餌をもらい、2週間後には体重500gを超えました。
成長も安定しており、ちょっとだけ安心です。
「南極大陸」水槽のジェンツーペンギン雛は要チェックですよ☆