あたし、顔がおっきい?!
- 2014.05.14
- 魚類担当
「パナマ湾」水槽にいるアカハナグマ、現在はメスのトマトとイチゴが仲良く暮らしています。
毎日掃除する時、展示室の外から水道のホースを引っ張ってくるのですが、扉を開けっ放しにしたままホースを使うとハナグマたちが外に出てしまう危険があります。
そこで、どうしているかというと、壁に水道ホースの通る穴を開けています。
いたずら好きなハナグマたちは穴とか隙間とかが大好き。普段は穴にフタをかぶせてあるのですが、フタを開けた瞬間に展示側から長い鼻が飛び出てきます。
「クンクンクン、餌をおくれ~!」
いつもはどちらか1つの穴しか開けないのですが、2つ開けたらどうなるんだろうという興味本位で開けてみると...
左がトマトで右がイチゴ。
「ト、トマトちゃん、顔が苦しそうだけど、太った?!」
いえいえ、トマトの名誉のために言っておきますと、左側のホースの穴は若干小さめ、右側にある穴は、月に1回水槽内の餌の残りカスや魚たちのウンチを吸い取る「バキューム清掃」で使用しています。そのときに使うホースが水道のホースよりも太いので、穴も大きく作ってあるのです。
ですので、決してトマトの顔が大きいわけではありません。
トマトの顔を見て笑っていると、右側ではイチゴの顔が穴からにょ~ん!!
そんなつぶらな瞳で見られても...
ハナグマたち、愛嬌たっぷりで、ずっと見ていても飽きません。