「種の保存」につき、お詫びもうしあげます。
- 2014.06.15
- 海獣担当
最近、海遊館で飼育しているペンギン水槽の汚れがヒドイ・・・。
特に、イワトビペンギンを飼育している「フォークランド諸島」水槽はアクリルガラスがないため、強烈な異臭を発しています。
この場を借りて、謝罪させて頂きます。申し訳ございません。
実はペンギンたちは現在、繁殖シーズンの真っ最中。
卵を抱いているペンギンたちもたくさんいます。卵に水がかかると、その卵はダメになってしまうため、掃除ができないというのが現状です。
奥の部分の鏡に排泄物が・・・
「南極大陸」水槽は、観覧通路と飼育施設がガラスで仕切られているため、臭いはしません。
もしもこのガラスがなかったら・・・と考えただけでゾっとします
一方、「フォークランド諸島」水槽は、何か対策を検討中です。
正直、仕切りのないオープン型の展示施設で繁殖を目指しているのですから、臭いは想定内のはずなんですが・・・
空港の喫煙所みたいに、天井からのエアフィルターがあれば臭いは漏れず、温度管理も容易になります。
これはお客様とペンギンどちらにも良い対策なんですが、いったい幾らかかるんだろうか・・・
海遊館は、水族館の重要な役割である「種の保存」に伴う、繁殖に全力を注いでいます。
暫くの間、ご迷惑をおかけしますが、ご理解の程よろしくお願い致します。