イルカ通信番外編~大阪湾生き物一斉調査編~
- 2014.06.01
- イルカ通信
海遊館では、5月31日に「大阪湾生き物一斉調査」を行いました。
この日は、大阪湾東部のスナメリを探しに出ました。
まずは、大阪湾でスナメリの調査を継続されている近藤先生(大阪ECO動物海洋専門学校)のレクチャーです。
スナメリについて学んだところで、大阪湾へ Let's go!
今日はべたべたのベタ凪!(ベタ凪とは、風がほとんどなく水面に波がほとんどたたないことをさします)
大阪湾のあちこちに立ち寄って、関西空港手前から調査をスタートしました。
写真は阪南2区干潟。残念ながら干潟は干出していませんでした...
関西空港を南のほうに下っていくと...
ぺたーっと平らな水面になにかしらの物体がぷかぷか。
お、、、、、沈んだ!!
スナメリ発見です。
今日は本当に最高のスナメリ日和!!!!!!!
とっても探しやすい!
※この写真には、スナメリは写っていません。探しやすい海面の写真です。
はじめの発見があってからしばらく発見はなく、甲板でうとうとしていたら、水面に黒っぽい影が!
スナメリを発見。
調査終了時間も過ぎ、海遊館方面へ船を走らせていたら、関空を過ぎたあたりにも、もっと北のほうでも!!
かなりの回数、スナメリたちが私たちの前に姿を現してくれました。
春先は大阪湾のスナメリにとって繁殖と出産のシーズン。
スナメリの姿をよくみかけられるみたいですよ。
大阪湾に出る機会があれば、水面をじっと見てみてくださいね。
スナメリは背びれがないイルカで、とても探しにくいですが、もしかしたら姿を見ることができるかもしれません。
こんなにゆったりスナメリを観察できたのなら、一眼レフを持っていけばよかったんになぁ~・・・(大きな後悔)