めんてなんす
- 2014.05.28
- 海獣担当
私たちは、水槽の中に潜って掃除をしたり、水面で餌やりをするときに、「ウェットスーツ」の他に「ドライスーツ」というものを着ます。
↓ こちらがドライスーツ
ドライスーツは、服を着たまま上から身につけることができるので、冬場でも水温が低い水槽でも寒くない!
それに、別の水槽へ用事があるときに体を拭いて制服に着替えなおして、といった手間が省けるので、夏場でもとても重宝しております。暑いけど(- -;)
このように「濡れない」ことが一番の武器なんですが、時々中に水が入ってくることがあるのです(>_<)
どんな時にかといいますと...
こんな時!!
手首の部分が裂けてしまっていますね(>_<)
裂けていると小さな隙間から水がゆっくり入ってきます。
ドライスーツは伸び縮みする素材でできています。
着る時に無理やり広げたり、長年使っていますと裂けてしまうのです。
これでは水槽に入れない!
しかしご安心を。
裂けてしまったときは「ゴムのり」を使います。
裂けた部分にゴムのりを塗って、しばらく乾かします。
少し分かり辛いですが、表面のテカテカしているのがゴムのりです。
ある程度乾いてからくっつけてみると...
この通り!
きれいにくっついて、水が入ってこなくなりました!(○v○)b
大きく裂けてしまったり、スーツの縫い目から水が漏れてきたりすると、さすがに直せないので専門の業者さんに修理をお願いしますが、小さなものなら自分たちで補修します。
器材のメンテナンスもしながら、今日も飼育係員は生き物たちと一緒に元気に頑張っているのです♪